サイ波動薬通信

" 病める人、打ちしおれた人、落胆した人、疾患に苦しむ人がいれば、まさにそこにあなたの奉仕の場があります " Sri Sathya Sai Baba
Hands Reaching Out

Vol 6 号 6
November 2015
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アガルヴァル博士の研究デスクより

90周年生誕祭特号

この特別号は、バガワン・シュリ・サティヤサイババ様の生誕90周年の吉祥の機会に、90の波動薬処方例を捧げる特別号です。

実践者の皆様

このサイ波動薬通信特別号は、敬愛する主、サイババ様の生誕90周年をお祝いするものです。本特別号には、90の処方例が含まれ、蓮華の御足に捧げられます。献呈の辞は下記に記載されています。

ババ様はこの物質世界は2元の世界(善と悪、苦悩と歓び、病気と健康など)であることを教示されてこられました。サイ波動薬は、主の御手によって、人類の苦悩を取り除くために創造されました。この奉仕活動に携わることを祝福された私達は、この貴重な、神からの贈り物が、私達の対応させていただく患者さんと、神の道具である私達双方にとってのものであることを認識しています。このことを再度確認して、自らを御手の愛の道具として、スワミの使命へと自らを捧げてまいりましょう。

今回、送付いただいた処方例を俯瞰しますと、患者さんや症状、処方の仕方など、その多様性に圧倒される思いが致します。全ての処方例を貫いているのは、処方に於ける愛という共通要素です。実践者のみなさんによって患者さんに降り注がれる愛と優しさが一つの事例から次へと繋がっていきます。まさしくこのことがサイ波動薬の在るべき姿であると思います。愛なくして、真の癒しもあり得ません。

本通信の様々な処方例を読まれる方々が患者さんと実践者の物語に鼓舞されますことを願っています。

サイは、この波動薬のあらゆる活動に関わる全ての努力を導いてくださっています。この特別号も例外ではありません。今回、驚くべきほどの数の処方例が寄せられ、通信の編集チームの個々のメンバーは、昼夜を問わず時間とそのスキルを捧げ、生誕祭への奉納として各国・各地域から寄せられた貴重な貢献を無駄にしないよう全力で対応しました。また、編集の途上では、追加的情報の依頼や不明点の確認などに対して、それぞれの実践者が素早く返答をしてくださいました。このグループワークの中に、和合と一体性が感じられました。それは一人一人が、貴重な機会を戴いたことへの感謝と歓びの発露として結集し、90周年生誕祭の波動薬チーム全体としての捧げものをまとめ上げたのでした。

この場をお借りして、全てのお世話になったみなさんに感謝申し上げます。このグループワークは、寛容で無私の奉仕を厭わない多くの実践者の存在なしには完了することはできませんでした。彼らはこのプロジェクトへの献身にあたり多くの私的犠牲を払われました。

処方例を集めて下さった世話人の方々や実践者のみなさんに心から感謝いたします。また編集のプロセスでも、校正や推敲、オンラインへのアップロードや奉納のための特別な装丁をされた編集チームの々にも御礼を申し上げます。

サイへの愛の奉仕の中で

アガルヴァル・K・ジット

 

                                                                     献呈の辞

                              敬愛する主、バガワン・シュリサティヤサイババ様に捧げます

                                             2015年11月23日90周年生誕祭にて

 

親愛なるスワミ

蓮華の御足に90の波動薬処方例の花束を謹んでお捧げいたします。世界中からの神癒の報告は、病める人を癒し苦悩を取り除く、スワミの無条件の愛の力の証です。無限なる慈愛によって、サイラム・ヒーリング波動薬が人類に授けられました。私達は神の道具として、この波動薬を必要とする全ての人々に奉仕をする祝福された役割を授けられています。

私達はスワミの奇跡の癒しを目の当りする機会にも恵まれています。

この奉納とともに、私達のハートとマインド、そして私達の全てを、神の顕れである全ての人々への無私の奉仕にお捧げいたします。

全ての患者さんに、無私の愛による最善の奉仕ができますよう私達を導いて下さいますようお祈りいたします。

波動薬にるトマトの栽培 00002...UK

(実践者手記):私はプッタパルテイの高等医療病院(Super Specialty Hospital)の近くで何年か暮らしています。家には畑があり、様々な野菜を育てています。畑のトマトは、苗を植えて8週間後に(2015年11月時点で)既に6フィート(約1.8m)の高さに届いていて、見た目も健康そうで力強く、小さな芽が開こうとしていました。今回は昨年、波動薬の実験を行ったことの経験が生かされています。前回では、トマトの苗は高さが4フィート(約1.2m)までしか伸びず、トマトの実も小ぶりでしたので、あまり満足のいくものではありませんでした。そこで、新しい苗木が2014年に植えられた時、以下のレメディを処方しました:

CC1.1 Animal tonic + CC1.2 Plant tonic + SR264 Silicea 3X…水で一日1回、2リットルのスプレーボトルを用いて苗木に噴霧する

苗木が初期の容器から土へと移設する時には、苗木にストレスがかかり、そのための対処が必要となります。そこで3日間、上記の処方を継続しました。トマトの苗はすぐにそれに反応して、力強い新たな成長を見せました。その後、数か月間、5日毎にスプレーで噴霧を続けました。トマトは5.5フィート(165cm位)まで成長し、立派な実をつけました。そのうちのいくつかはとても大きくなりました(2,3個のトマトは1個あたり500gまで成長・・写真参照)。また、他の野菜、ズッキーニ、ホウレンソウ、フダンソウ、ナス、数種のレタスなどもみんな、活き活きと立派に育っていることにも気づきました。畑の作物は全て、コンポストの肥料と、虫よけ(害虫、蟻、蠅、毛虫、アブラムシなど)のための自家製の唐辛子ミックスでの噴霧を行っています。しかし、上記の波動薬を規則的に処方したのは今回初めてで、そんなに大きなトマトの収穫があったのも初めてです。トマトの味も素晴らしいものでした。

実践者コメント:唐辛子ミックスの作り方をここに記しておきます。しかし、上記の波動薬だけでも害虫への抵抗力をつけるのには有効です。

500gの細かく刻んだ熟した唐辛子を3リットルの水に入れ15~20分煮立てます。このミックスが野菜に付着するよう30gの石鹸を加え、良くかき混ぜます。さらに3リットルの水を加え、全体を冷やし濾します。スプレーボトルやインド風のほうきを使って野菜に、噴霧・振りかけます。

窓に激突した鳥の回復 01339...USA

2015年9月22日、小さな鶯が飛んできて実践者の家の窓に激突しました。鳥は真正面からぶつかり、そのままデッキに落ちてきました。実践者はビブーティの容器を持ってすぐにかけつけ、鳥にビブーティをふりかけガヤトリーマントラを唱えました。鳥は動かず、頭が垂れていました。最初はとても速い呼吸で喘いでいましたが、次第にゆっくりと弱々しくなっていきました。実践者はこの小さな鳥の背中を軽く撫でてあげましたが、鳥の呼吸はもう止まってしまったかのように見えました。実践者は、急いで手許にあったボトルの蓋に、水で処方した以下のレメディを用意しました:

CC1.1 Animal tonic + CC10.1 Emergencies

実践者は鳥の喉を撫でながら、レメディの入ったキャップを鳥のくちばしのところにやさしく持っていきました。突然、鳥はレメディ水をいくらか飲み込みました。数分たってから、鳥は頭をもたげて、さらにレメディ水を飲みました。しばらくすると、鳥は首を回して周りを見回し、目をパチパチし始めました。数分経ってから、実践者はこの鳥に3回目のレメディ水を飲ませようとしましたが、飲むことはなく、その代わり、鳥はものすごい力で空中へと飛び発っていきました。この鳥との出会いはわずか20分たらずでした。

骨盤骨折・下痢・栄養失調の子猫 02658...Italy

2013年11月4日、数名の実践者が、何かしらの怪我を負っている栄養失調の子猫をローマの路上で見かけました。その後10日間、猫を見かけることはありませんでしたが、その翌日、片隅に丸くなっている姿が発見されました。やせ衰え、痛々しく、歩くこともできないその猫を彼らは獣医のところに連れていきました。X線による検査で、2週間ほど前に骨盤を骨折していたことがわかりました。下痢の症状もあり虫下しの処置もとられました。実践者の患者さんの一人がその子猫を救急の施設から引き取って、犬小屋を繕って保護し、波動薬による治療を求めました。11月25日に以下のレメディが処方されました:

CC4.6 Diarrhoea + CC12.2 Child tonic + CC20.7 Fractures…一日3回

1週間経って、下痢は完全に止まり、体重が増えてきました。12月5日の再度のX線検査では骨盤の骨折は順調に治癒されつつあることがわかりました。子猫は歩けるようになり、犬小屋から出てきました。約1か月後の2014年1月5日、獣医による最終X線検査では骨盤の骨折は完治していました。子猫は通常のレベルに体重を回復し、犬小屋を飛び出して走り回り、たまたま出会った2匹の猫とじゃれ合うほどに元気になりました。

目と頭部に怪我をした猫 02750...Canada

雌猫のスウィーティは誕生時から飼い主によって育てられていましたが、2014年11月、隣家のミルクを飲んでいたスウィーティは、隣人に捕まえられ、頭と口を叩かれ道路の排水路に投げつけられました。飼い主は、オートバイで猫を実践者のもとへと連れて行きました。スウィーティは片目が腫れ、唇が切れて、方向感覚がなく歩いても家具にぶつかってしまうのでした。以下の処方が行われました:

CC1.1 Animal tonic + CC7.1 Eye tonic + CC10.1 Emergency + CC18.5 Neuralgia

小さなプラスティック製もしくはガラス製の容器に5粒を水もしくはミルクに溶かしスウィーティの前に置き、随時飲めるようにしました。翌日、スウィーティはいつものようにミルクを飲むようになり、2日経つと、家の周りを駆け回れるほど回復しました。

炎症性腸疾患&速脈 (ウォルフ・パーキンソン・ホワイト症候群) の猫 02667...UK

実践者の飼い猫(去勢した雄猫でしょうが色、15歳、名前はガーフィールド)が3つの重大な病気と診断されました。まず、第一の病名は炎症性腸疾患で、小腸、肝臓、膵臓に影響を与えるものです。症状としては、嘔吐、下痢などがあります。抗生物質の錠剤が獣医より処方されましたが、飼い主がこれを処方させるのは難しく、サイラムヒーリングマシーンでの波動転写による処方としました。2番目の診断はウォルフ・パーキンソン・ホワイト症候群と呼ばれる珍しい病気で、脈拍が1分間に400から500まで上昇するものです(通常、猫の脈拍は1分かあたり200位です)。更に、獣医は、心臓の電気システムが血栓もしくは腫瘍によって塞がれている可能性を指摘し、ベータブロッカーとアスピリンを処方しました。また、ここでも、薬の実際の処方の仕方について根本的な問題があり、薬の副作用の影響も出ていることから、実践者によるマシーンを用いた波動薬の遠隔治療が行われました:

炎症性腸疾患に対して:

#1. CC4.6 Diarrhoea + CC4.7 Gallstones...一日6回

ウォルフ・パーキンソン・ホワイト症候群(WPW)に対して:

#2. CC2.3 Tumours & Growths + CC3.2 Bleeding disorders + CC3.6 Pulse irregular + CC15.1 Mental & Emotional tonic...一日6回

心臓の閉塞に対して:

#3.サイラムヒーリングマシーンでベ-タブロッカーと心臓疾患の薬を転写したもの 一日2回

身体機能全般に対して:

#4. CC1.1. Animal tonic..一日3回

遠隔での波動放射は、症状に合わせ、また実践者の(内なる導き手からの)直観によって1分から9分とまちまちでした。

2か月間、ガーフィールドの状態は安定していましたが、食欲や水分の摂取への関心はなく、ステロイドを波動転写したものの遠隔も行われました。身体の衰弱に対しては、食事に関するレメディの波動が毎日遠隔放射されました。これによって、消化が改善されガーフィールドが水分を摂取するよう促すことに役立ったようでした。波動の遠隔放射の効果は明確でした。というのは、ガーフィールドは、遠隔が行われている際いつもエネルギーを回復していたからです。しかしながら、ある日の朝、嘔吐の後、ガーフィールドが大変衰弱していることに実践者は気づきました。彼の後ろ脚は動かすことができないでいました。心臓の疾患によって足が麻痺していると実践者は思いました。実践者は彼をソファに寝かせ、直ちに、以下の波動を遠隔放射しました:

#5. CC10.1 Emergencies…9分間

これにより、数分以内に症状は治まりました。もうこれ以上ガーフィールドが病むのが耐えられず実践者は、獣医に連絡し、その夕方安楽死の手配をしました。

その際のババの恩寵とは、ガーフィールドをすぐに移動させることができず、その後すぐに行った以下の遠隔放射に彼が反応したことでした:

#6. CC18.4 Paralysis…9分間以上

少ししてから、実践者が戻ってみると、ガーフィールドは自らの寝床の敷毛布の方へとよろよろと歩いているではありませんか!実践者はその時、容態が悪くても安楽死させるわけにはいかない、と決意し、獣医に再度電話をして先ほどの夕方の予約をキャンセルし、彼を一晩中看病して見守ったのでした。

1時間ごとに#1, #2, #4, #5, #6      、さらに

安らかな最期のために:

#7. SR272 Arsen Alb 10M

もを遠隔放射しました

しかしながら、ガーフィールドにとって、この時はまだこの地上を去る時期ではありませんでした。遠隔放射の後、嘔吐が止まり、しっかりと歩くようになり食欲も戻ってきました。介護を受けながらガーフィールドは忍耐強く回復し続けました。この回復の時期、彼は1匹の鼠を捕まえ、実践者にそれを差出し、自らの仕事への復帰がもうすぐそこまで来ていることを示しました。

編集者注:この処方例の短縮版は2014年の国際波動薬会議の冊子の中にも紹介されています。この詳細版によって、遠隔放射がいかに効果的なものであるか、サイラムヒーリグマシーンでの転写によりレメディの処方がいかに有益であるかが示されています。

犬の癌 02864...USA

胸腔癌と診断された6歳の犬、ヘンリーを一人の女性が実践者のもとへ連れてきました。癌はかなり進行しており、獣医によると、ヘンリーにはわずかの時間しか残されていないとのことでした。

ヘンリーは息切れをしており、実践者は癌の進行度合いの程度を見て取ることができました。以下のレメディが処方されました:

CC1.1 Animal tonic + CC2.1 Cancer + CC2.2 Cancer pain + CC2.3 Tumours & Growths + CC19.1 Chest tonic + CC19.3 Chest infections…水で一日2回

1週間経過すると、飼い主から、ヘンリーが健康そうに見え、痛みも減ったように見えるとの報告がありました。飼い主のこの女性には、ヘンリーの他にもう一匹の犬がいて、その犬の首には腫瘍がありました。その症状は12年間続いていましたが、最近、獣医によって麻酔による切除手術が行われたのでした。この犬もヘンリーに処方された水を同じ容器から一緒に飲んでいたのですが、3週間後に、彼の健康状態も明らかに好転したことが見てとれました。術後の回復がこれほど素早くなされたのは、ヘンリーの波動薬レメディ水を共に服用したおかげだと、飼い主は確信しました。ヘンリーの健康状態は安定しており、癌の症状はゆっくりとしたものですが、飼い主は、癌の完治のためには、波動薬との出会いが遅すぎ、ただできることは、その進行を遅らせることだけであると感じていました。ヘンリーの痛みに耐える姿に耐えきれず、6週間の服用の後、ヘンリーを安楽死に臥すことを決めました。

 

寄生虫を患う猫 03528...France

2歳の猫は、食欲旺盛でありながら、とても痩せ細り虚弱で毛が抜けているため、実践者は、寄生虫の疑いを指摘し、2015年6月27日に以下のレメディが処方されました:

CC1.1 Animal tonic + CC 4.6 Diarrhoea...200mlの水に5粒を溶かし、ボウルにいれて、猫がいつでも飲めるようにする(7日間)

八日後、大便の中に数珠のような形をした寄生虫が見られました。1か月以内に、体重は増え、猫は力を取り戻しました。寄生虫の再発を防ぐため、上記の処方が1か月後の7月31日から繰り返されました。

 

卵巣癌 02799...UK

56歳の女性から、第3ステージのA2 (広い範囲に認める病変、癌が筋層を越えてさらに深く浸潤しているが他臓器に浸潤していない段階)の卵巣の明細胞癌が2014年9月5日に検出されました。患者さんには心臓疾患の病歴があり、2013年7月に心臓発作の後、重度の肺水腫で入院していました。その際、ほとんどの動脈に深刻な閉塞が見られ、約30%の心臓機能しか見られず、手の施しようもなく彼女は家に帰されたのです。その後、彼女は波動薬と出会い、驚くべき回復を遂げました(詳細に関しては、第1回波動薬国際会議の冊子、p53-54、「#1心臓発作」を参照)

患者さんは、慢性病としてタイプ2の糖尿病と膵炎をも患っており、前者はインシュリンの投与と経口の対症療法の薬によって血糖値は制御され、後者も、対症療法の薬で抑えられていました。

2014年5月以来、腹部膨満、咳、吐き気にも悩まされていました。スキャンによって卵巣に腫瘍が見つかり、2014年7月29日に子宮全摘出術が行われ、卵巣がんと診断されました。

化学療法が開始され、2014年9月1日の最初のセッションを堪え切れることはできませんでした。それは肺水腫の併発によるものでした。化学療法は中止され、3日間、治療から解放されました。それ以降、癌の治療は受けず、以下のコンボの服用を行いました:

#1. CC2.1 Cancers - all + CC2.3 Tumours & Growths + CC4.2 Liver & Gallbladder tonic + CC4.3 Appendicitis + CC4.7 Gallstones + CC4.10 Indigestion + CC4.11 Liver & Spleen + CC8.1 Female tonic + CC10.1 Emergencies + CC13.1 Kidney & Bladder tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC18.1 Brain disabilities + CC19.3 Chest infections chronic + CC19.6 Cough chronic…一日6回

#2. NM45 Radiation + NM113 Inflammation + SM2 Divine Protection + SM5 Peace & Love Alignment + SM6 Stress + SR324 X-Ray + SR348 Cortisone…一日4回

4週間後、 患者さんから、症状全体の50%の改善と、食欲が通常に戻り吐き気が完全になくなったとの報告がありました。彼女はよりエネルギーに満たされているように感じました。#1の服用回数は一日5回に減り、#2はそのまま継続されました。

4か月後の2015年1月、スキャンによる再診では、癌は跡形もなく消えていました。彼女は現在75%の回復を感じています。#1 と#2 のレメディの服用回数は一日4回で継続されています。

6か月後、90%の回復の知らせが患者さんからありました。2015年3月でのスキャン検診でも、癌はどの臓器にも認められず、医師の診察も不要となりました。そこで、上記のレメディは共に、一日3回の服用となりました。2015年8月13日、患者さんは体調がすこぶる良好で、旅行など大変活動的になり、服用回数はこの時点で一日2回としました。2015年10月7日現在、体調は大変良く、#2 はこの時点で服用は不要となり、#1 が一日2回で継続されています。スキャンの検診結果は全て記録されています。

患者さんの娘さんのコメント:

私達家族にとってこの2年間は極めて苦しい時期でした。最初の心臓発作を乗り越えた後も、

重度の三枝血管冠状動脈疾患と診断され、母にとっての唯一の選択肢は心臓移植でした。しかしながら、手術にまつわる危険度の方がそのメリットよりも大きく、手術が断念された結果、医療専門家は、次回はわずかな発作によっても命取りになりかねないと示唆していました。

母は、厚い信心をもってスワミの波動薬を服用しました。病院でのその後の診断では医師は母の生活の質の高さと回復の度合いに驚きを隠せませんでした。医師は、症状による制限から母が車椅子の生活になるものと予想していたのでした。予想に反し、かつての生活のリズムの85%を母は回復しました。悲しいことに、1年後、母は卵巣の嚢腫と診断され、それは第3ステージの明細胞癌となりました。医師は子宮全摘出術に母が耐えられるかどうか疑問視していましたが、このめざましい女性は、手術後、目を覚ますと、手術室にて家族への気遣いを始めたほどでした。医師は、取りこぼしや移転もなく嚢腫は全て摘出されたと信じていました。

母には、手術の前後に、特別な処方のスワミの波動薬を受け取っていました。母はまた、6つの化学療法のセッションの予定も組まれていました。残念なことに、母の第1回のセッションは若い医師の手に委ねられ、心臓の発作のため化学療法は中止されました。それ以降、波動薬の服用は継続され、症状の改善に関して、医師は、レミッション(治療の結果病気の勢いがゆるんだ(=弱まった)状態特に悪性腫瘍などでは見えなくなっても「治った」とは断定できない状況)との見解を堅持していました。心臓発作を乗り越えた後に重度の心臓疾患、及び、第3ステージの明細胞癌と診断された母は、今元気な生活を送っています。これは全て、スワミの波動薬の奇跡に他なりません。

鼻の上の腫瘍、慢性消化不良 03524...USA

83歳の男性が鼻の頭にある大きな腫瘍の治療のために実践者を訪れました。それは良性の腫瘍でしたが、約5年もの間、増大を続け、その腫瘍の上にさらなる瘤が重なっていたのでした。医師は、様々な対症療法の薬で治療を行いましたが、どれも効果はありませんでした。実際、テトラサイクリン系抗生物質であるミノサイクリンはいくつかの副作用を生じさせながら、腫瘍を悪化させたのでした。鼻を触るといつも、ひどい痒みがあり、腫瘍は油っぽい感触でした。

患者さんはまた、20年間にわたる慢性の消化不良の症状をも訴えていました。その他にもいくつかの症状を患っていましたが、まず第1に求められたのは、腫瘍と消化不良でした。

2015年7月3日、以下の処方が行われました:

腫瘍と消化不良に対して:

#1. CC2.3 Tumours & Growths + CC4.10 Indigestion + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC17.3 Brain & Memory tonic...一日3回

1週間後、患者さんから、レメディが効いている、との報告があり、消化不良は40%改善され、

腫瘍は見た目に変化は見られないものの、新たな瘤の発生はなく、希望の兆しが示されました。

1か月後、消化は更に向上し、70%の改善となりました。さらに、腫瘍が小さくなり始めたこともあって、彼はとても喜びました。腫瘍は20%縮小し、皮膚の色も良くなってきました。

その後の1か月で、消化不良は完治し、腫瘍は80%縮小するなどめざましい変化がありました。その後、10月18日、レメディは、消化不良に対する服用回数の変更を含め、以下のように変えられました:

消化不良に対して:

#2. CC4.10 Indigestion + CC10.1 Emergencies....一日1回

腫瘍に対して:

#3. CC2.3 Tumours & Growths + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC17.3 Brain & Memory tonic...一日3回

波動薬レメディが服用されている時は、上記2つの症状に対して他の薬は摂取されていませんでした。11月10日、全ての瘤がきれいに無くなりました。腫瘍の縮小は、初期の段階で非常に早く見られ、後にそのペースはゆっくりとなり、痒みもなく、腫瘍は乾燥していきました。

#3の経口による服用に加えて以下の処方がなされました:

# 4 CC2.3 Tumours & Growths… 純粋なワセリンを媒体として外用薬として

患者さんが医師を訪ねると、腫瘍が無くなっているのを見て医師は大変驚き、「波動薬」の奇跡の治癒を耳にして、口が塞がりませんでした。患者さんは波動薬のとりこになり、さらに糖尿病、高コレステロール、高血圧の治療を始めています。

Diabetes, Lump under the Ear 10399...India

A 41-year-old man suffering from diabetes for three years came to the practitioner in June 2010. He was taking allopathic medicine but wished to take Vibrionics also. He was given: 

For diabetes:
#1. CC3.1 Heart tonic + CC6.3 Diabetes + CC7.1 Eye tonic + CC12.1 Adult Tonic + CC13.1 Kidney & Bladder tonic…TDS

He visited the practitioner regularly for his monthly refills. After nine months he developed a muscular knot in his neck just beneath his left ear, for which he consulted his doctor. The doctor advised him to have it surgically removed to eliminate the risk of cancer, but he decided against it. During the next 2-3 months, the bulge became quite big, so he decided to get vibro treatment on his next visit to the practitioner. The practitioner changed his treatment to: 

For tumour and diabetes: 
#2. CC2.3 Tumours & Growths + #1…TDS

One year later, the growth had softened and after 20 months, it completely disappeared. The patient’s treatment was changed back to #1…TDS.

