サイ波動薬通信

" 病める人、打ちしおれた人、落胆した人、疾患に苦しむ人がいれば、まさにそこにあなたの奉仕の場があります " Sri Sathya Sai Baba
Hands Reaching Out

Vol 7 号 1
January/February 2016
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アガルヴァル博士の研究デスクより

実践者のみなさん

まずは、みなさまに新年と聖なるサンクランティのお祝いの言葉を述べさせていただきます。全ての人と愛を分かち合い、喜びを共にする時節となりました。またこの時期は、慈悲深い主が私達に授けてくださった多くの祝福について感謝をもってこれまでの経緯に思いを馳せ、振り返る時でもあります。今年は特に祝福された年となります。多くのワークショップ(それらのいくつかについては「付記」欄にて紹介されています)が世界の様々な異なる地域で開催される予定で、また本活動の管理部門が創設され、さらには波動薬通信のウエッブサイトが11の言語で開設されます。昨年2015年、お手伝いの依頼に対する寛大な応答をしていただいた全ての方々に感謝申し上げます。その内容は多岐に渡り、編集・処方例の検証・翻訳・データ管理・ウェッブサイト管理、その他波動薬の運営に重要な活動です。

2015年の一年間を通して、スワミは「愛は源、愛は道、愛はゴール」という真理に私たちに気づかせてくださいました。意気消沈し、ほとんど諦めかけている時に、何度もスワミはインスピレーションを与えて下さり、あるいはこの奉仕活動に必要な適切な担い手を送ってくださいました。そのような一つの例が、90の処方例を掲載した昨年11月の生誕90周年の波動薬通信が立派な書籍へと変容し、降誕祭において主に捧げることができたことです。

昨年にはまた、サイラムヒーリングマシーンを使われる波動薬実践者にとって欠くことのできないテキストであった2004年版の波動薬テキストが全面改訂されました。調査担当の世話人である実践者00002…UKと彼女のチームは、数年をかけて改訂に必要な材料・情報を集めてきましたが、昨年は特に多大な献身によって作業が進められました。スワミの恩寵により、「2016年版波動薬」がプラシャンティニラヤムのマハサマディの元に1月1日に捧げられました。12年前にスワミにサインとともに祝福された第1版が発刊されて以来、それは発展と修正を繰り返してまいりましたが、改訂版はその全てを考慮したものとなっています。新たに、「癌と腫瘍」の項目が加わり、マイアズムの項目が大きく拡大され、「免疫」の項目により多くのワクチンに関する情報を加えました。新生児を含む幼児・子供に対するより多くのコンボが、「その他」項目の中に加わっただけでなく、全体を通してその他の新たなコンボの記載がなされました。シニアの実践者はアシュラム内の私達の事務所のS4-B1から直接、改訂版新書を受け取ることもできますし、あるいは、国・州の世話人からでも可能です。

また本日1月15日は、インドでの新たな始まりの時で、マカラ・サンクランティとしてのお祝いの日です。これは、黄道帯内でのカプリコーン(マカラ宮・磨羯宮・やぎ座)の室(ハウス)に太陽が射手座から入り、この日から太陽は北半球を周り始めます。プラシャンティ・ニラヤムでのマカラ・サンクランティのお祝いの際、敬愛するスワミはこの吉祥の日を聖なる決意の日としての霊的重要性を強調されました。サンクランティは内なる自己に向かうのに良い時期です。それはまた、霊的変容の新たな旅路を開始するのにも良いのです。スワミの御教えは、旅のゴール、すなわち幸福の源は私達の中にあることに気づくことである、というものです。1996年1月15日のマカラ・サンクランティの際のご講話の中でババは次のようにおっしゃています、「サンクランティによって人はこのことに気づくことができます。眼鏡を額(ひたい)に上げておきながら、あらゆる場所をくまなく探して、ようやく、そのありかに気づいた人のように。その眼鏡はずっと自分と共にあったことを喜びとともに気づくのです。神性はどこか他にあるのではなく、一人ひとりのハートの中にあります。従って、自らのハートの中に神性を探究する人は自らを救済し、解脱を獲得します。外的な霊性のための活動は全て一時的な価値しか持ち得ません。永続する至福を体験するためにそれらは内在化されるべきなのです。マインド上での霊性修行もまたハートに対しての影響を与えることができません。帰依の9つの道は、当初は神聖な物事に耳を傾けることから始まり、全託で終わりますが、この最後の全託が最も重要となります。全託が達成されたなら、他に何も必要ありません。サンクランティはこの全託への呼びかけの機会なのです。」

この聖なる日が、私達全員の幸福と霊性面での進歩の日でありますように。私達の捧げる愛の奉仕が自らの霊性の変容の加速を促しますように。

サイへの愛ある奉仕の中で

アガルヴァル K ジット

慢性不眠症 03532...UK

67歳のビジネスマンが10年間患っていた不眠症の治療を求めていました。彼は散歩や旅行を好み、活動的で体格も良く、マインドの活動も大変活発でした。しかしながら、夜中に目が覚めると、すぐに何かを考え始めてしまうのです。不安を感じる夜には、全く眠れないこともありました。時々、メラトニンを摂取していましたが、それ以外の薬の服用はありませんでした。2015年9月19日に以下の処方が行われました:

#1. CC15.6 Sleep disorders…水で、就寝前30分に、また必要であれば、睡眠の直前もしくは夜中に目が覚めた時に

翌日、彼からの報告があり、前夜はすぐに眠りに入り、朝7時まで目が覚めることがなかったとのことでした。10月12日までに、患者さんは6時間から7時間の睡眠を規則的にとるようになったため、80%の改善が見られたとのことです。患者さんは心配性で、また大声で早口で話すことに見られるように興奮しやすい気質であったため、実践者はコンボを以下のように変更しました:

