サイ波動薬通信

" 病める人、打ちしおれた人、落胆した人、疾患に苦しむ人がいれば、まさにそこにあなたの奉仕の場があります " Sri Sathya Sai Baba
Hands Reaching Out

質疑応答コーナー

Vol 6 号 2
March/April 2015


1.  質問: 私の患者さんの中には、波動薬を水に溶かして日中その水を口に含む方法を好む人がいます。もし、服用回数が一日6回のところ、患者さんがそれ以上の回数で口に含んだ場合、例えば好転反応が起きやすいなど、何か不都合なことはありますでしょうか?

     回答処方された回数で規則的に服用することが最良の方法です。服用回数が多い場合には、時に、好転反応が強めになるかもしれませんが、必ずしもそうであるとも限りません。症状が極めて急性である場合、レメディは頻繁に摂っても構いませんが、処方通りの服用がより効果的な改善を促します。ちなみに、レメディは粒よりも水を媒体にした方が常により良い効果があります。

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 2.  質問: 実践者の中には容器にまずコンボの原液を入れてから次に砂糖粒を入れる人もいれば、先に砂糖粒を入れてからコンボ原液を入れて容器を振る人もいます。両方のやり方とも正しいのでしょうか?

     回答: はい、双方のやり方とも結果的には同じことになります。しかしながら、先にコンボ原液を入れ、砂糖粒を次に加えるケースでは、もし、容器に2/3以上入れてしまった場合、余分な砂糖粒を取り除かなければならず、それは無駄になってしまいます。また、旅行中やキャンプなどの際には、容器に砂糖粒をあらかじめ入れておいてから持参すると便利です。

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3.  質問: 波動薬によって原発性硬化性胆管炎の症状に対処することは可能でしょうか?もしそうであればどのような処方になりますか?

      回答: もちろんです、以下の処方となります:

 CC4.2 Liver & Gallbladder tonic + CC4.6 Diarrhoea + CC4.11 Liver & Spleen + CC12.4 Autoimmune diseases + 21.4 Stings & Bites.

サイラムヒーリングマシーンを使った場合には次の通りです。

NM2 Blood + NM22 Liver + NM102 Skin Itch + NM113 Inflammation + BR12 Liver + SM5 Peace & Love Alignment + SR284 Chelidonium 30C + SR340 Aloe 30C + SR504 Liver.

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4.  質問: 例えば、腎臓、肝臓、心臓などの臓器移植を受けた患者さんに対して適切な波動薬の処方はどのようなものになるか検討してもらえますでしょうか? 処方には免疫促進剤を含めた方がよいでしょうか?そのような患者さんは通常、臓器の拒否反応を防ぐため対症療法の薬によって免疫系を抑制しているからです。

      回答: 実践者は患者さんに対応するにあたり、情熱だけで対処するのではなく、対症療法による治療をサポートすると同時に、その副作用に対処する点においても思慮分別と理解を持つべきです。波動薬のレメディは、(患者さんが)身体と心そして霊的な領域を含めた包括的な存在であるという観点からレメディを選び、存在全体が健康度を増し安定すると同時に移植された臓器を調和して受け入れられるようにすべきです。

免疫系が、移植された臓器を攻撃するのを防ぐためには、絶えず警戒を怠らないことが要求されます。例えば、それは担当医の助言によって健康的な食事、適切な運動やヨガの日々の取り組みであったり、瞑想や、祈りを日々の活動に組み入れて行くような、霊性に基づいた適切な生活スタイルの実践であったりします。次のウエッブサイトなどを参考にされると患者さんに助言する上で役立つかもしれません:

http://www.webmd.com/a-to-z-guides/life-after-transplant-tips-managing-health

免疫に関するレメディであるCC12.1 Adult tonicを処方することは全く問題はなく、どちらにしても、それに加えてCC15.1 Mental & Emotional tonicを処方すると良いでしょう。もちろん、服用中の対症療法の薬も患者さんから受け取ってノーソードを作成すべきです。

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5.  質問: パーンやバテルの葉を噛んだり、必ずしも大量ではなくとも定期的にアルコールを飲む人に対してレメディを処方することは可能でしょうか?

     回答: はい、波動薬レメディはそのような患者さんにも効果はありますが、ただ、飲酒やバテルの葉を噛んだりすることはお勧めできないことです。一方、そのような中毒(的症状)に対応するためには、その患者さんが個人的にその治療を求め、あなたを確実に訪れるようにすべきです。今回のケースでは、患者さんの側で自発的にその習慣を放棄する決意をすることを確認するのが最良です。そのような環境にあって、レメディの効果が最も良く発揮されるからです。

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6.  質問: 波動薬の服用で初期の段階で患者さんの症状の改善が見られた後、その状態が続いて更なる改善が見られないことが時々あります。実践者としては、症状が改善し続けるために、どのようなことをしたらよいのでしょう?

     回答: 患者さんが適切な服用回数を守っているか、あるいは服用やレメディの保管状態に関しての注意事項に従っているかをチェックしてください。波動薬の治療に対する信が薄れているか、健康を回復する意欲の低下が患者さんの潜在意識の中にないかどうかを確認し、肯定的な姿勢を維持するようにしてください。また、カウンセリングを行った上でレメディの異なる組み合わせも考えてみるのもよいでしょう。もしかしたら、患者さんご自身の包括的な心身の浄化や、適切な生活上の活力や張り、免疫の向上が必要で、あるいはある程度の期間を通じてこれらを順次行っていく必要があるのかもしれません。そうすることで、全体的に体調を上げより継続的に改善していける環境を作っていきます。