サイ波動薬通信

" 病める人、打ちしおれた人、落胆した人、疾患に苦しむ人がいれば、まさにそこにあなたの奉仕の場があります " Sri Sathya Sai Baba
Hands Reaching Out

Vol 6 号 3
May/June 2015
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アガルヴァル博士の研究デスクより

実践者の皆様、

108のコンボボックスの再チャージは既に御済みでしょうか?

全ての実践者の皆さんにまずは重要なお知らせをいたします。サイ波動薬の効能の維持・向上のため、こちらでは継続的にマスターボックスの更新を行っています。ポーテンシー(強度)を維持するために少なくとも2年に1回は再チャージをしていただくことが大変重要となりますので、ご都合の良い時に是非ともチャージをよろしくお願いいたします。これについては月毎にレポートを定期的に提出し、奉仕活動を継続している実践者が対象となります。このチャージはプッタパルティあるいは地元の地域コーディネーターの元で可能です。

サイ波動薬国際協会に加盟しましょう

長らくお待たせしましたが、ようやくサイ波動薬国際協会(IASVP)の会員証を発行することが可能となったことをお知らせいたします。この会員証はジュニア波動薬実践者及びシニア波動薬実践者の方々についてその申込みが受理された場合に発行されます。この会員証は、サイ波動薬の実践者が薬剤を処方しないことを明示するもので、薬剤処方に関する係争から実践者を保護し、奉仕活動を支えることを意図しています。ウエッブサイトwww.vibrionics.org上で協会の規則やルールを承諾した後、オンラインでの申込書(印刷されたPDF形式ではなく)に記入・提出を行ってください。後ほど、写真入りの会員証が送られてくることになります。

感謝

私達が行っている波動薬の奉仕活動は全て主の恩寵を通して多くの手によってなされています。

オンライン波動薬通信のために掲載するレポートや資料を送ってくださる全ての実践者の方々に感謝いたします。更には、この通信の編集者として、処方例を集めたり、実践者プロフィールを纏めて下さった方、通信に掲載する記事の多くを送ってくださった方々、また、これまで波動薬の研究・調査に携われた方々にもこの場をお借りして御礼を申し上げます。バガヴァンの奉仕活動に最大の愛を持って献身された次の方々に感謝いたします:アルゼンチン: 02128, 02885; オーストラリア: 02892; クロアチア: 01616, ギリシャ: 01626, 02295; インド: 02090, 02817, 10014, 10228, 10375, 10776, 10940, 11219, 11271, 11310, 11476, 11483, 11520, 12051; イタリア: 02494; 日本: 02779; マレーシア: 02806; 英国: 00534, 02802, 匿名 (1); 米国: 02864, 匿名(2).

また、英国では、波動薬実践者の資格を得る途中であった一人のババの帰依者が現在の英語の波動薬通信を複数の言語でも閲覧可能になるよう、それぞれの言語のデータベースにアクセスできるよう、無私の奉仕をしてくださいました。

同時に、それぞれの母国語で読む必要のある実践者や患者さんあるいは一般の方々のために、波動薬通信を大変な労力で毎回翻訳してくださっている方々にも心からの感謝を申し上げます。

今後数か月間、検索を複数の言語で行えるよう、過去の通信に掲載されていた処方例をアップロードするために更なる助けが必要となってきます。この奉仕に興味のある方は、私宛([email protected])直接ご連絡下さいますようお願いします。

リフレシャー・ワークショップ

本通信の「付記」に於きまして、英国、エセックスで2014年5月18日に行なわれた年次リフレッシャーセミナー(対象:最近実践者の資格を得た方々)の特筆すべき内容をみなさんと分かち合うことができることを大変うれしく思います。英国のコーディネーターと彼の優秀なチームによってこのイベントの詳細がまとめられました。この内容は多くの実践者にとって大いに興味深いものとなると思います。今後、他国でもそのような同様のレポートがありましたら全員にその情報が行き渡るよう分かち合っていきたいと思います。どうか、ワークショップやセミナー開催に当りましては、広く知らしめることが可能になるようその重要項目を記録していただきたいと思います。

サイへの愛の奉仕の中で

アガルヴァル・K・ジット

全身の痒み 12051...India

85歳の男性が数年間にわたって全身の痒みを患っていました。彼は様々な対症療法の薬や軟膏を試しましたが効果はなく、2014年5月に波動薬実践者に相談をしたところ以下のレメディが処方されました:

CC10.1 Emergencies + CC12.1 Adult tonic + CC12.4 Autoimmune diseases + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC21.1 Skin tonic + CC21.2 Skin infections...一日3回