#2. CC15.1 Mental & Emotional tonic + #1…服用の仕方は上記と同じ

2015年11月17日、患者さんからは、気分がすこぶる良く、以前と同じように7時間は規則的に睡眠がとれるようになり、不眠症は完治したとの報告がありました。服用回数はその後1週間は変えずに、その後徐々に減らしていき、次の1週間は週3回、それに続く1週間は

週2回、その後は週1回としていきました。

患者さんのコメント:

10年以上も不眠症を患っていたため、私は仕事にも集中できず、常に焦燥し衰弱していました。夜中、私はこの症状に対しての対策を練って過ごすのですが、朝になると疲労困憊し、その対策案を実行に移せないでいたのでした。それから私はとても不安になり、全く眠ることができなくなりました。波動薬を摂った最初の夜、私は翌日の朝7時までぐっすり眠ることができ、これまでにない上質の睡眠を得ることができました。4時間もとれれば幸運な方であった状態から今では、常時7時間の深い睡眠をとることができ、波動薬を摂る以前よりも100%良くなりました。夜中に目が覚めたとしても、より簡単に睡眠に戻ることが可能となりました。

通常10時頃就寝し、翌朝5時頃に起床しますが、時には7時30分まで目が覚めない時があります。毎朝とても爽快な気分で目覚めていますので、眠れない夜を過ごした後の疲労困憊の状態を今では感じることなく大変喜んでいます。

五十肩 03504...UK

61歳女性 が2014年11月3日に右手の凝りと五十肩の治療を求めて実践者を訪れました。

彼女は1年間この症状を患い、これに対してはマッサージ療法のみを受けていました。原因は不明で、それ以外の症状はありませんでした。処方されたレメディは以下の通りです:

CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC20.2 SMJ pain + CC20.3 Arthritis + CC20.4 Muscle & Supportive tissue...一日3回

約3週間後の2014年11月26日の面談では、15%の改善の報告がありました。波動薬の治療は続けられ、6週間後の2015年1月18日の面談では、症状は40%改善されたことが報告されました。その後、彼女はレメディを携えて2週間インドへと赴きました。2015年5月2日に帰国すると、症状は完治されており、その後のレメディの摂取は不要となりました。実践者が数か月後(2015年12月9日)に患者さんに連絡をとってみた際、再発がないことが確認されました。

手の痛み 02854...UK

2014年9月22日、35歳女性が左手の痛みの治療を求めて実践者を訪れました。痛みは1週間続いており、神経痛のように、焼け付くようなズキズキする痛みでした。その結果、左手を使うことができず、特に台所仕事に支障をきたしていました。手に包帯を巻く以外には、その他の治療はない中、以下の処方がなされました:

CC10.1 Emergencies + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC18.5 Neuralgia...1日3回

実践者は患者さんに水での服用を勧めましたが、患者さんは粒での服用を選択しました。

その翌日、痛みは50%減り、まな板で野菜をそれほどの痛みを感じることなく刻むことができました。三日経つと、90%の改善となり、一週間で完治しました。その後4週間、レメディは1日2回で摂取されましたが、2015年1月の面談の際、患者さんから、左手が通常通りに回復し再発もないことが確認されました。患者さんは感謝しており、波動薬の治療に大変満足しています。

耳の感染症(犬) 03527...France

ベルギー・テルビュレン産のベルジアン・シェパード・ドッグ(12歳半、雄)のトムが左耳に重度の感染症を患っていました。耳からは悪臭の膿が染み出ている状態でしたが、飼い主は2日日間症状に気づかず、3日目(2015年7月9日)に波動薬の処方が以下のように行われました:

CC1.1 Animal tonic + CC5.1 Ear infections...1日4回、水で

実践者はスポイトを用いてトムの口に直接レメディを処方しました。波動薬治療の最初の2日間、塩化マグネシウム溶液で、規則的に耳の洗浄も行いました。他の治療はありませんでした。治療2日目に入るとすぐに膿が止まり、トムは元気になりました。服用回数は1日3回に減り、8日を経て完治しました。その後3週間、服用回数は1週間に1回となりました。

長引くインフルエンザと咳 02899...UK

64歳のジュニア実践者は、10月1日以来インフルエンザと胸の感染を防ぐための下記の「冬のレメディ」を予防目的の服用回数で摂取していたにも関わらず、2015年10月17日の夕方、喉の痛みと軽い熱を患いました。

CC9.2 Infections acute + CC10.1 Emergencies + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC19.1 Chest tonic + CC19.3 Chest infections chronic + CC19.5 Sinusitis + CC19.6 Cough chronic + CC19.7 Throat chronic…1日1回