As of October 2015, the patient was happy as his doctor had been gradually reducing his allopathic medicine for diabetes. He continues to take #1.

乳房の石灰化(良性) 11573...India

実践者の近い親戚である55歳女性が、最近の乳房X線撮影によって、左の乳房の第2類型の良性の石灰化があることが判明しました。彼女は右乳房の癌の手術を9年前に受けており、それ以来、定期検診を欠かしていませんでした。彼女は他の治療を止め、波動薬による治療を決意し、2015年5月3日に実践者を訪れ、以下の処方を受けました:

CC2.1 Cancers + CC2.2 Cancer pain + CC2.3 Tumours & Growths + CC8.3 Breast disorders + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic…一日3回

3か月後、彼女の歓びの中、新たな検査によってカルシウムの沈着は無くなっていることがわかり、胸の細胞は正常に戻っていました。患者さんは更に3か月間レメディの服用を続け、2015年11月現在、予防として1日1回の服用への移行を予定しています。

心悸亢進 (不整脈) と臀部の痛み 01620...France

77歳の女性が2015年4月20日慢性の心臓疾患と臀部の症状の治療を求め実践者を訪問しました。1年間、不整脈を繰り返し患っており、症状は時に一日中発症することもありました。彼女は心臓の病気だと思って大変心配していましたが、心電図は正常を示しているのです。

また、彼女は4か月前から左臀部に痛みを抱えていましたが、X線の検査では異常は認められませんでした。この臀部の痛みのために、階段を上がったり歩いたりすることは困難で、重いものを持ったり動かしたりすると、すぐに疲れてしまうのです。彼女は対症療法の薬は好まず、これらの症状に対しては摂取はありませんでした。面談中、彼女は絶え間なく話し続け、感情的で高揚した状態にありました。それは日常的で習慣化しているように感じられました。

処方は以下の通りです:

不整脈に対して:

#1. CC3.6 Pulse irregular + CC10.1 Emergencies + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic...一日3回、緊急時には、1時間から(必要であれば)2時間、10分おきに1回

臀部の痛みに対して:

#2. NM3 Bone I + CC20.3 Arthritis + CC20.4 Muscle & Supportive tissue...一日3回

10日後、#1のレメディを1時間、頻繁に服用した結果、不整脈が無くなったとの報告が患者さんからありました。また、心拍調整法を用いてリラックスすることを学ぶよう患者さんは助言されました。(患者さんは心拍調整法を有益なものと思ってはいましたが、不整脈を正すためには用いることはありませんでした。)4週間後には、臀部に痛みがなくなり、普通に歩けるようになりました。6週間後、不整脈の症状はなくなり、一度に6kmかそれ以上を歩くことができるようになりました。これほど歩けたのはずっと以前のことです。

双方のレメディの服用回数は一日1回を2週間、1週間に2回を更に2週間、そして1週間に1回を2週間へと順次減らされ、その後の服用は不要となりました。2015年9月時点で、患者さんは大変良好な体調を保ち、歓びと感謝に溢れています。

血行不良, 背中の痛み, 白帯下、蕁麻疹 02799...UK

血行不良、背中の痛み、白帯下、蕁麻疹を患っている76歳の女性が2014年7月23日に実践者を訪問しました。患者さんは幼少の頃から血行不良による手足の冷えにずっと悩まされてきました。背中の痛みは脊椎炎によるもので、それは20年続いており、痛み止めで何とかしのいできましたが、効果は限られたものでした。この痛み止め以外には、患者さんは他の薬を服用してはおらず、以下のコンボが処方されました:

血行不良:

#1. CC3.1 Heart tonic + CC3.5 Arteriosclerosis + CC3.7 Circulation + CC10.1 Emergencies + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic…一日4回を1か月、その後は一日3回

脊椎炎:

#2. CC18.5 Neuralgia + CC20.1 SMJ tonic + CC20.2 SMJ pain + CC20.3 Arthritis + CC20.4 Muscles & Supportive tissue + CC20.5 Spine…一日4回を1か月、その後は一日3回

3か月半経って、手足の冷えが30%、背中の痛みが20%の改善があったとの報告がありました。また、患者さんはもう一つの悩ましい症状を打ち明けました。それは、過去1年半、白帯下による、白色のおりものと、蕁麻疹による膣のかゆみでした。この症状については何の治療も受けていませんでした。処方されたレメディは以下の通りです:

白帯下、蕁麻疹 :

#3. CC8.1 Female tonic + CC8.5 Vagina & Cervix + CC21.1 Skin tonic + CC21.3 Skin allergies + CC21.7 Fungus…一日4回を1か月、その後一日3回

7週間後、白帯下、蕁麻疹が完治したとの報告が患者さんより感謝とともにありました。#3の服用回数は一日2回を1週間、一日1回をもう1週間継続し、その後は不要としました。

他の症状もまた著しく改善され、背中の痛みは70%、手足の冷えは50%緩和されました。

2015年5月30日の面談の際、背中の痛みと手足の冷えは90%改善されており、#1 と #2 の服用回数は1日2回となりました。2015年9月23日、上記症状の完治が伝えられました。2015年10月現在、#1 と #2を1日1回で継続しています。

貧血 02799...UK

鉄分不足による貧血を患う26歳女性が2015年7月10日に実践者を訪れました。それまでの数か月、大変疲れやすい状態でした。血液検査によって鉄分不足が判明すると、患者さんはサプリメントを医師から処方されましたが、その結果、便秘と痔核の悪化を招いてしまい、サプリメントの摂取は中止となりました。その時点では、その他の薬の摂取もありませんでした。処方されたレメディは以下の通りです:

NM2 Blood + NM12 Combination 12 + NM22 Liver + NM45 Atomic Radiation + OM1 Blood + OM28 Immune System + BR1 Anaemia + SM1 Divine Protection + SM5 Peace & Love Alignment + SM6 Stress + SR216 Vitamin E (organic origin) + SR256 Ferrum Phos + SR306 Phosphorus + SR324 X-Ray + SR360 VIBGYOR + SR361 Acetic Acid + SR494 Haemoglobin + SR529 Spleen + SR561 Vitamin Balance…一日4回

6週間後、疲労度は半分に軽減され、彼女はより多くの活力を感じるようになり、服用回数は1日3回となりました。2015年10月、患者さんは完全に本来の状態へと回復したと感じました。10月12日の血液検査によって鉄分のレベルは正常であることが判明し、服用回数は更に1日2回となりました。

心臓手術後の一過性脳虚血発作 02890...USA

実践者の74歳の妹が2013年に心臓発作に見舞われ心臓バイパス手術を受けました。術後、彼女には、何度かにわたって、診断未確定の血栓による一過性脳虚血発作 (TIA)が起きました。不運にも、この発作によって、飲み込みとのどの詰まりを制御する脳の一部が影響を受け、彼女は、飲食の際いつも喉を詰まらせる状態が続きました。普段、活動をしていない時にさえ喉の詰まりが感じられました。血液凝固阻止剤及び、高コレステロールに対する薬剤を含め、1か月の医師の治療が終了した後、実践者は患者さんに寄り添い以下のコンボでの処方が始まりました:

全身の痛み、関節の痛みに対して:

#1. CC20.1 SMJ tonic + CC20.2 SMJ pain + CC20.3 Arthritis + CC20.4 Muscles & Supportive tissue…一日2回

心臓発作に対して:

#2. CC3.4 Heart emergencies + CC3.5 Arteriosclerosis + CC18.4 Paralysis…一日2回

肝臓と皮膚に対して:

#3. CC4.2 Liver & Gallbladder tonic + CC4.10 Indigestion + CC21.1 Skin tonic + CC21.5 Dry Sores…一日2回

#2のレメディが最初に患者さんの舌下に置かれると、目に見える変化がありました。彼女の眼光は鋭くなって、一時的ながらも以前の、活動的で多くの任務をこなす本来の彼女の一面が現されるようになりました。このことで、患者さんの波動薬に対する信頼が強化され、彼女は処方された通りに規則的に服用を続けました。のどの詰まりは次第に鎮まっていき、1年が経過する頃には完治していました。2015年10月現在、患者さんは、不定期ながらも、波動薬の服用を継続しています。驚異的な回復を示した後は患者さんの熱心な取り組み姿勢は薄らいでいます。

実践者コメント:神の恩寵は、この事例でも明らかです。実践者・患者さん双方にとって貴重な体験となりました。

鼠径ヘルニア 02899...UK

2015年6月29日に63歳男性が鼠径ヘルニアとの診断を受けました。診断の前日、患者さんは宗教の式典の際、椅子に座っており、以前にはそのような症状は患ったことはありませんでしたが、鼠頸部に痛みを感じたのでした。次回の医師による診察の際、症状は悪化し、激痛となっていました。医師は、飛び出ている部分の腸を2回にわたって元に戻さなければなりませんでした。医師は、手術を勧告しましたが、患者さんはそれを拒み、波動薬の服用と共に(医師には知らせていませんでした)痛み止めの薬剤で済ませることを選びました。医師は6-8週間、様子を見ることに同意しましたが、症状が悪化したらすぐに病院へ行くようにと告げました:

CC4.9 Hernia + CC10.1 Emergencies + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic…水で、一日3回

一日の服用の後、痛みは50%退きましたが、腸が鼠径部の筋膜の間から出ている状態が続いていました。三日後、痛みは80%減り、朝の排便時の前、1日1回だけ脱腸となりました。その後の4日間で症状は改善され、痛みは完全に無くなりました。腹部の違和感ももう感じなくなりました。その後2週間経過した時点で症状は100%改善されました。2015年9月の第2週、医師による直近の診断では、症状が全く見られないことが確認されました。医師は、患者さんの中には、鼠頸部の筋肉を強化することによって症状が緩和されるケースがあると述べましたが、まさにそのことがこの患者さんに起きていたことでした。医師は患者さんに、重いものを持たないよう、また鼠頸部の筋肉を鍛える運動をするよう助言しました。

実践者からは、患者さんに、波動薬の服用回数を予防的なものとして1週間に1回と告げられましたが、患者さんは一日1回での服用を継続しています。

腹部の慢性の痛み、便秘 03523...UK

8歳の女の子が3年間にわたって腹部の痛みを患っていました。日中、鈍痛は退くこともありましたが、夜には痛みが増しました。数夜、激しい痛みのため床にうずくまることもありました。病院での検査も受けましたが、医師は原因を特定できずにいました。過去11か月、患者さんは便秘にも悩んでおり、その対症療法の薬を服用していました。2015年3月24日に、処方されたレメディは以下の通りです:

#1. CC4.3 Appendicitis + CC4.4 Constipation + CC12.2 Child tonic + CC13.2 Kidney & Bladder infections + CC15.1 Mental & Emotional tonic...一日3回

1週間後、母親から、痛みが10%ほど和らいだとの報告があり、1か月後には、痛みの発症する間隔がずっと長くなり、症状全体として70%の改善が見られました。また、便秘は完治しました。

下記の2つのレメディが上記コンボに追加されました:

#2. CC4.10 Indigestion + CC10.1 Emergencies + #1...一日3回

2015年9月現在、痛みは2週間に1回程度となり、全体として90%の改善が見られています。その後の服用の仕方については、実践者からは母親に対して、痛みがある時だけ服用させるのではなく、規則的に予防目的として一日1回で継続するよう助言されました。

患者さんの母親のコメント:

2012年5月に、当時5歳だった娘が腹部に激しい痛みを患うようになりました。その痛みはほとんど毎日、そしてほぼ一日中続きました。こうした状態が何か月も続き、何度かの医師の診断やスキャンを受けましたが、原因は何も明らかにされませんでした。2014年5月から、便秘も併発し、引き続き腹部の痛みはありました。2015年3月末にかけて、波動薬の粒を水に溶かして服用し、数日の内に便秘が解消されました。腹部の痛みも軽減され、回数も少なくなっていきました。それから、痛みから全く解放された日を持てるようになっていきました。2015年8月現在、たまに痛みはありますが、頻度としては、平均して2週間に1回程度となりました。しかもその痛みは以前より弱く、また長く続くものではありません。全体としたら、93%ほどの改善といったところでしょうか。波動薬のレメディはとてつもない影響を娘の人生に与えてくださいました。娘の感じていた痛みはそれほど激しく、学校の床にあぐらで座ることもできないほどでした。ずっと家で横になっていなければならない日も、外出もできないような日もあり、そのような毎日が過ぎていきました。便秘に対して処方された対症療法の薬はどれも効果がなく、容態が改善されないまま、目先のことを考えることもほとんどできないでいたのです。幸運なことに、神の恩寵によって、ちょうど、波動薬トレーニングコースを修了した友人のことを知らされ、私はすぐに、これこそがまさしく必要としているものであるとわかりました。最も驚いたことは、痛みがこれほど早く薄らいでいったということです。また、娘が痛みを感じるようなことがあったとしても、このレメディを摂ればすぐに無くなってしまうのです。波動薬は神から私達に授けられたものであると確信しています。

裂肛 10355...India

過去2か月間裂肛を患っていた75歳女性が、2015年7月に波動薬の処方を受けました。排便の際、焼け付くような痛みを感じ、香辛料の効いた食事ができない状態でした。処方されたレメディは以下の通りです:

CC4.4 Constipation + CC10.1 Emergencies + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic…一日4回

他の薬を摂らずに、上記レメディの服用後、1か月して、焼け付く痛みは80%軽減され、裂肛の大きさも半分となり、スパイスの効いた食事も少しは可能となりました。2か月後には、全ての症状が完全になくなり、食事も通常に戻り、服用回数は1日3回になりました、2015年10月現在も服用は継続され、患者さんは大変満足し喜んでいます。

編集者注:症状が100%治まった場合には、服用回数は、最初、一日1回とし、徐々に、1週間に1回へと減らしていくと良いでしょう。

急性胃酸過多 10355...India

2015年5月15日、実践者は52歳女性の急性胃酸過多についての処方を行いました。1か月以上もの間、患者さんは、消化不良、胃の膨張、極度の食欲不振、鼓腸を患っており、その間、酸性中和錠剤を摂っていましたが、効果はありませんでした。面談中、実践者は、患者さんがこれまでの人生の中で誰かに怒りを感じていることに気づきました。

処方されたレメディは以下の通りです:

CC4.10 Indigestion + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic...一日4回

波動薬の服用を開始してから、患者さんは酸性中和錠剤の摂取を中止しました。1週間して、全ての症状が約30%改善され、4週間後には90%となり、2か月後には、完治しました。その後、服用回数は徐々に減らされ、一日4回を4週間、その後は、一日3回を2か月、最終的には、一日1回を2か月としました。患者さんはすこぶる健康で、2015年11月現在再発もありません。

慢性の胃痛 10363...India

14歳の少年が1年以上も胃痛に悩まされていました。医師によると、この症状は幼少の時から患っていた花粉症が原因となっているとのことでした。痛みは激しく、少年は床で何時間も苦しみ、学校にも何か月もいけないほどでした。ステロイドを含む対症療法の薬も試されていましたが、効果はありませんでした。2013年8月15日、少年は実践者を訪ね、以下の処方を受け、それまでの薬を全て止めました:

CC4.10 Indigestion + CC9.2 Infections acute + CC15.1 Mental & Emotional tonic...一日4回

そのまさに翌日、少年の母親から実践者への歓びに溢れた報告がありました。たった1回の服用で痛みが跡形もなく消えてしまったというのです。正確には90%ほどの緩和があり、少年はこのレメディを4か月服用し続け、完治したのでした。その後、服用回数は2014年6月までに、予防としての1週間に1回としました。2015年10月時点で少年は健康でお腹の調子は正常です。

耳の痛み 11568...India

2015年7月、実践者の13歳の娘が左耳に痛みを感じました。この痛みは、大音響での音楽が鳴り響く行事に出席したあとに起こったもので、彼女はたまたま、スピーカーの近くに、1,2分いたのでした。痛みを感じてから2時間後に、エキストラヴァージンのココナッツオイルで以下のレメディが処方されました:

CC5.1 Ear infections…10分おきに、耳に1滴づつ

痛みは1時間でなくなり、両親は大変安堵しました。翌日、服用回数は1日6回にけり、徐々に1日1回とし、服用はなくなりました。

 

糖尿病による壊疽 02786...Russia

2015年3月19日、入院している友人をお見舞いにいった実践者は、糖尿病の重度の併発症を患っている72歳の女性に出会いました。彼女は、発作の後、村から町の病院へと運び込まれたのですが、糖尿病をどのくらいの期間患っていたのかについては、実践者は患者さんの口からは知ることはできませんでした。血糖値が非常に高く、長い間インシュリンでの対応をしていることは明らかでした。

糖尿病のために腎不全となり、糖尿病網膜症からほとんど視力を失っている状態でした。更に、糖尿病を起因とする壊疽(足と、両足下3分の1の脛骨)も患い、皮膚は濃い茶色で触感は固く、概観は木の樹皮のように見えました。病院では足部の緊急手術が必要であると勧告され、発作の治療を終えた後、1か月間その準備のための手続きがとられました。健康状態は非常に悪く、彼女自身、手術は受けたくない状況の中で実践者は、以下のオイルを媒体にしたレメディを入院中の患者さんに届けました:

#1. СС3.7 Circulation + СС21.11 Wounds & Abrasions…外用薬として、1日2回

実践者は、朝晩、2時間づつ、15分から20分おきに、上記のレメディを患者さんの痛む足に塗りました。最初の2時間で、患者さんは、両足がずっとよくなったと言いました。実践者の治療により、日々、足の状態は良くなっていき、数日後、患者さんは退院の許可をもらい、#1のオイルのレメディに加えて、以下の経口のレメディが処方されました。

#2. NM6 Calming + NM20 Injury + NM25 Shock + NM32 Vein-Piles + NM81 Glandular Fever + OM3 Bone Irregularity + SM15 Circulation + SM17 Diabetes +  SM26 Immunity + SM27 Infection + SR264 Silicea 200C + SR298 Lachesis 30C + SR325 Rescue + SR408 Secale Corn + SR457 Bone + SR507 Lymphatic Organ…1日6回を1か月、その後1日3回

それ以降、実践者は患者さんとは電話による連絡を行いましたが、1か月後、足の色は良くなり、手術もキャンセルされました。3か月後、足の色は通常に戻りました。2015年11月15日に、実践者が患者さんに連絡すると、足は完全にもとに戻ったとのことで家を歩き回り、日常の全ての家事を行っているとのことでした。

糖尿病、メトホルミン( Metformin:ビグアナイド系薬剤に分類される経口糖尿病治療薬の一つ)アレルギー 11567...India

2015年5月15日、6か月前に糖尿病と診断された52歳女性(空腹時血糖値:190mg/dL, 正常値70-110mg/dL; 食後血糖値: 250mg/dL, 正常値 70-150mg/dL)が治療を求めて実践者を訪れました。その日に行われた検査の血糖値の値(316mg/dL, 正常値 70-130mg/dL)にも示されているように症状は不安定のままでした。患者さんは対症療法のメトホルミンに対して激しいアレルギーがあり(ナス、魚、ジャガイモなどの食品に対してもアレルギーがありました)、その服用ができないでいました。メトホルミン錠が下痢、めまい、蕁麻疹を誘発するため、彼女はホメオパシーを試しましたが効果はありませんでした。それまでの3か月間、彼女には虚弱感と疲労感があり、また足に焼け付くような感覚があり、夜中に2,3回トイレに起きるので睡眠も妨げられていました。

患者さんは、複数の家庭で洗濯の仕事を受け持っており、心身ともにストレスを抱えていました。

彼女の父親もまた糖尿病であり、ストレスの多い生活に遺伝的な傾向が加わって現在の症状を引き起こしたものと実践者は判断し、以下の処方を行いました:

CC4.2 Liver & Gallbladder tonic + CC6.3 Diabetes + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic...1日3回