3週間で症状は著しく好転し、その後2か月間で完全に痒みは無くなり、上記のレメディは2014年12月まで一日2回の服用で続けられました。最期の時期が迫っていることを内なるスワミからの祝福により知らされ、彼は手にスワミの写真を持ったまま、2015年1月1日に息を引き取りました。全身の痒みという不快な思いを取り除いてくれたスワミに対し彼は感謝しており、スワミの御手によって完治されたのだと家族に話をしていました。

蕁麻疹 11483...India

 32歳女性がひどい蕁麻疹を10か月以上患っていました。対症療法やホメオパシーなどを試した後 なんらの効果も得られず、波動薬実践者へと赴いたのでした。

以下のレメディが処方されました:

NM21 KBS + NM36 War + NM46 Allergy 2 + NM62 Allergy B + OM28 Immune system + SR268 Anacardium (200C) + SR270 Apis Mel + SR319 Thyroid Gland + SR322 Urtica Urens + SR353 Ledum (200C) + SR497 Histamine…水に溶かして一日6回

2日間の服用の後、強烈な好転反応があり、レメディの摂取は1日見合わされました。翌日服用は再開されましたが、一日1回から2回、そして3回へと時間をかけて服用回数を増やすことにしました。その後2週間で75%の改善があり、症状は著しく軽減されました。次の6週間で、蕁麻疹は完全になくなり、その時点で再発防止のために服用回数は1週間に1回とし、それは3か月間続けられました。その後6か月経過しましたが、再発は見られていません。

患者さんからのコメント:
2013年のシヴァラトリの夜、私がバジャンを歌っている時に、両手両足に発疹ができ痒みを感じました。皮膚科の医師の診断で、それは蕁麻疹であるとわかり、その後8か月もの間、症状はさらに悪化し、慢性となり、毎日抗ヒスタミン剤を服用しなければなりませんでした。その後5か月間大きな変化はありませんでしたが、2014年5月に症状は急激に悪化しました。それ自体、命に別状はないのですが、絶え間ない痒みなどによって生活の質には深刻な影響がありました。対症療法やホメオパシーを6か月間試しましたが、効き目はありませんでした。ある日、家に向かって歩いていると、路上に一枚のポケットサイズの小さなスワミの写真が落ちていました。私はそれを拾い上げ、しばらくしてから、その写真の裏を見てみると、そこには波動薬のことが書かれていたのです。私はすぐに、それをスワミご自身からのメッセージであると受け取りました。

思いつくことのできた唯一の人物は、非常に親しくもありまた、グルガオンでの医療キャンプでとても密接に活動を共にしていた実践者のことでした。彼女はすぐにレメディを処方してくれました。

最初の2日間、大きな好転反応がありましたが、それは珍しくないことだと言われました。その後2週間経過すると、症状は完全に治まりました。その痕跡すら無くなりました。いまでは6か月経ちますが、快適な生活を送っています。スワミによって最初にメッセージが、次にレメディが、そして完治が与えられたのです。

食中毒、IBS(過敏性腸症候群) 11968...India

60歳の女性があるイベントに参加した後、重度の食中毒となりました。彼女にはまた10年間近くIBS(過敏性腸症候群)の病歴もありました。実践者のもとへたどり着いた時には、水をひとなめすることすらできませんでした。

すぐに実践者は以下のレメディを水を媒体として処方しました:

CC4.1 Digestion tonic + CC4.6 Diarrhoea + CC4.8 Gastroenteritis + CC4.10 Indigestion + CC12.1 Adult tonic…一日3回

帰宅した患者さんから1時間もしないうちに電話があり、25%の症状の緩和があったことの報告、そして水によるレメディの服用を続けていいかどうかの問い合わせがありました。次の2日間上記の、水によるレメディの服用が行われました。吐き気と下痢は完治し、不安は払しょくされ柔らかな食事をとることができるようになりました。更には、持病であったIBS(過敏性腸症候群)についても、著しい改善が見られ、今回は入院する必要がありませんでした。それまでは、胃の調子が少しでも優れないと1日、2日入院するのが常であったのです。

実践者コメント:

患者さんからのコメントは大いなる喜びと満足を与えてくれます。

Lump on wrist 11572...India

2014年9月15日、痛みを伴う腫れを右手首に患っていた27歳の女性が実践者を訪れました。この症状は6か月以上も続いており、以下のレメディが処方されました:

CC2.3 Tumours & Growths + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC21.1 Skin tonic + CC21.2 Skin infections + CC21.3 Skin allergies...一日3回, 200mlの水に5粒を溶かして

スワミの恩寵により、患者さんは翌日に実践者を訪ね、痛みが和らいだことを報告しました。8日間の服用の後、腫れは、以下の写真のように完全に無くなりました。(左写真:服用前、右写真:服用後)

患者さんは大変喜びました。

 

関節炎 02817...India

実践者手記: これまでに私達が波動薬を通じて成功裡に症状が治まったものの一つに、関節炎があります。

私自身が以前、重度の関節炎を患っていたがために、この病で苦しんでいる人に対する共感の気持ちがより増していたのかもしれません。レメディを処方する度に、主の臨在を感じていました。

49歳の女性が7年間患っていた関節炎のために来訪されました。彼女は、膝に酷い痛みを抱えていました。その痛みのために睡眠は中断され、エネルギーが大変低下している状態でもありました。彼女の担当医の診断はリウマチ性関節炎でした。膝には注射、一日2回の鎮痛剤錠(1g)、さらにはアユールベーダオイルの湿布も行なわれていました。医師は膝の手術を勧告しており、彼女が私を訪れた時には涙を流していました。

以下のレメディが処方されました:

CC3.7 Circulation + CC10.1 Emergencies + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC18.5 Neuralgia + CC20.3 Arthritis + CC20.4 Muscles & Supportive tissue...一日3回

15日後、レメディーの再処方のため来訪された彼女は痛みが70%軽減され、痛み止めの服用を止め、睡眠も通常の状態に戻ったことを報告しました。次の2か月間で痛みは無くなりましたが、少しの不快感は残りました。4か月経って症状は完治しました。

本件は2014年国際会議冊子の中にも少し触れられています。

 

関節炎, 生理不順及び多嚢胞性卵巣症候群(PCOS) 02817...India

43歳の女性が背中と関節の痛みを訴えていました。関節炎は2年間患っており、生理も不順でした。彼女はまた、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)との診断を受けており、腹部に激痛を抱えていました。この症状のために彼女の人生は悪い方へと転換していきました。彼女は髪すらも梳かすことができず、日常生活や家事全体にも大きな支障をきたしていました。彼女は対症療法や自然療法も試しましたが、何の助けにもならず、回復の望みを失っていたのです。彼女は全てを神に託しました。そしてババから波動薬が授けられ、以下のレメディが処方されました:

CC3.7 Circulation + CC8.1 Female tonic + CC8.4 Ovaries & Uterus + CC8.8 Menses irregular + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC18.5 Neuralgia + CC20.3 Arthritis + CC20.4 Muscles & Supportive tissue + CC20.5 Spine…一日3回

二日後、彼女は電話をかけてきて、もはや痛み止めは要らないと報告しました。15日後、痛みを伴わずに生理が来ました。それ以降、生理は順調となり、1か月以内に関節の痛みは50%軽減し、その後2か月で彼女の生活は通常の状態となりました。関節炎は7か月で完治しましたが、家系的にも関節炎の患うケースが多いので、以下のレメディを再発予防として服用し続けています:

CC3.7 Circulation + CC12.1 Adult tonic + CC20.3 Arthritis…一日1回

本件は2014年国際会議冊子の中にも少し触れられています。

新生児の黄疸 02817...India

生後数時間の新生児が黄疸と診断され、体重も1kg以下であったため保育器に入れられました。乳児には搾乳が与えられましたが、医師は生存を期待していませんでした

乳児の祖母がダルマクシェトラに急いでやってきて乳児の母親に渡す以下のレメディを受け取りました:

CC4.11 Liver & Spleen + CC10.1 Emergencies + CC12.2 Child tonic…一日3回

乳児は搾乳が与えられていたので、(搾乳に忙しい母親に代わって)祖母を通して乳児に届けるのが最善の方法でした。ビブーティを媒体にしたレメディも用意され、保育器の上に置かれました。24時間以内に乳児の体重は増え、母乳も消化し始めました。10日後には体重は2.2kgに増え退院を許されました。現在、この子は3歳となり健康で元気です。

 

