サイ波動薬通信

" 病める人、打ちしおれた人、落胆した人、疾患に苦しむ人がいれば、まさにそこにあなたの奉仕の場があります " Sri Sathya Sai Baba
Hands Reaching Out

アガルヴァル博士の研究デスクより

Vol 8 号 1
January/February 2017


実践者のみなさま

2017年がみなさま全員にとって素晴らしい年であることを祈念いたします。スワミへの心からの祈りは、2017年が人生・生活のあらゆる側面で、全ての人に対して溢れるまでの慈愛をもたらしてくださる、ということです。それを念頭に、2016年に達成された全ての事柄に対して深い感謝を、導く光りそのものであるサティヤサイババ師に捧げていただくことをお願いする次第です。ここに大いなる歓びを持って2016年に行うことができた主要な出来事を以下の通りご報告いたします:

2016年に、奉仕業務全体にわたって重要な改善が行われ、また処方例の報告が著しく増加したことに示されるように、実践者の献身的な活動が見られたことをご報告できることを大変うれしく思います。

スワミは「愛には限りがない」とおっしゃいます。私達がこの神性そのものである真理・実在を実感認識し、2017年を記念すべき年とすることができますように。今年は、熱心な研究チームを発足し、動物・植物の諸症状への対応と理解を深め、それぞれの病理やそれらに必要な処置について調査していく予定です。そのゴールは、動物・植物にとって健康な状態へ向けての最適な癒しが実現できるような包括的な処方を見出していくことです。

2017年には、2016年に実施した、AVP以上を対象とした個別指導プログラムなどの成果を検証し、情報共有のためのより効率的なデジタルテクノロジーとクラウド技術を更に探究していくことに焦点を当ててまいります。

多くの実践者が、患者さんへのカウンセリングを行う際に、特に有益な、「生活スタイルと健康」の項目を掲載を再開することに関心を示されています。2017年に於いて、継続的啓蒙資料の提供に焦点を当てることの一環として、この通信を皮切りに「生活スタイルと健康」に関わる新たな項目の掲載を開始してまいります。

本通信では、感情面、身体面、霊性面に於ける「断食」の重要性についての記事を掲載しています。オートファジー《自食(じしょく)とも言われる、細胞が持っている細胞内のタンパク質を分解するための仕組み》のメカニズムの発見に関して、日本の細胞生理学者であり、ノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典博士の研究業績を紹介いたします。

これまでの勇気づけられる展開の中で、拡大する波動薬の活動の更なる発展と改善のために、より多くの実践者が必要とされています。この拡大を続ける奉仕分野で、波動薬の家族に加わって戴く、意志あるハートとマインドと差し伸べる手を備えた全ての方々を歓迎いたします。常に臨在するサイの祝福の手とともに、自信を持って前進してまいりましょう。サイ波動薬という貴重な授かりものを活かし、また更なる向上を目指し、生きとし生けるものへの奉仕を更に広げていきたいと思います。

 

サイへの愛の奉仕の中で

アガルヴァル・K・ジット