その後、彼は服用回数を増やし夕方2回摂るようにしました。そしてその翌日から、1日6回としました。同時に、熱はパラセタモル、風邪とインフルエンザはレムシップというOTC(医師の処方箋なく手に入る市販の)薬を服用し始めました。5日目には、症状はずっと軽くなり(50%)、10日目には、咳は散見され、穏やかな鼻詰まりは残ったものの、全体として90%の改善が見られました。その後市販薬の摂取は無くなり、上記コンボを1日1回の服用回数としました。しかしながら、2015年11月22日、喉の痛みが再発したため、すぐに服用回数を1日6回にしました。翌日、症状は安定しましたが、2日目には激しい咳を伴うインフルエンザのような症状となり、夜の睡眠が妨げられるほどだったため、レムシップの1日4回の服用を再開しました。「冬のレメディ」は症状の悪化を防いでいるようでしたが、症状の治癒に対する効果は見られませんでした。彼の気力は失われ食欲もありませんでした。2015年12月4日、彼は医師に相談したところ、検査を勧められ、引き続きレムシップの服用を行い、悪化するようであれば再度医師を訪ねるよう指示されました。翌日体調は悪化し、少量の血が混じる痰が出始めました。12月7日、医師による再診では胸部と喉の感染症状は見られませんでしたが、咳を鎮め、鼻の詰まりを和らげるため抗生物質(アモキシシリン)が処方されました。3日後、咳は50%改善され、少し元気が出てきましたが、咳の際の出血は増加していました。12月14日、医師は最も可能性のある原因としてウイルスの感染と診断しました。そうした状況の中、シニア(上級)実践者02802…英国は、患者さんの痰から1Mの強度のノーソードを準備しました。12月15日に患者さんはその他の治療は全て中止し、ノーソードをその日に2回摂取しました。その翌日までに、25%の改善が見られ、ノーソードは1日4回の服用で継続される中、急速に症状は改善され2日以内に50%、5日以内に90%の回復が見られ、咳の際の出血は完全に止まりました。

2015年12月31日までノーソードは1日4回の服用で継続され、99%の改善となりました。その後、服用回数は1日2回へと減り、2016年1月15日には1日1回、そして1月29日には服用はなくなりました。

風邪・咳・熱 11520...India

32歳男性が2015年4月18日に急性の風邪とインフルエンザの症状で実践者を訪れました。38.9 Cの高熱があり、それまでの3時間、悪寒でかすかな震えと共に、ひどい鼻水と咳が見られました。同日に近隣の町の重要な公的会合にでなくてはいけない状況の中、彼は波動薬の治療を熱望していました。その他の薬の服用はなく、以下の処方が行われました:

CC9.2 Infections acute + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC19.6 Cough chronic…10分おきに服用

実践者の自宅にいる間に3回の服用がなされると体調は良くなり、彼はレメディを持参することなく直ちに会合へと向かいました。24時間後、治療の御礼の電話がありました。4時間以内に100%体調が戻り、仕事上の義務を果たすことができ、悪寒もなく、震えも咳も止まり、平熱に戻ったとのことでした。

慢性再発性扁桃腺 11567...India

2015年3月27日、4年間、再発性の慢性濾胞性へんとう炎を患っていた、8歳半の男の子が母親に連れられて実践者のもとに連れてこられました。発症は月に2回あり、喉の痛みでものを飲み込むのも困難でした。少なくともひと月に1回は抗生剤を摂取していました。2015年4月3日に、以下のレメディの服用が開始されました:

#1. CC12.2 Child tonic + CC15.1 Mental and Emotional tonic + CC19.7 Throat chronic…1日3回

次の9日間、少年は抗生剤を摂取しなかったにも関わらず、症状の再発はありませんでした。

しかしながら、実践者は、シニア実践者との話し合いによって、波動薬通信に掲載されていた同種の処方例(慢性扁桃腺10741インド、2014年7・8月、第4巻第5号)を参考に、処方したコンボを以下のように変更することにしまし

#2. CC9.2 Infections acute + CC17.3 Brain and Memory tonic + #1…1日3回

少年は処方通りの服用を続け、2015年8月まで再発は見られず、母親は大変喜んでいましたが、母親はフルタイムの仕事を持ち、大変忙しくしていて、その子に規則的に服用させることができないでいたため、少年は8月28日に喉の痛みを訴えました。母親は10分おきに、2時間#2のコンボを水で服用させ、その後1週間は1日6回で継続しました。5日経つと完全に症状は治癒されましたが、#2は1日3回での服用を継続しました。2015年12月5日、母親から連絡があり、手持ちの波動薬が底をついたものの、忙しいために波動薬を取りにくることができず、6日間、コンボの服用が行われなかった旨の報告がありました。レメディは補充され、母親は、2015年12月20日から1日2回へと服用回数を減らす計画のもと、1日3回の服用をしっかりと継続するよう強く要請されました。波動薬の治療が終了してからは、少年は抗生剤の摂取を行っていませんでした。母親は息子の健康が回復したことに大変喜び、スワミと波動薬に感謝しています。

慢性の夜尿症 11567...India

5歳の男の子が2015年3月29日に慢性のおねしょの治療を求めて連れられてきました。症状は2年間継続していましたが、両親は当初、自然に治るだろうと、特に治療を考えることはありませんでした。冬の間、症状は悪化し、毎晩のようにおねしょがありましたが、夏場はそれほど頻繁ではなく、1週間に2回ほどでした。少年は精神的に安定していて、その他に問題はなく、学校でも良い生徒でした。両親は対症療法の医師に連れていくこともなく、他の治療を受けさせることもありませんでした。

少年は寝る前に水を飲まないうよう指示され、以下のレメディが処方されました:

CC13.3 Incontinence + CC15.1 Mental and Emotional tonic…1日3回

2015年4月8日、少年の祖母から、10日前に波動薬の服用を開始してから、症状の再発がないとの連絡がありました。家族は、服用を1日3回続けるように指示され、次の2か月間では月にたった1回の再発しか見られませんでした。夏期に見られた以前の症状のパターンであった、1週間に2回の再発からは著しい改善となりました。少年の祖母は、この症状の原因を寒冷の天候と、少年が寝る前に水を飲む習慣であると考えており、症状の完治を確信し、服用回数を減らすよう求めました。