波動薬の治療はめざましい効果を発揮しました。10日間で、足の焼け付くような感覚は半分になり、夜中のトイレの回数もたったの1回になりました。血糖値は下がり始め、2か月で、食後血糖値は156mg/dLまでの改善を示しました。その後1か月半の服用で、空腹時及び食後血糖値は完全に正常に戻りました。(空腹時血糖値: 92mg/dL, 食後血糖値: 115mg/dL;  2015年9月11日時点)

10月29日の再検査では、食後血糖値にわずかの上昇が見られました(空腹時血糖値: 90mg/dL , 食後血糖値: 181mg/dL)。患者さんの息子さんからの報告で、10月19日に、患者さん本人がウイルスによる高熱を出し、6日間、抗生物質を含む対症療法の薬での治療を受けていたことがわかりました。この間、患者さんは波動薬を服用しませんでしたが、それでも、疲労感や虚弱感は50%改善されていたとのことでした。足部の神経症は、前回の改善からは変わっていませんでしたが、実践者は患者さんに服用の継続と、何かの疑問点や不明点に関しては気軽に尋ねてくれるよう依頼しました。2015年11月現在、患者さんは1日3回での服用を継続し、糖尿病の症状が鎮静化して落ち着いていることに大変喜んでいます。

 

網膜色素変性症、パニック発作、消化不良 02802...UK

65歳男性が進行性の眼疾患である網膜色素変性症を患い、2015年2月1日に治療を求めてやってきました。彼は15歳から法律上の失明の認定を受けており、年齢を重ねる毎に、視力の低下が徐々に進行していきました。現在、彼の認識できる色は黒あるいは灰色のみです。彼は、又、お腹にガスがたまること、高コレステロール(6.2mmol/L)、そして背中の痛みにも悩まされており、怒りと不満を感じていました。患者さんは、医師からスタチン(血液中のコレステロール値を低下させる薬)を処方されていましたが、服用を望んでいませんでした。処方されたレメディは以下の通りです:

#1. CC3.7 Circulation + CC4.1 Digestion tonic + CC4.2 Liver  & Gallbladder tonic + CC4.10 Indigestion + CC7.1 Eye tonic  + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC20.4 Muscles + CC20.5 Spine…一日3回

10日後の再面談の際に、気持ちがとても動揺しているとの報告がありました。

夜、パニック発作が発症し睡眠がとれず、視力が全て失われてしまうのではないかととても恐ろしくなったというのです。そこで、処方は以下のように変えられました:

精神的・感情的症状に対して:

 #2. NM6 Calming + NM25 Shock + NM95 Rescue Plus + SM39 Tension... 良くなるまで、1時間毎に、その後、徐々に1日1回へ

視力に対して:

#3. NM96 Scar tissue  + NM72 Cleansing + OM25 Eye Retina + SR455 Artery + SR477 Capillary + SR526 Retina + SR539 Vein …一日3回

この処方の後、彼の精神状態は急激に改善しました。3日後には、イライラやパニック発作が75%改善され、1週間で症状は完全に無くなりました。3か月後の2015年5月4日、患者さんは視力が50%向上したように感じました。色や人の顔の輪郭も認識できるようになったのです。次に彼は、消化不良と高コレステロールについての治療を求めましたが、今回は、波動薬以外の薬を摂取することはありませんでした。コンボは以下のように変えられました:

#4. NM21 KBS  + NM22 Liver + NM29 SUFI + BR20 Eye  + SR216 Vitamin E +  SR480 Cholesterol + SR561 Vitamin Balance + #3…1日3回

2015年9月23日での面談では、全般的に気持ちが大変前向きになったこと、治療継続の意志が報告されました。精神的な動揺はもはや無くなり、ガスの症状もほぼ(75%)改善され、視力も向上を続け(60%の改善)ています。今、彼の視力は、物の輪郭をぼんやりながらも捉え豊かな色彩も認識しています。彼は将来に対して楽観的になり、2015年10月現在、コレステロール値の検査や、眼科専門家との診断の予約が入っています。眼科では、実践者からの依頼の通り、網膜の変化があるかどうかのチェックもしてもらう予定です。

 

霰粒腫(さんりゅうしゅ)《眼板腺の慢性炎症より生じる眼瞼の小さな腫瘍》 02817...India

2015年8月22日、ソフトウエア技師(23歳女性)が実践者を訪ね、右目の下瞼の内側に3日前にできた大きなおできの治療を求めました。眼科医の診療により霰粒腫と診断され、抗生物質と抗炎症目薬  (Occumox K) が処方されました。2日間にわたる治療にも関わらず、おできはますます大きくなり膿で一杯になったため、医師は唯一の選択肢として手術を勧めました。患者さんは以前、3,4年前にも、霰粒腫の同じような手術を受けたことがありました。医師は翌日の手術の予約を行いましたが、予定された医師が不在で、手術は行われませんでした。過去の経験から、患者さんは3年前に、にきび、風邪、高熱を波動薬で完全に治したことがあり波動薬に信頼を置いていたため、彼女は医師からの処方薬の服用を中止し、実践者に相談し、以下のレメディを受け取りました:

#1. CC2.3 Tumours & Growth + CC3.7 Circulation + CC7.3 Eye infections + CC10.1 Emergencies + CC12.4 Autoimmune diseases + CC17.2 Cleansing + CC20.4 Muscles & Supportive tissue + CC21.11 Wounds & Abrasions + potentised Wysolone*… 水で、5mlづつ、1時間毎、また、目薬としてローズウォーターを媒体として点眼、1時間毎

*癒しのプロセスを加速させるため、ステロイドワイソローンの波動をサイラム・ヒーリングマシーンを用いて200cで転写

同時に、上記のコンボはマシーンによって継続的に遠隔放射されました。

3日後、おできから大量の膿が排出され、経口と目薬のレメデイは共に、1日6回の服用回数となりました。4日後、症状は70%改善され、遠隔治療を取りやめ、処方は以下のように調整されました:

#2.  #1 のレメディからワイソローンを除いたもの…1日6回、経口と目薬のレメディ共に

服用8日目には、症状は100%改善され、#2のレメディがもう1週間継続された後、徐々に回数を減らしていきました。

実践者コメント:同じレメディを砂糖粒での処方と遠隔療法双方で行ったことによって癒しのプロセスが加速した感があります。

患者さんコメント(下記写真参照):

この症状は2015年8月19日に始まりました。右下まぶたの内側に黄色の膿を持つおできが次第に大きくなっていきました。眼科医から処方された抗バクテリア点眼剤と軟膏を3日使用しましたが、何の効果も表れませんでした(最初の写真)。眼科医は切除の手術を勧めましたが、私は過去の波動薬での治癒の経験からこの治療法を選択しました。2番目の写真はレメディの服用を始めた翌日のものです。それまでは膿と腫れはもっとひどい状態でした。1日後に、症状の改善が見られましたが、当初は好転反応もありました。3日目になると、突然、特に押し出したり、温湿布をしたこともなかったにもかかわらず、痛みを伴うことなく、全て自然に出てきたのです。波動薬の治療によって、霰粒腫はたったの3日間でほぼ無くなり、腫れが少し残った程度でした。その腫れすらも、その日のうちに小さくなっていきました。4日目うっすらとした赤味だけが見られます(左写真)。腫れは80%小さくなり、痛みは無くなりました。5日目、赤味も更に薄らいで、腫れはほぼ100%退きました。6日目、赤味も腫れもその痕跡を残すことなく完治しました。

年前から、私には麦粒腫や霰粒腫を患う傾向がありました。霰粒腫は固い塊となって、手術によって切除しなければなりませんでした。術後には、何日もかけて、抗生物質や温湿布による治療を受ける必要がありました。この治療は大変な痛みを伴いましたが、波動薬は1週間もかからずに、しかも痛みが全くなく症状を癒してくれました。私に必要なものは、2人の優秀な実践者と私の信頼でした。波動薬に心からの感謝を申し上げます。9月8日、再検診のため眼科医を訪れると、医師は、私の目がレーシック(レーザーによる目の手術)が可能になるほどまで回復したのを見て大変驚き、喜びました。その手術は9月12日に無事終了し、波動薬のおかげで術後の治療も大変短く済みました。

 

                  2日目(8・22)                                                          3日目(8・23)

 

 

 

                    5日目(8・25)                                                         7日目(8・27)

 

                        

月経中期の排卵に伴う下腹部の違和感や痛み、痛みを伴う生理、月経前症候群(PMS) 03520...USA

2015年3月21日、28歳女性が月経中期の排卵に伴う下腹部の痛み、痛みを伴う生理、そして月経前症候群(PMS)の治療を求めて実践者を訪ねました。この3つの症状が重なり、患者さんの苦しみは大きいものでした。月経中期の排卵に伴う下腹部の痛みは、過去6,7年間患っていたもので、他の症状として、吐き気、腹部膨満、胃痙攣、骨盤痛もあり、またこの2,3年は、排卵日に数回の出血もありました。全ての症状は2014年以来悪化しており、痛みが耐えられないような時には、腹部に熱パッドを当てたり、抗炎症剤緩和ナプロキセンの処方を受けたりしました。

痛みを伴う生理と月経前症候群(PMS)は初潮以来、ずっと続いており、生理の2,3日前、PMSの症状が出て、腹部膨満、悪寒と暑気の交互の発生、階段を上がるなどの身体活動時の心拍数の増加、息切れなども伴います。こうした症状は3,4日続き、痛みを伴う生理期間と重なるのです。

生理の前日には、胃痙攣が起き、生理初日には、吐き気、腹部膨満、にきび、乳房の膨張などの症状が加わり耐えがたいものとなり、歩くこともできないほどです。そうした場合の対処として、ほとんどが、痛み止めの薬の服用で、3時間ほどで痛みが無くなるのを待ち続けていました。2014年の夏以来、この、生理第一日目の痛みが4日目にも再発し続けていました。以下の処方が行われました:

月経中期の排卵に伴う下腹部の痛みに対して:

#1. CC8.4 Ovaries & Uterus + CC8.7 Menses frequent + CC10.1 Emergencies + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC20.2 SMJ pain…一日3回、9日目から開始、(排卵の日も含め)排卵の日まで

痛みを伴う生理、月経前症候群に対して:

#2. CC8.6 Menopause + CC8.7 Menses frequent + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic...TDS, 生理の4日前から開始、生理の5日目まで、症状が現れたら、10分毎に1時間から2時間かけて

患者さんは、9日目、(月経中期の)排卵日のおよそ4、5日前、「月経中期の排卵に伴う下腹部の痛み」へのレメディの服用を開始しました。今回は、極端な吐き気や腹部膨張の症状はありませんでした。13日目、(月経中期の)排卵日に出血が一度見られましたが、骨盤痛や胃痙攣などはありませんでした。これはめざましいかつ急速な改善でした。14日目、彼女は#1の最後の服用を終えました。#2のレメディを服用する前に、実践者は#1と#2を組み合わせ、#3としました。

#3. #1 + #2...水で一日3回

この治療の効果もまた同様に著しいものがありました。2015年6月4日、患者さんは2回目の生理のサイクルを経過しましたが、悪寒と暑気の交互の発生、階段を上がるなどの身体活動時の心拍数の増加、息切れ、乳房の膨張を経験することはありませんでした。ほんのわずかの症状としては、にきび、吐き気(95%改善)、胃痙攣(90%改善)、生理痛があった程度でした。

症状の緩和の少ないものには、生理日初日と2日目の腹部膨張(10%改善)があるくらいでした。

#3のレメディを服用している時に、月経中期の排卵がありましたが、胃痙攣も骨盤痛(90%改善)も患うことはありませんでした。

吐き気はほぼ完治したと言っていいほどで(95%改善)他の症状も大幅に改善されました。波動薬服用以前は数回あった出血も、1,2回となり、腹部膨張も14日目に1、2間だけ感じた程度でした。

レメディの効力が試される一つの機会として、彼女がこの時期多くの移動をしていたことでした。移動は一般的に症状を悪化させますが、患者さんからの報告によると、レメディの助けは甚大であったとのことです。患者さんはまた、クルミを食してPMSや胃痙攣の症状の緩和に努め、腹部膨張にはバナナを食しました。

2015年10月9日の定期面談の際には、症状は更に改善を示していました。「月経中期の排卵に伴う下腹部の痛み」の最新の症状改善は、腹部膨張(90%)、出血(95%)、骨盤痛・胃痙攣(98%)、吐き気(100%)となりました。PMSと生理痛についての症状改善としては腹部膨張(90%)、胃痙攣(95%)、その他の症状(100%)となりました。

2015年11月現在、服用回数を一日2回(1か月間)に減らし、その後は、実践者が、患者さんの様子を見ながら、適宜考慮していく予定です。

患者さんコメント:

2013年の後半のいずれかの時期に、生理にまつわる症状の悪化に気づきました。最も悩まされた症状は月経中期の出血と腹部の激しい痛みでした。超音波と細胞診検査(Pap test)を受けましたが、結果は異常を示すことはありませんでした。担当の産婦人科医は「月経中期症候群」(月経中期の排卵に伴う下腹部の痛み)と診断し、ナプロキセン鎮痛剤を処方しましたが、1年間の服用の後、鎮痛剤の過剰摂取の懸念に気づきました。波動薬のことを知り、実践者に連絡をとったのはこの時のことです。私自身、自然治癒、ホリスティックな治療法を固く信じており、この波動薬による治療を決意しました。今現在で服用を始めてから6か月となり、(実践者に勧められた通りの)健康的な生活スタイルを維持しており、症状もまた95%まで改善されました。私の痛々しかった症状をこれほどまでに改善していただいた波動薬と実践者にとても感謝しています。痛ましい病状を抱えている方々にはどなたにとっても、人工的で非自然な治療法を受ける前にこの波動薬を是非お勧めしたいと思います。

白帯下 10399...India

2009年3月、ある村での医療キャンプのこと、近くの村から来た50歳の女性が2年以上も白帯下を患い、腰の痛みと全身の虚弱にも悩まされていました。彼女は医師に相談するよりも実践者の方が話しやすいと感じているようでした。以下の処方が行われました:

CC8.5 Vagina & Cervix…1日3回

彼女は村に帰ってからもレメディを7か月間根気よく規則的に服用しました。その他の薬は摂取しておらず、次回のキャンプでの再面談の際には完治の報告がありました。

卵巣嚢腫 10940...India

2015年8月上旬に、16歳の少女が、産婦人科医により左卵巣複合嚢腫と診断されました。彼女は、3か月間下腹部に痛みを覚え生理も不規則でした。また、直近の1か月間は下痢気味で、1日に6,7回の排便がありました。食欲がなく水の摂取量も少なく、中華料理が好きというのが実践者への報告でした。

2015年8月14日、以下の処方が行われました:

卵巣嚢腫と生理不順に対して:

#1. CC8.1 Female tonic + CC8.4 Ovaries & Uterus + CC8.8 Irregular Menses…1日3回

消化不良系の症状に対して:

#2. CC4.1 Digestion tonic + CC4.2 Liver & Gallbladder tonic + CC4.8 Gastroenteritis…1日3回

実践者からの勧告は、毎日2,3リットルの水を飲むこと、食物繊維が豊富な食品を摂り。中華料理を止めることでした。2週間後の2015年8月28日、症状の60%の改善が見られ、緩かった便も1日に2,3回程度に減りました。一方、生理の初めに血液とともに数個の塊が出てきました。

消化系の症状に焦点を当て、#2が以下のように変更となりました:

 #3. CC4.1 Digestion tonic + CC4.2 Liver & Gallbladder tonic + CC4.6 Diarrhoea…1日3回

2015年9月2日、医師の再検査では、卵巣嚢腫が無くなっていることが判明しました。その後2週間経過して、腸の動きが正常になり、#3は以下の処方に変更されました:

#4. CC4.1 Digestion tonic + CC4.2 Liver & Gallbladder tonic + CC4.10 Indigestion tonic…1日2回

それと同時に#1の服用回数が1日2回となりました。2015年10月現在、患者さんは完全に回復して#1と#4のレメディを予防措置として、1週間に1回の服用を継続しています。

不妊症 11176...India

結婚7年でまだ子供ができない夫婦が2013年11月28日に実践者を訪れました。妻は26歳、夫は32歳で、二人とも子供を渇望しており、これまで、対症療法、アーユルヴエーダ、ホメオパシーなどありとあらゆる治療法を試しましたが、効果はありませんでした。以下の処方が行われました:

妻に対して :

#1. CC8.1 Female tonic…一日3回

夫に対して:

#2. CC14.1 Male tonic + CC14.3 Male infertility…一日3回

2014年1月、妻のレメディは下記のように追加変更となりました:

#3. CC15.1 Mental & Emotional tonic + #1…一日3回

約1か月後の2014年2月、妻は妊娠し、レメディは以下のように変更となりました:

#4. CC8.2 Pregnancy tonic + CC8.9 Morning sickness + CC15.1 Mental & Emotional tonic…一日3回

妻は妊娠中、#4のレメディを服用し続け、2014年10月24日に、健康な赤ちゃんが通常の分娩で誕生しました。この幸せな夫婦は、最近、赤ちゃんの最初の誕生日をお祝いしました。

生理不順・生理痛、結膜炎 11177...India

2010年9月30日、21歳女性が生理痛と生理不順の治療を求めていました。過去1年半、生理は5日から10日遅れていました。彼女はまた、3日前に結膜炎を患っていましたが、薬は何も服用しておらず、以下のレメディの処方が行われました:

生理に対して:

#1. CC8.8 Menses Irregular…一日3回

結膜炎に対して:

#2. CC7.3 Conjunctivitis…一日3回

4日後、結膜炎は完治しましたが、 #2のレメディはもう1週間服用が継続され、その後、不要となりました。#1のレメディを3週間服用した後、生理は正常となり痛みも伴なわず、その他の諸症状も見られませんでした。このレメディはあと2週間継続して服用され、不要となりました。

白帯下、生理不順 11278...India

47歳女性が、白帯下と生理の際の出血過多の治療を求めていました。この症状は1年間続いていました。産婦人科医は前壁筋腫と診断し、2012年10月に子宮頸管拡張と子宮内掻爬術(D&C)を行いましたが、症状に改善はありませんでした。患者さんはまた、高血圧を患っていましたが、対症療法の薬で抑えていました。以下の処方が行われました:

CC3.3 High Blood Pressure (BP) + CC8.5 Vagina & Cervix + CC8.6 Menopause + CC12.1 Adult tonic…水で、1日6回

3週間後、症状は100%改善され、血圧は正常となりました。コンボは砂糖粒の形で処方され、次の2か月間、1日3回の服用となりました。その後も症状が見られなかったため、服用回数は徐々に減らされ、1日2回(次の1か月)、1日1回(さらにその後の1か月)、とし、その後は、1週間に3回(2か月)としました。2015年10月現在、患者さんは、婦人科系の症状は見られず、躁状態を抑えるための対症療法の薬のみを服用しています。

 

急性の風邪 03523...UK

37歳男性が、風邪をひいている家族と時間を過ごしているうちに、風邪の初期症状に気づきましたが、それはごく表面的なもので、薬も服用することはありませんでしたが、2015年3月22日に以下のレメディが処方されました:

CC9.2 Infections acute + CC12.1 Adult tonic...一日3回

1日経過すると、症状は少し軽くなり、少なくとも、悪化することはなくなりました。3日目までに、症状は90%改善されたため、患者さんから、服用回数を1日1回に減らしてもよいかの打診がありました。5日目には、100%の改善となり、レメディの服用は不要となりました。

編集者注:本件は、急性の症状に対する速やかな対応によって速やかな効果がもたらされた好例です。

風邪と咳 10400...India

2015年7月4日に52歳女性が医師による風邪の治療を受けました。過去1か月間、身体は常に疲れやすく鼻水は止まりませんでした。パラセタモール(paracetamol)を処方されましたが、1,2日だけ症状は抑えられたものの、その後は再発を繰り返すのでした。過去30年間で初めて、1年間に4,5回風邪でダウンしてしまうという体調への変化の兆しが見られたのです。その1連の過程は風邪の諸症状から始まり、激しい咳で終わるのですが、それが1か月ほど続き、対症療法の薬で抑えていたのでした。

波動薬では最初、急性の症状に対しての処方が行われました:

#1. CC9.2 Acute infections + CC15.1 Mental and Emotional tonic     1日4回

10日後、症状はずっとよくなり、対症療法の薬の摂取なしで80%の改善となりました。その後、慢性とみられる咳に対しての処方が加わりました:

#2. CC19.6 Cough chronic + #1…1日4回

患者さんは#2のレメディを15日間服用して症状は完治しました。現在、服用はありませんが、健康の状態が続いています。彼女は結果に大変歓んでいます。

骨折した手首の痛み 01644...USA

(実践者手記):2012年10月にアシスタント波動薬実践者トレーニングを受講した際、アガルヴァル博士より、持ち運び用の簡易波動薬キットを作るようにとの指示があり、そのことが大変役立ったことに感謝しています。ある晩遅く、波動薬実践者でもある、近所に住む63歳の女性の友人から、病院へ連れて行って欲しいとの電話連絡がありました。暗闇の中で、大きなヨガボールから落下して、手首を折り、激しい痛みでもがいていました。実際、痛みとショックで歪められた声は、当初、彼女の声とは認識できないほどでした。病院へは車で20分ほどの距離でしたが、運転中、波動薬キットの中にCC10.1 Emergencies(救急)があるのを思い出しました。夜の暗さの中で、何粒が蓋に入り、何粒が彼女の口の中に入ったかもわかりませんでしたが、レメディの服用後、ほとんどすぐに何かが変わったのです。彼女の呼吸はゆっくりとなり、うめき声は小さくなりました。

病院に入る前に彼女はもう1回、病院の中でも2回(病院のスタッフの前ではありませんでしたが)服用をしました。約1時間後に、医師がX線の結果を知らせにきました。その時点まで、患者さんには、痛み止めの薬は一切与えられていませんでした。医師は、痛みのレベルを彼女に、1から10の段階評価で教えてくれるように尋ねましたが、彼女はしばらく考えていた後、ようやく口を開き、「7」と答えました。医師は、「あなたは、よほど痛みに対して我慢強い方なのですね。どんなひとでも、30、と答えるほどの痛みのはずです。あなたの折れた骨は突き抜けてもう一方の骨まで到達しているのですよ」と説明しました。

