Vol 6 号 4
July/August 2015
印刷用版
波動薬通信の全ページの印刷が必要な場合にはこのページを印刷してください
アガルヴァル博士の研究デスクより
実践者の皆様、
グルプルーニマ祭になると、主、永遠なる聖なる御者の数えきれないほどの良き思い出がよみがえってきます。私達は、サイ波動薬プログラムに対する無限の恩寵と慈悲を授かる機会をどれほどいただいたことでしょう。
この吉祥の日には、毎年、2008年から2010年にかけて、バガヴァンご自身によって、サイ波動薬チームによるケーキにナイフを入れていただきました。このケーキの奉納は、聖なる癒やし手であるバガヴァンに完全に帰依することを象徴しています。それは、神の愛すべき道具として、悩める人、悲しみ悩む人、気力を失っている人、苦しむ人に奉仕をすることを誓った私達全員からの愛の贈りものです。ケーキのカットをされることで、スワミが私達からの奉納を受け取ってくださる姿は、歓びと幸せで私達を満たし、鼓舞してくださいました。その実なる理由は、何といっても、私達がサイの仕事を続けることを祝福してくださっていることが確認されるからです。神からのこうした祝福へのお返しとして、私たちは揺らぐことのない決意を抱くことが求められます。行動としての愛を実践すること、患者さんへの卓越した奉仕に携わるという決意です。それは波動薬実践者にとってハートの奥底からの決意です。このグル・プルーニマ祭に際して、私達が愛と奉仕の道を歩めますよう、親愛と光と着実さを祝福下さいますよう主にお祈りいたします。
祝福された魂の門出
みなさんに悲報をお伝えいたします。サイの姉妹であるイオナ01213...ポーランドさんが今月の初めにスワミと融合されました。サイ波動薬の家族にとって彼女はお手本としての存在であり、ポーランドでのワークショップ開催にあたっての主要な役割を担われました。彼女は自身の病を勇気と忍耐をもって受け入れていただけでなく、最期の瞬間まで最高位の水準で患者さんへの奉仕を継続していました。彼女は常に私達のハートの中に在って、サイ波動薬コミュニティー全体にとっての永遠の英知の源であり続けることでしょう。
波動薬の新たなるページ
広範囲にわたるサイ波動薬実践者のコミュニティーをもっと身近に感じていただくために、そしてまた、サイ波動薬が進化し続けていくために、私たちはデジタルテクノロジーをより一層活用していくことを決意いたしました。
こうした技術の活用は、私たちがどこにいようとも、より簡単にお互いの連絡や交流を可能とし、また、世界中の波動薬実践者の経験や知識を蓄積していくことにも役立つことでしょう。さらには、世界中から集められた体験や知識の宝庫から、私たち実践者が日々の奉仕活動を行う上でより効果的なサポートを引き出すことができます。
実践者相互のより良いコミュニケーションと波動薬に関する情報へのより平易なアクセスが可能となることにはもう一つの利点があります。それは、サイ波動薬そのものが、ヘルスケアの一形態として進化を遂げて行く支えとなることです。必要としている全ての人、特に、伝統的な医療制度を受けることができない人やそれによっては治癒されない人々に波動薬を届けるというスワミの目標を達成するためには、このことは必須なのです。
こうした拡大の動きは、単により便利になるというよりも、人類全体というより大きな視点で何かより大きな意味を持つことになると感じています。各々の体験をより広範囲で分かち合うことによって私たちが変容していくことの支えとなると思うのです。それにより、兄弟姉妹であるサイ波動薬の実践者相互の心が開かれ、様々な場所で医療制度に与ることができずに苦しんでいる人を思いやる気持ちや愛が広がっていくことを望んでいます。こうした流れは、過去数か月間に送られてきた、著しく増大した処方例や、実践者プロフィール、改善案や優れたアイデアなどが契機となっています。
実践者のみなさんへのお願い
送られてきた提案の中で、複数からの要望として、オンラインでもっと処方例を掲載したらどうかというものがあります。特に、「奇跡的」な症法例に限ることなく、全体としての視野をさらに広げて行こう、ということです。すなわち、実践者が日常的に出会うありふれた「普通」の処方例でさえも含めて、オンラインの処方例ライブラリーを創っていくということです。つまり、「特別」な事例に加えて「一般」の堅実な事例を集めて掲載し始めていくということで、実践者や患者さん、その他波動薬の探究に興味を持っている人などあらゆる人にとって入手可能なものとしていくのです。
みなさんにはこの導入の価値がすぐに実感していただけると思っています。またこのプロジェクトは全ての実践者が貢献できるものです。そこで、私は、公式に、みなさんお一人おひとりが、患者さんのカルテ記録を参照しそのような処方例を送って戴けるよう依頼いたします。送って戴いた処方例は波動薬通信のデータベースに追加され、検索可能なものとします。また、同時に、以前送付された特別な処方例で未だに通信に掲載されていないものがあるかどうか見直していただき、必要な詳細事項を追記して[email protected].までお送りください。
奉仕に対する感謝
様々な奉仕活動(管理、テクニカルサポート、通信の編集・出版、執筆など)への呼びかけに対して好意的な反応を受け大変うれしく思っています。より多くの実践者のみなさんが前に進み出てくださることを望んでいますし、どのような奉仕の申し出でも歓迎いたします。
今回、特に、日本のチームのみなさんに御礼を申し上げたいと思います。この吉祥のグルプルーニマ祭に発行される波動薬通信第4号にグループプロフィールを載せていただいたことに感謝いたします。
実践者のみなさん、みなさんの家族、そして全ての人にグルプルーニマの祝福がありますように。
サイへの愛の奉仕の中で
アガルヴァル・ジット
便秘, 認知症 02779...Japan
85歳の女性が脳卒中の後遺症と便秘を2年半患っていました。医師の診療を受け、薬が処方されましたが、副作用(胸焼け・舌のしびれなど)が酷く耐えられないほどでした。また、彼女は歩行にも困難をきたしていました。2012年10月22日、彼女の娘さんが実践者に連絡を取り、以下のレメディが処方されました:
CC4.4 Constipation + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC18.4 Brain stroke…一日3回
患者さんは沢山の水を飲むよう指示され、レメディの服用にあたってその通り励行しました。三日以内に、腸内の動きが活発となり通常の状態に戻り始めました。2か月経つと、1週間に1回のペースで、リハビリセンターに通うようになり運動ができるようになりました。彼女は、はっきりした意識で実践者に3回、感謝の手紙を書きました。3か月後、症状は90%改善し、服用頻度は週に1回となりました。2015年7月現在、ほぼ通常の状態まで回復し、日々の生活を楽しむことができるようになっています。
患者さんのコメント:毎日、感謝してレメディを飲ませていただいています。朝には、必ず、たくさんの水を飲むようにしています。また水にはビブーティを混ぜて飲んでいます。ババを知ることができてとても幸運に感じ、いつもババに守ってもらっていると実感しています。
鬱、関節炎、鼻血 02779...Japan
75歳の女性が、2011年10月に夫が他界して以来、気持ちが落ち込み、喪失感に苛まれていました。彼女の日々の生活は意味のないものとなり、心は大きく乱れ、混乱していました。また、彼女は関節炎も患っており、歩くのが大変困難でした。2011年11月に、大量の鼻血のために救急車で病院に運ばれました。彼女の友人が実践者を紹介し、以下のレメディが処方されました:
CC3.2 Bleeding + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC20.3 Arthritis…一日3回