そこで2015年7月3日から、服用回数は1日2回となり、次の月には症状は見られませんでした。少年は2015年8月20日に米国へと旅立ちました。9月5日、服用回数は更に、1日1回まで減らされましたが、2015年11月24日、祖母から、症状の完治の報告がありました。少年の移り住んだ米国ではまだ冬で寒さが厳しいため、予防として、1週間に1回の処方回数で服用を継続しています。2015年12月24日には、少年の家族からの報告を待って、服用回数を更に減らすことを考えています。家族は、サイ波動薬の治療による優れた効果に大変喜んでいます。

デング熱 01228...Slovenia

2015年7月、プッタパルティを訪れていた19歳の女性が蚊に刺され、その箇所は左足に痒みを伴う大きく赤く腫れてしまいました。何日か、その状態は続きましたが、雨季であったため、あまりそのことには気をとめずにいました。しかしながら、その3,4日後に、高熱と

全身の倦怠感、関節の痛み、頭痛、しばしば吐き気を伴う胃の痛みを患うようになったのです。

酷い虚弱感を感じ、3日間は寝たきりとなりました。いろいろな療法を試したものの、一向に良くならなかったため、病院に行ったところ、デング熱と診断されました。輸血を勧められましたが、ルームメイトの病気に波動薬が大変効果があったことを見ていた彼女は、輸血を断り、以下の処方を受けました:

#1. CC9.2  Infections acute + CC11.3 Headaches + CC21.4 Stings & Bites…症状が落ち着くまで毎時間

#2. CC3.2 Bleeding disorders + CC4.6 Diarrhoea + CC9.2 Infections acute + CC9.3 Tropical diseases + CC10.1 Emergencies + CC12.4 Autoimmune diseases + CC20.4 Muscles & Supportive tissue…1日3回

#3. Potentised Gold & Ruby 30C + Potentised Amethyst & Platinum 30C…1日1回

翌日、体調はずっと良くなりました。熱はほとんどなくなり、吐き気を催すことなく軽めの食事を摂り始めました。3日間の服用の後、50%の改善が見られ、訪問目的でもあったプッタパルティでの世界大会にも参加することさえできました。

加えて、以下の処方が行われました:

#4. CC9.1 Recuperation + CC12.1 Immunity + CC20.2 SMJ pain…1日3回

1 週間で、70%の改善があり、母国に戻ることができました。まだ、虚弱感は残っていましたが、彼女の波動薬への信頼は固く、レメディを持参してその後のケアに備えました。

実践者プロフィール 01228...Slovenia

実践者 01228…スロベニアはシニア波動薬実践者であり、1996年に自身の癒しの体験をすることとなった波動薬に出会いました。波動薬にとても印象付けられ実践者としての訓練を受けてから、母国スロベニアに戻り、非常に多くのセヴァを行いました(詳細は、2014年、第1回サイ波動薬国際会議、会報議事録p73-78参照)。子供の頃から、彼女の人生は病気と悲劇的な出来事の連続で、その中で、心身共に深く傷ついていました。それは2回の交通事故、肋骨の骨折、脊椎炎、脳震盪,多数の手術、重度の鬱、チクングニア熱、生来の近視などを伴うものでした。また彼女は2002年から2003年まで、14か月間入院し、数種の異なる強力な対症療法の薬漬けとなっていました。医師によれば、健康体に戻ることは決してないであろうとの診断が下されていました。スロベニアの医師会は彼女に対して30%の障害者認定を行いました。彼女の健康状態は極めて劣悪で嘱望されていた翻訳家・教師としての道も、身体機能の5%しか活用できないがためにあきらめざるを得ませんでした。

しかし、彼女の忍んだ苦しい体験は無駄にはなりませんでした。長かった、病院での闘病生活の後、彼女は人生に途方に暮れ、バガワンに助けを求めたのでした。バガワンは愛による介入をされ、プラシャンティ・ニラヤムへと彼女を導きました。以下は彼女自身の言葉です:「私の唯一の避難所はスワミでした。スワミは私をインドへと呼んで下さいました。敬愛するババのもとでの6か月間の滞在のために、荷物をまとめていると、私のスーツケースの半分は対症療法の薬で埋まってしまっていたのです。その時、気が付いたことは、ほんの少し前まで、私はスーツケース一杯の化学薬品を摂取し、必然的にその厳しい副作用を受けていたのだということです。虚弱の度合いが酷く、私は代替医療のことすらも考えることができず、対症療法の薬を十分に摂取する以外方法はないと信じていた医師の指示にただひたすら従っていたのでした。プッタパルティで、スーツケースを開くと、何と、中に入れていた全ての対症療法の薬全てが消えてしまっていたのです。すぐさま私は、このことがスワミのメッセージであって、対処療法の薬から卒業し、その代わりに波動薬や副作用のない薬を服用すべきであると理解しました。」その後、彼女はいくつかの代替療法を試し、最終的に、波動薬が全ての中で、最も効果的であるという結論に達しました。4年間の波動薬治療の後、彼女の視力は60%向上し、体調全体も80%改善しました。このように、全くの変容を遂げることのできた自身の体験に触発され、彼女は、病気によって打ち負かされ苦境に晒されている人々に、休みなく手を差し伸べる決意をしたのでした。実践者として、彼女は14年以上の驚異的な体験を積んできました。その中には、彼女自身の独自の効率的なやり方で主催した波動薬キャンプの設営も含まれています。彼女は夫と共に、2万人以上の患者さんをお世話し、90以上の医療キャンプ(その中にはヒマラヤの奥地の村々も含まれています)を行ってきました。当初、彼女は処方内容を全てノートに包括的にまとめ、一人一人の患者さんのレメディを準備していましたが、すぐに、それでは時間が足りないことがわかり、コンボボックスの準備をしっかりとすることを心がけました。108のコンボを全てチェックし、中身が半分以下のものを全て補充し(特に、夏の暑い月には、アルコール溶媒の蒸発が早いため)また、以下の3つのコンボ(最も頻繁に必要とされるもの)の作製をあらかじめ行い、翌日に備えました:

痛みコンボ:

CC3.1 Heart tonic + CC10.1 Emergencies + CC20.1 SMJ tonic + CC20.2 SMJ pain + CC20.3 Arthritis + CC20.4 Muscles & Supportive tissue + CC20.5 Spine + CC20.7 Fractures + CC12.1 Adult tonic (年配の患者さんに対して、その場で加えること)

風邪・インフルエンザコンボ:

CC9.1 Recuperation + CC9.2 Infections acute + CC19.1 Chest tonic + CC19.3 Chest infections chronic + CC19.5 Sinusitis + CC19.6 Cough chronic + CC19.7 Throat chronic​​

学生コンボ:

a. CC12.2 Child tonic for younger children and b. CC17.3 Brain & Memory tonic(年長の学生に対して)

実践者は子供と共に活動することが大好きで、それについて次のように述べています:

「私は、心の柔軟な時期にある学生に、清浄で効能の高い、しかも副作用のない波動薬を知らしめることが重要であると信じています。彼らは心を開いて新たな考えを受け入れることができ、波動薬の優れた効果を体験したならば、そのことを生涯記憶し家族を中心とした周りの人々に、波動薬を広く紹介していくことになるでしょう。学校で定期的に医療キャンプを行うことは、彼らの内にこの優れた癒しのメソッドに対する確信を培うためにも重要なのです。2015年6月末、私がヴェーダを教えている学校で、一人の学生がデング熱で若い命を落としました。このことは私の胸に深く影響を与えました。そこで私は、すぐに、特に子供たちの間でデング熱の伝染が広まらないよう、何かをしたかったのです。というのは、感染によって入院が必要となり、死に至ることもあるからです。

長先生からは、生徒に免疫強化や病気予防のための薬を処方してもらえないかの打診がありました。季節の変わり目に多くの生徒がインフルエンザや高熱、風邪を既に患っていました。私は、この奉仕の機会を与えられてただただ嬉しく思いました。私自身6年前に、チクングニア熱に感染したことがあり、この病気やデング熱の予防と治療のための対症療法の薬はあまり効果がないことも知っていました。一旦、これらの病気に感染すると、様々な形で数年にわたって感染が継続するのです。前年に、デング熱に感染した5人の患者さんの波動薬の服用結果が良好であったため、予防のための服用を効果的に行えると感じていました。私は夫とともに、2種類の予防レメディのセットを用意しました。低年齢層の生徒には先生から以下のレメディが渡されました:

#1. CC3.2 Bleeding disorders + CC9.2 Infections acute + CC9.3 Tropical diseases + CC10.1 Emergencies + CC12.1 Immunity + CC12.2 Child tonic + CC20.4 Muscles & Supportive tissue + CC21.4 Stings & Bites + Potentised Gold & Ruby 30C + Potentised Amethyst & Platinum 30C…1日2回

生徒は、登校時の朝と下校時の午後にレメディの服用を促されました。お菓子のようにして好きなだけ食べてしまわないようにレメディのボトルそのものは、生徒には渡されませんでした。

年長の生徒には、(自身での管理に慣れているため)それぞれレメディのボトルが与えられました:

#2. CC 3.2 Bleeding disorders + CC 9.2 Infections acute + CC9.3 Tropical diseases + CC10.1 Emergencies + CC12.1 Immunity + CC12.4 Autoimmune diseases + CC17.3 Brain & Memory tonic + CC20.4 Muscles & Supportive tissue + CC21.4 Stings & Bites + Potentised Gold & Ruby 30C + Potentised Amethyst & Platinum 30C…1日2回

蚊に刺された時の適切な処置について生徒への教育に特別な努力が払われました。蚊に刺された場合、全てのケースが重度の症状を示すものではありませんが、その症状は一般的に、痒みを伴い、皮膚が赤くなり腫れる、というものです。潜伏期間の4~7日が過ぎる前であっても予防のための波動薬を摂取することが勧められます。全体として、800名の生徒と何名かの大人がこのデング熱予防及びその他の症状のためのレメディを受け取りました。各学校では、教師の方々に、生徒がデング熱やその他の伝染性の病気に罹った際にはフィードバックをすぐさま行ってくれるよう彼女は依頼しました。他の病気についても、特に早期の症状であれば、非常に効果的な治療ができることを伝えました。

2009年から毎年、プラシャンティニラヤム駅で、スワミの御降誕祭の期間に3日間のキャンプの開催に携わっています。このキャンプでは平均して850名の患者さんを7年以上お世話しています。波動薬は、彼女の人生にとって欠くことのできないものとなり、彼女は、アシュラムの外にいるお花売りの女性や物乞いの方々に至るまで社会のあらゆる階層における多くの人々の人生に触れる機会をとらえています。彼女は彼らに対して、あらゆる健康の問題について親身になって行う個人対個人としての関わりを大切にしています。全ての成功はスワミの無条件の愛のおかげであるとし、彼女はただその導管であると言われます。彼女の成功のレシピは希望を失っている人に希望を送り届けることであり、彼女はスワミの御教えである、「愛を行動で示すこと」を生きています。彼女自身の奇跡的な癒しの体験に触発され、キャンプやその他の場で数年以上に渡って何千もの患者さんをお世話することで、さらには対症療法の薬の短所を熟知していることもあって、波動薬によって治癒されない慢性の病気や不具合などはあり得ないという確固たる信念を持っています。加えて、彼女はまた、医療キャンプは、得に恵まれない多くの方々にとって波動薬をお届けする上で最大の効果をもたらす舞台であると信じています。彼女が熱望しているのは、あらゆる公共の場所で、救急箱として波動薬のキットが置かれるようになるということです。サイの愛の奉仕の使命として何と壮大なヴィジョンでしょうか。