甲状腺機能低下症, 足のむくみ, 関節の痛み, 失禁, 精神不安 02817...India

実践者手記: 波動薬を服用している共通の友人の家で73歳の女性にお会いしました。その女性は過去15年間様々な問題を抱えていました。足の裏の焼け付くような痛み、足の裏やつま先のむくみ、精神疾患、極端に低い自尊心、歩行困難、痛みのため手を思うように動かせないことなどです。また5年間は、関節の痛み、失禁、そして甲状腺機能低下症を併発していました。対症療法を何年も受けていましたが、症状が改善されることはありませんでした。肥満であることにたいして自分を責め続けており、全てに怒りを感じていました。失禁のため彼女は家から離れることを避けていました。彼女は声を上げて泣き、私の手を取って、友人から紹介された波動薬を通して神が症状を癒してくれることを願いました。彼女の話に耳を傾けると、結婚生活に問題があり、同じ家に住みながらも20年近く別々の生活をしていることがわかり、明らかにそのことが彼女の症状の原因でした。この症状に対する最初の治療として、彼女は異なる12の対症療法の錠剤を服用していました。医師の許可がない限り、これらの錠剤服用は継続するよう彼女に申し伝え、以下のレメディを処方しました:

CC3.1 Heart tonic + CC3.7 Circulation + CC6.2 Hypothyroidism + CC10.1 Emergencies + CC12.1 Adult tonic + CC13.1 Kidney & Bladder tonic + CC13.3 Incontinence + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC20.3 Arthritis…一日3回

患者さんから4日後に電話があり、全ての対症療法の薬を止めたところ大変体調が良くなったとの報告を受け驚きました。彼女によれば、症状全体としてはほぼ50%の改善があったとのことですが、私からは再度、医師の同意なくしての薬の中断を避けるようにと伝えました。それでも彼女はそれに同意しませんでした。15日後にレメディ補充のために来訪した際には70%の改善がありました。その時に彼女が言った言葉は、「今ではこの魔法の粒だけがあればいいの」(彼女は波動薬をこう呼んでいるのです)というものでした。最初の訪問から1か月が経って、まだ若干、身体の痛みは残るものの、それ以外は極めて正常な状態に彼女はあると感じていました。その痛みもまた、次の数週間で消失しました。現在彼女は睡眠が良くとれていてとても幸せに感じています。定期的なレメディの服用も継続され、彼女は波動薬をアムリタ(甘露)と呼んでいます。

視神経炎& トラコーマ 02817...India

実践者手記 :重度の目の症状を患う23歳の男性に対する処方の依頼を受けました。医師からは視神経炎とトラコーマと診断されていましたが、その症状は過去6年間続いていました。ステロイド点眼

及び錠剤の服用をしていましたが、それらは学業を続ける能力に影響を及ぼしていました。。ムンバイに住んでいたため、環境汚染がひどく、戸外での(スポーツ等の)活動は叶わず、また、彼の両目は赤く腫れ、痛みを伴った涙目で感情の起伏も激しく声を上げて泣くこともしばしばでした。担当医は、気温が高すぎるムンバイからの引っ越しを勧告しましたが、彼の父親が当地で商売を営んでいるために、それは不可能で、彼は自宅で学業を何とか続けていました。彼は誰にも話をせずまた、どこにも行きたいとは思いませんでした。彼の症状に関しては、母親から話を聞くこととなり、以下のレメディを処方しました:

CC3.7 Circulation + CC7.3 Eye infections + CC7.6 Eye injury + CC10.1 Emergencies + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC20.4 Muscles & Supportive tissue + a nosode of his steroids (prepared with the SRHVP machine)…一日3回

上記のレメディはまた、目薬として「バラの水」を媒体としても処方されました。二日経過すると目の充血、焼け付くような痛み、膿は半分に減りました。その後10日経って、目に若干の不快感が一日の内、午後に残る他は完全な回復を実感しているとの報告がありました。全体として、9割の改善が見られました。彼は大変幸せそうでした。その後1か月経たないうちに、症状は完治しましたが、再発予防として、午前中1回、上記レメディと目薬を摂取しています。

慢性の背中の痛みと坐骨神経痛 02892...Australia

20年間、背中と首に慢性の痛みを患っていた48歳の女性が サイの帰依者によって実践者に紹介されました。2014年2月のことでした。彼女はまた、坐骨神経痛と足の焼けるような痛みも訴えていました。背中の痛みの原因として出産時の硬膜外局所麻酔の可能性を彼女は指摘していました。同時に、その原因として挙げられたのは、19歳の時の交通事故で尾骶骨をひどく打ちつけたことでした。彼女はこの間、ヨガ、ピラテス、水泳、対症療法の薬、ホメオパシー、理学療法を含めあらゆるものを試したのですが、どれも気休め程度の効果しかなかったとのことでした。

2月18日に処方されたレメディは以下の通りです:

CC18.5 Neuralgia + CC20.1 SMJ tonic + CC20.2 SMJ pain + CC20.3 Arthritis + CC20.4 Muscles & Supportive tissue + CC20.5 Spine…一日3回

5週間後の3月29日に再度の来訪がありましたが、症状に変化はありませんでした。その際、朝1回3粒としていた服用方法の訂正がありました。また、彼女は家族とは遠く離れていて、悲しみと虚しさを感じていたので、CC15.1 Mental & Emotional tonic もレメディに加えられました。

7週間後の5月20日の来訪では、20年間で初めて痛みが無くなったと述べました。最近では、彼女は忙しすぎて通常のヨガやピラテスをする時間がありませんでしたが、定期的に波動薬を服用し、今では完全に回復しています。

患者さんの症状は無くなりましたが、実践者は引き続きレメディを服用するよう助言しています。背中の痛みが長く続いていたからです。2015年4月現在、波動薬の処方は継続され、定期的な来訪があります。自身の相談やカウンセリングの他に、彼女のパートナー(対症療法あらゆる形の薬も摂取しません)が肺ガンで死期が近いということも背景としてあります。

皮膚のかゆみ、発疹 02892...Australia

47歳男性が湿疹の焼け付くような痛みと痒みを患っていました。それはまるで針が刺さるような極度の痛みと痒みでした。湿疹は2年前から発症と回復を繰り返しながら、最近では2か月前に全身に広がっていきました。(左肩と上腕の下記写真右参照)

過去2年間、特に直近の2か月に関しては対症療法の薬も含めて様々な種類の軟膏や治療法が試されましたが、何の成果もありませんでした。

2015年2月1日、実践者は以下のレメディを処方しました:

CC21.1 Skin tonic + CC21.2 Skin infections + CC21.3 Skin allergies + CC21.4 Stings & Bites + CC21.6 Eczema...1日3回

外用薬として、患者さんは1番絞りのオリーブオイルにビブーティを混ぜたものも処方され、それを1日2回、極度の痛みと痒みがある時に塗るよう助言されました。2日後の2015年2月3日には、痛みと痒みの改善が報告されました。レメディは驚くべき効果を示し、1か月も経たないうちに皮膚の症状は完全に良くなりました。(下記写真左参照)

 

 

口臭 03119...Greece

50歳男性が幼少のころから口臭に悩まされていました。誰かと近くで会話をしなくてはいけない時には不安に駆られていました。2013年10月5日に以下のレメディが処方されました:

CC15.1 Mental and Emotional tonic + CC19.5 Sinusitis...一日3回

1か月以内に症状は70%軽減し、2か月目の終わりには完治しました。そこで、服用回数は一日1回とされ、再発予防として2014年6月まで継続されました。

膝の関節炎 12051...India

1日に1,2km歩いていた75歳男性が2014年3月 に突然歩けなくなってしまいました。右足を伸ばすことができず、膝のあたりに激しい痛みがり、足を引きづりながら歩くのがやっとでした。ドップラー超音波検査やX線、更にはMRIなどの一連の検査を受けた後、彼は右膝の関節炎と診断されました。彼は対症療法の薬を処方されましたが1か月以上経っても、痛みの緩和はありませんでした。彼はその後、バイオペプチド、コラーゲン、ヒアルロン酸ナトリウムを処方する別の医師の所に行き、一日1回の服用を60日間継続しました。

こうした状況の中、以下のレメディが処方されました:

CC12.1 Adult Tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC18.5 Neuralgia + CC20.3 Arthritis + CC20.4 Muscles and Supportive tissue + CC20.5 Spine…一日4回

上記のレメディの服用を1か月間続けたところ、60%の症状の改善がありました。その後、同じレメディをビブーティ一つまみと共にオリーブオイルで調合したものが膝の湿布用として処方されました(一日3回)。

この処方によって、症状は著しい改善を示しました。1か月後、彼はほぼ通常通りに歩けるようになりました。追加された湿布外用薬が改善の効果を倍増させ回復のスピードを速めたと実感した、との報告がありました。

こうした状況の中、担当医もまた、自身の処方した薬の服用回数を減らし、週に1回としました。2014年12月以来、患者さんは関節炎のコンボを一日2回、外用湿布薬を一日1回継続しています。数か月前にはほとんど不可能のように思われたことが、今や現実となり、通常の生活を送れるというバガヴァンの大いなる恩寵に対してとても感謝しています。

