治癒者の中の治癒者である神からの御言葉集
Vol 2 号 2
March 2011
奉仕者でありなさい。神の道具として働きなさい。その時あらゆる喜びや力があなたに授けられます。あなたが師として振る舞えば、あなたのまわりの一人一人に妬みや憎しみ、怒りや貪欲をあおることになります。神の御手の中にある一介の道具であると感じなさい。全能の神に自らを形造ってもらい、使ってもらいなさい。
サティア サイババ
無私の奉仕を最高の霊性修行であると考えなさい。この奉仕はあなたが確保した偉大な機会なのです。この大勢の集まりの中で行われるあなたの奉仕活動は、あなたの霊的成長にとって、何日も続けて行われるジャパ(神の御名を唱えること)や瞑想よりも有益なものです。しかし、奉仕によって世界を改革するとか変革するというように考えないようにしなさい。実際そうなるかもしれないし、そうでないかもしれません。そのこと自体に重要性はありません。無私の奉仕の真の価値、目で確認できる結果というのは、それによってあなた自身が変革し変容するということです。無私の奉仕を霊性修行として行いなさい。その時、あなたは謙虚となり、幸せになります。他人に貢献していると胸を張ってはなりません。自らを変容させなさい。
サティア サイババ
人々は神のやり方を理解することはありません。ある特定の出来事がある特定の時期に特定の方法でなぜ起こるのかを人々が知るすべはありません。神のみが知っています。しかし人々は座して出来事や人を裁き、多くを口にします。たとえば、ここプラシャンティニラヤムで人が病死したときなどです。誰もが死を免れることはできません。アヴァターですら、地上での使命が終了した時には肉体を脱ぐのです。あなたが、愛する人との死別によって神への信愛を失うことは無知の極みでしかありません。
サティア サイババ