上記のレメディの服用の後、鼻血には2度と煩わせられることなく、1週間後には、より活力に満ち平安に思えるようになり、3か月後には、膝の具合が60%改善しました。コンボの服用は続けていましたが、一方で、家の中でもっと活発に動いたり、また外へ出かけるには足の筋肉が十分ではないと感じていて、身体への自信をなかなか持てずにいました。そのことについて彼女は実践者に助言を求めました。実践者との話の中で、患者さんが大量の牛乳を毎日飲んでいることがわかり、実践者からは、飲む回数と量を減らすようにとのアドバイスがありました。その結果5か月後、全体として8割の改善が見られました。2015年7月現在、1日1回のレメディの服用を続けています。現在95%の回復が実感され、日々の生活も大変活動的です。
患者さんのコメント : 日々の食事の内容がこれほど、健康と日常生活に大きな影響を与えているということを知りませんでした。内省と食事内容の変更が余儀なくされました。身体に入れるもの、5感を通して内側に入ってくるものには注意をしなくてはならないことに気づきました。また、この世俗での、一時的ではかない人間関係、肉体的・感情的欲望からの無執着も実践していかなければなりません。私は、この波動薬を通して、様々な気づきを与えていただいたこと、目を開かせていただいたことに感謝しています。心の中の様々な執着に徐々に気づいて、自由に、楽になりたいと思っています。
めまい, インフルエンザ 02779...Japan
78歳の女性が2週間ほどめまいを患っていました。その間、インフルエンザにもかかり、家の中でさえも、ほんの少しの距離を歩くのに困難をきたしていました。彼女は2013年2月28日に実践者と連絡を取り、以下のレメディが処方されました:
CC9.2 Influenza + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC18.7 Vertigo...一日3回
1週間で、症状は完全に改善され、日常生活も支障なく行えるようになりました。その後1週間、レメディの服用回数は、1日1回となり、以降、めまいを患うことはなくなりました。
患者さんのコメント: 困っている時に素早く対応してくれて感謝しています。こうした状況の中でサイの祝福を戴けることは、サイへの信愛を深め強めることになりました。サイへの恩返しとして、日常生活での霊性修養にもっと努力したいと思います。夫への言葉を優しくし、バジャン会にも参加したいと思います。
便秘, 足、膝の浮腫 02779...Japan
45歳の女性が数か月間、ひどい便秘を患っていました。かかりつけの医師は、入院の必要があると告げました。それに加えて、患者さんは足と腿に浮腫を患い、正座をすることができませんでした。2011年7月213日に実践者に連絡をとり、以下のレメディが処方されました:
CC4.4 Constipation + CC12.1 Adult tonic + CC13.1 Kidney & Bladder tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic...一日3回
三日間の服用の後、腸の動きが活発となり、便秘から解放されました。更に3日後には、足と腿のむくみがとれ、通常の状態に戻り、以前のように正座もできるようになりました。レメディの服用回数は、予防のための1日1回となり、1週間続けられ、その後レメディは不要となりました。
患者さんのコメント: レメディの服用している間、私は感謝の気持ちで一杯でした。対症療法の薬が全く効かなかったため、この波動薬の効き目にとても驚いています。サティヤサイババという方は個人的には存じ上げませんが、日本の神様のことは信じています。このことがあって、神さまへの信愛が強くなりました
腎不全 00971...Japan
64歳の女性が、医師から腎不全の疑いが高いとの診断を受け、2014年8月24日に実践者のもとを訪れました。血液検査では、クレアチニンの水準が高く腎臓透析の必要性も示されていました。彼女は約1か月後の9月末に、再度血液検査を受けることになっていましたが、透析は避けたいと思っていました。実践者は、まず、患者さんに対して、食生活の見直し、肉食や塩分の取り過ぎ、野菜不足を指摘しました。患者さんはまた、ファーストフードなどの加工食品を好み、水分の補給が少なく、体重もすぐに増加してしまう傾向にありました。こうした食生活の背景には、幼い頃、両親を亡くし、義理の母親との不調和な生活に精神的に疲労を感じていたことが挙げられます。彼女は食生活についての厳しい規律を自らに課すことを約束し、以下のレメディが処方されました:
#1. NM12 Combination 12 + NM63 Back-up + NM83 Grief + SM2 Divine Protection + SR360 VIBGYOR…3日間1日4回
#2. SM2 Divine Protection + CC12.1 Adult tonic + CC13.4 Kidney failure + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC17.2 Cleansing…一日3回
#3. SM2 Divine Protection + CC4.1 Digestion tonic + CC4.4 Constipation + CC6.2 Hypothyroid + CC15.4 Eating disorders…一日3回
9月22日の血液検査によってクレアチニンの水準が正常レベルのちょうど中間まで下がっていたことがわかり、透析は回避されました。透析の必要性を確信していた担当医は、この症状の改善を大変不思議に思い、彼女に「あなたは一体何をしたのですか?」と尋ねました。彼女の返事は「食事を変えただけです」というものでしたが、実際5キロの減量にも成功していました。
#2と#3のレメディを彼女は6か月間服用し続けました。2015年7月10日現在、彼女の体重は合計10キロ減り、彼女からは、生活スタイルと見た目がすっかり変わった、との報告がありました。彼女は歓びに満ち、感情の起伏に滅多に流されなくなりました。自身で料理をするようになり、以前着ていた洋服のおしゃれも楽しんでいます。服用回数は一日1回を続けていますが、良好な食生活、日常生活が定着しているため、まもなくレメディが不要となることでしょう。
腎臓結石 00971...Japan
62歳男性が2007年10月に実践者を訪れ、腎臓結石からくる疲労と痛みを訴えました。彼の担当医は、その結石を取り除くための手術を勧めていました。患者さんは恐怖心から手術を受けることをためらっており、厳しい症状にただ耐えていたのです。彼の娘さんから波動薬の服用を最初に勧められた時、彼はにべもなく断っていました。しかし、父親の苦痛をはたから見ていた娘さんはあきらめることなく、ようやく彼は彼女の助言を聞き入れ実践者のもとを訪れ、以下のレメディが処方されました:
NM12 Combination 12 + NM21 KBS + SM2 Divine Protection + SM4 Stabilising + SM5 Peace & Love Alignment + SM6 Stress + SR276 Berberis 200C + SR280 Calc Carb 30C + SR285 China Off 6X + SR322 Urtica Urens + SR346 Cantharis + SR360 VIGBYOR + SR493 Gallbladder + SR501 Kidney…2時間のあいだ、5分毎に
2時間継続してレメディを服用した結果、症状はなくなりました。後に、担当医の診断によって、結石が無くなっていたことが判明しました。患者さんは2度と結石を患うことはありませんでした。
鼻づまり 00971...Japan
75歳の女性が4年間、鼻づまりを患い、呼吸に困難をきたしていました。病院での検査の結果、鼻腔をふさぐような大きなポリープが見つかると、医師はその切除の手術を勧めました。しかしながら、彼女には、お世話をしなければならない夫がおり、またアレルギーにも悩んでいたため、手術以外の道を模索していました。以下のレメディが処方されました:
NM12 Combination 12 + NM69 CB 8 + NM76 Dyspnoea + NM99 Sinus + SM2 Divine Protection + SM41 Uplift + SR318 Thuja + SR360 VIBGYOR + SR527 Sinus-Paranasal…一日6回