めまい 12051...India

48歳女性が2年間極度のめまいを患い、吐き気、嘔吐、歩行中のふらつきといった症状がありました。

神経科を訪ね対症療法の薬を処方してもらい、1年間服用したものの、効果が全くありませんでした。その後、サイ波動薬のことを知り、実践者に相談したところ、以下のレメディが処方されました:

CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC18.1 Brain disabilities + CC18.7 Vertigo…一日3回

1週間以内に、症状は90%改善され、その後1か月経つと、通常の状態となり、今日まで約6か月の間、以前の症状は見られていません。現在一日1回での服用を継続していています。彼女はババのこの素晴らしい奇跡的な治癒に対して感謝しています。

尿路感染症、喘息 02707 & 02766...UK

2014年4月28日、実践者の甥(年齢46歳)が激しい嘔吐のため入院しました。彼は慢性の病を多く患っており、対症療法の薬を服用していました。癲癇、腕の痙攣、足の関節炎を患い、歩くことも話すこともできませんでした。喘息とアレルギーのため呼吸も困難で、食物を飲み込むことが難しくもありました。こうした状況にも関わらず、人には愛らしい魂として接することができていましたが、大変なストレスを抱え、病院ではぐったりとして眠ることもできない状態でした。

5月1日に、波動薬実践者である彼の叔母が午後8時30分に病院を訪ねました。患者さんは静かな部屋に移っていましたが、いまだに大変なストレスを感じていて、やつれていました。実践者は、患者さんの心が落ち着いてより安心できるように話をしました。午後10時に、担当医によって、患者さんが重度の尿路感染症の症状が出ているとの報告を受けました。「とても健康な人であったとしても、この症状から回復することは難しく、特に、このケースでは極めて困難です」と、何度もこの担当医は繰り返して話していました。医師は最善を尽くすと言い、極めて強度の抗生物質を処方しましたが、実践者の感じるところでは、医師自身、この症状の回復に多かれ少なかれあまり期待を寄せていないことがわかっていました。

こうした状況にもかかわらず、実践者は偉大なる癒やし手の仕事に集中し、全てが良くなると信じていました。この前向きな姿勢と神への疑いのない信頼を持って、彼女は同じ実践者でもある夫に電話をかけ、以下のレメディをマシーンを使って遠隔での波動治療を始めるよう依頼しました。

尿路感染症:

#1. CC13.2 Kidney & Bladder infections…一日6回

呼吸困難:

#2. "Breathe Well" (CC19.2 Respiratory allergies + CC19.3 Chest infections chronic + CC19.6 Cough chronic)…一日6回

その日は、患者さんが何かを飲むと毎回嘔吐をしていましたが、以前ほどはひどくありませんでした。翌日は、実践者によってコーンフレークを少し食べさせてもらうと、その晩は、入院して以来初めてぐっすりと眠ることができました。その日は昼食は摂らず、夕食のみとなりましたが、4月3日からは毎回の食事を摂れるようになり、嘔吐することはなくなりました。

実践者である、患者さんの叔母は毎日、朝8時30分から夕方5時30分まで、夜の時間帯のケア担当者と交代する形で付き添っていました。この、実践者の穏やかなる付き添いと愛溢れる世話によって、聖なる愛と光に満ちた平安がもたらされ、完全なる治癒が生じ、4月6日に患者さんは退院しました。

服用回数は次のように徐々に減らされました:#1のレメディは、一日3回、3日間、その後の3日間は1日2回、その後1週間は1週間に3回、その後の数週間は1週間に1回としました。実践者は、再発防止のために、定期的に上記レメディの波動を遠隔で送りました。

肛門の感染症(犬) 11572...India

7歳半のザイラという名の雌のゴールデンリトリーヴァーが重度の肛門感染症を患っていました。肛門の周りには膿が絶え間なく滲み出ていました。熱はありませんでしたが、無気力でだるそうにしていました。感染部分の周りの膿瘍は悪臭を放っていました。対症療法その他の治療はなされていませんでした。2015年4月23日に次のレメディが処方されました:

#1. CC1.1 Animal tonic + CC4.4 Constipation + CC21.11 Wounds & Abrasions…一日6回

#2. CC4.4 Constipation + CC21.11 Wounds & Abrasions…一日6回, 水を媒体とした外用薬として

 服用後2日目には、膿は引いていましたが、感染の症状と痛みはまだ残っていました。服用は続けられ、

4日後には80%の改善が見られ、7日目からは服用回数は一日3回とし、10日後には完治しました。

実践者プロフィール 02817...India

 

