サイ波動薬通信

" 病める人、打ちしおれた人、落胆した人、疾患に苦しむ人がいれば、まさにそこにあなたの奉仕の場があります " Sri Sathya Sai Baba
Hands Reaching Out

質問コーナー

Vol 6 号 4
July/August 2015


1.   質問: 例えば、3か月間といった、まとまった期間留守をする場合、そのことについて患者さんに通知すべきでしょうか?慢性の症状に対処している際には、どのくらいの数の容器をお渡しすべきでしょう?あるいは、実践者のインフォメーション連絡網を通じて、他の実践者に連絡をとるべきでしょうか?     

回答:長期間留守をする場合に、対応中の患者さんにお知らせすることは良いことでしょう。こうした状況の中でお勧めしたいのは、200mlの水にレメディを5粒溶かしての服用の仕方です。この方法によれば、一つの容器で一日3回服用したとしても3か月以上もつことになります。患者さんには「ヒーラー情報」チームのemail アドレスを渡すよりは特定の実践者1名の連絡先を教えてあげた方がよいでしょう

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 2.  質問: 患者さんが家族の人の分のレメディを依頼してくる場合があります。また、レメディを用意しておいても、それを取りに来ようとしない人もいます。またレメディが処方されても、棚にずっと置かれたままで、フィードバックが返ってこないケースもあります。こうした状況ではどのように対処すべきでしょうか?

     回答: もし、ある患者さんが他の人のためにレメディを欲するのであれば、実際の当人からあなたに電話させ、話をした後に初めてレメディを準備すべきでしょう。患者さんと直接連絡を取らなければいけない理由は以下の3つです。

1)その患者さんがレメディを本当に求めているのかの確認の必要性

2)最初の一粒の服用を実践者が開始する必要性

3)患者さんに直接注意事項を説明する必要性

どちらにしても、通常、当人の症状を実践者に最もよく説明できるのは、本人その人です。

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3.  質問: 患者さんの中には複数のレメディの服用に当って、間を10分開けることが長すぎるとコメントする方もおられます。最初のレメディを摂った後すぐに2番目のレメディを服用しても良いと伝えてもよろしいでしょうか?

回答複数のレメディの服用に関しては10分間の間隔をとる必要はありません。最初の粒が口の中で溶けてから約1分間待って服用していただくことになります。

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4. 質問: 私自身の「奇跡的な処方例」が通信で掲載されて1か月経ち、当該患者さんの最初の症状に関連する他の部位に於ける症状も改善してきていることに気づきました。再度同じことがその5か月後にも起こりました。この処方例について、こうした追加的な状況を含めて再送すべきでしょうか

      回答: 当該処方例が掲載された通信が何年何月の発行であったかを明記した上で、その患者さんの処方例の最新版続編を送っていただいて結構です。

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5. 質問:  時々、慢性の複数の症状に対するレメディを一つの封筒に入れて送付しています。もし、最初のレメディで、好転反応が見られないようであれば、最初の服用の1週間後に2番目のレメディを開始する旨、患者さんに伝えてもよろしいでしょうか?

  回答: もし、好転反応がないか、あるいは好転反応が終了した時には、明らかな症状の改善が見られるまで待った後に、2番目のレメディを開始します。

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6.  質問: 患者さんがレメディを定期的に服用しないのにもかかわらず、症状が改善しない、と不満を漏らす時、どのように対応したらよいですか?

     回答: 私達にとって、患者さんに対しての最初のレメディは愛で、最後のレメディも愛、そして、その間の全てにおいての特効薬も愛です。処方通りの服用を妨げているものは何かを尋ねてみて下さい。対症療法の薬を飲むのに精一杯なのでしょうか?あるいは、忙し過ぎて1日3回服用するのが無理なのでしょうか?まずは話を聞いてあげて、状況を理解してあげることです。患者さんを優しく諭し、処方通りの定期的な服用によってより早い症状の緩和がもたらされることを伝えてください。少しでも患者さんに罪悪感を抱かせるべきではありません.

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7.  質問: 電話では、既存の患者さんにおよそどのくらいの時間を会話に費やすべきでしょうか?会話を止めようとすると、患者さんは嬉しそうにはしません。

      回答来訪前の事前の電話での会話であれば、最大で30分くらいでしょう。電話の会話の中では、患者さんが必要のあることは全て話せる常識的な機会を与えてあげ、あなたがそれらの質問に対して愛と励ましを持って答えてあげることができるよう会話をリードするよう試みてください。会話の最初に、まず、あらかじめ手持ちの時間を伝えておくことをお勧めします。終了の時間が近づく5分前に、患者さんが無視されたと思わないように、その旨伝えます

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8.  質問: レメディを送付するための郵便代金を負担してくれるよう患者さんに依頼してもよいでしょうか?

      回答波動薬の奉仕活動を行うに際して金銭を受け取らない旨の誓いを立てたみなさんにとって、セヴァの一環として切手代を負担することは理不尽ということでもありません。ただ、郵送費がかさみ、それがあなたにとって財政的負担となって、他の患者さんに奉仕するのに支障をきたすようであるなら、将来の活動のために郵便切手を送ってくれるよう頼んでもよいかもしれません。

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9. 質問: 患者さんから贈り物や金銭その他のお礼を受けた場合、どのようにしたらよいでしょうか?

      回答:あらかじめ患者さんに、金銭、その他のお礼を受け取らないということを神への誓いとして行っている旨の説明を行っているのであれば、通常こうした状況には至らないと思います。もし、感謝の思いとして、患者さんがどうしても、というのであれば、その分を、どこか別の慈善のための寄付とするよう、勧めてください。あなたへのお礼、金銭ではない贈り物を差し出された時には、丁寧にかつ毅然としてそれを断ってください。もし、あなたの断りによって患者さんが傷ついてしまうようであれば、まずは、愛の気持ちに感謝をしていることを伝え、共に、その贈り物の包みを開けて中身を確認するのもよいでしょう。ただ、奉仕の見返りとしてそれを受け取れないこと、それを手許に於くことが赦されないことを伝えてください。患者さんの来訪そのものが、あなたにとって実践者としての奉仕の機会を戴けるという恩寵である、と話すことで通常は理解されそれ以上の議論は必要ないでしょう。