サイ波動薬通信

" 病める人、打ちしおれた人、落胆した人、疾患に苦しむ人がいれば、まさにそこにあなたの奉仕の場があります " Sri Sathya Sai Baba
Hands Reaching Out

実践者プロフィール 02817...India


 

夫と私がいかにして波動薬実践者になったかについての詳細は、2014年の第1回国際波動薬会議の冊子の中に書かれていますので、ここでは簡単にまとめてみたいと思います。 私はムンバイに37年間住み、2003年までは極めて順調な霊的生活を営んでいました。その後、

不運な出来事によって私の人生は変わり、絶望的な状態へと陥りました。精神的な苦痛と、座ってばかりいる生活スタイルによって2004年の半ばに関節炎を患いました。医師の治療も他の様々な療法も症状の緩和には至りませんでした。その時、友人が波動薬を紹介してくださり、関節炎は完治しました。波動薬の奇跡的な結果を目の当たりにして、主人と私は、波動薬の実践者になるべく自らを捧げました。2009年5月、ムンバイのダルマクシェトラで行われたアシスタント波動薬実践者のためのワークショップに参加する機会を得ました。2011年1月にはジュニア波動薬実践者としての資格を得、その後、4月に初めて訪問したプラシャンティニラヤムでシニア実践者となりました。その4月にサイラムヒーリングマシーンを用いて初めて処方を行ったのは、プラシャンティニラヤム(鉄道)駅での一人の少年に対してでした。彼は、高熱と身体の痛みを患っていましたが、波動薬の服用で1時間以内に熱は下がり、空腹まで感じるほどになりました。とても良い兆候です!こうした体験は私達に大いなる歓びを与えてくれました。パルティを訪れる度に、この地が愛と平安の大海であると感じています。

2011年7月、パルティで全インド・波動薬ワークショップ講師トレーニングコースを受講しました。当初は、経験を積むために、ナグプールとジャバルプールでのワークショップでの講師のサポートを行っていましたが、今では、自分達の手で多くのワークショップを開催し、これまでに80名以上のアシスタント及びジュニア波動薬実践者の養成を行ってまいりました。

現在では、夫と私が共に、献身的な実践者となり全インド波動薬実践者養成講師となっています。夫婦として、私達はとても強力なチームとなり得ていると感じています。インドの他の地域に波動薬という祝福を広めていくお手伝いができることに大いなる歓びを感じています。実践者を養成するということはまさしく自らが学ぶことであり、自らの奉仕の質を高めることに役立っています。

過去7年間で、12,000以上の患者さんにレメディを処方させていただく道具となりましたが、全般として、8割から9割の治癒率が見られています。

私達は第2、第4土曜日にムンバイのダルマクシェトラで開いている、無料の波動薬診療所に定期的に参加しています。これまでの7年間を振り返ってみますと、いくつか気が付いたことがあります。患者さんの問題をより良く理解できるようになると、病状を診断する能力もまた増大するということです。

ムンバイでは、他の都心と同じように、汚染がひどく進んでいます。通勤時間が長いため、疲労が蓄積し、ここで働く人々はストレスを抱えています。このことは、精神的・身体的健康に影響を与えています。しかし、ババにはご自身のやり方で、治癒を必要とする人を送ってくださるのです。我々のなすべきことは、出来るだけ多くの人々に奉仕を行うことです。実践者であることは、私達が神によって愛されるべき子供であるという本質に気づかせてくれます。波動薬を通じて、私達は、神の神性な愛の奉仕の一端を担う機会を与えていただいているように感じています。

波動薬を実践するようになってから、人の苦難をより肯定的に理解することでできるようになりました。患者さんが必要としているのは同情ではなく愛とカウンセリングであると感じています。多くの患者さんに対して、私達が質素で前向きな生活の仕方を示すことで、彼らの生活様式も変化し、それはまた彼らの生活を健全なものとしてより良い人生を享受していくのをみてきました。私達を啓発してくれた患者さんの一人は、黄疸(処方例をご参照)を患っていた、ある乳児でした。この子は波動薬によって救われたので、祖母は彼のことを小さな妖精として「ババの赤ちゃん」と呼んでいました。この子が私達に微笑んでくれる度に、主から送られる人々全員に奉仕するという目的に向かって努力するよう勇気付けられます。今ではババの臨在があらゆるところに感じられるようになりました。

困難な症状には、サイラムヒーリングマシーンを用いて、個別のコンボを処方することが大変有益であることに私達は気づきました。例えば、患者さんが抗生物質を服用している時には、そのノーソードを作って処方することがとても役立ちます。まず、第一にこのノーソードは抗生物質の副作用を取り除きますし、第二には、それ自体に抗生物質そのものとしての働きがあります。

波動薬国際会議報告書に掲載されている処方例や他の情報は、患者さんに対して波動薬の大いなる確証を与えるものであることをお伝えしなければなりません。患者さんがこの報告書を読むと、波動薬を更に信じるようになり、彼らの強化された信心がより良い結果を生み出します。

患者さんの処方履歴の管理に関しては、レメディの処方日やその他詳細についてきちんと記録をとっておくことの重要性を実践者のみなさんにお伝えしています。また、同じく重要なこととして、患者さんが再度実践者の元に戻りたくなるようにしなければならないことも強調しています。セミナーでは実践者の方々に波動薬のテキストを何度も読み返すことも勧めています。波動薬の奉仕活動から得られる祝福は数えきれないほどです。この奉仕に携われることに感謝いたします。


情報共有のための処方例