実践者コメント:

ババへの深い祈りとCC10.1 Emergenciesのレメディのおかげで、複雑骨折であるにも関わらず、患者さんは痛みをそれほど感じることなく、また気持ちも穏やかでいることができました。

深い傷、擦過傷(すりむけ) 10363...India

2013年9月22日の夕方前、10歳の女の子がたくさんの金属製パイプが捨てられている側溝に落ちてしました。彼女は自分の力で這い出しましたが、膝に怪我を負いました。実践者のもとを訪れた時には、9針から10針もの傷を負いひどい出血を伴っていました。以下の処方が行われました:

CC10.1 Emergencies + CC21.11 Wounds & Abrasions…一日6回

その夜、傷には瘡蓋(かさぶた)ができ始め、色は茶色くなり翌朝には出血も痛みもなく傷は乾いてきました。翌日、皮膚は通常に戻り傷口も塞がりました。服用回数はその後3日間、1日3回に減り、その後の2日間、1日1回となりました。2年後の2015年10月、少女の皮膚は完全に元通りになり、傷跡も残っていません

へびに噛まれた牛 11972...India

インドの郊外で、実践者は、農夫から連絡を受けました。彼の牛が猛毒の蛇に噛まれたというのです。それは2014年6月23日夜7時のことでした。以下の処方が直ちに行われました:

#1. CC1.1 Animal tonic + CC10.1 Emergencies + CC21.4 Stings & Bites…10分おきに、1時間

この後、コンボは、毒を排出するために以下のように変更しました:

#2. CC13.2 Kidney & Bladder infections + CC17.2 Cleansing + CC18.1 Brain disabilities + #1…2時間おきに1回

牛は回復の兆しを見せ始めましたが、#2のレメディは夜から翌朝にかけて服用を続けました。症状は改善し続けたため、服用回数は次の2週間、1日3回に減らされました。最終的に、牛は猛毒の蛇の毒から完全に回復しました。

顎の痛み、歯肉炎、口蓋炎 01163...Croatia

56歳女性が数か月前に受けた上顎の手術の後遺症の治療を求め実践者を訪ねました。術後しばらくの状態は良好でしたが、その後、顎に痛みを感じるようになったのです。歯茎と口蓋が腫れ、セメントで固めていた口内のブリッジの装着も不快過ぎるほどに感じられました。

2015年5月、以下の処方が行われました:

#1. NM3 Bone Irregularity + NM39 Teeth Decay + NM89 Mouth & Gums + SM26 Immunity + SM27 Infection…一日3回

10日間の服用の後、30%の改善がありました。これは、歯科医がブリッジを治すのに十分な状態でした。2か月後、歯茎と口蓋の腫れは80%退きましたが、顎はまだ完全には治癒されておらず、新たな2つのレメディが加わりました:

#2. NM96 Scar tissue + SR576 Tumours + #1…一日3回

9月までに全ての症状がなくなり、歯科に関する問題も全て解決されたとの報告がありました。

毛嚢(もうのう)炎(皮膚の真菌性感染症) 01767...Holland

2014年8月30日、40歳男性が毛嚢炎(皮膚の真菌性感染症)の治療を求めていました。この症状は8月19日に発症し、顔の広い範囲、眉毛、頭に至るまで拡大しました。彼はエンジニアとしての職業からくるストレスが原因であると感じていました。皮膚の状態は、自身でも見苦しく感じ仕事にいくのも嫌になるほどでした。医師は毛嚢炎と診断し、抗生物質のフシジンを処方しました。しかしその効果は見られず、患者さんはこの薬の使用を中止し、以下の波動薬の処方を受けました:

#1. CC11.1 Hair tonic + CC11.2 Hair problems + CC15.1 Mental and Emotional tonic…一日6回

1週間後(9月5日)の再面談の際には、100%の改善の報告がありました。彼は痒みをこらえ、なるたけ掻かないようにし、処方された通りにレメディを服用しました。顔の皮膚の症状は全てなくなり元の状態に戻りました。患者さんは、速やかな治癒によって心の大きな平安を得ました。その後3日間同じ処方回数で継続し、次の3日間は、1日2回、次の1週間は1日1回、翌週は1週間に3回、と順次回数を減らし、その後は不要としました。

しかしながら、患者さんの子供たちにも感染があり、5歳の息子さんの口の周りなど顔に症状が現われたため、治療の依頼がありました。彼にも同じコンボ(1日3回)が処方されましたが、その他の薬の摂取はありませんでした。9月8日までは掻かざるをえない痒みが続きましたが、それ以降、痒みは退き9月12日までには100%の改善が見られました。その後、服用回数を1週間、1日2回とし徐々に少なくしていきました。9月10日には、10歳の娘さんもまた顔に同じ症状が発症し、同じレメディ(1日4回)が処方されました。1週間後、症状は無くなり始め、その後数日で、皮膚はすっかりきれいになりました。

その後の週は、1日4回、その翌週は1日2回とし、徐々に服用回数を減らしていきました。1年後、3人の患者さん全員がこの症状から解放されました。

慢性偏頭痛、皮膚のアレルギ 02802...UK

実践者の近所で、高齢者のケアを行っているフルタイム勤務の50歳女性が激しい偏頭痛の治療を求めていました。彼女はこれまでもずっと毎日のようにこの症状に悩まされてきており、吐き気や時に嘔吐を伴うこともありました。通常、1日当り、パラセタモールを8錠服用していましたが、最近になって、顔に痒みを伴うアレルギー症状も出てきました。この症状に対しては、何の薬も服用していません。2015年7月28日、以下の処方が行われました:

#1. CC4.2 Liver & Gallbladder tonic + CC4.6 Diarrhoea + CC4.10 Indigestion + CC10.1 Emergencies + CC11.3 Headaches + CC11.4 Migraines + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC21.3 Skin allergies…偏頭痛の続く間は1時間毎、その後改善時には1日1回まで徐々に減らしていく

1週間後、患者さんから75%の改善があったとの報告がありました。約1か月半後の2015年9月17日、患者さんは大変喜びながら事実上完治したとの報告をしました。パラセタモールの摂取は中止しており、波動薬を1日1回だけ服用していました。頭痛はほぼ治まったものの、高齢の母親について精神的なストレスや心配事をまだ抱えており、「今」に生きることの修練と積極的思考について、実践者より助言を受けました。

レメディは以下のように変更となりました:

#2. CC18.1 Brain disabilities + #1...1日1回

2015年10月現在、上記の服用を継続し、精神的な症状に対処しています。

円形脱毛症 02806...Malaysia

9歳の男の子が2015年3月28日に、円形脱毛症の治療を求めて実践者を訪れました。

脱毛部分は、直径2.5センチほどで、後頭部(頭頂部、下記写真参照)にありました。症状は6か月間続いており、2014年11月以来皮膚科専門医の診察を受けていました。医師は、2か月間、経口のステロイド剤を処方し、12月には患部にステロイドの皮内注射を行い、また、ステロイドの軟膏を実践者との再面談の時まで継続して患部に塗っていました。この時点で、新たな発毛の兆しはありませんでした。以下の処方が行われました:

#1. CC11.1 Hair tonic + CC11.2 Hair problems + CC12.2 Child tonic + CC21.1 Skin tonic…TDS

#2. CC21.1 Skin tonic...患部にアクアクリームで、1日2回

上記のレメディの服用開始にあたって、その他の全ての対症療法の薬の摂取は中止しました。患部は劇的な反応を示しました。3週間後の2015年4月18日、新たな発毛が見られ、50%の改善となり(写真参照)、6週間後の2015年5月9日、患部は通常の毛髪に覆われもとの状態へと回復しました(下記写真参照)。更に1週間波動薬の服用が続けられ、その後は不要となりました。

患者さんの父親のコメント:

2014年11月、息子は頭部に20セント硬貨ほどの大きさの円形脱毛症と病院で診断され、ステロイドの錠剤、クリーム、注射の処方や処置を受けました。しかし、症状の改善はあまり見られず、私達は2015年3月、サティヤサイババセンターの波動薬クリニックを訪れ、スワミに祈り、波動薬の治療を受けました。神の恩寵と祝福により、2015年5月までに症状は完治しました。バガワンと実践者に感謝いたします。

   2015年3月28日                                                             2015年4月18日                                                                    

 

2015年5月9日

歯の萌出 03523...UK

生後10か月の女児に乳歯が生えかかっており歯茎から覗かせていましたが、数日間痛みが続き、頬は紅潮していました。睡眠が妨げられないよう小児用パラセタモールが医師から処方されていました。2015年3月27日、以下のレメディが処方されました:

CC11.6 Tooth infections + CC12.2 Child tonic + CC18.5 Neuralgia...1日3回

彼女は水に溶かしたレメディの服用は好みませんでしたが、砂糖粒では喜んで口を開けて服用しました。処方の第1日目、夜の睡眠は妨げられず、翌日、頬の色は元の通常の色に戻りました。二日後、症状は完治しました。服用回数は1日1回へと減らされ、歯痛の再発の際だけ、1日3回に戻すこととしました。6か月が経過し、乳歯の数は10本となりました。レメディは歯痛の時だけ処方しています。

偏頭痛 11568...India

2015年8月に、過去4年間激しい偏頭痛を患ってきた32歳の女性が実践者を訪れました。症状は頻繁に現われ、その発症の引き金となるのは、肉体的緊張(旅行・買い物への外出・家族の行事の際の重労働)精神的ストレス、音の大きな音楽、騒音、日光への露出、睡眠不足など様々な状況でした。頭痛は通常、24時間から48時間続きました。アーユルヴェーダも試してみましたが効果はありませんでした。頭痛に襲われると彼女は、対症療法の鎮痛剤を服用していましたが、本人はそれを中止したいと願っていました。また吐き気や不安なども伴い日々の活動に支障が出ていました。

処方されたレメディは以下の通りです:

CC11.4 Migraines + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic…水で1日3回

頭痛の発作の際には、10分毎に、必要であれば2時間まで

3日間の服用の後にも、偏頭痛がありましたが、症状が出てすぐに10分おきに1時間レメディを服用したところ、うれしい驚きとして5回目の服用で頭痛は治まった、との報告がありました。レメディはその後1日3回での服用が継続されました。2015年10月14日までに、90%の改善が見られ服用回数は1日1回へと減らされました。15日後の、10月29日、患者さんは、寝不足や身体的疲労、精神的ストレスが多くあったにも関わらず、一度も症状が出てこないので完治したように感じている、との報告がありました。服用回数は、予防措置として1週間に1回とし、頭痛の発作の際には、レメディを水に溶かして、10分おきに1時間すぐに服用するよう、実践者は助言しました。

HIVウイルス/AIDS(エイズ) 11177...India

エイズに感染した24歳女性が2012年12月12日に実践者のもとを訪れました。彼女は貧しい家庭の出で、その6年前に今の夫と結婚する前、彼がその事実を打ち明けることをせず、そのまま結婚生活に入り、感染を余儀なくされました。そのときから遡ること1年前に、第1子の誕生時に、彼女は合併症で入院し、その時の血液検査によって、自身がエイズに感染しているというショッキングな事実が明かされたのでした。悲しいことに、子供は生き延びることはありませんでした。家族の助けを得て、彼女は離婚を申し立て、地元の公立病院で対症療法の薬によるエイズの治療を始めました。そのとき、近所の人から実践者のことを聞いたのです。最初の面談時に、患者さんは疲労を訴えていました。消耗しきった様子で、無感動、絶望、生きることへの関心の欠如が見て取れました。以下の処方が行われました:

CC12.1 Adult tonic + CC12.3 AIDS-HIV + CC12.4 Autoimmune diseases + CC15.1 Mental & Emotional tonic…一日3回

波動薬の治療の開始後、患者さんは日に日に良くなっていきました。病院で処方された対症療法の薬の併用も続けましした。彼女は11か月間、波動薬レメディを規則的に服用した結果、楽観的と言えるほど気持ちが前向きになり、そして人生を生きる関心を示しました。彼女は仕事を見つけ働き始めました。患者さんは、実践者に再婚が可能かどうかを尋ねました。実践者は血液検査の受診を勧め、彼女は病院での検査を受け、とてつもない改善の結果が示されました。血液の数値は許容範囲であり、医師は、パートナーが感染する恐れはなく安全であること、結婚は問題ないことを告げました。患者さんはそれを聞いて大変喜びすぐに電話でこの素晴らしいニュースを実践者に伝えました。

実践者コメント: これはまさしく、ババのリーラ(奇跡)でした。

脳卒中, 腎不全, 糖尿病, 呼吸疾患, 癲癇、複視、唖 02895...UK

結核が原因と思われる、高熱、虚弱、食欲不振の症状で62歳男性が2014年3月23日に入院し、右肺の陥没、肺炎と診断され、その夜ITU(集中治療室)に運ばれました。そこでは、おびただしい量の結核の薬が静脈内に投与されました。症状は悪化し、軽い脳卒中, 腎不全, 糖尿病, 呼吸疾患, 癲癇、複視、唖、食道穿孔を併発していきました。

厳しい呼吸困難のため人工呼吸器が装填され、気管切開も行われました。大量の鎮静剤が投与され12時間の存命とされましたが、患者さんはこの状態で9週間生存を続けたのです。輸血と透析が隔日で必要となりました。さらなる検査によって、実際には結核を患っていないことが判明し結核の薬の投与は中止されました。しかしながら、患者さんは、結核の薬剤投与を誤って4週間受けていたため、腎不全、糖尿病、そして定期的な発作まで発症していました。5か月後、患者さんは退院しましたが、通常の経口での飲食は不可能であり、透析のためそして静脈を通しての栄養補給のための管は外されないままでした。肺炎からは回復していましたが、静脈内への様々な対症療法の薬の投与は継続されていました。自宅でのこの状態は8週間続きましたが、2014年8月、患者さんは、最初は裏ごししたものをごくわずかですが、徐々に口からの食事ができるようになりました。2014年8月23日、以下の処方が行われました:

腎不全に対して:
#1.  CC10.1 Emergencies + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Emotional & Mental tonic + CC13.1 Kidney & Bladder tonic + CC13.2 Kidney & Bladder infections …一日4回

脳卒中, 癲癇、複視、唖に対して:
#2. CC10.1 Emergencies + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 + Mental & Emotional tonic + CC17.3 Brain & Memory tonic + CC18.1 Brain disabilities + CC18.3 Epilepsy + CC18.4 Paralysis + CC18.5 Neuralgia + CC18.6 Parkinson’s disease … 1日4回

2週間経過すると、腎不全, 呼吸疾患, 癲癇、複視、唖は完治し、また脳卒中のほぼすべての症状も治まりました。透析も不要となり、トイレにも自分でいけるようになり着替えもできるようになりました。ただ、まだ固形物や飲み物は無理でした。

その後も患者さんは回復を続け、2014年10月までに、1回の量はわずかながらも、通常の食事ができるようになりました。2014年11月、患者さんは、自らの店でパートで働き始めました。その後、完全な治癒を実感したため、波動薬レメディの服用を止めました。やがて、彼の以前の生活を再開し、2015年2月には、インドに4週間旅行をしました。帰国後、彼の店でフルタイムの勤務を始め、2015年3月には車の運転を開始しました。2015年5月、医師の勧めで、すべての対症療法の薬の摂取を中止しました。2015年10月現在、彼は健康であり続けています。

過活動性膀胱、頻尿症 03507...UK

過活動性膀胱、頻尿症に悩む、79歳男性が2015年4月21日に実践者を訪れました。15年間に、前立腺がんと診断され、前立腺の全部摘出手術を受けました。術後、痕跡組織が残り、前立腺手術そのものと痕跡組織のために膀胱の容積は大分縮小し、その結果、特に夜中の頻尿の症状が現れたのでした。これにより、睡眠が妨げられましたが、患者さんはこのための薬を服用していませんでした。以下のレメディが処方されました:

CC10.1 Emergencies + CC12.1 Adult Tonic + CC13.2 Kidney & Bladder infections + CC13.3 Incontinence + CC15.1 Mental & Emotional tonic…一日4回

4週間後、若干の改善がありましたが、長く続かず、夜中にはいまだに尿意によって睡眠が中断していました。6月に彼の妻が足を骨折し、彼女の介護と家事への意識の集中によって、波動薬レメディの服用は6か月間中断されましたが、2か月後に再開すると、膀胱の症状は50%改善されたとの報告がなされました。その後は、小さいながらも徐々に改善が積み重なっていきました。2015年9月26日、75%の改善となり、夜中の尿意も頻繁ではなくなりました。患者さんはこの回復にとても満足しおり、2015年10月現在、処方された回数での服用を続けています。

アルコール中毒 00534...UK

実践者手記:アルコール中毒と躁鬱を患っていた25歳女性が過去5年間、毎晩ボトル1本のウイスキーを開けていました。自身は中毒症状にあることを否定していましたが、家族には攻撃的で怒りをぶつけていました。仕事に就いても、時間管理のまずさと躁鬱のため、2,3週間も持たない状態でした。2015年7月9日の面談の際、私は、彼女にEFT(感情を解き放つ技術)を用いて、自身が自らの体験談を話している時に、顔の経絡のツボを押していくことを勧めました。すると彼女は、18歳以降の過去3回の暴力をふるうパートナーとの生活について話し始めました。彼女は定期的に暴力を振るわれ、彼女自身、そのようなパートナーの振る舞いは自然で愛の一部でさえあると思い込んでいたのです。暴力的だった2人目のパートナーの際、体の痛みと心の苦しみを忘れるため、飲酒を始めました。私は飲酒の健康に対する悪影響について説明し、前向きな姿勢や考えを持つことや否定的な記憶を手放すことの大切さを理解してもらえるようにしました。ひいては、私達がいつも思っていることを私達は呼び寄せそういった存在になる(「引きつけの法則」)ということに気づいてもらう助けとなるようにしました。

処方したレメディは以下の通りです:

CC3.7 Circulation + CC4.1 Digestion tonic + CC8.1 Female tonic + CC10.1 Emergencies +CC12.1 Adult Tonic + CC13.1 Kidney & Bladder tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC15.2 Psychiatric disorder + CC15.3 Addictions + CC15.4 Eating disorder + CC17.3 Brain & Memory tonic + CC18.1 Brain disability + CC18.5 Neuralgia + CC19.1 Chest tonic + CC19.7 Throat chronic...水で、1日3回

私はまた、何年もの多量のアルコール摂取によって失われがちであったビタミンBについて、ビタミンB複合剤サプリメントの服用も勧めました。その翌週、彼女は1日1日がどれほどすばらしいかについての体験を、携帯電話のテキストで逐次送ってくれました。その後、暴力的な男性の友人と議論をし、彼のことを手放すことができました。それはとても簡単にできたことに彼女は気づきました。このおかげで、彼女の身体には大きな安心感が湧き上ってくるのを感じたのです。その2週間後、彼女は寺院の中で時間を過ごし「平安と調和」を感じている、と報告してくれました。5週間後、彼女から再面談の予約が入り、私は、その時に、いつも飲んでいるお酒を持参してくれるよう依頼しました。それで、ノーソードを作ろうと思ったのです。これに対して、彼女は同意をしませんでした。というのは、その面談の際にわかったことですが、既に飲酒を断っていたからでした。実際、波動薬の服用を始めてから1週間以内に、飲酒の習慣から解放されていて、新たな仕事も始めていたのでした。彼女はとても喜んでいて、短い休暇をとる計画を立てています。彼女は既に大学でのフルタイムでの学術プログラムの申し込みを行っており、新たな生活のスタートを目指しています。

実践者コメント:最初の面談の際、患者さんは来訪を拒んだため、彼女の母親が代わりに病状を説明しに来るということに不本意ながらも同意しました。しかしながら最終的には、本人も母親と共に来訪することを決め、双方との同意のもと、母親が散歩に出ている間に、患者さん本人と面談をしました。彼女が話しやすいように、まず、彼女の健康と食生活について話をしてもらいました。これによってだいぶ緊張がほぐれたようでした。母親が1時間後に娘さんを迎えに戻ってくると、患者さんは笑顔でいました。母親はそれを見てとても驚いていました。2回目の面談の際、母親は泣きながら「本来の娘が戻ってきました」と言いました。

2人は一緒に料理をし散歩をするようになり、さらには「夜の怒りの爆発」は無くなったのでした。2015年9月末時点で、体調が良いとのメッセージを彼女は携帯のテキストで私に送り続けています。

 

重度の鬱, 複視, 不眠症 01339...USA

友人の勧めによって、患者さんの息子さんが2014年3月に実践者にメールを送り、彼の65歳の母親の治療を求めてきました。母親は3年以上、鬱と精神的混乱を患っており、この期間、次から次へと身体的な病も併発していました。体重は激減し、子宮摘出手術を受け、その他にも、糖尿病・高コレステロール・胆石・胃潰瘍・胸焼け・不眠症・激しい偏頭痛・鼻炎・痔疾を併発し、最近では複視に悩んでいました。身体的病は鬱の症状を深め、彼女は、1日のうちのほとんどを床に伏して過ごしていました。息子さんによると、母親の症状は息子さんの結婚した時のころから出始め(下記コメント参照)、鬱に関しては、精神分析医の診療を受け向精神性薬剤を処方され、家族もまた、瞑想や音楽療法を試しましたが、どれも効果が出ないようでした。息子さんからのメールを受け取ってから、2014年3月23日に実践者は両者と電話で話をし、以下のレメディを処方して郵送しました。

鬱・その他の精神的疾患:

#1. CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC15.2 Psychiatric disorders + CC17.3 Brain & Memory tonic + CC18.1 Brain disorders + CC18.2 Alzheimer’s disease…1週間、1日3回、その後1日4回

患者さんには、好転反応の症状が出なかったため、処方波動薬は12日目に#1のレメディに複視に対するものを加えて#2として変更されました:

#2. CC7.1 Eye tonic + CC7.5 Glaucoma + CC7.6 Eye injury + #1…1日4回

以上に加えて

不眠症に対して:

#3. CC15.6 Sleep disorder…就寝30分前に1回、もし、目が冴えている状況であれば、寝るまで30分毎に1回、最大4回まで。夜中に目覚めたときも、この服用方法とする。