夫と私がいかにして波動薬実践者になったかについての詳細は、2014年の第1回国際波動薬会議の冊子の中に書かれていますので、ここでは簡単にまとめてみたいと思います。 私はムンバイに37年間住み、2003年までは極めて順調な霊的生活を営んでいました。その後、

不運な出来事によって私の人生は変わり、絶望的な状態へと陥りました。精神的な苦痛と、座ってばかりいる生活スタイルによって2004年の半ばに関節炎を患いました。医師の治療も他の様々な療法も症状の緩和には至りませんでした。その時、友人が波動薬を紹介してくださり、関節炎は完治しました。波動薬の奇跡的な結果を目の当たりにして、主人と私は、波動薬の実践者になるべく自らを捧げました。2009年5月、ムンバイのダルマクシェトラで行われたアシスタント波動薬実践者のためのワークショップに参加する機会を得ました。2011年1月にはジュニア波動薬実践者としての資格を得、その後、4月に初めて訪問したプラシャンティニラヤムでシニア実践者となりました。その4月にサイラムヒーリングマシーンを用いて初めて処方を行ったのは、プラシャンティニラヤム(鉄道)駅での一人の少年に対してでした。彼は、高熱と身体の痛みを患っていましたが、波動薬の服用で1時間以内に熱は下がり、空腹まで感じるほどになりました。とても良い兆候です!こうした体験は私達に大いなる歓びを与えてくれました。パルティを訪れる度に、この地が愛と平安の大海であると感じています。

2011年7月、パルティで全インド・波動薬ワークショップ講師トレーニングコースを受講しました。当初は、経験を積むために、ナグプールとジャバルプールでのワークショップでの講師のサポートを行っていましたが、今では、自分達の手で多くのワークショップを開催し、これまでに80名以上のアシスタント及びジュニア波動薬実践者の養成を行ってまいりました。

現在では、夫と私が共に、献身的な実践者となり全インド波動薬実践者養成講師となっています。夫婦として、私達はとても強力なチームとなり得ていると感じています。インドの他の地域に波動薬という祝福を広めていくお手伝いができることに大いなる歓びを感じています。実践者を養成するということはまさしく自らが学ぶことであり、自らの奉仕の質を高めることに役立っています。

過去7年間で、12,000以上の患者さんにレメディを処方させていただく道具となりましたが、全般として、8割から9割の治癒率が見られています。

私達は第2、第4土曜日にムンバイのダルマクシェトラで開いている、無料の波動薬診療所に定期的に参加しています。これまでの7年間を振り返ってみますと、いくつか気が付いたことがあります。患者さんの問題をより良く理解できるようになると、病状を診断する能力もまた増大するということです。

ムンバイでは、他の都心と同じように、汚染がひどく進んでいます。通勤時間が長いため、疲労が蓄積し、ここで働く人々はストレスを抱えています。このことは、精神的・身体的健康に影響を与えています。しかし、ババにはご自身のやり方で、治癒を必要とする人を送ってくださるのです。我々のなすべきことは、出来るだけ多くの人々に奉仕を行うことです。実践者であることは、私達が神によって愛されるべき子供であるという本質に気づかせてくれます。波動薬を通じて、私達は、神の神性な愛の奉仕の一端を担う機会を与えていただいているように感じています。

波動薬を実践するようになってから、人の苦難をより肯定的に理解することでできるようになりました。患者さんが必要としているのは同情ではなく愛とカウンセリングであると感じています。多くの患者さんに対して、私達が質素で前向きな生活の仕方を示すことで、彼らの生活様式も変化し、それはまた彼らの生活を健全なものとしてより良い人生を享受していくのをみてきました。私達を啓発してくれた患者さんの一人は、黄疸(処方例をご参照)を患っていた、ある乳児でした。この子は波動薬によって救われたので、祖母は彼のことを小さな妖精として「ババの赤ちゃん」と呼んでいました。この子が私達に微笑んでくれる度に、主から送られる人々全員に奉仕するという目的に向かって努力するよう勇気付けられます。今ではババの臨在があらゆるところに感じられるようになりました。

困難な症状には、サイラムヒーリングマシーンを用いて、個別のコンボを処方することが大変有益であることに私達は気づきました。例えば、患者さんが抗生物質を服用している時には、そのノーソードを作って処方することがとても役立ちます。まず、第一にこのノーソードは抗生物質の副作用を取り除きますし、第二には、それ自体に抗生物質そのものとしての働きがあります。