10日間の服用の後、スキャンの検査でポリープがきれいに無くなっていることがわかりました。患者さんは、波動薬との縁に大変感謝しました。症状がなくなった後に、服用回数は徐々に少なくし、一日6回から1日3回、そして一日1回へ、さらには、1週間に3回から1週間に1回とし、その後、服用は無くなりました。
パニック障害, 頻尿症 02754...Japan
実践者手記:30歳女性、高校生の時トイレに何回も行きたいのに行けず、登校拒否とともに家から出られず人との接触もできなくなり、その後パニック障害も併発。
私の同級性の娘でもある患者に対し、事前に電話でサイ波動薬の説明を行い、実際に面会したい旨伝えた。本人は外出に対しても恐怖心があり、30分も電車に乗ることも怖がっていた。
対症療法の薬ではないことに興味を示し、母親同伴で来ることに同意し、数回電車を降りてトイレに行く努力をしてわたしの自宅を訪れた。
2009年2月処方。
漢方薬の処方を受けていたが、飲み方に関しては本人に任せた。(否定はしなかった)
不安、パニック障害、下痢、頻尿、偏頭痛、うつ状態に対し、
#1. CC15.2+CC4.6+ CC13.3+ CC11.4一日3回
一か月後には嫌いなことが言えるようになった。
うつ状態があるため強制するような発言は常に控え、本人の行動を見守ったため、処方は数か月おきになることもあった。
2012年4月には冷静に自分を見つめ観察し、分析できるようになった。
患者に対し、日ごろの思いが習慣となるので、ポジティブな思いを持つように指導。
ストレス・不安に対し
#2. CC.15.2+CC.15.5一日3回 5か月
2013年身内をサポートできるまでに回復。
花粉症 02754...Japan
実践者手記:59歳 女性 10年前から、杉の花粉が飛ぶ時期は、悩まされてきた。毎年ひどい時は夜中に激しい喉の痛みと鼻づまりの為呼吸困難になり、起きなければならず苦しんできた。
2013年1月、杉の花粉を採取し、マザーレメディを作り多くの患者に処方が出来るようになった。
杉花粉症2013年1月に処方 一日3回4か月
夜も起きなくなり、春が嫌いでは無くなった。90%回復。
以後毎年11月から12月に一日1回2か月
1月から4月まで一日3回4か月
5月 一日1回1か月 その後は、ほぼ症状が治まる。
ストレス と不眠症 02754...Japan
実践者手記:54歳 女性 パニック障害・ストレス2015年2月
昨年会社が倒産し仕事が変わった。パソコンを多く使う仕事の為ストレスを感じている。パニック障害の時のような心臓がドキドキし、不眠の日も多い。緊急なので、CC.10.1を入れる。
#1.CC.10.1+CC.15.1+CC.15.2+CC.18.1 一日3回1か月
#2.CC.15.61か月
本人の意思でアロパシックの睡眠薬を併用 3月仕事の終了時に席を立つときにめまいがする。心臓のドキドキが気になる。
ストレスは軽減してきた。50%
#3.CC.15.1+CC.15.2+CC.18.1+CC.18.7+CC.3.1+CC.3.6
2日後、思い癖が習慣となること、日常に話す言葉にも注意することを自覚でき、良い思いを持つ決意表明のメールが届いた。
実践者コメント:
患者さんからポジティブな思いや、症状が改善できた報告を受けることは大変嬉しく、セヴァに携われている喜びが湧きます。
脳梗塞 02901...Italy
実践者手記:2013年12月、81歳の女性が一時的な脳梗塞による転倒で、脳に酷い損傷を受けました。彼女は病院へと運ばれましたが、数時間意識を失っていました。脳からの大量の出血を抑えるため、緊急手術が施されることになりましたが、執刀医は手術の成功の見込みはほとんどないと、警告しました。私はすぐさま、遠隔の波動で以下の処置をしました:
CC18.4 Stroke + SM2 Divine Protection + SR271 Arnica 30C…継続的に
手術は成功しましたが、患者の身体的な虚弱と大変な手術に鑑み、医師は回復の望みには警戒感を示していました。ところが、医師が驚いたことに、患者さんは2日後には意識を回復しました。しかしながら、その24時間後に、再度、脳梗塞が発症し、内出血による血腫と診断されました。医師の見解は、外部からはもはや、手の施しようがなく、唯一の望みは内出血が自然に引いていくことでしたが、かなり悲観的な状態でした。患者さんは話すことができなくなり、意識がもうろうとしていました。波動薬の遠隔送信は1日24時間行われていました。
六日後に、患者さんは意識を取り戻し、言葉を少し発するようになりました。10日後には、言葉の運用を含めた認知機能が回復し、合計20日間に及ぶ入院生活から解放されたのです。まだ、患者さんは一人で歩くまでの回復には至っていませんが、その他の領域では回復を遂げています。退院してからは、それまでのレメディに加えCC21.1 Adult tonicの服用も併せて続けられています。この患者さんとは私の母のことです。
.
九官鳥の蘇生 10940...India
実践者手記: 2015年7月15日の夕方、6時40分くらいに会社から帰宅した私は外溝の水が飛び散っているのに気がつきました。最初、私は、それは蛙か蛇に違いないと思っていましたが、それは溝へと落ちてしまった小さな九官鳥が何とか外へと出ようともがいていたのでした。その鳥の翼は完全に水没してしまっており、脱出することはできないでいました。私はその鳥をプラスティックのバケツですくい上げ、道端の草むらの上に置いてあげました。しかし、その鳥はきちんと立つことができず倒れてしまい、震えており、今にも意識を失いそうでした。すぐにでも、治療を施さなければ、そのままでは死んでしまうか、野生の犬や猫の餌食となってしまうかと思った私は、再度、その鳥をバケツに入れて、自宅の庭に連れて行きました。鳥はまだ、震えており、きちんと立てないでいました。私はコモンコンボキットを取り出して、CC1.1 Animal tonicを2,3滴、上くちばしに垂らしました。すると、すぐに、九官鳥は意識を取り戻し、2本足で立ったのです。15分後に、その鳥は少し動くようになりました。エネルギーの増強が必要と考えた私は、CC12.1 Adult tonicを2,3滴とスワミのビブーティを少し上くちばしに付けました。その瞬間、鳥は大きくくちばしを開け、両翼を広げて、体中にエネルギーが満たされた状態になりました。45分経つと、鳥は完全に回復したように見え、庭中を動きまわり始めました。夜9時を過ぎると、虫を追いかけて食べる姿を見ることができました。10時を過ぎると、私のスクーターの下で寝ていました。朝になると、糞だけが残されていて、既に空の旅へと飛び立った後でした。
流涎(りゆうぜん)症(唾液の分泌が亢進した状態。口腔内の炎症,薬物の作用,胃,肝臓,膵臓,子宮などからの反射刺激,神経症などが原因となって起る)、激しい感情の起伏 02806...Malaysia
19歳の青年が流涎症を1年前から患っていました。唾液によって喉を詰まらせないようにするため、何度も唾を吐き出さなけれなならないほどの状態でした。この理知的な青年は、不健全でかつ不幸な家庭で育てられ、幼少時には、父親が彼の母親と3人の兄弟を虐待するのを見ていました。彼は年を経るにつれて、感情が激しくなり、怒りっぽくなっていきました。実践者のところに来るまでに、彼は心理学者、精神分析医、神経科医、歯科医師、口内施術者、耳鼻咽喉科医のところに通いましたが、何の効果もありませんでした。2014年8月31日、波動薬の服用が以下の処方で始まりました:
#1. CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC15.2 Psychiatric disorders…1日3回
5週間後の再訪では、唾液の量には変化がないとの報告があり、CC11.5 Mouth infections が新たに加えられ、以下の処方となりました:
#2. CC11.5 Mouth infections + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC15.2 Psychiatric disorders…一日3回