実践者は、6か月間、家族から何の連絡も受けることはありませんでしたが、2014年11月5日、息子さんからメールがあり、だいぶ以前には複視の完治が、また最近になっては突然母親の鬱が完治したとの報告がありました(下記コメント参照)。実践者は家族に連絡をとりました。患者さんは大変喜んでおり、自らが平常に戻ったことをサイに感謝していました。今では、嬉々として料理をすることができるようになり、孫、息子、嫁との生活を楽しんでいます。2015年10月現在、実践者は他の身体的症状に対する処方を続けています。

患者の息子さんからのメール:

2014年3月23日

私の母は、2011年に重度の鬱に陥り、それから少しの間であっても全く回復することなく、時間が経つにつれてますます悪化し、異常の度合いを深めていくように見えました。発症は、2011年5月の私の結婚の時期に見られ始めました。鬱の真の原因は不明ですが、私は、いくつかの要因が重なった結果であったように感じています。それは、息子を別の女性に取られてしまうという怖れ、結婚式のストレス、ムンバイの猛暑と汚染、嫁との様々な面での不一致などです。これら全てのことが母の内側で煮えたぎっており、その状況は、結婚式の数日前、私の義理の父親からの極めて屈辱的な言葉をかけられた時に爆発しました。2011年5月の、母の変化はほんの始まりに過ぎませんでした。母は極端に否定的な態度となり、怒りで一杯になりました。彼女は過去に執着し、常に過去のことやどれほどの罪を犯したかを話すのです。また、同じ内容が幾度か繰り返され、1日を通してひっきりなしに泣いており、極端に死を恐れていました。死期が近づいていると常に思い悩み、自らの悪いカルマのせいで次の生まれ変わりでは何になるのかを恐れていました。母は1日に数回、私の職場に電話をかけてきて、私の仕事を中断するのでした。父の振る舞いもまた、母の状態を悪化させるものでした。母には精神的な苦しみの他に、過去3年間患っていたいくつかの身体的病もあり、そのことも母の苦境を大きなものとしていました。体重は激減し、子宮摘出手術を受け、その他にも、糖尿病・高コレステロール・胆石・胃潰瘍・胸焼け・不眠症・激しい偏頭痛・鼻炎・痔疾を併発し、最近では複視に悩んでおり、これらの身体的病は鬱の症状を深めていたのです。彼女は、ベッドで丸くなって1日のうちのほとんどを寝て過ごすのが好きでした。向精神性薬剤や他の代替的治療(精神セラピー、瞑想や音楽療法など)を試しましたが、どれも効果が出ないようでした。彼女の心の状態では、瞑想や何か肯定的なものに集中することは不可能でした。母を何かの活動に従事させ、いつも何かに打ち込んでいる状態にしようと家族はやっきでしたが、できることには限界がありました。人は、祈りの素晴らしさと神の奇跡を口にしますが、神は私達の祈りには耳を傾けてくれていないようでした。家族全員が奇跡を待ちわびていました。全ての人が人生での浮き沈みを体験し、過去の行いの埋め合わせをしなくてはならないということはわかっていましたが、正直に言って、過去3年間の母と私達家族の通ってきた日々の生活は、複数の過去生の悪いカルマを焼き尽くすのに十分であったように思えるほどでした。私達は徐々に忍耐力を失っていき、毎日がイライラの状態でした。私達は一つ屋根の下に住んでいるので、それは家族全体を、特に妻を蝕んでいきました。

2014年11月5日、

今日ここに、とても喜んでメールをさせていただくのは、3年半以上患っていた極度の鬱の症状が今や完治したことをお知らせするためです。それは突然やってきました。そのことに気づくのに、私達は数日かかったほどです。それがどのようにして起こったのかはわかりませんが、ほぼ間違いなく、それはスワミ、そして貴殿と処方された波動薬によるものであると確信しています。母はレメディを処方された通りに服用し、それは奇跡のように作用しました。向精神性薬剤が3年かかってもなしえなかったことを波動薬はたったの6か月でなしえたのです。正確にはいつだったか覚えていませんが、鬱の症状が消え去るずっと前に複視の症状は無くなっていました。私を含む家族全員が貴殿に心から感謝しています。過去3年半は極めて厳しい状況でしたので。

子供の癇癪 02128...Argentina

癇癪を持つ6歳の女の子に悩む母親が実践者を訪ねてきました。この女の子は手に負えず、学校はきらいでした。

処方されたレメディは以下の通りです:

CC12.2 Child tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC17.2 Cleansing + SR542 Aethusa Cyn...一日3回

2週間の治療の後、母親から、90%の改善があったとの報告がありました。あと数週間服用は続けられる予定です。

編集者注:SR542 Aethusa Cyn は既に CC12.2 Child tonicの中に含まれています。

不眠症, 頻脈症 過食症, パニック発作、生理痛 02658...Italy

2014年11月、48歳の女性が仕事上のストレスに関連した症状の治療を求めていました。過去10か月間、睡眠障害と頻脈症(異常なほど急速な心拍)に悩まされてきました。薬の服用はなく、以下のレメディが処方されました。

不眠症:

#1. CC15.6  Sleep disorders…就寝前30分に1回、就寝時に1回、夜中に目が覚めたらもう1回

頻脈症:

#2. CC3.1 Heart tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic…1日3回

1か月後、睡眠と心臓の症状は双方ともに解消されました。#1のレメディの服用は無くなりましたが、ストレスはまだあったため、#2のレメディはもう1か月継続されました。患者さんは実践者と連絡を密にとり、12月にはインフルエンザの処方を受けました。

2015年6月、夜のパニック発作と過食症の治療を求めました。仕事上のプレッシャーに加え、患者さんは財政的困窮と夫との関係にも悩んでいました。夫との口論になると、彼女の怒りの感情が,パニック発作と心臓の痛みを引き起こすのでした。

以下のレメディが処方されました:

#3. CC3.1 Heart tonic + CC15.4 Eating disorders…一日3回

2週間の服用の後、症状は80%改善されました。その後2か月間服用は続けられましたが、2015年8月に更なる改善のために、浄化のコンボが以下のように加えられました:

#4. CC17.2 Cleansing + #3…一日3回

9月に、生理痛の報告があったので、#4は中断し、長期的な服用のため以下のコンボが処方されました:

生理痛、パニック発作、過食症:
#5. CC8.1 Female tonic + #3…一日3回

2015年10月時点で、過食症とパニック発作は完全に無くなりましたが、生理痛は何の変化もありませんでした。#5のレメディの服用が続けられる中、夫との口論で感情が高ぶり心臓の痛みがある時には、時折、レメディを追加的に摂取しているとの報告がありました。波動薬を服用すると気持ちが鎮まり痛みも消えていく、と彼女は感じています。

認知症、どもり、乳がん 02864...USA

47歳女性が乳がんとして診断され処方された薬の副作用で生じた症状の治療を求めて実践者に連絡をとりました。2014年4月に両乳房切除手術を終え、11月に化学療法を、続いて2015年1月に放射線治療を終了しました。その後、痴呆症、どもりなどが発症したため、神経科医師の診断を受けた結果、医師は神経システムが癌とその治療によって影響を受けていることを確認しました。初診の際、医師は彼女が極度の病的な興奮状態であったことに気づきました。彼女は鬱の状態でした。痴呆症と罪悪感(彼女の息子の家庭生活が崩壊したのは彼女の病気のせいだと信じていました)によって彼女は自信を失っており、癌もまだ完全には癒えていませんでした。ホルモンによる治療を受け、癌の薬を処方されました。

2015年6月15日に波動薬の治療が始まりました:

#1. NM5 Brain TS + NM6 Calming + NM25 Shock + NM67 Calcium + NM91 Paramedic Rescue + NM105 Visc Alb (F) + NM106 Visc Alb (FG) + NM110 Essiac + BR3 Depression + BR4 Fear + BR6 Hysteria + BR7 Stress + SM9 Lack of Confidence + SM13 Cancer + SM41 Uplift + SR253 Cal Fluor + SR256 Ferrum Phos + SR257 Kali Mur + SR265 Aconite + SR271 Arnica + SR281 Carbo Veg + SR345 Calendula…一日4回

レメディの服用を始めて1週間後、彼女は重度の尿路感染症を訴えました。実践者による説明は、好転反応によって毒素の排出が起きており、それが尿路感染症を引き起こしているというものでした。身体上の不快さにもかかわらず、患者さんは癒しが始まったことに勇気づけられました。実践者はただちに、#1のレメディを中止し、以下の処方を行いました:

尿路感染症に対して :
#2. CC10.1 Emergencies + CC13.2 Kidney & Bladder Infections…一日6回

感染症は2日以内になくなりました。その後、もし尿路感染症が現れたら直ちに中止し#2に戻り、その症状が無くなって初めて#1の服用を始める、という指示のもと、患者さんは#1のレメディの服用(1日1回)を再開しました。約3週間後の2015年6月6日、患者さんからは、記憶保持が60%ほど改善されたとの報告がありました。話し方も通常に戻り、感情的にも安定し家族との関係も着実に改善していきました。

#1の服用は1日1回で継続されました。

2015年9月3日、患者さんから、再検査により癌の再発のない結果となったことの報告がありました。記憶の問題はなくなり、話し方も元に戻り、仕事を再開するに十分な自信を感じました。2014年10月現在、#1の服用を週2回で継続しています。

鬱病 03503...UAE

ドバイに住む娘を訪れていた、ムンバイからの60歳女性が2015年1月21日に実践者を訪ねてきました。彼女は泣き崩れ、取りつく島もありませんでした。家族の説明によると、過去21年間、うつ病を患っており、医師から処方された抗うつ剤の服用である程度緩和されたものの、突然の癌による兄の死去でこの9年間、その症状はさらに悪化していたのでした。1日の中で、特に朝9時から午後2時まで、彼女は見境もなく泣き続け、2時以降は少し楽になるのでした。うつ病の発症時の頃にあった娘の結婚による喪失感と兄の突然の死によって、死に対する恐怖にも悩まされていました。フルダック20mgを摂取することでどうにか日々の生活をしのぐことができていました。患者さんの他の症状には、糖尿病、高血圧、足部の神経痛があり、それらは、対症療法の薬(Diamicron MEX 500 OD, Amlodipine, and Combiflam 400mg)によって、制御されていました。21年間前、彼女は肺結核を患い、また子宮摘出手術を受けました。

鬱に対して下記のレメディが処方されました:

CC8.1 Female tonic + CC8.6 Menopause + CC10.1 Emergencies + CC15.1 Mental and Emotional tonic + CC15.2 Psychiatric disorders…1日6回(7日間)、その後1日4回

レメディの服用3日以内に、症状は50%改善され、彼女が泣くことは無くなりました。5日後には、80%改善され、抗うつ剤の摂取は不要となりました。19日目には、鬱の続く時間は、数時間であったものが数分となりました。すなわち、以前は3,4時間続いていた症状も5分も続かなくなり、彼女の回復はますます加速していきました。4週間で、100%の回復となりました。9か月後、彼女の状態は向上を続けました。再発を怖れ、彼女は1日4回の服用を継続しました。実践者は、患者さんが自信をさらに回復するまで彼女の様子を見守り、徐々に、1週間に1回の服用回数にまで減らしていくよう付き添っていくつもりです。

患者さんの娘さんのコメント:  

波動薬は私達にとって奇跡の友人です。母が朝9時から午後2時まで泣き崩れているのを見ることは痛ましいことでした。母は赤ちゃんのように泣き、誰か手を差し伸べてくれる人にすがりました。波動薬のレメディを服用して2日目から体調が良くなり、4日目には、以前のような明るい母になっていました。私達夫婦と共に時間を過ごすのがとても楽しく、笑ったり冗談を言ったりしています。母なるサイは母と家族を祝福してくださっています。波動薬の治療に大変感謝し、実践者がこの活動を継続されることを祈っています。

慢性の鬱 03505...UK

長期の鬱に悩む50歳男性が2014年12月20日に治療を求めてやってきました。彼は数学の教師で、ストレスに過敏であり、精神的に混乱し、すぐにイライラしていて、怒りを爆発しがちでした。その3年前には自殺を思い立ったことがあります。14歳から続く鬱との長期にわたる葛藤によって自信は削がれていました。対症療法等の薬の服用はありませんでした。

面談の上、以下のレメディが処方されました:

CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental and Emotional tonic + CC15.2 Psychiatric disorders + CC17.3 Brain and Mental tonic…水で、一日3回、

10日間の服用の後、患者さんからの報告では、波動薬の服用以来、鬱の症状は全くなく、睡眠の質も向上しストレスに対応できて自らをしっかりと保てているように感じている、とのことでした。彼は、定期的に実践者と連絡を取り合っており、3か月が経過するころには、体調は9割回復したとの報告がありました。徐々に彼は自殺志向を失っていきました。6か月経過後、患者さんは実践者に対して以下のような手紙を書きました。「私が気づいた自分の変化があるとすれば、それは極めて病的に聞こえるかもしれませんが、以前には毎朝目が覚めると、いつものように心の中に首つりの縄を見ていたのですが、それが最近ではほとんど現われなくなったことです。それは若い時に自殺のことばかり考えていた頃の残像なのです。」

8か月後の2015年8月、患者さんは気持ちの上で95%の回復を遂げました。2015年11月1日時点で、患者さんはこの状態を維持し続けており波動薬の服用も継続されています。

タバコ中毒 10400...India

過去15年間噛みたばこに耽溺していた30歳男性が、この習慣を断ちたいと思い、様々な治療を受けてきましたが、2015年4月2日に実践者からの助けを求め、以下の処方を受けました:

#1. CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC15.3 Addictions…一日3回

1週間後、噛みたばこの習慣は85%減り、その衝動も少なくなったとの報告が患者さんからありました。しかしながら、突然、消化不良の症状が現れたため、以下のレメディが処方されました:

#2. CC4.10 Indigestion + CC17.2 Cleansing + #1…一日3回

3週間後、タバコの量は95%減ったとの報告があり、消化不良も80%改善されました。5週間後には、患者さんから実践者に電話があり、噛みたばこを完全に止め、消化の問題もなくなったとの報告がありました。

2015年11月現在、元の習慣に戻るような事態には至っていません。ただ、この耽溺は15年間続いていたため、しばらく、一日3回で波動薬は継続され、12月から徐々に回数を減らしていく予定です。

不眠症 11176...India

75歳女性が2015年9月1日に不眠症の治療を求めて実践者を訪れました。症状は8か月間続いていましたが、薬は摂っていませんでした。以下の処方が行われました:

CC15.6 Sleep disorders…一日1回、就寝1時間前

数週間後、着実な改善が見られました。1週間後には、夜2時間眠れるようになり、続く2週間では、4時間となりました。次の4週間後には、不眠症は完全に癒されました。2015年10月現在、彼女は日々、夜9時から朝の9時まで12時間の良質な睡眠を得ています。服用回数は徐々に減らしていく予定です。

慢性偏頭痛、消化不良、パニック発作、身体の痛み 03507...UK

30歳女性が異なる複数の症状の治療を求めていました。彼女は、偏頭痛,胃液の逆流を伴う消化不良、パニック症候群を5年以上患っていました。彼女はまた、過去に痛めた右足骨折からの痛みと両腕に沿って起こる痛みにも2年間悩んでいました。過去、痛み止めの薬を摂っていましたが、一時しのぎになるだけで、効果はなく、面談時点では薬の服用はありませんでした。2014年11月25日、以下の波動薬の服用が開始されました:

消化不良とパニック症候群:
#1. CC3.7 Circulation + CC4.1 Digestion tonic + CC4.10 Indigestion + CC10.1 Emergencies + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic...一日6回

偏頭痛、筋肉・骨格・神経の痛み:
#2. CC11.4 Migraines + CC18.5 Neuralgia + CC20.3 Arthritis + CC20.4 Muscles & Supportive Tissue + CC20.7 Fractures ...一日6回

1週間以内に、症状は著しく改善しました。足の痛みは完全に無くなり、消化も90%の大幅な改善がありました。胃液の逆流は無くなり、過去、消化が難しかったシリアルや豆類のような食物も食せるようになりました。パニック症候群はもはや無くなり、全体として、精神状態は90%の大幅な改善がみられ、平安で安定した状態となりました。偏頭痛も75%の減少となり、たとえ症状がある時でも大したことはなく、すぐに回復するのでした。服用はそのまま継続されました。

2015年1月12日、たまたまその日の朝、1時間前に犬の散歩中に起こった怪我の処置を求めて実践者を訪れました。犬が急に横道へと走りだし、彼女の胴と背中が急によじれ、つなぎ紐と共に彼女は引きずられました。背中にはひどい痛みがあり、腰を曲げることもできませんでした。また、呼吸の際にも胸の痛みを感じていました。これらの症状に対しての薬は服用されていませんでした。実践者は#1と#2のレメディの服用の中止を伝え、以下のレメディの処方を行いました:

背中の痛みと呼吸時の胸の痛み(急性):
#3. CC10.1 Emergencies + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC20.2 SMJ Pain + CC20.4 Muscles & Supportive tissue + CC20.5 Spine + CC20.7 Fractures...10分おきに2時間

1時間以内に、結び目が解き放たれたように、背中の筋肉が弛緩するのを彼女は感じました。胸の痛みは、みぞおちの方へと移動し、呼吸は痛みなく楽にできるようになりました。2時間経つと、厳しい痛みは「気になる」程度の痛みへと落ち着き、腰も曲げることができるようになりました。その後、患者さんは、30分おきにレメディ水を服用し続けました。翌日には、ほぼ元の状態まで回復し、背中の左上部にかすかな痛みが残る程度でした。1月15日、4日間の服用によって、痛みは全て無くなり、再発も見られませんでした。#3はそこで中止され、#1、と#2の服用が再開されました。2015年10月現在、偏頭痛以外の慢性の症状はなくなり、偏頭痛自体も90%の改善となりました。#1と#2の服用は1日3回で継続されています。

 

脳内損傷, 消化不良, 嘔吐& 便秘、不眠症、神経性皮膚炎, 年齢による衰弱 11573...India

2015年6月時点で、実践者の88歳になる祖母が複数の病状を患っていましたが、病状は2012年12月の秋に右肩を骨折してから急激に悪化していました。右肩骨折の際、頭を打って脳内損傷も生じ、2013年2月には脳内出血へと至りました。脳内出血の4か月後、消化不良を伴う嘔吐が始まりました。食事の摂取は最小限となり、水やお茶ですら満足に摂れない状況で、次第に衰弱していったのです。対症療法やアユールヴェーダの治療法が試されましたが、症状は改善されませんでした。ホメオパシー療法は一時的ではありますが若干の緩和をもたらしました。散歩時の怪我以来、首の痛み、不眠症、坐骨神経痛を患っており、ごく最近では、神経性皮膚炎で全身に痒みがあり、時々、掻くことで出血しさらに症状が悪化することもあります。

以下のレメディが処方されました:

健康全般:
#1. CC3.1 Heart tonic + CC4.1 Digestion tonic + CC4.2 Liver & Gallbladder tonic + CC8.1 Female tonic + CC9.1 Recuperation + CC10.1 Emergencies + CC12.1 Adult tonic + CC13.1 Kidney & Bladder tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC17.3 Brain & Memory tonic + CC18.1 Brain disabilities + CC19.1 Chest tonic + CC20.1 SMJ tonic + CC21.1 Skin tonic…一日3回

消化不良、嘔吐、便秘:
#2. CC4.4 Constipation + CC4.6 Diarrhoea + CC4.8 Gastroenteritis + CC4.10 Indigestion + CC4.11 Liver & Spleen…一日3回

神経性皮膚炎:
#3. CC3.7 Circulation + CC12.4 Autoimmune diseases + CC21.2 Skin infections + CC21.3 Skin allergies + CC21.6 Eczema + CC21.7 Fungus + CC21.10 Psoriasis + CC21.11 Wounds & Abrasions…一日3回

骨折と痛み fracture and pain:
#4. CC20.2 SMJ pain + CC20.3 Arthritis + CC20.4 Muscles & Supportive tissue + CC20.5 Spine + CC20.6 Osteoporosis + CC20.7 Fractures…一日3回

不眠症:
#5. CC15.2 Psychiatric disorders + CC15.6 Sleep disorders + CC18.2 Alzheimer’s disease + CC18.5 Neuralgia…就寝時に一日1回 

症状の急速な改善が見られ、1週間以内に、患者さんは水や豆のスープを摂れるようになり、便秘も無く、痒みは鎮まりました。痒みがあると掻く、という悪循環が無くなって、痛みは30%ほど緩和されました。睡眠も安らかにとれるようになっています。1か月後、包括的な検診によって、生命を維持する器官(心臓,脳など)は正常に機能しており脳外損傷は70%の改善があることがわかりました。この時までに、坐骨神経痛や他の身体部位の痛みは無くなっていて、精神的に明晰で活発となり、半固形物も食せるようになりました。波動薬の服用は継続され、亡くなる3か月前には、しばしば瞑想状態で、スワミのことをうれしそうに話す姿が見られました。彼女は30年間、ババを知っていましたが、波動薬の治療を受けるまではババのことを話すことはありませんでした。彼女は2015年10月12日、平安の内に、天に召されました。

老人性痴ほう症 10831...India

96歳女性が、波動薬の服用を始める1年前に、老人性痴ほう症と診断されていました。彼女はトイレに行くことなど、日々必要なこともできず、息子さんに文字通り24時間全て頼りきりでした。医師は、彼女の老齢を考慮して治療を勧めることはありませんでした。息子さんは波動薬のことを聞きつけ、実践者に連絡をし、実践者は母親を訪ねることとなりましたが、そこで見たものは、外の世界を全く認識せずにベッドに横たわっている患者さんの姿でした。以下のレメディが処方されました:

 CC12.1 Adult tonic + CC18.2 Alzheimer’s disease...一日3回

上記のコンボの服用から1週間も経たないうちに、患者さんの神経反射機能は回復し始めました。彼女は自己主張をするようになり、それは頑固とも言えるほどで、室内便器を用いるのを拒み、トイレに連れていってもらうことを依頼したのです。更に1週間経つと、自分自身で歩行器を用いてトイレに行き始め、自分に必要なことを自分自身で行い始めました。 毎日、波動薬を摂り続けることによって、症状はその後の2年間も安定し、98歳に大往生を遂げました。