(本通信に含まれている本実践者の処方例:デング熱)

質疑応答コーナー

1. 質問: 実践者が急性の病気にかかっている時、患者さんへの対応は可能でしょうか?

 回答: はい、その病気が伝染性のものでなく、また実践者が疲労・衰弱しすぎていたりしない限り、可能です。またその際、実践者は明晰に思考できることが重要となります。

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2. 質問: サイラムヒーリングマシーンを2台一緒に置くことは可能ですか?

回答: はい、可能ですが、いったん、レメディの製作準備に入った段階では、お互いの距離を少なくとも25cm以上離しておくようにしてください。マシーンの中の強力な磁石がレメディの波動を中和してしまうかもしれないからです。同様に、108のコンボボックスもマシーンから少なくとも25cm離しておくべきです。

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3. 質問: 全ての患者さんが好転反応を経験しますか?

回答: いいえ、 これまでの経験から、3人に2人は排毒としての好転反応を示していますが、ほとんどの人にとって、好転反応は徐々に起こるゆっくりとしたプロセスで、本人はあまりそれを実感していません。幾つかの症例では、病気からの肉体的不快さが好転反応を覆い隠していることもあります。はっきりと認知できるケースとしてはおよそ4人に1人が好転反応を体験しています。

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4. 質問: 幼児が好転反応を体験しないのはなぜですか?

回答: 幼児は体内に毒素を蓄積していないためです。年齢を経るごとに、両親によって、添加物などの入っていない健康的な食事を与えられ、バランスの取れた生活を送るよう見守られることが大切です。そうした中には、TVやビデオ、コンピューターゲーム、その他のメディア等の情報源から何を子供たちが5感を通して取り入れているかをチェックすることも含まれます。

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5. 質問:白黒写真は遠隔療法に用いることが可能ですか?

回答: 実践者の中には、カラー写真の方が良いと言う人もいますが、その結論を出せる十分な調査はまだなされていません。写真は集合写真からの切り抜きではなく患者さんの個人写真であるべきです。

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6. 質問:  水道水に含まれる塩素 (その強力な臭いで判別しやすい)は水を媒体にしてレメディを服用する場合、波動薬の癒しの力を減じることがありますか?この質問の趣旨は、レメディを服用する時間帯として、食事の前後20分を空けてからと患者さんに指示していますが、それは純粋な水以外の食事や飲み物がそれ独自の波動を持っていてレメディの効果に影響を与えるからです。

回答: 常識的に考えれば、回答は、「はい」です。化学添加物は波動薬レメディの癒しの効力を減じる可能性があります。波動薬に対する塩素の効果についての実証検査はまだ行われていませんが、塩素水を避けることが勧められます。多くの場所で塩素の含まれない純粋な水を手に入れることが可能です。水道水の質について不明な場合には、波動薬用に用いる前に沸騰させるか、ろ過装置を用いるとより好ましいでしょう。

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7. 質問: 痛みのような慢性の症状に対して服用回数をより増やすことで対応できますか?

回答: はい、服用回数を増やすことは身体からの反応を促進し、より素早い治癒プロセスが可能となります。初日は、200mlの水に5粒を溶かしたものを30分毎に、痛み(もしくは痒みなど)で眠れないときは夜間でも服用することをお勧めします。翌日は1日6回の頻度で、改善が見られるまで数日継続し、その後、1日3回に減らします。もし症状が、急性・慢性に関わらず、非常に煩わしいものである場合には、最初の2時間を10分おきの服用で始めるようにします。

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8. 質問: CC9.4 「子供の病気」はワクチンの注射をした後に(副作用として)体調が悪くなった際にも用いることが可能ですか?

回答: それは症状によります。特定の急性の症状に対してはそれに応じたレメディを用いるようにします。ワクチンから作製したノーソードはよりピンポイントでより早く作用しやすいでしょう。もし、熱や子供の病気に関連した他の症状が見られれば、CC9.4.を処方してください。もし、それが皮膚疾患であれば、コンボ21の「皮膚」の中から適切なレメディを選択してください。

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9. 質問: もし長期にわたる慢性疾患に関して、数週間レメディを処方したにも関わらず、改善が見られない場合、数か月は辛抱して服用を継続することを助言すべきでしょうか?