上記の新たに処方されたレメディの服用で、5週間後には、唾液の量が30%減るようになりました。その後の3週間では、何度かの来訪と併せ、服用を続けていった結果、改善は50%となり、その次の2週間では70%となりました。12月28日、#2のレメディを服用してから12週間経った後には、症状は完治し、レメディの服用もなくなりました。2015年7月29日現在、彼は健康を保っています。
編集者コメント:
慢性の症状の場合、レメディの服用を止める際には、突然ではなく、通常、ゆっくりと回数を減らしていくようにしてください。
実践者プロフィール 02779...Japan
2009年にサイ波動薬の実践者になるという機会を戴きました。私にとってこの機会は大変ありがたく、大いなる祝福でもありました。というのは、長い間、代替医療にとても興味があったのですが、シンプルで効果的なものになかなか巡り会うことがなかったからです。波動薬の奉仕活動は、日本でそれを必要としている人そしてインドでの困窮者・貧困者の方々の奉仕をさせていただくとてつもなく貴重な機会を与えてくれました。
グラマセヴァと呼ばれるインドの村々での奉仕活動では、半日の医療キャンプに200名以上の村人が並ばれ、そうした方々に奉仕をするまたとない機会を戴きました。この奉仕活動を通じて、人々の癒しのために役立つ道具としての歓びの一端を味わうことができました。
人の役に立つ歓びのほんの一端を垣間見ることができたものの、波動薬の奉仕活動に携わり始めた時は、この癒しに関して、神からの祝福の現われというよりはむしろ、まだ、理知的な観点からの見方をしていました。私自身、長い間、神智学をかじっていたこともあって、マインドや知性に重きを置く傾向がありました。それでも、ようやく、奉仕活動に携わって3年経った2012年に、大きな気づきがやってきました。それは肉体的にも精神的にも崩壊しそうなある状況を通してでした。その当時、私は数か月の間、一日6時間あるいはそれを超えるような瞑想を自らに課していました。瞑想に関してはよく言われることですが、奉仕を伴わない瞑想は非常に危険であるということです。まさに、当時の私はそうでした。私は霊的な進歩に対しての野心を持ち貪欲でした。心の奥深くで、患者さんや周りの人からの賞賛を求める「自分」のみならず、奉仕を通して霊的に進化したい「自分」がまだそこにはありました。ある日、瞑想会に参加する途上で、何か身体全体に異変が起きていることに気づきました。特別な理由もなく不安感、あるいは怖れに襲われていることに気づきました。この感覚に圧倒されてしまった私は、瞑想会への参加を諦め、真っ直ぐに帰宅しました。この奇妙な感覚は家に戻ってからも続き(実際、それから4,5か月間はそのような状態でした)、あたかも、暗黒の世界に入り込んだように感じ、暗闇の中、救いと助けを求めて苦闘していました。この時に実感し、痛感したことは、神以外の誰も私を救ってくれる存在はいないということでした。神、それは私にとって最も身近に感じられるのはサイでしたが、サイこそが助けを求めてすがることのできる唯一の存在でした。数日間、サイのことを考えずには息もできないような状態が続きました。この絶望的な状況の中で自身を鎮めることのできる唯一の方法として、それ以外には何も残っていなかったのです。夜は夜で、サイの写真を抱えずには寝ることすらできませんでした。数週間がたち、やや息が楽になった時、直感として、この状況から抜け出る具体的な方法は、サイの化身である、今苦境にある人(もちろん、自分自身もかなりの苦境にあったわけですが)を助けることでしかありえない、と感じました。そして、私はそれを始めました。それは私の意志からではなく、自らを救うためにそうせざるを得なかったのです。文字通り、患者さんの一人一人が私にとってはサイであり、私に救いの手を差し伸べてくださる存在でした。患者さんが奉仕の機会を与えてくださったことに涙ながらに感謝しました。こうした体験によって私自身のセヴァに対する姿勢や態度、そして、「癒しの本質」とは何かという思いが全く変容してしまったのです。(変容せざるをえませんでした。)
患者さんは、まさしく、神からの贈り物で、私に手を差し伸べて下さる存在であり、サイあるいは自らの真我からの祝福と恩寵でした。私が体験する全ての現象、私が出会う全ての人は、私自身の鏡であり、私の潜在意識の奥深くに潜んでいる様々な記憶を浄化し、消し去るために現れて下さっているのだ、とも感じました。自我とは記憶や欲望、習慣の束であり、これらに本来の私が引きずられ、影響されないようになるまで、さらには、そうした全ての記憶が幻想であり、まさに記憶は記憶でしかなく本物ではないこと、本来の自分とは似ても似つかないものであることを、そのことに気づくまでは現われて下さるのだとも思いました。そしてそれは、(私の場合)一気に、本来の自分へと駆け上がるのではなく、1mmづつ、あるいは、玉ねぎの皮をむくように、小さな気づきを一つ一つ積み重ねていくしかないのだ、とも感じました。そのためには、感覚器官の外側へと常に向かおうとする強力な力に対抗し内側を向くためには、油断なく常に内側を意識し、見つめなければならないのだと、外側に見ることのできる、まわりの人の中に、組織や国、あるいは世界全体に見えるあらゆる欠点や必要性、病気、困難な状況は、自我の過去の記憶の反映に過ぎない、とも思いました。奉仕を通して、感謝を通して、あるいは、もしも愛と呼べるほどの透明な思いが感じられるのなら、その透明なやさしさと思いやりを通して、それら一つひとつを見つめ、クリアしていく他はないのだと。全ては外側の世界の問題ではなく、全ては私の内側の問題なのだと、感じました。私の中の過去の記憶、身体の傷や心の傷、事故、あるいは人間関係からの痛みや喜びの記憶、そして、それに伴って生じる物事や人への偏見、固定観念、そういったものに気づく機会を与えて下さるのが、患者さんを初めとする、今、私がいる環境の全てでした。今、私が置かれている環境や状況は、それらに気づくためのサイからの贈りものだったのです。こうした体験を経て、それまであまり理解できていなかった、「全ては(あなたのマインドの)反映、反響、反応である。全て起こることは神の責任ではなく、あなた自身によるのだ。」というサイの御教えの一端を垣間見ることができたように感じました。
もちろん、私自身、サイの恩寵を探究する途上にあり、自身のあらゆる欲望が、サイの祝福を求める欲望へと昇華するよう、そしてサイの純粋な道具としての存在たりえますように、と祈るばかりです。
日本では、比較的、高水準の健康医療制度が多くの国民に開かれていますが、私の印象では、ますます多くの人々が徐々に、伝統的な対症療法の医薬品の副作用に気づき、より安全で効果的な代替医療を求めているように感じています。医師や医療関係者の間でも、ホリスティック医療や予防医学などに目を向けておられる方々が存在します。
スワミからの贈り物である、サイ波動薬が、日本でさらに理解が深まり、受け入れられ、大いなる役割を担っていくことを祈念いたします。
編集者注記:この実践者は広範囲の病気・症状に対応し、多くの成功を収めています。彼は、総合人間科学分野での博士号をもち、人間的価値教育の領域で主導的な役割を果たしています。2014年1月にプラシャンティ・ニラヤムにて開催された、第1回国際波動薬会議のレポート冊子では107~112ページにかけて、様々な処方例が紹介されています。本通信にて掲載されている日本チームの記事やプロフィール等のとりまとめなどの大いなる貢献に対しここに感謝します)
紹介されている処方例
実践者プロフィール 00971...Japan
実践者02779…日本による、本実践者を紹介する文章:
ご本人は13年以上の間、非常に多くの患者さんをお世話してきた体験をお持ちで、かつ、サイ波動薬に対して多大な貢献をされてこられていますが、大変謙虚で表に出られることを控えられているため、実際には、今回この記事の提出を控えたいとの申し出がありました。しかしながら、彼女の活動の様子を知る実践者2779が是非他の実践者の方々に紹介したいという思いから今回のインタビューが可能となりました。彼女は、いわば、「世の片隅を照らす」存在で、多くの患者さんのハートにやわらかでかつ強力な癒しの愛の光を放ちながらも、その癒しの光の源は決して自分ではなく、輝かせていただいていること、ただ自らに与えられた光を分かち合っているに過ぎないことを常に意識されている方です。