麻痺 11176...India

2014年7月16日に、82歳男性がめまいを訴え倒れました。麻痺したまま意識不明の状態で病院に運ばれましたが、診断した医師は、生存への多くの期待を持てませんでした。1週間後、意識がまだ完全に戻らない状態の中、薬は投与されることなく彼は退院しました。退院の日に彼の息子さんから実践者に連絡があり、以下のレメディが処方されました:

CC18.4 Paralysis…一日3回

第1週目にかすかな改善が見られました。1か月の治療の後、患者さんの意識は完全に明瞭となり、麻痺症状は20%減り話ができるようになりました。症状はその後も改善し続け、運動能力も回復しました。6か月後、症状は完治し、服用回数は再発予防として1日1回となりました。

慢性のくしゃみと鼻水 02799...UK

慢性のくしゃみと鼻水を患っていた9歳の少年が2015年6月27日に実践者を訪問しました。少年の母親は、この症状は8年前、少年がまだ1歳の時に発症したと伝えました。朝になって起きるとたいていは、数分間ずっとくしゃみが止まらず、また、学校でもこの症状は3、4分続いていました。少年はこのことで大変悩んでおり、両親も憂慮していました。鼻腔用スプレーが処方されていましたが、効き目はありませんでした。以下のコンボが処方されました:

くしゃみ:
#1. SR520 Phrenic Nerve (CM)…実践者によって処方された水を媒体とした1回分

くしゃみと鼻水:
#2. CC12.1 Adult tonic + CC12.2 Child tonic + CC17.3 Brain & Memory tonic + CC19.1 Chest tonic + CC19.2 Respiratory allergies + CC19.6 Cough chronic + CC19.7 Throat chronic…一日4回を1か月、その後、1日3回

2日間の治療の後、患者さんの母親からくしゃみが70%改善されたとの報告がありました。3か月の治療の後(9月26日)、くしゃみはほとんどなくなり(95%の改善)、鼻水は75%良くなったとの報告がありました。少年は#2のレメディを1日3回、2か月間続け、その後1日1回に減らすように指示されました。

癲癇, 生理不順,便秘 11310...India

2013年9月16日に、13歳の少女が癲癇の治療を求めて実践者を訪れました。癲癇は8歳になる6か月前に10フィートの高さの屋根から転落したときに発症し、その後毎月発作が続きました。治療を求めてやってきたときには、15日から20日毎に発作が起きていました。さらに、彼女は頭痛と吐き気を患い、衰弱しており、便秘がちでもありました。以下のレメディが処方されました:

癲癇:
#1. NM50 Epilepsy + NM63 Back-up + NM86 Immunity…1日6回

虚弱体質:
#2. CC3.2 Bleeding disorders + CC3.7 Circulation…1日3回

便秘:
#3. CC4.4 Constipation + CC4.10 Indigestion…1日2回

8週間後の11月10日に2回目の訪問があり、前回の訪問以来たったの1回の発作しかなく(それは、訪問の前日に起きたものでしたが)、頭痛と吐き気も50%から60%の改善が見られたとの報告がありました。

服用は約3か月間続けられました。この時までに、元々の症状は90%改善されていました。しかしながら、新たな症状として生理不順となり、生理はしばしば2,3日遅れるようになりました。さらに、多量の白い下り物も出るようになり、下腹部に痛みもありました。この時点で(2014年2月4日)#1の服用回数は1日1回となり、#2と#3は中断、以下の新たなレメディが準備されました:

生理不順、下り物:
#4. CC8.5 Vagina & Cervix + CC8.8 Menses Irregular...1日6回

実践者は患者さんにプロテインパウダーとたくさんの水を摂るように助言しました。2か月後(2014年4月7日)完治の報告があり、発作、頭痛、吐き気、生理関係の諸症状がなくなったとのことでした。それでも、彼女は波動薬の服用を希望したので、#1がそのまま継続され、#4は1日2回の服用回数として続けられました。

さらに2か月後(2014年6月3日)、以下のコンボが追加されました:

浄化:
#5. CC17.2 Cleansing…1日3回, 1か月のみ、たくさんの水とともに

患者さんは浄化の治療を成功裏に終了し、2015年10月時点で、再発防止のための服用回数として、週1回を継続しています。

編集者コメント:
108のコンボボックスのみをお持ちの実践者の方は上記#1はCC12.2 Child tonic + CC18.3 Epilepsyで置き換えることができます。

喘息 と咳 02877...USA

2012年12月13日に、18歳男性が鼻水、咳、身体の痛みを訴え実践者を訪れました。その日の午後、インフルエンザの以下のレメディを服用し始めました:

#1. CC9.2 Infections acute...毎時間、就寝時まで

翌朝、50%の症状の改善が見られ、服用回数は1日3回へと減らされました。しかしながら、2日後、喉の炎症が出て、咳と鼻詰まりの症状はさらに悪化しました。

そこで以下のようにコンボの内容を拡充させました:

#2. CC9.2 Infections acute + CC19.2 Respiratory allergies + CC19.5 Sinusitis + CC19.6 Cough chronic + CC19.7 Throat chronic...毎時間、水を媒体として

患者さんは翌日になると若干の(15%)症状の改善を感じ、処方回数を1日6回に減らし、3日目以降は1日3回としました。1週間、1日3回の服用回数を継続した後には、鼻詰まりは40%良くなりましたが、咳は長引き、なかなか改善の兆しはありませんでした。

12月の最終週、抗生物質のアジスロマイシンが医師より処方され、鼻詰まりは解消されましたが、咳は奇妙な形で残りました。咳を全くしない日があったかと思えば、咳をしっぱなしという日もありました。

2013年1月3日に実践者は咳に対して異なった処方内容を試しました:

#3. CC9.2 Infections acute + CC19.6 Cough chronic...1日目毎時間、2日目1日6回、その後1日3回

新たなレメディはあまり芳しくありませんでした。ある日には咳の症状は鎮まり、しかし別の日には悪化しているという状況でした。

その間、医師は、感染に対してアジスロマイシンが良く効いていないかもしれないとの危惧を持ち、別の抗生物質を処方しました。しかし、咳に関しては同じパターンが繰り返されました。この時点までに患者さんのイライラは募り、止まらない咳で胸はヒリヒリするようになっていました。

その後、重要なことが判明しました。温かな環境から冷たい場所に出る時(例えば、暖房の効いている部屋から外の冷たい空気に出る時)あるいは、その反対のケースでも、咳が酷くなることがわかったのです。冬の厳しい天候でも屋内に2日間留まっているような場合には、ほとんど咳はありませんでした。

医師を含め全員が見落としていたもう一つの重要なことは、患者さんが小さい頃、喘息に近い症状を患っていて、吸入器を一度ないし二度用いていたということです。この新たな観点から、実践者は喘息を含めたレメディを改めて処方しました。

#4. CC19.2 Respiratory allergies + CC19.4 Asthma attack...毎時間 水で

患者さんは2015年2月24日に服用を始め、そのちょうど翌日には、何と80%の改善が見られたのです!このレメディは2か月以上も患っていた症状を魔法のように取り除いてくれました。

2日目、処方回数は1日6回に減らされ、3日目には更に1日3回となりました。この時点で、咳は完全に治まりました。#4のレメディの服用の開始時には抗生物質を含め他の治療はありませんでした。

1週間、再発予防として1日2回での服用継続となり、2015年10月時点で、症状は、天候の変化のため2、3回再発しましたが、#4の服用によって、2,3日で治まりました。

実践者コメント:

この患者さんは#4のレメディだけに素早く反応しました。#4に至るその他のコンボは効果がありませんでした。

編集者注:

患者さんは幼少の時に喘息に近い症状を患っているとの診断を受けていたため、もう一つの治療の方法としては、完治を目指して#4を更に長い期間処方し、その後も、再発防止のための服用回数を継続するというものが考えられます。

喘息, 風邪、インフルエンザ 03503...UAE

8歳から患っている気管支喘息の治療を求めて、50歳男性が2014年11月29日に実践者を訪れました。彼はまた過去5年間毎冬、喘息に加えて風邪やインフルエンザに悩まされており、しばしば2種類の異なる抗生物質を摂取しなければなりませんでした。冬も近づいていたので、既に喘息の発作が始まっており、そのために少なくとも、1日に3,4回はヴェントリンの吸入を行う必要がありました。面会の際には風邪の症状がなかったので、以下の処方が行われました:

喘息:
#1. CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC19.1 Chest tonic + CC19.4 Asthma attack…1日3回

服用後、最初の3日間、頭痛と疲労という形での好転反応が出ました。5日目には、喘息の発作は50%治まっているように感じました。10日目には喘息は無くなり、ヴェントリン吸入を止めました。この時点で、患者さんは厳しい喉の痛みと咳を伴う風邪とインフルエンザの症状を訴え始めましたが、彼は対症療法の医師のもとには行かないことを決意していたので、以下のレメディの処方が行われました:

風邪・インフルエンザ:
#2. CC9.2 Infections acute + CC10.1 Emergencies + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC19.1 Chest tonic + CC19.3 Chest infections chronic + CC19.6 Cough chronic + CC19.7 Throat chronic…水で1日6回

5日目には、喉の痛み、鼻水、くしゃみが完治しましたが、咳と胸部うっ血は10日間経っても改善の兆しが見えずにいました。

潜在的な深い原因があることを疑い、実践者は以下のようにレメディを変更しました:

 #3. CC9.3 Tropical diseases + #2…水で1日6回

厳しい好転反応が3日間出て、患者さんは疲労感と深い眠気に襲われましたが、服用の継続に対する患者さんの決意は固く、4日目以降には、咳は40%改善し7日目には咳と胸のうっ血は無くなって完全な回復をとげました。

患者さんは2週間、1日3回の処方とし、その後の1週間は1日1回としました。回復の後8か月経過した2015年10月、喘息・風邪・インフルエンザの再発はなく、胸部のうっ血も無くなっています。じ

実践者コメント:患者さんはスワミの恩寵によって完全に癒されました。彼はサイ波動薬によってもたらされたものについて大変感謝しており、患者さん数名を私に紹介したり、建設現場労働者向けの医療キャンプを3回開催する際にも手伝ってくださいました。

慢性アレルギー性鼻炎 03507...UK

2014年12月1日に61歳外科医師が、毎朝、慢性アレルギー鼻炎によるくしゃみに悩まされ治療を求めてきました。この症状は幼少の頃から続いており、朝の途切れることのないくしゃみの際には、鼻水と喉の奥の痒みも併発していました。このくしゃみの発作はハウスダストや花粉、その他不明の原因で引き起こされていると思われ、抗ヒスタミン剤や鼻炎の薬によっても一時的な緩和しかもたらされませんでした。面会の際には、薬の服用は一切なく、以下のレメディが処方されました:

CC10.1 Emergencies+CC12.1 Mental & Emotional tonic+CC19.2 Respiratory allergies+CC19.3 Chest infections chronic…1日3回

3週間後、症状の60%の改善が見られたとの報告があり、服用の継続はあったものの、忙しい職業柄、規定通りの服用回数や時間は不規則になりがちでした。2015年2月2日、患者さんからは90%の改善の報告があり、絶え間なく続いていたくしゃみの発作もあまり起こらなくなった、とのことでした。その後6か月間の治療の後(2015年6月30日)患者さんからは、回復の状態が維持されているとの報告があり、夜間にはくしゃみがいくらかは時々見られるものの、昼間には完全に無くなりました。徐々に波動薬の服用も少なくしていき最終的に服用はなくなり、2015年10月時点で、慢性鼻炎の症状はほとんど見られない状態が続いています。

息切れ、疲労、精神病 03507...UK

53歳男性が2015年2月11日に息切れの治療に実践者を訪れました。彼は仕立て屋を営んでおり、長年ヘビースモーカーでしたが、4年前に止めていました。過去、喘息を患ったことがあり対症療法の薬で抑えていましたが、2か月前に、ほんの少しの動きにも激しい息切れが起きるようになりました。抗ヒスタミン剤や吸引器も助けにならず、数歩歩くことすら困難でした。彼は大変疲れており、エネルギー不足で仕事に行くこともなくなりました。彼は総合診療医の診断を受けた後、心臓専門医を訪ねました。全ての検査の結果は正常でした。最終的に、担当医師は肺からの過剰な分泌液を取り除く粘液溶解薬を処方しましたが、効果はありませんでした。患者さんには息切れに関して自身の解釈がありました。彼は、自身に危害を加えたいと思う誰かが呪いをかけていると信じていました。庭にそれを示す黒魔術の証拠があるのを見つけたというのです。家族や友人もそれを認めました。患者さんは大変悩んでいましたが、実践者は、彼に、神を信頼しその中で安らぎを見出すよう伝えました。

以下のレメディが処方されました:

#1. CC3.4 Heart emergencies + CC10.1 Emergencies + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC15.2 Psychiatric disorders + CC17.2 Cleansing + CC17.3 Brain & Memory tonic + CC18.1 Brain disabilities + CC19.3 Chest infections chronic...10分おきに、水で一日中 #2. CC3.7 Circulation + #1...1日6回 

患者さんは#1のレメディだけを服用するように指示され、2日後、息切れは30%改善されたとの報告の後、#1を中止し、#2の服用を始めるように指示されました。2日経過し、患者さんは50%の改善を感じ、仕事に戻りました。改善は更に進み、歩行はずっと楽になりました。1週間後、自身のお店に歩いている途中、それまでは数回立ち止まって息を整えなければならなかったのにも関わらず、息切れはたったの1回しかないことに気づきました。医師によって処方された粘液溶解薬の摂取は中止しました。更に1週間経って、最終的に、通常の状態に回復したと感じたとの報告がありました。店へと歩いている時、息切れもなく1度も立ち止まって休む必要が無くなったのです。2015年2月27日、完治の報告がありました。

実践者は、次の1週間を1日6回、その次の2週間は1日3回、更にその後の最後の2週間として1日1回でレメディを服用し続けるよう助言しました。しかしながら、彼は、2週間の経過時に、体調が良くなったため服用を止めてしまったのです。

5月、再び、厳しい息切れの症状が再発し、彼は入院せざるを得なくなり、その際、呼吸器専門医によって慢性閉塞性肺疾患と診断されました。患者さんの肺の機能はかつての喫煙によって制約を受けていました。2015年10月時点では、引き続き体調は良く、普通の日常生活を送っています。

編集者注:
この報告は、他の薬が急性の息切れに対して効果がない場合であっても波動薬がいかに助けとなるかを示しています。慢性閉塞性肺疾患の患者さんに対しては、長期にわたっての継続した服用が重要となります。

花粉症・枯葉アレルギー 03507...UK

42歳の多忙なTVプログラム設計者が2015年6月6日に花粉症の症状を訴えました。彼は幼少のころからこの症状を患っており、10歳の時、父親に連れられて草原の馬を見に連れられた時に始まったとのことでした。その時以来、毎年、春と夏になると、目のかゆみや鼻水、偏頭痛、イライラ感に苛んできたのでした。違った種類の抗ヒスタミン剤を試しましたが、効果がなく、その時点では何の薬の摂取は行われていませんでした。以下のレメディが処方されました:

CC10.1 Emergencies + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC19.2 Respiratory allergies + CC19.5 Sinusitis...1日3回

水による最初の服用は患者さんの舌下に直接行われました。数分後、患者さんから、「おかしいと思われるかもしれないが、もう既にずっと良くなっているように感じている」との感想がありました。彼は内面が穏やかでイライラした気持ちが鎮まり、30分後には、「健康そのものだ!」と感じていると話し、鼻をすするのが止まり、体調も良く見えました。

2週間後、1日に2回のみの服用をしているとの報告がありました。発作が穏やかな時は、症状は数分内に治まりました。しかし、曇りで、花粉量が多い時には発作は厳しく、その際には波動薬レメディも効きませんでした。激しい症状の際には、2時間にわたって10分おきに服用を行うことから始めてその他に単発で1日5回服用するよう実践者より指示がありました。

3週間経ても、症状に変化はないとの報告を受け、更なる面談を行ったところ、実践者は、患者さんが仕事中レメディを摂ることが難しいことがわかりました。仕事のスケジュールは過密で1週間に7日間働いていることもあり、勤務時間は深夜に及ぶことも時にありました。実践者は、健全な生活スタイルと食生活の重要性について話し、朝晩行う、深呼吸のプロセスやリラックスする方法や、それによってストレスを最小限に抑え生活のより良いバランスを整える方法についての指導を行いました。

残念ながら、2015年10月時点で、実践者は患者さんからのフィードバックを受けていません。

編集者注: 処方された服用回数の遵守は波動薬治療が効果を現す上で大切なことです。

気管支炎, 咳、慢性消化不良 03524...USA

68歳の才能あるバジャンの歌い手が慢性気管支炎の治療を求めていました。3年前に始まった痰を伴う咳が発端で、この後、気管支炎の発作はお香や他の強い香りに対するアレルギーによって引き起こされたのでした。彼女は呼吸のための吸入器を定期的に必要とし、しばしば抗生剤を摂取しなければなりませんでした。過去20年間バジャンを歌い続けてきましたが、それにも関わらず、今となっては、しつこい咳や痰に対する不安から自信を失っていました。感情的にも精神的にも落ち込み、疲労感から痩せていきました。彼女はまた、少なくとも15年間にわたる消化不良の症状も患っていました。以下のレメディが処方されました:

 消化不良、体重の減少:
#1. CC4.10 Indigestion + CC6.1 Hyperthyroid + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic…1日3回

気管支炎:
#2.  CC9.2 Infections acute + CC10.1 Emergencies + CC19.2 Respiratory allergies + CC19.3 Chest infections chronic + CC19.4 Asthma attack + CC19.6 Cough chronic…1日4回、2週間、その後、1日3回

そのちょうど翌日、患者さんよりメールで、既に回復の途上にあるとの報告がありました。3日後、25%近く体調は回復し良くなりました。1週間すると、彼女は歌えるようになり主への感謝を捧げることができるようになりました。波動薬を始めて1か月後、80%の回復が見られ、咳や痰は完治しました。消化力も向上し、体重も3ポンド増えました。細身で代謝の良い彼女にとって、それは画期的なことでした。

2015年10月半ば、#1と#2の服用回数は共に1日1回に減らされ、11月初旬には、90%の回復が見られました。波動薬の服用期間、必要時に行われた吸入器の使用を除いて対症療法の薬の摂取はありませんでした。

実践者コメント:

体重の増加と慢性気管支炎の完治を患者さんは大変喜んでいます。神の栄光を歌うことができるようになりスワミに大変感謝しています。

慢性のくしゃみ、鼻水、生理不順 11177...India

2010年9月25日、41歳女性が慢性のくしゃみと鼻水の治療を求めていました。症状は20年以上続いており、彼女はくしゃみが止まらず、時には、特に洗髪の後などは300回以上も間断なく続くことがありました。そのような時には、大変な疲労が残り、その後4,6時間は睡眠を取る必要がありました。更に、彼女は頭が重い感覚と生理不順に悩まされていました。そのための薬は摂っていませんでした。以下のレメディが処方されました:

CC8.8 Menses irregular + CC19.2 Respiratory allergies…1日4回

2日後、鼻水とくしゃみは25%改善したとの報告がありました。2か月後、全ての症状は80%良くなり服用回数は1日3回としました。4か月後、患者さんは完全な回復を遂げ、スワミの恩寵によって症状が無くなったことを確信している彼女は心からスワミに感謝を抱いています。

慢性の背中(下部)の痛み, 鬱, 生理不順、くしゃみアレルギー 03529...UAE

38歳女性が様々な症状の治療を求めていました。幼少時に、事故で親を亡くして以来、アレルギー性のくしゃみを患っていました。過去4年間、背中下部と足に痛みを経験しており、床に足を組んで長時間背筋を伸ばして座ることができませんでした。痛みのため鬱になり、過去3か月間、生理は頻繁にやってきました。スワミが自身の医師であると強く信じているため、医師には相談することはありませんでした。そのため、スワミに癒しを求め祈っていたのでした。2015年9月2日時点で対症療法の薬を含めいかなる薬の摂取もありませんでした。以下のレメディが処方されました:

CC8.7 Menses frequent + CC10.1 Emergencies + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC15.2 Psychiatric disorders + CC17.3 Brain & Memory tonic + CC19.2 Respiratory allergies + CC20.3 Arthritis + CC20.4 Muscles & Supportive tissues + CC20.5 Spine…1日6回 水で

患者さんは毎回ビブーティとともにレメディを服用し、1週間後、背中と足の痛みは半分に減り、くしゃみは完治したとの報告がありました。3週間すると、全体として70%の回復が見られ5週間後には背中の痛みは全く無くなり、足は80%良くなり、生理は通常のサイクルとなりました。彼女はリラックスしており精神的にもエネルギーに満たされた状態でした。服用回数は1日3回とし、2015年10月8日時点で痛みはなく、床に座って祈りや瞑想をすることができているとのことです。

実践者コメント :

この患者さんの症状の改善と治癒を見守っていた家族は、今や、スワミの波動薬に全て切り替えることとなりました。実際、彼女の友人も徐々にですが波動薬の治療を求めて、私に近づきつつあります。

慢性の喉感染,鼓腸 11177...India

45歳の実践者は、2年以上患っていた自らの慢性症状である喉の感染と鼓腸を治療しようと決めました。喉の感染は2,3か月毎に再発し、それは通常、冷水を含む冷たい飲み物を口にすることで発症するのでした。常に抗生剤を摂取していた彼には、冷たい飲み物は大きな影響がありました。2010年8月2日以下のレメディが用意されました:

CC4.10 Indigestion + CC19.7 Throat chronic …1日3回

抗生剤やその他の薬を摂取することなく、2週間後には著しい変化がありました。双方の症状は70%の改善があり、その後の2週間、服用回数は1日1回となりました。その後、症状は完治し、2015年10月時点で、喉の感染の再発はなく、冷水その他の冷たい飲み物をいくら飲んでも症状に悩まされることはなくなりました。