回答: 通常レメディは数か月という期間を待たずして効果を示します。もし患者さんがレメディを適切に服用し、面談の際の重要な助言や指示が守られているにも関わらず症状に変化が見られないようであれば、3週間を目途にコンボを変えることを検討してみてください。しかしながら、もし、患者さん自身が、症状の改善が見られなくても、内面での心地よさが感じられる等の理由で、同じレメディを継続して服用することを望むのであれば、あと1週間待ってみてください。

マスターヒーラーからの御言葉

「今日、私達はあらゆるところで、数の多さを標ぼうする統計や増大する数の報告を目の当りにしています。数を増やすことや目標数字への到達に思い悩んではなりません。私が評価するのは質であり、量ではありません。数えるほどの村に対して行われた、真摯で、心のこもった奉仕は、行き渡りばったりの膨大な人々に対して行われたうわべだけの奉仕よりはずっと実りあるものなのです。

...サティヤサイババ「奉仕への備え」1986年11月21日御講話

http://www.sssbpt.info/ssspeaks/volume19/sss19-25.pdf

 

 

「食事・仕事・睡眠に節度を設けることはとても重要です。実際、中庸は幸福への王道なのです。現代の人々は、生活のあらゆる側面での節度を軽視し、健康と幸福を危ういものとしています。日々の食事は適切で、純粋、そして健全なものでなければなりません。しかし今日の人々は手に入るものはどこであっても何でも食してしまい、健康を損ねています。食事は健康の維持に極めて重要な役割を果たします。体内に取り込まれる食物に多くの脂肪が含まれていないか注意を払いなさい。大量に食された脂肪は肉体の健康を蝕むばかりか個々の健康をも害してしまうのです。肉食と飲酒は健康に大きな打撃を与え、様々な病気を引き起こすものとなります。

…サティヤサイババ「食物、ハートとマインド」1994年1月21日御講話

http://www.sssbpt.info/ssspeaks/volume27/sss27-03.pdf

お知らせ

インド プッタパルティ: アシスタント波動薬実践者ワークショップ、2016年3月5日-8日連絡先:ヘム[email protected]

インド デリー首都圏:ジュニア波動薬実践者ワークショップ  2016年3月12日 及び年次リフレッシャーセミナー、2016年3月13日、連絡先:サンギータ [email protected]

インド、ケララ州 カサラゴッド: アシスタント波動薬実践者ワークショップ、2016年3月25日-26日連絡先:ラジェーシュ [email protected] 、電話8943-351 524 / 8129-051 524

インド ムンバイ: リフレッシャーセミナー及びジュニア波動薬実践者ワークショップ、2016年3月25日-26日、連絡先:サティシュ[email protected]、電話 9869-016 624

ポーランドヴロツワフ :全国リフレッシャーセミナー、2016年5月7-8日、連絡先:ダイルーズ [email protected]

付記

2015年9月18-20日、ウェストヴァージニアでの米国で最初のシニア波動薬ワークショップの開催

2015年9月18日から20日の秋晴れの週末、米国で初めての第一回目のシニア波動薬実践者養成ワークショップが、ワシントンDC近郊で行われました。アガルバル博士夫妻が、米国・カナダ世話人01339と共に6名のジュニア実践者にトレーニングを施しました。またこのワークショップには2人のシニア実践者も参加しました。このワークショップへの参加に先立って、ジュニア実践者は、世話人との9週間の通信講座でのトレーニングを完了していました。

ワークショップの焦点はサイラムヒーリングマシーンを用いた実践的なトレーニングでした。その他の項目として、カードを使ったレメディの作製方法、ノーソード(太陽ノーソードを含む)の作り方、遠隔療法、対症療法の薬・アレルゲン・サプリメントの波動転写、以前に作製したレメディの中和なども採り上げられました。アガルヴァル博士はネガティブな波動を持つ物質であってもマシーンによる転写によって、作製されるレメディは癒しの波動のみを持つことになる、との説明をされました。レメディの選択、好転反応、マイアズムの対処の仕方、浄化の手順・プロセス、ペンデュラム(振り子)の利用に関しての詳しいプレゼンテーションも行われました。実践者は波動薬の癒しのメカニズム、すなわち、身体そのものに癒しの力が存在し、波動薬の粒はその癒しの力を喚起するに過ぎないことを再確認しました。

シニア波動薬実践者トレーニングの受講のみならず、実践者は以下の4つのことについて検証を行うよう依頼されました:

1. 1日3回での服用回数でレメディを処方する時、患者さんに10分おきに水での摂取を2時間行うよう指示する。この服用全体は、3回の内の1回として考え、残りの2回は通常通りとし、その結果を記録する。

2. サイラムヒーリングマシーンでの遠隔療法を行う場合、もし、200Cのポーテンシーでは効果的でない場合、1Mのポーテンシーで行い、結果を記録する。

3. 乾燥した血液を元にノーソードを、自分自身及び患者さん用に作製し、その効果を確かめる。

もし、不十分な結果しか得られなかったとしたら、新鮮な血液からのノーソードを作製し結果を比較する。

4. ファンガスや寄生虫によって感染した植物(真菌類)からの葉のノーソード(水で)を作製し、その水を倍加し、それを、葉を採取した植物と他の感染している病気の植物に用いて、一つの植物の病気から作製したノーソードが他の植物の病気にも効果があるかどうかを記録する

参加者はこのワークショップを大いなる成功と評価し、トレーニング内容に対するフィードバックの中には、ワークショップの最高の側面はグループとして、共に学び共に活動することであるとのコメントがありました。他の実践者の体験や質問を聞くことは大変有意義であると感じた、ということです。トレーニングプログラムへの参加は週末でしたが、実践者の間での強い絆や仲間意識が生まれ、成果は期待を超えるものでした。自宅を解放して全員をお迎えしたコーディネーター夫妻による温かなおもてなしに参加者全員が感謝しました。美しい邸宅で行われた夕方の集いによって、打ち解けた雰囲気の中でその日の活動を更に続けることが可能となりました。