以下、彼女の人生の一部となっている波動薬の奉仕活動の一端をご紹介いたします。
スワミが彼女をサイ波動薬へと導き始められたのは、2002年、アガルヴァル博士を通してでした。彼女はこの神癒のシステムに出会う以前にも、バッチ・フラワーレメディを含むホメオパシーやアーユルヴェーダ、古代中国を初めとする東洋の伝統医学など、様々な種類の代替医療に従事されていました。過去に習得された様々な経験や詳細な知識は、現在の彼女のサイ波動薬の実際の処方の仕方に如実に生かされています。すなわち、患者さん一人ひとりの固有の体質や症状などを見極め判断し、現代医学の客観的なデータも取り入れながら(医師の診断を受けた患者さんには、血液検査など必ず各種の検査結果などを提出してくれるよう依頼されています)その人に合った最適のレメディを作るようにしているのです。そのため、サイラムヒーリングマシーンを用いたノーソードや、医師から処方された薬の転写を初め、その患者さんに必要な様々な有用物質(ごく最近では、炎症に良いものとしてブラッククミンを研究され、プラントトニックを活用して調理用のブラッククミンシードを播き、ご自身でも栽培されています)の活用を検討するなど、そのための時間や努力を惜しむことがありません。彼女のこうした積極的かつ能動的な奉仕活動の源となっているのは、できるだけ多くの人を助け奉仕することが、自身の生き方そのものとなっているからであるように見えます。
一例として、2008年 新年が明けて直ぐのこと、彼女はキリスト教系の黙想会で出会った一人の女性(57才)のことが妙に気になり、挨拶程度でまだ話したこともない人でしたが、思い切って電話連絡をして波動薬について伝えました。一週間後患者さんから電話があり、「私はあの時、検査のため病院に入院するために玄関を出ようとしていたところで、今日、中咽頭癌だと分かりました。それで、あの電話は神さまからだと悟りお電話致しました。明後日から 抗がん剤化学治療と放射線治療が始まります。病院の治療中となりますが大丈夫ですか?よろしかったらお願い致します」との話を受けたのでした。実践者はテキストに添って咽頭癌患者のレメディを作り、さらには、抗がん剤の副作用を除去するレメディ、放射線からの除去レメディと首に塗るオリーブオイルにも転写するとともに、病室の浄化のためにSM1にNM6とSR360の転写水を霧吹きにしました。実践者は2週間毎に病院へレメディを運び、症状を確認しましたが、敬虔なカトリック者である患者さんは 同室の病者の方々の癒しを願って神にお祈りしていました。三ヶ月後、患者さんは完全に治癒して退院したのですが、退院後、医師団が検査の時、不思議で信じられずとても驚いていたとの報告を受けました。退院後も患者さんは再発防止のためのレメディを継続し、7年が過ぎましたが、現在は聖地巡礼で海外へも幾度も向かえるほど健康は取り戻し、活き活きと奉仕活動に勤しんでいます。
さらに、レメディに縁があった方々に毎年彼女が決めていることがあります。9月になるとインフルエンザの予防レメディ、4月になると熱中症のレメディを300人分ほど作り発送するのです。関わりがあった人たちが いつも健やかであられるように、との思いから毎年継続されているものですが、これまで99%罹患はありません。
また、長年にわたってご縁のある患者さんとの接触が多い中、早朝や深夜に受ける電話というのも珍しくありません。65才の女性から2012年7月15日早朝に電話が入った時のことです。「あああ・・」と言葉にならない声が聞こえ、彼女(実践者)の名前を呼んでいました。それは脳溢血の発作のようでした。彼女は、電話を切って待つように伝え、一番近くにいる友人に電話を入れ、病院へ救急で入るように連絡を願い、その友人に以前処方した「救急」をその患者さんの口に入れ続けること、直ちに浣腸を施し、腸の中のものを排泄するように伝えました。彼女は、その後すぐレメディを作り列車で2時間かかるその患者さんの元へお昼頃には駆けつけることができました。症状は、左半身麻痺でまた失語症もでていましたが、2日後患者さんは人の手を借りずに自分でレメディを含むことができるようになり、リハビリでも抜群の回復を見せ、40日後に退院しました。言葉はまだ明瞭ではありませんでしたが 不自由はなさそうで家族との疎通も大丈夫でした。その後、患者さんは、実践者に「9月10日の甥っ子の結婚式に出たいのです!神戸に行けるようにして欲しい!」と訴えました。車、列車、新幹線を乗り継いで、合計500キロ以上の旅をしたいというのです。実践者は、レメディをきちんと含むこと、水分を忘れないこと、背柱のオイルマッサージを課すように伝えました。そして 自分の言葉で自分の願いを神さまに乞い、願いを叶えて頂けることに有り難うございます、と祈ることを強く勧めました。患者さんは、実現するまで感謝し続け神の恩寵を受け取るまで諦めないことを約束しました。実践者も週に一度同じ時間に共に祈りました。その結果、患者さんは結婚式に出席することができたのです。
彼女は、一人ひとりの患者さんの中に、神と神の御業を見ています。そうした機会を得ることのできるサイ波動薬の奉仕活動に携われることにとても感謝し、大変幸運であると語っています。御自身の活動に関しての問いに対して、彼女は、幼少時から家庭で常々言われてきた、「困っている人や苦しんでいる人がいたら助けなさい」というご両親の教えをそのまま受け継いでいるだけで、ごく普通のことを普通に行っているだけです、と答えられました。
実践者の処方記録より :
毎年9月に、私は下記のような風邪に対するレメディを過去処方歴のあった約300名の方々に送付するようにしています。
NM11 Cold + NM12 Combination 12 + SM2 Divine Protection + SR360 VIBGYOR…症状が現れたら15分毎に、完治するまで一日3回
レメディの服用と併せて、患者さんには沢山の水を飲むようにと助言しています。
インフルエンザの予防として、私はまた、下記のレメディも送付しています。
CC9.2 Infections acute + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic…1週間に3回
特に、人の混み合う都市に出かける必要のある方々にとっては有効であり、大変優れた予防となっていて、服用した方々からはインフルエンザの発症を聞くことはありません。
実践者プロフィール 02754...Japan
私とサイ波動薬の出会いは2008年9月です。
プッタパルティ滞在中のアシュラムで、帰依者でヒーラーの女性が会話の中で波動薬を勧めてくれました。
私はその年の2月15日に自宅で、頭の中に爆発音が鳴り響き、音と共に激しい頭痛に襲われました。息が止まるほどの痛さでした。何故か、10まで数えてこの痛みが治まらなければ救急車を呼ぼうと3まで数えました。すると3を数えた後、何事もなかったように頭痛は無くなりました。
その直後に会ったスピリチュアルな友人はババが守ってくれたと感じ取ってくれました。
その年の9月に渡印した折、頭のどこかに静脈瘤があるということで、波動薬の処方を受けました。処方の3日後には頭の中の霧が晴れてスッキリしたのには、驚くとともにスワミに感謝しました。
処方された波動薬が終わる3か月経過した日の翌日、2008年12月1日にアガルヴァル博士の部屋を訪れサイ波動薬を学びたい旨の申し込みをしました。私は英語が話せず波動薬を学ぶには通訳の助けが入ります。なんとスワミは一度に4人もの通訳の方々を用意してくださいました。何年も波動薬に携わっている方もこのことに驚いていました。
日本では波動薬の普及には困難な土壌がありますが、友人から友人へと繋がってサイ波動薬のセヴァを続けています。
紹介されている処方例
質問コーナー
1. 質問: 例えば、3か月間といった、まとまった期間留守をする場合、そのことについて患者さんに通知すべきでしょうか?慢性の症状に対処している際には、どのくらいの数の容器をお渡しすべきでしょう?あるいは、実践者のインフォメーション連絡網を通じて、他の実践者に連絡をとるべきでしょうか?