息切れ、首の痛み、睡眠時無呼吸症候群、めまい 11271...India

2015年2月25日、72歳の母親の治療を求めてその息子さんが実践者を訪問しました。母親は重度の呼吸困難のため集中治療室にいました。最近数か月、母親の傾向として、日中、居眠りをすることがありました。家族は、それは、夜間の睡眠が足りないからだと思っていました。2月15日、居眠り中に椅子から転倒し、首の第7頸椎を損傷し病院に運ばれました。入院中、めまいや息切れ、眠気といった症状は血中酸素の欠乏の証拠であると診断されました。睡眠時無呼吸症候群に対して、人工呼吸器が装着されましたが、それは彼女の日常生活においては煩わしいものでした。処方された対症療法の薬には、パーキンソン病、椎間板ヘルニア、躁状態、重度の静脈血栓を含む慢性の症状に対するものがありました。

以下のレメディが処方されました: 

息切れ:
#1. CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC19.3 Chest infections chronic + CC19.6 Cough chronic...1日3回
#2. CC3.4 Heart emergencies + CC10.1 Emergencies + CC19.4 Asthma attack...1日6回

睡眠時無呼吸症候群:
#3. CC15.6 Sleep disorders...1日1回 夜9時に

息子さんによって集中治療室内の患者さんにレメディが届けられました。1週間以内に症状には目に見える改善がありました。息切れと睡眠障害は60%改善され、大きな心配事から解放されました。4週間経過すると、睡眠の問題はほとんど完全に解決され、息切れは80%改善されました。この時点で、#1の服用は中止、#2は服用回数を1日3回としました。睡眠時無呼吸症候群に対する#3は継続され、首の骨折とめまいに対する治療が始まりました:

#4. CC18.7 Vertigo + CC20.5 Spine + CC20.7 Fractures...1日4回

2015年4月末までに、息切れと睡眠障害はほぼなくなりました。首の骨折からくる痛みは20%減少し、めまいは40%改善しました。症状は改善を続け、5月末までには、息切れと睡眠障害は完治し、首の痛みは30%減少、めまいは70%改善されました。患者さんはパーキンソン病、静脈瘤による足の痛み、骨粗鬆症を含む治療の必要性など他の健康上の問題があったため、#1と#4の服用は中止され、首の痛みとめまいに対する治療は続けられながらも、来られに対する新たなコンボが処方されました:

#5. CC3.7 Circulation + CC20.3 Arthritis + CC20.4 Muscles & Supportive tissue + CC20.5 Spine + CC20.6 Osteoporosis…1日4回

#6. CC18.6 Parkinson's disease + CC18.7 Vertigo…1日3回

#7. CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC19.4 Asthma attack…1日3回

患者さんの症状は改善し続け、2015年7月8日、首の痛みは40%、めまいは80%、足の痛みは50%までそれぞれ改善されました。この時点で、#7の服用は中止、#5と#6は1日3回での継続となっていました。

2015年10月28日、最後の面談の際には、呼吸と睡眠に関する症状はなく、その他の症状についても着実な改善が見られ、服用も継続されました。

実践者コメント:ご家族全員が過去6か月間は波動薬レメディを服用しています。2015年10月28日、波動薬奉仕キャンプとして、彼らの自宅で近隣から15名の患者さんが処方を受けました。自宅でのこの試みは毎月予定されており、今回が初めてとなります。

患者さんの息子さんからのコメント:

母が集中治療室にいる時、実践者からレメディを受け取り、集中治療室にいながらにして母の服用は開始されました。最初の数日は、症状が少し悪化しているようにも見受けられましたが、その後は良くなっていき、1週間以内に退院し自宅に戻ることができました。過去6か月間、波動薬の服用は継続され、母の健康全般にわたって著しい改善が見られました。母は通常の生活に戻り、同じくパーキンソン病である父の面倒を見るようにさえなりました。82歳の父もまたサイ波動薬を服用し両親ともに健康の状態です。

呼吸アレルギー 11278...India

62歳の実践者は活動的ではありながらも、10年間,ハウスダストと刺激臭に対するアレルギーに悩まされ、それらはくしゃみと長引く鼻詰まりの原因となっていました。2000年までに、抗アレルギーの対症療法の薬をほぼ毎日摂取しており、また、血糖値のレベルはわずかに高い程度で、糖尿病の治療は受けていませんでした。2010年1月までに、血糖値は正常値(空腹時:150mg/dl、食後:200mg/dl)よりも十分に高いレベルを示し、また、穏やかな高血圧と診断され(140/80).糖尿病の薬(Diamicrox R-6昼食前に1日1回)と血圧の薬(Cardace 2.5 mg、1日2回)を処方されました。2010年1月15日に対症療法の薬と併用して以下のような波動薬の治療が始まりました:

呼吸アレルギー:
#1. CC9.2 Infections acute + CC19.2 Respiratory allergies + CC19.3 Chest infections chronic + CC19.6 Cough chronic…1日3回

糖尿病:
#2. CC6.3 Diabetes + CC15.1 Mental & Emotional tonic…1日2回,昼食後、夕食後 

高血圧 :
#3. CC3.3 High Blood Pressure (BP) + CC12.1 Adult tonic…1日3回

その後の3か月で、アレルギーの発作は減り続けていき完治に至りました。血圧は正常(110/70)で、担当医は薬の服用回数を1日2回から1回へと減らしました。更に次の5年半の間、2015年9月まで患者さんは#1の服用を継続しました。この期間中は、一度もアレルギーの再発はなく、2015年11月時点で、症状は見られていません。糖尿病と高血圧に対する対症療法の薬に加えて、#2と#3のレメディの服用を継続しています。

編集者注:#1の服用回数を減らすプロセスについては、全ての症状が無くなってから始めてもよかったかもしれません。

呼吸アレルギーと感染 11568...India

65歳の女性は幼少のころから呼吸アレルギーを患っていましたが、家族内のストレスに満ちた状況を経て2005年に悪化しました。胸部に重苦しさを覚え痛みを伴う咳を発症し、天候の変化時やエアコン・埃の環境にあっては常に息切れ、鼻詰まりに悩まされていました。この状態はしばしば呼吸器の感染へと至りました。様々な対症療法の薬やホメオパシーが試されましたが、効果はありませんでした。2015年4月6日、彼女は実践者を訪れましたが、それまでの2日間、微熱と鼻詰まりを患っており虚弱し落ち込んでいる様子でした。以下のレメディが処方されました:

CC9.2 Infections acute + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC19.2 Respiratory allergies + CC19.3 Chest infections chronic + CC19.5 Sinusitis + CC19.6 Cough chronic…水で1日6回

実践者からのアドバイスとして、夕食を軽めにすること、ヨーグルトと冷たい飲み物を避けること、外出時にはマスクを着用すること、家を清潔にすること、が伝えられました。

1日の服用の後、熱は下がりましたが、くしゃみと鼻水が新たな症状として現われました。また鼻詰まりは50%、胸部の重苦しさは75%改善され、それによって呼吸が楽になり(50%)、咳の痛みも10%軽減されました。

1週間後、鼻水はまだあったものの、かなり改善され、鼻詰まりは完治し胸部の重苦しさや咳に伴う痛みはほぼ(90%)無くなりました。息切れの症状も著しく(75%)改善され、その翌週までには咳が少し見られる程度で、他の症状は無くなりました。

その後2か月経って、長年味わったことのなかった感覚として、患者さんからは、「健康で、幸せで精神的な落ち着きを実感している」との報告がありました。服用回数は1日3回に減らされ、もう1週間の後、咳は完治しました。

ところが、その翌日、患者さんは、埃のある環境に身を置いたため、再度激しいくしゃみと鼻水の症状が出たとの報告がありました。実践者は、症状が改善されるまで、服用回数を数日間1日6回に増やすよう告げ、出来るだけ埃のあるところを避けるように助言しました。

2日間の服用の後、症状は完治しました。服用回数は1か月間、1日3回に減らされ、その後は1日2回となりましたが、患者さんは実践者との連絡を絶やさず、2015年9月時点でこの服用回数は変わることなく、本人は安心して服用していると伝えられました。

肩と肘の急性腱炎、糖尿病 01096...USA

2014年9月10日に、医師でもある実践者は62歳の患者さんから電話を受けました。ビー玉ほどの大きさ(10-25 mm)の瘤が両肩や肘の関節部分にでき、前肘関節の腱は両腕ともひどい炎症で激しい痛みを伴っていました。過去2週間、激しい痛みのため彼は腕を動かすことができませんでした。職場での大量の煙に晒された後、建設現場では粉塵に見舞われており。この症状の痛みに対しては、治療や医師の助言を求めておらず、また、この実践者からは大変遠くにすんでいたために、患者さんは実践者に会いに行くこともできませんでした。彼は糖尿病を3年間患い、対症療法の薬(メトフォルミン1gm、1日2回)を摂取していました。以前、波動薬による糖尿病の治療を試みていましたが、今回が再度の服用となり、以下のレメディが処方されました:

腱炎・瘤:
#1. CC2.3 Tumours & Growths + CC20.4 Muscles & Supportive tissue...1日3回

喫煙と埃の影響:
#2. CC17.2 Cleansing...1日1回

糖尿病:
#3. CC6.3 Diabetes...夜、1回、空腹時の血糖値が140を超える時のみ

実践者注:この服用の仕方は1年前に処方した時の経験に基づいて決められました。血糖値のレベルは時に、朝の服用後1時間内に200から50にまで落ち込むこともあり、気を失うほどでした。しかし、夜間の服用はそれほどの効果はなく、空腹時血糖値の130から140を120まで下げるだけに留まりました。患者さんの奥さんは、朝の服用時の反応に大変動揺し、そのために、レメディの服用が中断されたのでした。

患者さんは数日の内に痛みの緩和を感じ始めました。4日後には痛みは80%改善されました。しかし、瘤のような身体的症状が消えるには時間がかかりました。2週間後、患者さんから腱炎が50%改善したことや瘤が半分になったことの報告がありました。そこで#2のレメディの服用回数は、週3回に減らされ、2015年1月までには痛みが完全に無くなり、瘤は完治しました。#1と#2の服用回数は週1回となり、その後2015年3月には糖尿病以外の症状が全て無くなったため、服用はなくなりました。2015年10月時点で、対症療法の薬と併用して#3の服用を1日1回で継続しています。

首と肩の慢性の痛み 01339...USA

2014年3月、手を当てて癒しを行うヒーラー(42歳)が10年間続く首と肩の痛みの解消を求めていました。突き刺すような痛みは首から始まり両肩の肩甲骨上部、さらには回旋筋腱板まで広がっていました。体力を消耗させるような痛みは、彼の顧客に対応する能力にも影響を与えていました。幾つかのボディワーク療法を試してみましたが、結果はまちまちでした。カイロプラクティックは効果がなく、指圧とマッサージは時によって効果はありましたが、一時的なものに留まりました。数週間、あるいは数か月、痛みは鎮まるもののその後は再発するのでした。実践者は以下のレメディを送付しました:

CC10.1 Emergencies + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC20.1 SMJ tonic + CC20.2 SMJ pain + CC20.3 Arthritis + CC20.4 Muscles & Supportive tissue…1日4回

6か月後の2015年9月24日、実践者は患者さんからメールを受け取り、そのメールには、数週間のレメディの服用の後、痛みが全くなくなったこと、再発もなかった(下記参照)との報告が記されていました。

患者さんのメール :

最近になって、貴殿のことが思い出されました。2014年に送って戴いたレメディの最初の容器が終わらないうちに全ての痛みが無くなったことをお知らせしたかったのです。もっと以前にこのことについてお知らせし、波動薬がいかに素晴らしいものであるか、私がどれほど感謝しているかをお伝えすべきでした。貴殿には感謝の気持ちで一杯です。貴殿の奉仕に感謝いたし、貴殿を通して働かれ、私達を助けてくれているスワミに感謝いたします。サイラム

慢性の足の痛み 03504...UK

2015年7月31日に、足の痛みで歩行が困難な70歳の女性患者さんの来訪がありました。その痛みは、過去5年間に渡って足の筋肉の進行性衰弱によるものでした。医師の診断も受けましたが、特定の病状が見出されず、痛みに対する薬の摂取もありませんでした。以下のレメディが処方されました:

CC3.7 Circulation + CC12.1 Adult tonic + CC18.5 Neuralgia + CC20.1 SMJ tonic + CC20.4 Muscles & Supportive tissue…1日4回

2週間以内に、足の痛みは50%改善されました。3週間後には、更に20%の緩和があり、患者さんからは大変調子が良く無理なく歩けるようになったとの報告がありました。7週間後の2015年9月20日、症状は完治し、服用回数はその後の3か月間、1日3回に、次の3か月は1日2回に、その後は1日1回へと減らすよう助言されました。

膝と足の痛みと虚弱 02870...USA

80歳男性が1か月前(2015年8月初旬)の転落の際に右足負傷し、その後遺症についての治療を求めていました。負傷をして1週間後に医師を訪れ、右脛骨・右膝の痛み、腰から右足にかけて広がる痛み、右膝の腫れ、右太ももの裏・ふくらはぎの痣について相談しました。X線の検査では骨折は認められず、医師は、膝膝を守るための装具(プレース)を着けるよう、また整形外科医に診てもらうよう勧めました。整形外科では、両膝とも筋緊張を失っていたため、理学療法が勧められました。患者は転倒の前にも、半年から1年の間両膝に力が入らない状態が続いていました。2015年9月5日、以下のレメディが処方されました:

CC10.1 Emergencies + CC20.1 SMJ tonic + CC20.2 SMJ pain + CC20.4 Muscles & Supportive tissue + CC20.7 Fractures…1日3回

たったの4日で、痛みは半減しました。膝の力も増したように感じたため、膝の装備は外されました。また、2階への階段を上がるための手すりにもつかまる必要はもはや無くなりました。9月14日、理学療法受診の初日に、彼自身、右膝にいくらかの衰弱は感じていたものの、痛みはなかったので、療法士に診てもらう必要性は感じていませんでした。膝の可動範囲や膝に負荷をかける運動が行われましたが、異常は見出されず、同日に診断は免除されました。3週間後の9月27日、痛みは無くなり、膝は波動薬服用前よりも75%強化されたように感じられたので、服用回数は1日1回に減らされました。2015年10月10日時点で、痛みの再発は見られていません。事故以来、不可能だった日常の生活の動作、ゴミ出しや薪を運ぶこと、芝を刈ることなども難なく全てこなせるようになりました。実践者は、服用回数を再発防止のレベルである1週間に3回へと減らすよう助言しました。

上腕骨骨折 03507...UK

2015年4月9日に上腕骨を骨折した75歳男性が実践者を訪れました。その2週間前、ゴルフの最中に足を滑らせ転倒し上腕骨の2か所を骨折したのでした。腕にはギプスが当てられ強力な痛み止めの薬が処方されましたが、胃を荒らしただけでなく、痛みで一日中何もできずただ座っている状態が続きました。夜は、痛みで眠れず、明け方近くになって疲労からうとうとするような状態でした。以下のコンボが処方されました:

CC10.1 Emergencies + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC20.3 Arthritis + CC20.4 Muscles & Supportive tissue + CC20.6 Osteoporosis + CC20.7 Fractures...1日6回

波動薬のレメディを服用し始めてすぐに患者さんは痛み止めの薬の摂取を止めました。というのは、翌日、痛みが和らいでいることに気づき、夜少し眠れるようになったからでした。1週間後、さらに30%の改善が見られ、痛みは耐えられる範囲のものとなり、睡眠も問題となりませんでした。患者さんはこの変化を「劇的」と表現しました。右手を使ってこまごまとした家事もこなしながら家じゅうを動き回ることができました。この後、毎週痛みが10%づつ緩和されていった、と報告されています。第4週目の終わりには60%の改善が見られました。

5月末での病院での検診では、担当医師は患者さんの年齢における急激な回復に大変驚いていました。X線検査によって骨が適切に整合し結合し始めていることがわかり、理学療法科へと移ることになりました。患者さんからは、症状の改善が高原状態のままであることから、レメディの服用を止めたとの報告がありました。その後の2か月間で4回の療法セッションがありましたが、6月中旬までには、患者さんは運転をし始め簡単な動作については左手を使うことができるようになりました。8月5日、病院での最終診断では、担当医は症状の改善に大変満足し、この年齢にありながらの著しい回復を確認しました。8月の第2週では、軽めのスイングではありながらもゴルフも行うようになりました。左手は徐々に強くなっていき、可動範囲はほぼ全域にわたるようになるまで回復し、2015年9月5日までには、ゴルフのプレーも通常に戻りました。

背中の痛み, 疲労, 記憶の衰え, 歯肉感染 03520...USA

70歳男性が、背中の痛み、スタミナ不足、記憶の衰えを訴えて2015年6月4日に実践者を訪れました。背中の痛みは10年前に発症した坐骨神経痛から来ているものと彼は信じていました。最近では、腰を少し曲げる時や頭を傾ける時、横になる時や咳・くしゃみをする時に特に痛みを体験していました。

2か月前、痛みが激しくベッドから起き上がることができませんでしたが、来訪の際には痛みは耐えられるほどになっていました。その痛みは過去2年間体験した典型的な痛みのレベルでした。背中の痛みは、過去16年以上もコンピューターの前で悪い姿勢で座っていたことが原因であるかもしれませんでした。

患者さんの2番目の心配事は、疲れやすいということでした。少し運動しただけで息切れし疲労するのでした。彼はこのスタミナ切れの原因が、2003年にインドを汽車で旅した際に見舞われた、強風による塵の汚染による症状が完治していないためであると考えていました。塵の汚染に接したために、空咳や胸の痛みを発症し、抗生剤による治療を受けていましたが、最終的に漢方薬である羅漢果を服用し症状の緩和を得ることができました。

患者さんの3つ目の心配事は、およそ30年前に遡って患っている、短期の記憶喪失でした。何かをしようとして、そして次の瞬間、何をしようとしていたのかを忘れてしまうのです。数日前のことであれば思い出すこともありますが、心もとないものでした。この症状は歳を経るごとに頻繁になっていきました。処方されたレメディは以下の通りです:

背中の痛み、疲労、記憶減退:
#1. CC10.1 Emergencies + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC17.3 Brain & Memory tonic + CC18.5 Neuralgia + CC20.1 SMJ tonic + CC20.2 SMJ pain + CC20.3 Arthritis + CC20.4 Muscle & Supportive tissue + CC20.5 Spine...水で、1日3回

肺機能:
#2. CC19.1 Chest tonic + CC19.3 Chest infections chronic + CC19.4 Asthma attack...1日3回

10日間の服用の後、著しい改善が見られ、6月5日、目を覚ましてみると、痛みがほとんどなかった、との報告がありました。実際、前日の1回の服用の後、93%の改善があったと彼は感じていました。それ以来、痛みはごくまれにある程度でそれも数分間続くかどうかといった程度となりました。癒しに対する波動薬の効果を記録管理するために、1日毎の背中の痛みが、以下のようなグラフ状に記録されました。また、疲労感は75%軽減された、と彼は感じています。

フォローアップの間、患者さんは次第に悪化していった歯の症状にも悩まされていることを打ち明けてくれました。歯茎の腫れ、歯感染症、感染した歯の近辺での舌の腫れ、緩んだ臼歯が含まれる炎症した上顎の問題がありました。1981年に行われた根菅を含む歯科治療が原因であると彼は信じていました。根菅の治療の後、歯と歯茎の感染症が頻繁に起きていたのです。彼は、ニンニクを用いてこの持続感染症に対処しました、すなわち、感染の生じている上顎と下顎の間に、ニンニクを挟み続けていたのです。

この処置は一時的な緩和をもたらしましたが、感染は再発し続けました。現在、上顎にある緩んだ臼歯は、すぐにでも抜けそうなので、歯ブラシの最中それを支えていなければないほどでした。痛みが激しいために、歯ブラシはそっと行われなければなりませんでした。波動薬を摂取して5日後、#1のレメディを歯の関連する諸症状に対しても試してみようと決めました。#1のレメディは水での服用でしたので、口に含んで、口内の感染した歯や歯茎に行き渡るように意識しました。その結果、25分も経たないうちに、95%の痛みと症状の改善が見られました。3,4時間毎に炎症と痛みが再発し続けるので、水による波動薬の治療を継続しました。好奇心から、彼はこの波動薬水の鎮痛効果を試す実験をしようと思いたち、痛みを感じていた舌と緩んだ歯にさっと波動薬水を振りかけたところ、3分後に歯の緩みも痛みも無くなったのです。6月11日までには、歯茎の炎症は無くなりました。患者さんからの報告を聞いてから、実践者は以下の歯に関するレメディを送付し、また、しばらくの間は、それまでのように#1レメディの服用を継続するよう伝えました:

歯・歯茎・顎・舌の感染:
#3. CC10.1 Emergencies + CC11.5 Mouth infections + CC11.6 Tooth infections + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC17.3 Brain & memory tonic + CC18.5 Neuralgia...1日4回,必要に応じて波動薬水を口に含むこと

2週間後の6月30日、患者さんからの報告があり、背中の痛みは93%ほど良くなり、また、記憶力は格段に向上して、今や、数日あるいは全く忘れていた記憶を1,2分で思いさせるようになった、とのことでした。歯に関連する症状も改善され、歯茎の炎症は消え、緩んでいた歯は安定し、流動食から卒業しナッツのような固形食も痛みを伴わずに噛めるようになりました。

こうした改善の傾向は7月中ずっと続きました。背中の痛みの強度は相変わらずでしたが、一日中だったものが、時折感じほどに頻度が減りました。他の症状については、記憶は更に向上し95%まで回復、1,2分で思い出していたものが今や数秒でできるようになりました。歯の感染、歯肉炎、舌の炎症は完治し、緩んでいた歯はほぼ(99%)安定し、歯の痛みは無くなりました。疲労や息切れを感じることなく、活動的でいることが可能となり、体力面では95%の回復が見られました。8月中の治療で背中の痛みは若干の改善が見られました。患者さんの感覚としては細胞レベルでの深いところでの痛み(3%)が残存している、というものでした。また、歯に関連する症状は、前回に報告された状態から更に改善し続け、また体力も向上しました。フォローアップ最終月後半の9月25日、患者さんは歯及び疲労に関する症状から完全に回復し、記憶の喪失も99%改善されました。細胞レベルから感じられるような散発性の背中の痛み(3%)はまだありましたが、その頻度は1か月以前に比べて少なくなりました。背中の痛みから完全に解放されるために、2015年10月の最初の週に、#1のレメディの服用回数は1日3回を維持したままとし、更に1日目には、10分おきに2時間の服用を実施しました。

