サイ波動薬通信

" 病める人、打ちしおれた人、落胆した人、疾患に苦しむ人がいれば、まさにそこにあなたの奉仕の場があります " Sri Sathya Sai Baba
Hands Reaching Out

実践者プロフィール 11993...India


実践者11993…インド, はケララ州政府の関税間接税省の官僚でしたが、豊かな経験と深い知識を併せ持つ実践者です。慈善家の心を持った彼は、12年間毎日、約200名の恵まれていない方々のためにトリヴァンドラムのお寺の境内で日中の食事のお世話を定期的に企画・運営していました。加えて、お寺のお祭りの際にも、貧困者の方々を集団でお迎えし食事のお世話をする活動にも定期的に参加しました。2001年、貧困にあえぐカサルゴッドへと移転し、3年後に、彼の母親は末期の腸癌で、2,3日の命、最長でも1週間と診断されました。彼は母親の願いを聞き入れ、自宅へと招き、レイキや自然療法などの代替療法を試しました。母親は3か月後に、愛する人に囲まれながら平安の内に息を引きとりました。

この体験から、実践者は、癌などの末期の症状に苦しむ人の癒しを手助けする強い願望を持つに至りました。彼は、自然療法、レイキ、パニック症状の癒し、指圧、スジョク(韓国鍼灸)、ヒマラヤ・チベットシンギングボウルを用いた音療法など、多くの代替療法の訓練を受けました。彼はまた、高名な学校から催眠療法やカウンセリング、精神・神経学の資格を得ています。

カサルゴッド地区は、殺虫剤エンドスルファンの空中散布によって生じた悲劇に見舞われていました。それにより、何百もの家庭の水源が汚染され、身体的にも精神的にも障碍を負った涙ぐましい子供たちの姿を見て、短時間の内に多くの人々のお世話をしたいと思いましたが、上記の治療法は複雑で時間がかかりました。そこで、彼はスワミに、より簡易な方法を求めて祈りました。すぐに彼のレイキマスターと波動薬実践者から波動薬の実効性についての話を聞くことができました。

この話に触れて、彼の心の奥底から訓練を受けたいとの衝動が湧き上ってきましたが、受講資格の要件に合致しませんでした。彼は決意を固め、スワミに祈り続けました。ある日の早朝、3時頃、天使と聖賢に囲まれているサイババの夢を見ました。現実のような夢の中で、彼は長い列の後ろにいましたが、スワミは彼を近くに呼び寄せ祝福しました。翌朝、カサルゴッドサイセンターを通して、第1段階の波動薬コースの案内がもたらされ、夫妻ともども無事に修了しました。

この夫婦は他の実践者と共に協力して、部族地域に波動薬の治療を行っています。このチームは、乾癬のような皮膚疾患や、アレルギー、喘息、目の疾患、精神・身体の発達障碍、学習障碍、流産を含む多くの症例を扱っており、スワミの恩寵により奇跡的な治癒が多くの症例で報告されています。2013年以来、カサルゴッド病院の「苦痛緩和ユニット」からの紹介の患者さんを定期的にお世話をするようになり良い結果を残しています。レメディによる良い結果を認め、このユニットは末期症状の患者さんに波動薬を処方し始め大いなる成功を収めています。彼一人で1万人以上の患者さんをお世話し、優れた結果を出しています。

加えて、農業従事者、酪農・養鶏場経営者に対して、波動薬への意識を持ってもらうため、先駆者的な活動を行っています。南インド出身の有名な映画俳優の支持を得ながら、農業・畜産の分野での多くのプロジェクトを企画・運営しすぐれた結果を出しています。その中には、有機栽培作物や酪農製品、特に、矮性種の牛についての研究が含まれ、乳量の著しく増加という成果もありました。農業分野での波動薬による治療が次第に認知されるにつれて、カサラゴッドにあるインド政府機関、塊茎作物中央研究所の科学者の注目を得るようになり、また、農業の生産性が向上した結果、彼らは、ケララ州の他の地域の農場にも拡大していた実践者の活動に大変な関心を寄せるようになっています。畜産業では、農家の方々が波動薬を、足の疾患、乳房浮腫、下痢などの様々な病気に役立つことに気づいています。多くの獣医や畜産関係の役人の方々も波動薬を用いるようになりました。ある家禽農場主は、エンジニア単科大学の学部長で教授でもありますが、多くの成果を報告しています。彼は、飼っていた鳥が大量死してしまった後に、波動薬を使い始め、定期的な波動薬の服用によって、産卵が改善された旨の報告がありました。カサルゴッドに加えて、近隣の2地域においても、最近、波動薬の活動を開始しました。彼はまた、定期的に学校、孤児院、老人ホームでの奉仕活動も行っており、特に、黒魔術や悪言などの領域で奇跡的な成果を収めています。揉め事のある家庭内で、「平安」のレメディを噴霧したところ、しばしば、その問題が解決されました。

波動薬の可能性が無限であることを感じて、彼はこの「平安の使徒」をより大きなスケールで用い、カサルゴッドの共同体内での緊張や、紛争、暴動などのある地域での活動を計画しています。

彼によれば、無限の信、限りない柔軟性と創造性が前進へのキーワードであるとのことです。神の御手の中での献身的な道具となり、純粋な帰依の心を持って、見るもの全ての中にある神に奉仕することが、この実践者にとっては極めて重要なこととなっています。これによって完全な治癒がもたらされ、奇跡的な結果を生み出すと彼は信じています。私達の功績を決して考えることなく、唯一の癒やし手である神に全ての栄誉と信を捧げることでより多くの恩寵への扉が開かれます。実践者はとりわけ、このサイ波動薬の奉仕活動において、最愛のババにお仕えする機会を戴くという祝福を得ています。

「この奉仕を私の全人生で行うことによっても、スワミへの無限の感謝を表すのには十分ではありません。」と彼は述べています。

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