回答:長期間留守をする場合に、対応中の患者さんにお知らせすることは良いことでしょう。こうした状況の中でお勧めしたいのは、200mlの水にレメディを5粒溶かしての服用の仕方です。この方法によれば、一つの容器で一日3回服用したとしても3か月以上もつことになります。患者さんには「ヒーラー情報」チームのemail アドレスを渡すよりは特定の実践者1名の連絡先を教えてあげた方がよいでしょう
________________________________________
2. 質問: 患者さんが家族の人の分のレメディを依頼してくる場合があります。また、レメディを用意しておいても、それを取りに来ようとしない人もいます。またレメディが処方されても、棚にずっと置かれたままで、フィードバックが返ってこないケースもあります。こうした状況ではどのように対処すべきでしょうか?
回答: もし、ある患者さんが他の人のためにレメディを欲するのであれば、実際の当人からあなたに電話させ、話をした後に初めてレメディを準備すべきでしょう。患者さんと直接連絡を取らなければいけない理由は以下の3つです。
1)その患者さんがレメディを本当に求めているのかの確認の必要性
2)最初の一粒の服用を実践者が開始する必要性
3)患者さんに直接注意事項を説明する必要性
どちらにしても、通常、当人の症状を実践者に最もよく説明できるのは、本人その人です。
________________________________________
3. 質問: 患者さんの中には複数のレメディの服用に当って、間を10分開けることが長すぎるとコメントする方もおられます。最初のレメディを摂った後すぐに2番目のレメディを服用しても良いと伝えてもよろしいでしょうか?
回答:複数のレメディの服用に関しては10分間の間隔をとる必要はありません。最初の粒が口の中で溶けてから約1分間待って服用していただくことになります。
________________________________________
4. 質問: 私自身の「奇跡的な処方例」が通信で掲載されて1か月経ち、当該患者さんの最初の症状に関連する他の部位に於ける症状も改善してきていることに気づきました。再度同じことがその5か月後にも起こりました。この処方例について、こうした追加的な状況を含めて再送すべきでしょうか?
回答: 当該処方例が掲載された通信が何年何月の発行であったかを明記した上で、その患者さんの処方例の最新版続編を送っていただいて結構です。
.
________________________________________
5. 質問: 時々、慢性の複数の症状に対するレメディを一つの封筒に入れて送付しています。もし、最初のレメディで、好転反応が見られないようであれば、最初の服用の1週間後に2番目のレメディを開始する旨、患者さんに伝えてもよろしいでしょうか?
回答: もし、好転反応がないか、あるいは好転反応が終了した時には、明らかな症状の改善が見られるまで待った後に、2番目のレメディを開始します。
________________________________________
6. 質問: 患者さんがレメディを定期的に服用しないのにもかかわらず、症状が改善しない、と不満を漏らす時、どのように対応したらよいですか?
回答: 私達にとって、患者さんに対しての最初のレメディは愛で、最後のレメディも愛、そして、その間の全てにおいての特効薬も愛です。処方通りの服用を妨げているものは何かを尋ねてみて下さい。対症療法の薬を飲むのに精一杯なのでしょうか?あるいは、忙し過ぎて1日3回服用するのが無理なのでしょうか?まずは話を聞いてあげて、状況を理解してあげることです。患者さんを優しく諭し、処方通りの定期的な服用によってより早い症状の緩和がもたらされることを伝えてください。少しでも患者さんに罪悪感を抱かせるべきではありません.
________________________________________
7. 質問: 電話では、既存の患者さんにおよそどのくらいの時間を会話に費やすべきでしょうか?会話を止めようとすると、患者さんは嬉しそうにはしません。
回答: 来訪前の事前の電話での会話であれば、最大で30分くらいでしょう。電話の会話の中では、患者さんが必要のあることは全て話せる常識的な機会を与えてあげ、あなたがそれらの質問に対して愛と励ましを持って答えてあげることができるよう会話をリードするよう試みてください。会話の最初に、まず、あらかじめ手持ちの時間を伝えておくことをお勧めします。終了の時間が近づく5分前に、患者さんが無視されたと思わないように、その旨伝えます。
________________________________________
8. 質問: レメディを送付するための郵便代金を負担してくれるよう患者さんに依頼してもよいでしょうか?
回答: 波動薬の奉仕活動を行うに際して金銭を受け取らない旨の誓いを立てたみなさんにとって、セヴァの一環として切手代を負担することは理不尽ということでもありません。ただ、郵送費がかさみ、それがあなたにとって財政的負担となって、他の患者さんに奉仕するのに支障をきたすようであるなら、将来の活動のために郵便切手を送ってくれるよう頼んでもよいかもしれません。
________________________________________
9. 質問: 患者さんから贈り物や金銭その他のお礼を受けた場合、どのようにしたらよいでしょうか?
回答:あらかじめ患者さんに、金銭、その他のお礼を受け取らないということを神への誓いとして行っている旨の説明を行っているのであれば、通常こうした状況には至らないと思います。もし、感謝の思いとして、患者さんがどうしても、というのであれば、その分を、どこか別の慈善のための寄付とするよう、勧めてください。あなたへのお礼、金銭ではない贈り物を差し出された時には、丁寧にかつ毅然としてそれを断ってください。もし、あなたの断りによって患者さんが傷ついてしまうようであれば、まずは、愛の気持ちに感謝をしていることを伝え、共に、その贈り物の包みを開けて中身を確認するのもよいでしょう。ただ、奉仕の見返りとしてそれを受け取れないこと、それを手許に於くことが赦されないことを伝えてください。患者さんの来訪そのものが、あなたにとって実践者としての奉仕の機会を戴けるという恩寵である、と話すことで通常は理解されそれ以上の議論は必要ないでしょう。
マスターヒーラーからの御言葉
「病気の主な原因とは何でしょうか?何百万もの種に分類される生物がこの地球に生息しています。これら生物は、大自然から贈られる食物によって生存しています。この中で、唯一例外なのが、人類です。味覚や他の感覚を喜ばせるために、自然が与えてくれる食物を加工しその中身を変えてしまいます。蒸し、揚げ、混ぜ合わせる過程を経て、その料理は本来備わっていた素材の活力を失っているのです。鳥やその他の動物は、そうした破壊的な調理法を用いることはありません。生のまま食べ、食物に備わる活力をそのまま吸収するのです。従って、人間が患うような沢山の病気の犠牲になることはありません。」
…サティヤサイババ、1981年9月30日、ご講話「健康と善」
http://www.sssbpt.info/ssspeaks/volume15/sss15-21.pdf
「エゴという悪を取り除くためには、奉仕が最も効果的な道具となります。奉仕をすることで、奉仕者のハートに人類の一体性という印象を刻むことにもなるのです。自らの時間、力、技能を奉仕に捧げる人は、敗北や絶望、悲嘆に会うことは決してありません。というのは、奉仕そのものが報酬だからです。奉仕者の言葉は甘く、優しく、振る舞いは謙虚で人から深く尊敬されます。奉仕者には敵も、疲労も怖れも無縁です。
…サティヤサイババ、1976年8月28日、御講話「病院と健康」
, http://www.sssbpt.info/ssspeaks/volume13/sss13-22.pdf
お知らせ
❖ 米国 ウエストヴァージニア州 シェパーズタウン: アシスタント波動薬実践者ワークショップ 2015年 9月11-13日、10月16-18日、シニア波動薬実践者ワークショップ2015年 9月18-20日 連絡先:スーザンt[email protected].