患者さんコメント:

サイとこのサイ波動薬に直接的,間接的に貢献されている宇宙の存在にこの上ない感謝を申し上げます。尽きぬことない感謝、終わることのない感謝を捧げます。

回旋筋腱板(かいせんきんけんばん)の痛み 03524...USA

2015年7月9日、56歳男性が肉離れによる慢性の肩の痛みを訴え来訪しました。症状は5年前から続いており、対症療法では対処できず、2014年12月に左肩回旋筋腱板の手術が行われました。その後、理学療法が施されましたが、約束されていた成果は得られませんでした。彼は日常生活を滞りなく行うために、痛み止めに頼っていました。

肩の痛み:
#1. CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC20.1 SMJ tonic + CC20.2 SMJ pain + CC20.3 Arthritis + CC20.4 Muscles & Supportive tissue…1日4回を2週間、その後痛みが無くなるまで、1日3回

3日目に、熱と全身の痛みの報告があったため、実践者はすぐに下記のレメディを送付しました:

風邪とインフルエンザ:
#2. CC9.2 Infections acute + CC10.1 Emergencies...最初の1時間は10分おきに、その後は症状が無くなるまで1日6回

患者さんは、急性の症状の治療に専念するために#1の服用をいったん中止しました。3日後、熱が下がったため、#1の服用が再開されました。3週間後、肩の痛みは完全に無くなりました。波動薬の服用中は、痛み止めを含め他の薬の摂取はありませんでした。彼はまた、肩を強化するための運動メニューを開始しました。9月9日には症状は完治し、波動薬の服用は終了しました。2015年11月初旬時点で、肩の痛みは見られていません。彼はマスターヒーラーであるスワミに大変感謝しています。

患者さんのコメント:波動薬には魔法のような効果があります。症状は完治しました。

足、足首の怪我 10304...India

28歳の工場勤務者が自転車に乗っている時にスクーターにはねられ、左足首を捻挫し、左足ふくらはぎを怪我しました。対症療法には効果がなかったため、この事故があってから3か月後に、患者さんは実践者を訪れ、以下のレメディの処方を受けました:

 #1. CC10.1 Emergencies...1日6回(1日のみ)その後1日3回

 #2. CC20.4 Muscles & Supportive tissues...1日3回

15日間の服用の後、患者さんから完治の報告がありました。(10日目で50%、15日目で痛みが完全になくなりました)

湿疹 01044...New Zealand

2015年4月12日、慢性で重度の湿疹の治療を求め7歳の少年が母親に連れられてきました。自身が医師でもある実践者は、1週間前に、自らのクリニックで1週間前に最初に診断を行っていました。湿疹は頭から足の先まで広がって感染しており皮膚の落屑は頭皮及び全身に見られ、この症状の出ていない箇所はありませんでした。少年は実際、生後間もなくしてからずっと皮膚疾患を患ってきたのでした。出産直後は通常の皮膚の状態でしたが、1か月後には発疹が見られるようになりました。少年は多くの怒りを抱え、良く眠れず、家族全体が影響を受けました。クリニックでは、母親に皮膚の手入れ法、抗生物質、ステロイド軟膏、肌荒れ防止クリームの処方についての説明がありました。皮膚炎(ひどい痒みと引っ掻き傷の感染の繰り返しとして特徴づけられる)に対するこれらの処方は、過去数年、数週間毎に他の医師から受けたものと同じでした。ジャンクフードは症状を悪化させ、対症療法は一時的な緩和をもたらすだけでした。クリニックでは、実践者から母親に対して、波動薬による完治の可能性の説明がなされました。1週間後、馴染のある薬による改善が見られなかったため、母親は波動薬の処方を依頼しました:

湿疹 、皮膚感染、 皮膚の落屑:
#1. CC9.2 Infections acute + CC10.1 Emergencies + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC21.1 Skin tonic + CC21.5 Dry sores + CC21.6 Eczema…1日3回

食生活について、ジャンクフードを避け健康的な食事を行い、沢山の水を飲むように患者さんにたいしての助言がありました。また、温水と柔らかい布で壊死した皮膚を取り除いて皮膚が呼吸しやすいようにすることの説明もありました。波動薬服用中は、ステロイドクリームを時々用いる以外には他の薬の摂取はなく、また、好転反応はありませんでした。少年は日中学校に行っていたので、1日2回しか服用できませんでしたが、3週間以内に30%の改善が見られ、手には新しい皮膚が再生されました。少年は夜いまだに良く眠れることができず、また、周りの人々の彼の皮膚に対する否定的な反応から、少年がうつ状態であることが母親から知らされ、以下のレメディが追加されました:

睡眠障害、鬱 :
#2. CC15.2 Psychiatric disorders + CC15.6 Sleep disorders…1日2回

2015年6月6日、服用後7週間後、症状はずっと良くなり70%の改善が見られました。2015年9月1日の来訪では90%良くなっていました。服用回数は1日1回で規則的に行われていました。少年はうれしそうで、落ち着きが増していました。皮膚のひび割れや感染は見られず、正常な皮膚の再生があちこちで見られました。この結果は家族全体にとって大いなる安堵と喜びとなりました。

#1and#2の服用は中止され、以下のレメディの服用が開始されました:

 #3. CC15.1 Mental & emotional tonic + CC21.1 Skin tonic + CC21.6 Eczema + #2…1日1回

2015年10月下旬時点で、状態は大変良好です。ただ、彼の体質に合わない食事を摂ると炎症が少し見られるのでした。しかし、今では、彼は発症を抑える手段を知っています。#3を1日3回服用することで、時間をかけて2回へと減らし、最終的に1日1回とすることです。

 

15年4月12日                                                                    15年5月9日                                                                 

15年9月1日

帯状疱疹 01163...Croatia

2015年2月25日、82歳女性が実践者を訪れました。背中にかけて広がる帯状疱疹は痛みがあり、水泡となっていました。また、体力の極端な低下も感じており、以下のレメディが処方されました:

NM36 War + NM59 Pain + NM60 Herpes + SM26 Immunity…1日3回

効果はすぐ現われました。服用のその日に50%の改善が見られ、翌日にはすべての症状が無くなっていました。ウイルスが体内に存在していたため、服用は1か月継続されました。服用中は、他の薬の摂取はありませんでした。2015年10月時点で、彼女は体力を回復し健康体となっています。

湿疹 01427...Singapore

50歳女性が2013年3月に、30年以上も患っている前腕の重度の湿疹の治療を求めていました。両手前腕の皮膚は、黒く分厚く乾燥し、ひび割れ、大変痒くなっていました。患者さんはこの症状のおかげでとても落ち込み、苦悩している様子でした。彼女は様々な治療法を試してきましたが、どれも効果はなく、この時点ではいずれの薬の摂取をしていません。また、高コレステロールと高血圧も患っていましたが、それらは対症療法の薬で抑えられていました。以下の処方がなされました:

#1. SR295 Hypericum 30C + SR299 Lycopodium 200C + SR315 Staphysagaria + SR382 Croton Tig…1日3回

数日後、症状の改善が若干見られましたが、効き方がゆっくりすぎると感じたため、彼女は不満でした。癒しをスピードアップするように患部への外用薬を求めました。そこで、彼女には#1のレメディを経口と併せて、ビブーティを媒体にして湿疹患部に当てる湿布薬が処方されました。6週間後、湿疹への湿布は全て不要となりました。患者さんは嬉しさで一杯で、完治した両腕を実践者に見せたのです。彼女は大変感激して、他の症状に対しての波動薬の治療を求めました。彼女は2007年子宮摘出を行って以来、時に数時間も続く腹痛をしばしば患っていました。しかし、医師は、手術後の瘢痕(はんこん)組織が、卵巣・腸・卵管に癒着しているため、仕方がないことだと告げました。また、過去4年間、尿路感染症を頻繁に患い、腎臓は虚弱でした。これに対する薬の摂取はそれまでにありませんでした。以下の処方が行われました:

尿路感染、腹痛:
#2. CC4.6 Diarrhoea + CC13.2 Kidney & Bladder infections + CC15.1 Mental & Emotional tonic…1日3回

数日内に、成果が現われ腹痛と尿路感染症の症状が大幅に緩和されました。規則的なレメディの服用を遵守している中、ほぼ痛みは感じられていません。

内反趾爪を伴うつま先の感染 02554...Italy

慢性の鬱の治療のため、実践者によって処方されていた女性患者が、2012年6月8日に足のつま先の感染を患っている息子の治療を依頼してきました。交通事故で重傷を負い意識不明であった夫と離婚したこの女性は、離婚後も数々の問題を元の夫から引き起こされ続けその結果深刻な鬱へと陥ったのでした。16歳の少年は4年以上も左足つま先に慢性の感染を抱えていました。それはつま先をぶつけた時の怪我から生じていました。時々それは快方に向かいましたが感染は再発を続けました。過去1年間以上、それは悪化し、精神的にも少年を蝕んでいました。靴を履くのも困難で、水泳もできず、その他のスポーツにも参加できずに、仲間との付き合いも疎遠となっていました。つま先は痛々しく通常の3倍の大きさに赤く腫れ、膿を内包していました。母親はこれまで数々の医師に診てもらいながらも、成果がなく多額の金銭と多くの時間をかけたことの不満を示しました。足の爪ははがされ、今は新たな爪が再生されてはいますが、真っ直ぐではなく皮膚にも密着していません。彼はいかなる薬も摂取しておらず、この症状以外には健康上の問題はありませんでした。実践者は少年に直接会えなかったため2012年6月8日、以下のレメディが母親に手渡されました:

#1. CC21.9 Nails + CC21.11 Wounds & Abrasions...1日6回, また、オーガニックオリーブオイルを媒体にして朝に、ビブーティを媒体にして夕方に湿布のこと

15日後に現れた効果はつま先の赤色が薄くなったことだけでした。膿の状態はかすかに悪化しているようでした。患者さんは悪化を恐れて局部の湿布を中止し、経口服用のみとしました。2012年7月4日の来訪では、少年は自らの問題のために生じている母親の鬱とストレス、困難や費用、そして父親の置かれている厳しい状態によって引き起こされた全ての感情的な問題と罪悪感の重荷を下ろしました。処方は以下のように変えられました:

#2. NM2 Blood + NM16 Drawing + NM26 Penmycin + NM36 War + NM63 Back-up + SR264 Silicea + SR292 Graphites 200C + SR316 Streptococcus...1日6回

2012年7月12日、腫れと赤味がずっとひいたもののまだ膿がたまっているとの報告が母親からありました。同日に、少年は感情的な問題に対する以下のレメディの服用も開始しました。

#3. NM83 Grief + BR4 Fear + SM2 Divine Protection + SM9 Lack of Confidence...1日3回

5日後、感染の症状は50%改善されたとの報告がありました。10日後,改善は80%までとなり、少年は大変驚きと喜びました。つま先はほぼ正常に戻ったのです。実践者との相談なく、第3週目から#2の服用回数は1日3回へと減らされましたが、より緩やかなペースながらも改善は続きました。1か月半後、右足つま先は90%~100%の回復となりましたが、左足の方は完全にはまだ癒えていませんでした。それでも、患者さんから毎日良くなっていると報告がありました。母親からは、彼は定期的な服用はもうしていない、との話がありました。

7月27日コンボは以下のように変えられました:

 #4. SR267 Alumina 200C + #2…1日3回

# 5. CC12.1 Adult tonic + #3...1日3回

9月23日、患者さんから完治の報告がありました。つま先の形は完全にもとの形に戻ってはいませんが、服用はいつからか既に無くなっていました。

患者さんコメント:
全ては、ある日、つま先を強く打ち付けてしまったことから始まりました。それは痣になり、その後数日間改善の兆しはありませんでした。またそれは大変な痛みを伴っていました。その後、つま先の爪は陥入爪という症状であることに気づき、それに対し様々な異なる治療法、泥パック・リコッタチーズ・抗生物質などを始めました。それほど沢山の治療法を試してみたので、全てを思い出すことすらできないほどです。1年経って、病院へ行きそこで爪の切除手術を受けました。爪が無くなっても、腫れは引くことはなく、大変な痛みがまだありました。5か月後、爪は再生されましたが、感染は治りませんでした。学校では、体を使った授業・活動には参加できず、通常よりも2倍大きな靴を買わなければなりませんでした。ある日、母親が実践者の方にお会いし、波動薬のことを知らされました。この波動薬を試してみようと思うようになりました。3日の内につま先の炎症も痛みも無くなりました。服用後20日目までには腫れも引いて1か月後には完治しました。波動薬の小さな粒が現代医学をも凌いだのです。

実践者コメント: 本件は完全な解決となりました。患者さんが若かったこと、過去の治療の試みがうまくいかなかったことでの失望感など難しい状況がありました。これらの治療法は高額でまた症状を改善することはありませんでした。いくつかのケースでは、状況が悪化することすらありました。彼はまた、深い鬱を患っている母親が多くの時間とお金を使わなくてはならなかったことに罪悪感を覚えていました。症状における感情面での要素に働きかけることの大切さをこの症法例は示していると私は実感しました。

乾癬, 2型糖尿病, 涙目 02799...UK

過去20年間、重度の乾癬を患っていた59歳男性が、2014年6月11日に来訪しました。足の皮膚は黒く、厚く、剥げ落ちており、このことで彼は大変憔悴していました。彼はステロイド軟膏を処方されていて、定期的に用いていましたが、あまり効果はありませんでした。また、第2型糖尿病の治療を過去1年間受けていましたが、対症療法の薬(メトフォルミンとグリクラジド)ではうまく抑えることはできませんでした。更に、過去1年半の間、涙目にも悩まされ、目薬を用いていましたが症状は改善されませんでした。糖尿病に対する対症療法の薬の他には薬の摂取はありませんでした。以下のコンボの処方が行わました:

乾癬:
#1. CC21.1 Skin tonic + CC21.2 Skin infections + CC21.3 Skin allergies + CC21.6 Eczema + CC21.10 Psoriasis…1か月1日4回、その後1日3回、外用薬として、上記コンボをエキストラヴァージンオリーブオイルを媒体に朝、もしくは日中痒みのある時に

糖尿病:
#2. CC6.3 Diabetes + CC10.1 Emergencies + CC12.1 Adult tonic + CC13.1 Kidney & Bladder tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic…1か月間1日4回、その後1日3回

涙目:
#3. CC7.1 Eye tonic + CC7.3 Eye infections + CC7.4 Eye defects…1か月間、1日4回その後1日3回

糖尿病の制御にあたっては患者さんは食事内容と運動の大切さについて、また、乾癬の症状悪化の引き金となりうるため、ストレスを最小限にすることが指導されました。6週間の治療の後、患者さんから全ての症状での改善の報告があり、処方回数は以下のように修正されました。

  1. 乾癬が30%改善・・・#1を継続し1日3回.
  2. 糖尿病、#2と対症療法の薬で効果あり。#2を継続、1日3回
  3. 目に関しては100%の治癒となり、涙目ではなくなりました。#3の服用回数は、1週間の間、1日2回となり、次の週は1日1回として、服用の必要は無くなりました。

服用を重ねるにつれ、乾癬の症状はさらによくなり、3か月後、50%の改善が伝えられ、9か月後(2015年3月)には70%の改善となりました。皮膚の厚大化及び色素形成は大変減少し、皮膚の色は正常な状態に戻りつつありました。

2015年10月10日の来訪では、乾癬の95%が治癒され、皮膚は黒ずんだり、厚くなったりせず、ほぼ正常に見えました。糖尿病の治癒は良好に推移しています。2015年10月時点で、#1の服用は1日2回で継続され、また外用薬としても必要に応じて用いられています。#2は1日3回の服用が続けられれています。

慢性にきび 03505...UK

2014年12月23日、18歳女性が顔・背中・身体の前面のにきびの治療のため来訪しました。現在、大学生の患者さんは8歳の時からこの症状を患っていて、過去様々な薬の処方を受け、市販の薬も試してみましたが、あまり効果はありませんでした。現在、他の薬の摂取はありません。以下の処方が行われました:

CC8.1 Female tonic + CC15.1 Mental and Emotional tonic + CC21.1 Skin tonic + CC21.2 Skin infections…水で1日3回、オリーブオイルで外用薬として1日1回就寝前に

患者さんはまた、日々沢山の水を摂り、毒素を排出しやすいようにするよう助言されました。その後の数週間、改善は徐々に、特に顔面に顕著で起こりました。服用を続けるうちに、更なる改善が見られ、4か月後には75%、8か月後には85%、10か月後には90%となりました。2015年11月1日時点で、波動薬の服用は続けられています。

食物アレルギー 03523...UK

67歳女性が7歳の時に海外旅行をして帰国した際から患っている皮膚アレルギーの治療を求めて来訪しました。小麦やナッツなどのような特定の食品を口にすると、首や頭部の皮膚に水泡ができたり、じくじくしたりするのです。彼女はまた、その2年前には、近しい家族の死をきっかけに高血圧を患っており、皮膚には抗ヒスタミン剤(セチリジン錠剤)と高血圧にはアムロジピン5mgを摂取していました。2015年6月25日、以下の処方が行われました:

#1. CC3.3 High Blood Pressure (BP) + CC3.7 Circulation + CC4.10 Indigestion + CC10.1 Emergencies + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC21.2 Skin infections + CC21.3 Skin allergies... 1日3回

#2. CC21.2 Skin infections + CC21.3 Skin allergies 必要に応じて患部に綿棒で水を媒体に

最初の週、肌の発疹が悪化したことに気づきました。乾燥し、色も黒ずみ始めたのです。好転反応の可能性にも気づいていましたが、レメディの服用はそのまま継続されました。もう1週間が過ぎ、皮膚の症状が確実に良くなってきているので、対症療法の薬の摂取は中止されました。1か月後、肌の状態は95%まで回復しました。食事の中にも少量の小麦とナッツを含めることができるようになりました。実践者は、#1の服用回数を1日2回に減らし、肌の痒みがある時にのみ#2を摂り続けるよう患者さんに伝えました。2015年10月15日時点で、発疹を伴うことなく小麦とナッツを食することができるようになりましたが、再発防止のために、#1(1日1回)を続けています。医師に測定された血圧は正常値でしたが、医師はそのまま対症療法の薬の継続を患者さんに依頼しました。

患者さんのお話:

他の治療法の効果がない中、この波動薬の粒はお肌の状態を本当に助けてくれました。それまでは、肌特に、顔の状態がとても厳しかったので、外出することを止めていました。今では本当に良くなってきていて、とてもうれしいです。痒みを感じると、私はすぐにレメディを服用します。すると、痒みはすぐに無くなります。現在、パン、チャパティ、ナッツを食べても湿疹が出ることはありません。

爪の真菌感染症 03524...USA

65歳女性が、以前波動薬によって恩恵を受けた友人から実践者を紹介されました。患者さんには爪を噛む癖がありました。この癖によって左手の親指・人指し指・中指、右手の薬指・中指の爪が重度の真菌感染症となったのでした。1年半、対症療法の強力な薬によって治療を試みていましたが、摂取時には爪の状態は良いのですが、いったん中断するとファンガスが再発するのでした。彼女は2015年7月9日、以下のレメディの服用を開始しました:

CC10.1 Emergencies + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC21.7 Fungus…1日4回(3週間)

7月の終わりにかけて、40%の改善が見られました。もう1か月間、1日3回の服用を継続して、完治しました。2015年10月中旬には服用回数は1日1回となり、11月初旬時点で再発は見られていません。彼女は波動薬実践者との出会いを実現してくれたスワミに大変感謝しています。

乾癬 11567...India

7歳の男の子が乾癬の変種である掌蹠角化症と診断された皮膚の症状について治療を求めて実践者を訪れました。過去18か月間、踵や指、肘、膝の皮膚が剥ける症状を患っていました。この症状は冬の間や少年が汗をかいたり運動している時に悪化しました。皮膚科医は、局部外用薬として保湿用ステロイドクリーム、経口用として、ビタミンA,D、カルシポトリオール(ビタミンD3誘導体;尋常性乾癬治療)錠剤を処方しました。この処置によって、症状は治まりましたが、1か月以内に摂取しなくなってから再発しました。後に、アーユルヴェーダの治療を受けましたが、効果はほとんどありませんでした。

2015年4月9日、以下の処方が行われました:

 #1. CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC17.3 Brain & Memory tonic + CC21.3 Skin allergies + CC21.10 Psoriasis...1日3回、さらに、5粒を200mlの水に溶かして外用薬として1日4回

 当初、乾燥肌の剥離状態は約50%の改善が見られ、肌も滑らかになりましたが、4月20日以降、再度皮膚は乾燥し始めました。5月2日にシニアの実践者に相談した後、#1は以下に代えられました:

#2. CC21.1 Skin tonic + #1...1日6回

#3. CC15.1 Mental and Emotional tonic + CC21.1 Skin tonic + CC21.3 Skin allergies + CC21.10 Psoriasis…1日4回水で局部に

加えて、患者さんは水を媒体にした保湿クリーム(ヴェヌシア・マックス)を1日2回(夜1回、朝学校に行く前に1回)患部に塗るように指示されました。波動薬を試す前にも、このクリームと対症療法の他のクリームを用いていましたが、効果はありませんでした。今回は、波動薬が加えられたことが大きな違いでした。

1か月後、症状は治まり、患者さんは完全に癒されました。6月2日から服用回数は徐々に減らされ、以下のようになりました:#2:1日4回(6月)、1日3回(7月)、1日1回(8月)、1週間に3回(9月)、1週間に1回(10月)。2015年8月2日時点で、#3の服用は無くなり、10月26日の来訪では、再発は見られませんでした。服用前と服用後の写真は以下の通りです。

実践者コメント:

少年の両親はとても幸せで、スワミに対して、症状からの完全な回復に感謝の念を抱いています。ステロイドの副作用から解放されたことも歓びでした。

Photos: Ankle before treatment (9 April 2015, top) and after treatment (26 October, bottom), and hand before treatment (9 April 2015, top) and after treatment (26 October, bottom):

付記

生誕祭におけるスワミへの捧げものを祈りで締めくくりたいと思います。

世界の全ての存在が幸せでありますように

三界そして心と身体と魂が平安でありますように

 

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