ワークショップの中で、アガルヴァル博士はその内容の濃さについて、3日間で全てを終えることは極めて厳しいと感じておられました。しかし、参加者全員が勤勉で大いなるやる気を持って臨んでいたため、その成果は最終試験での高得点に反映されました。スワミの愛に溢れる臨在は参加者によって感じられ、自分達が、人々に対する無私の奉仕というより高位の目的のために召集されていることを実感しました。有益な情報を獲得するという他に、参加者はクラス以外のところで、想いやアイデア、笑いをそれぞれ共有し合いました。このセミナーは参加者全員にとって心身ともに充電の機会となり、波動薬によってより多くの人々や動物、植物を助けるために高揚した気持ちを持って帰宅の途に着きました。

医療キャンプ, 2015年9月21-25日 インド、ウッタラカンド、ジャコール

3名の波動薬実践者のチームが、2015年9月21-25日にインド、ウッタラカンドにある人里離れたヒマラヤの村ジャコールにて医療キャンプに参加するよう招かれました。このキャンプは英国に拠点を持つ「Better Lives Foundation(ベターライフ財団)」とウッタラカンド州、デラドューンにあるニルマル・アシュラム・アイ協会との共催で執り行われました。

英国02894, カナダ02750 、ウッタラカンド11121の3名の実践者 は1、080名の患者さんのお世話をし、加えて、350名の地域の学生に「基礎的レメディ」をも配布し,多くの人にとって大変実りある体験となりました。また、対症療法の医師団や看護婦、医療補助員、地域のオーカナイザーの方々に波動薬に対する多くの関心が喚起されました。一人の実践者が、医師団に対し、波動薬についての気づきを促すような話をする機会を得ました。

 

リフレッシャー・ワークショップ,2015年10月2日インド、ケララ州アルヴァ

E.ムクンダン教授とパンカジャクシャン博士による点灯式    E.ムクンダン教授による開会の辞

ワークショップは、州の様々な地域から39名の実践者による出席があり、実践者11231による開会の祈りと歓迎の挨拶によって始まりました。 主賓は、ケララ州シュリ・サティヤサイセヴァオーガニゼーションの州会長であるE.ムクンダン教授でした。教授は、開会の辞の中で、スワミとのユニークな体験談を交えたエピソードで参加者を鼓舞されました。波動薬のケララ州世話人02090は今日の社会環境の中でのサイ波動薬の持つ重要性を強調しました。彼は参加者に対して、サイ波動薬を通じて社会に奉仕する機会を自らに課すよう要請し、将来にわたっての更なる活発な活動を希望する旨を表明しました。

実践者11231 はサイ波動薬と、子供用、学生用などの様々な活性薬についてのプレゼンテーションを行いました。彼はまた、血液のPHバランスやストレス管理など様々な健康関連の題材についても議論を提起しました

午前中のセッションは実践者11993...インドによる、チャクラについての簡単な分析とサイ波動薬における関連性についての話で締めくくられました。 

午後のセッションでは、参加者がそれぞれの処方例や実践者としての体験を分かち合うよう促され、参加者全員が、それぞれの患者さんの劇的な癒しについて報告しました。このワークショップは気持ちを高揚させる体験となり、毎年少なくとも1回か2回の開催が提案されました。ケララ州の世話人02090は、自身の閉会の辞の中で、全ての実践者が怒りや他人の陰口、不幸から解放されることを決意するよう促しました。また、エルナクラム地区で行われた会合をモデルケースとして、彼は月次の地区レベルの会合を開催することを提唱し、全参加者によってそれは歓迎され、ワークショップはアルティによって締めくくられました。

 

インド マハラシュトラ州 プネ 波動薬実践者ワークショップ、2015年10月10日-11日

11名のアシスタント波動薬実践者と9名のジュニア波動薬実践者が、2015年10月10日~11日にプネで行われたワークショップに参加しました。このワークショップは、教師でもあるプネの世話人10375によって企画・運営されました。企画・運営に携わった方には、波動薬の教師11422 & 02789及びムンバイの世話人10014も含まれ参加者に対して価値ある情報がもたらされました。

ワークショップに先立って、全てのアシスタント波動薬実践者は、ジュニア波動薬実践者テキストに沿った通信講座を受け合格していました。ワークショップでは、波動薬の理論及び、その発祥からこれまでの発展まで、さらには様々な実践的なケーススタディも行われ、また、実践的な取り組みとして、参加者はグループになって、処方例の記録・文章化の重要性について話し合い、またいくつかの事例の中で実際に参加者は服用回数を含めどのように処方を行うかを問われました。参加者は講師と波動薬の実践について有益な洞察と健康に関する価値ある助言を分かち合いました。

最終日には、参加者はアガルバル博士とスカイプでの対談を1時間半に亘って行い、スワミの恩寵によって、音声や画像の乱れも中断もなくスムースな環境が設定されました。その後、108のコンボキットがそれぞれ全てチャージされた際には、「オームサイラム」を全員で唱える声によって神聖な波動が生まれ、それは部屋全体に反響しました。部屋中にビヴーティの神聖な香りが感じられるほど、スワミの臨在は明らかでした。各参加者はスワミに奉仕をする機会を得たことに祝福を感じ、新たなエネルギーと共に、地元に戻って患者さんに奉仕する決意を新たにしました。

ワークショップに対するフィードバックとして、参加者は様々な種類のプレゼンテーションの内容に感銘を受けていました。ある参加者は、「他の実践者との意見交換や学びの体験によって多くのことを学ぶことができ、一人の実践者として成長することができました。」と報告し、またある参加者は、「このワークショップは波動薬に関する最新の情報を得る上でまた、他の実践者との結びつきを強める上で格好の方法だと思います。」と話しています。

ジェイサイラム!