❖ 英国ロンドン: アシスタント波動薬実践者ワークショップ 2015年 8月22-23日、 リフレッシャーセミナー2015年10月4日、連絡先:ジェラム[email protected] 、電話020-8551 3979
❖ インド、プネ州、マハ: リフレッシャー&ジュニア波動薬実践者セミナー、2015年10月10-11日 連絡先:パドマ[email protected]
❖ イタリア パドゥア、ヴェニス: シニア波動薬実践者ワークショップ2015年 10月16-18日 連絡先マノリス [email protected]
追加記事
米国コネチカット州ハートフォードで2015年7月11日に108のコンボの再チャージが行われました
米国及びカナダの世話人 01339…米国の報告:
米国コネチカット州ハートフォードにて、
2012年10月にジュニア波動薬実践者トレーニングが行われ、多くの受講者が参加しました。これらの実践者の108のコンボボックスの再チャージの時期が到来しており、7月11日(土曜日)に、9つのボックスに対して2時間の特別セッションで再チャージが完了しました。セッションでは、実践者02867…USA から、波動薬を活用した、虫害のない健康な有機栽培農場についての発表がありました。別の実践者 02873…USA からはアルミニウム製の鞄を108のコンボボックスや波動薬資材の保管に使用していること
この鞄での保管によって、レメディ原液の蒸発が極めて少なくなっているとの報告がありました。(写真参照)
次回の再チャージの機会は今年の年末を予定しています。場所は追ってお知らせします。
.
注: 108のコンボボックスは2年毎に再チャージを行うのが原則ですが、原液の強度は、手の平に9回容器をたたくようにして振動させることにより、更に1年ほど、波動を保つことのできる期間が延長されるかもしれません。このグループは3年目の終わりを迎えていました。
____________________________________________________________________________________________
2015年4月19日、英国、エセックス、イルフォードにて開かれた波動薬実践者、リフレッシャーミーティング
英国の全国世話人02822…英国によって発表され、実践者03513…英国によって編集報告されたように、リフレッシャーワークショップは、30名の実践者と2名の来賓の出席を持って、4月19日に開催されました。
アガルヴァル・ジット博士も、ご婦人のヘム氏を伴われて出席されました。博士は、この日の主催者である全国世話人02822…英国にその全ての活動への感謝を表しました。以下、要点の抜粋を掲載します:
1.0 新たな波動薬のロゴ
アガルヴァル博士は、サイ波動薬が新たなロゴを備えたこと、新たなロゴの入ったパンフレットが間もなく発刊されることを発表しました。
1.1 マスターコンボに新たなレメディが追加
新たなニュースとして、マスターコンボのレメディが新たに更新されたこと、例えば、2つの新たなレメディが2015年4月に追加されたことです。毎月の報告を提出している実践者は、地域・全国世話人より、それらを受け取ることが可能です。
1.2 108 のコンボボックスの再チャージ
電磁波の影響を受け、その効力を減じる恐れがあるため、全てのコンボボックスは2年ごとに再チャージを行う必要があります。
1.3 CC10.1 Emergencies (救急)をレメディの処方に加えることの要請
アガルヴァル博士は、全ての実践者に対して、今後3か月間、CC10.1 Emergencies(救急)をレメディの処方に加えるよう推奨しました。これは、これまでに数名の実践者によってその効能の向上が確認されているのですが、全体としての更なる検証を行うためのものです。そのためのフィードバックの要請もありました。その成否評価は3か月後に行われる予定です。
1.4 処方記録とその提出
月毎の報告書は月初に提出されるべきもので、それは「神への約束」の中で署名し宣誓を行った通りです。御手許に、毎月の活動記録表を別途保管しておいてください。その月次記録表には、「旧患者」「新患者」「動物」「植物」の欄を作り、それに対応して通し番号で、患者さんの氏名や処方の日付の欄を作成します。これによって、必要な時に患者さんに関する詳細を引き出すことができ、月次報告として送付が簡易なものとなります。これに加えて、個々の患者さん毎に、症状・処方開始日・症状の続いた期間・どのように発症したか(原因を理解するため)・対症療法の薬の服用状況などの詳細を含む履歴を記録するためのチェックリストを用いてもよいかもしれません。
1.5 レメディ容器のラベル
レメディの容器には、患者さんの処方箋控えに記録されている患者さんの照合番号を記入したラベルを貼ってください。それにより、処方されたレメディの内容確認が容易になります。ラベルには、病名や症状を記入してはいけません。患者さんの頭文字と共に「快方に向かう」「健康」「癒し」などのレメディの肯定的な呼び名を用いるのも良いかもしれません。
1.6 レメディの服用
レメディの服用には、(粒として用いる以外は)常に水を用いるようにしてください。水は、中性であり、波動を最も良く保持する性質を持っています。また、水を用いての服用をすることで、処方されたレメディが長期間活用されることになります。末期の患者さんにとっての優先順位は、平安で穏やかでいることであるべきです。サイ波動薬はマインドに効果を及ぼし、患者さんが平安になるのを助け、生活の質を改善します。また、寿命を伸ばすことすらあります。時には、レメディの効用は目に見える形では現われませんが、癒しは身体の奥深くの領域で起こっているのです。
1.7 レメディの調合
レメディの処方に関しての現在の方針は、もし、患者さんにとって有益であると判断されるのなら、いくつかのコンボを一つの容器にまとめることができるというものです。しかしながら、慢性の病状についてはその原因を常に念頭に置き、その治療のためのレメディを含める必要があります。例えば、もし、原因が神経性なものであるのなら、CC18.5 Neuralgia が有効でしょう。
1.8 ノーソードの利用
- アガルヴァル夫人は、痛み止めの治療に使われる対症療法の薬であるジクロフェナックのノーソードの活用を推奨しました。
- ノーソードを処方する際には、ノーソードのみを患者さんに手渡し、他のレメディは併用しないようにします。ある実践者の体験では、25年間痛みを抱えていた患者さんが、このノーソードを服用して、1週間で痛みから解放された、というものがあります。化学療法の副作用に対処するためには、SR559 Anti Chemotherapyを用いることだけでも大いなる効果が得られます。ノーソード作成の際のポーテンシーは30C とCMの2通りです。代替として血液もしくは毛髪のノーソードの処方も可能です。
もし、医薬品その他による、湿疹や痒みその他の
- 他による、湿疹や痒みその他の皮膚の症状が現われた場合には、当該医薬品のノーソードの処方によってそうした症状を取り除く助けとなり得ます。ある特定の抗生物質の摂取を契機として20年間慢性の咳を患っていた患者さんが、当該抗生物質のノーソードを服用したところ、1週間で咳は止まりました。痒みに関しては、SR317 Sulphurの単独の使用がよいかもしれません。ただ、この場合好転反応の可能性を念頭に置いてください。
1.9 喫煙を含めた依存症への対応
麻薬、アルコール、タバコの依存症患者さんには、それぞれのノーソードが効果的です。タバコの依存に対しては、当該タバコのノーソードが1日3回服用されるべきです。それによって、喫煙への渇望が減殺されます。患者さんには、禁煙をするようにと告げる必要はありません。もし、夫の喫煙に悩む夫人がレメディを要望したなら、彼女にレメディを手渡すのではなく夫自身に来訪させ処方するのが最善です。当人が来訪した時に、彼自身が真摯な思いで禁煙をする意志があるかどうかを確認すべきです。もし、患者さんがそうした思いでいるなら、以下のような、自身の誓いを紙に綴るよう依頼してください。
「私は喫煙が健康に良くないことを知っています。ですからここに禁煙をすることを約束します。」
患者さんはタバコの容器の中にこの紙を一緒にしまっておき、タバコを1本取り出す毎にこの誓いに意識を向けるようにします。この方法によって、喫煙の習慣は絶やされることができるでしょう。
2.0 アガルヴァル博士との質疑応答
2.1 質問: 新しい患者さんの舌下に最初のレメディの粒を入れる時には、いつも祈りとともに始めますか?
回答: はい、スワミは癒し手の中の癒し手です。スワミの祝福を喚起することによって波動薬の奉仕活動が始められるべきです。実践者は最初の波動薬の粒を、舌下にあるいは、水に溶かした状態で患者さんに直接服用するのを手助けすべきです。その祈りによって、神との繋がりができ、実践者は神のエネルギーが患者さんに流れる単なる導管としての役割を果たすことが可能となります。患者さんには、本人が馴染みのある神のどの御姿に対してでもよいので、祈りを捧げるよう依頼することもできます。もし、レメディを郵送した場合には、患者さんが最初の服用を行う前に電話連絡をしてくれるよう指示してもよいでしょう。そうした状況では、電話口で実践者が祈りを捧げることができます。
2.2 質問: インドの多くの家庭では紫外線によって殺菌する浄水器が利用されていますが、その水は波動薬のレメディを処方するのに支障はありませんか?
回答: 一端、水が紫外線で処理され浄化された後には、その水にはもはや紫外線そのものは存在していません。従って、レメディの処方には安全です。飲料水として安全で澄んだものであれば大丈夫です。銅製の容器の水も同様です。
2.3 質問: レメディの粒はどのくらいの期間、波動を保つことが可能ですか?テキストには6か月と記されていますが、シニアの実践者からは3か月のみと言われました。ご説明をよろしくお願いいたします。
回答:もし、レメディが理想的な状態、すなわち、電磁波の影響を受けず、お祈りの部屋のような調和的で平安な環境で保管されているのであれば、6か月はもつことでしょう。しかし、レメディをあちこち持ち歩いて、Wifiなどを含む様々な電磁波に晒される状況にある時、波動の保持は、短めになり、2、3か月となるかもしれません。
2.4 質問: もし、便秘症に加えて失禁症を患っている人がいた場合に、CC4.4 Constipation を処方することで失禁症を悪化させることになるでしょうか?
回答: 便秘症さらに失禁症を共に患っている人にCC4.4を処方することに問題はありません。腸を空にすることは、実際、膀胱への圧力を減じるかもしれません。
2.5 質問: シニアの実践者は、コンボボックスの容器にアルコールを補充する際、Om Sri Sai Ramを108回唱えると言っています。こうすることでレメディの効力が増し、エネルギーがチャージされると感じるというのです。このことについてご説明いただけますか?
回答: コンボの容器にアルコールを補充する際にOm Sri Sai Ramを108回唱える必要はありません。
[編集者注: 実践者の個人の霊性修養として、マスターヒーラーとしてのスワミに自らが進んで全託する、あるいは、神をハートに思い浮かべるための修練は是非とも続けていただきたいと思います。]
2.6 質問: 患者さんがレメディを水を媒体にして服用する時、その水は、飲み込む前に、しばらくの間、口に含んでおくべきでしょうか?
回答: はい、1分間、口の中に保っておかなければなりません。
2.7 質問: ノーソードはアレルギーや依存症を治癒するのに、素早い効果を発揮すると聞いたことがあります。ノーソードを作ることのできないアシスタント実践者やジュニア実践者は108のコンボを用いることによっても同じ反応を得ることができるでしょうか?
回答: いいえ、コモンコンボからは、ノーソードを用いた時と同じ反応を得ることは期待できません。
ノーソードは特定の症状に対して焦点を当てた対処法なので、反応も速やかです。
2.8 質問: 坐骨神経症にはどのように対処したらよいでしょうか?
回答: 坐骨神経症の痛みにはCC18.5 Neuralgia だけでもよく、もしくはSR289 Droseraを用いるとよいでしょう。さらには、腎臓と足の太陽膀胱経とを調和させるためにSR240 Kidney とSR242 Liver をサイラムヒーリグマシーンを用いて処方するとよいでしょう。
2.9 質問: 波動薬による効果がなく、高血圧の薬の副作用で足の痒みを患っている患者さんにはどう対処したらよいでしょうか?患者さんは数年前に高血圧と診断され、対症療法の薬ペリンドプリルが医師より処方されました。この薬のよって足の痒みが引き起こされたため、薬はラミプリルとフェリドピンへと変えられました。しかしながら、痒みは治まらずアユールヴェーダも波動薬も効果はありませんでした。(偶然にも、極東の地を訪れた時には、痒みは感じられなかった、とのことですが)加えて、患者さんは今年の初めに耳鳴りをも患うようになり、波動薬の服用によってもその症状の緩和や治癒は見られませんでした。痒みや耳鳴りはペリンドプリル、ラミプリル、フェリドピンの副作用としても知られています。
回答: ここに挙げられている3つの対症療法の薬を一緒にしたノーソードを作ってください。ノーソードによって、副作用は取り除かれるでしょう。 SR317 Sulphur 30C は痒みに効果がありますが、好転反応の可能性があるため、注意して処方すべきです。
3.0 アガルヴァル博士のメッセージ
アガルヴァル博士は実践者にサイ波動薬を社会に広く知らしめることの協力を依頼しました:
私たちは社会全体に対してサイ波動薬をさらに広く知らしめ、より多くの人々が副作用のない治療に与るようにする必要があります。友人や家族、患者さんに、ウエッブサイトwww.vibrionics.orgやビデオ「サイ波動薬とは何か?」あるいは、波動薬国際会議の冊子などの波動薬の資料を紹介してくださるようお願いいたします。サイ波動薬通信に関しても、関心のある方に広く配布してくださって結構です。一方で、様々な混乱が起きないよう、ご自身の御手許の資料等は控えるようにしてください。サイ波動薬に関する情報セミナーの開催依頼があった時には、パワーポイントによる最新のプレゼンテーション資料がありますのでご活用ください。みなさんの要望をお待ちしています。また、そのプレゼンテーションの前に、セミナーのためにご自身が用意した資料をお送りください。情報の共有と内容の確認が必要となります。サイ波動薬の英国チームから、本部事務局の活動をサポートしてくださる数名のボランティアの方々がおられます。他の言語(グジャラート語、フランス語)での資料も計画され、作成の途上にあります。
最後になりますが、みなさんの主への奉仕活動に感謝を申し上げます。いつものように、スワミご自身が癒し手そのものであり、私達は主の道具に過ぎないということを決して忘れないようにしましょう。実践者の信愛こそが最も大切なものです。それによって波動を高めることができます。波動薬通信等に掲載されている新たな情報を吸収し、波動薬についての知識を常に最新のものとして、また、定期的にテキストに戻って基本事項の確認を怠らないようにしてください。患者さんには、癒しに対する最も大切な道具は自身のマインドであると伝えてください。肯定的な視覚化や肯定的な言葉、感謝や赦しなどによって、思考パターンを変化させることは癒しのプロセスを強化することに役立ちます。
ジェイサイラム!