波動薬国際会議報告書に掲載されている処方例や他の情報は、患者さんに対して波動薬の大いなる確証を与えるものであることをお伝えしなければなりません。患者さんがこの報告書を読むと、波動薬を更に信じるようになり、彼らの強化された信心がより良い結果を生み出します。

患者さんの処方履歴の管理に関しては、レメディの処方日やその他詳細についてきちんと記録をとっておくことの重要性を実践者のみなさんにお伝えしています。また、同じく重要なこととして、患者さんが再度実践者の元に戻りたくなるようにしなければならないことも強調しています。セミナーでは実践者の方々に波動薬のテキストを何度も読み返すことも勧めています。波動薬の奉仕活動から得られる祝福は数えきれないほどです。この奉仕に携われることに感謝いたします。

実践者プロフィール 02892...Australia

私はこれまでに、看護婦と助産婦の経歴を持っていましたが、最近になって、スワミの5つの人間的価値を教える教師アシスタントになるための勉強をしています。私はまた、スワミの霊性に関する実践的な教えについての本も執筆中です。1999年以来、私はバガワン・シュリ・サティアサイババの敬虔な帰依者としてやってまいりました。

2013年のグル・プルーニマの際、サイ波動薬について知り、直観的にこれは私の奉仕の分野であると気づきました。実践者になるための申込みを行い、アガルヴァル博士との面接を受けました。オーストラリアに戻ってから、オンラインで質問に答えるよう指示を受け、実践者養成コースはその後インドで受講することとなりました。私はこの奉仕によって人々を助けるのだ、と確信していました。そこで、私はその場で決意を固め、11月の御降誕祭に再び戻ってくることとしました。将来の計画としては、実践者養成コースの講師になるための講座を受講することです。私はスワミのセヴァをさせていただくという信じがたいほどの恩寵を実感しています。セヴァをさせていただくことによって言葉にならないほどのものが返ってきます。サイ波動薬の患者さんに起こっている奇跡を目の当たりにすると、敬愛する主の恩寵がはっきりとわかり、驚嘆せざるをえません。私はまた、サイの恩寵によりオーストラリアのサイ波動薬の世話人という大いなる任務を戴いております。これは何という仕事でしょう!オーストラリアは大変広大な国であるため、多くの実践者が必要とされています。現在、私は全国のサイ波動薬の患者さんに対応しています。通信手段として電話、スカイプ、eメールを利用し、レメディは郵送しています。

実践者としての私の体験としては、サイの帰依者の方々は信心を持ってレメディを服用するのに対して、他の一般の方々は(西洋人に共通の傾向として)即座の治癒を期待し要求するということです。私は患者さんに時間がかかるかもしれないことを十分説明します。実際、治療にかなりの期間がかかったケースについて話をします。例えば、インド人の実践者02640...India による事例として、25年に渡って双極性障害を患っていた患者さんの治療に1年かかったことがあったことなどです(この事例では18もの対症療法の薬全てが不要となり患者さんの心は明るくなりました)。患者さんは治療に時間がかかることに頭では理解されながらも、実際の治癒のプロセスに入るとそのことが忘れられてしまいます。

「サイ波動薬は人類に用意されているが、人類がそれを受ける用意が整っていない」と言われていますが、スワミは私に患者さんを送り続けてくださいました。話を聞き、話を聞いてもらい、世話を受ける必要のある患者さんです。これら全ての患者さんは波動薬が無償で提供されることにとても感謝しています。

私はまた、ルイス・ヘイの活動「新しい思考のパターン」とサイ波動薬を結合させました。彼女の活動は「You Can Heal Your Own Life(日本語訳:ライフヒーリング、たま出版)」の中に述べられています。私は色鮮やかな紙の上に患者さんの想念の新しいパターンを書きます。色は我々の生活の中でも重要です。そして、そこに色鮮やかな蝶々のシールを張り付けます。レメディを服用する時、あるいは患者さんの好きな時に、この新しい、前向きな想念というマントラを繰り返すよう助言します。私は今スピリチャルセンターのメンバーになりそこで暮らしています。このセンターは週に2回開いています。訪問者の流れは絶え間なく続きますので、これは新しい患者さんの安定した宝庫であると思いました。また、このセンターに住むことは、苦しんでいる人を助けるという同じ目的と関心を持つ人生の友を得ることにもなりました。スワミが私に注いでくださる絶え間ない祝福は言葉には表せません。スワミがおっしゃるように「あなたは私の仕事をしなさい。そうすれば私があなたの仕事の面倒をみます。」というのはまさに真実です。スワミの「静かなる革命」に参加し、「サイの戦士」として仕えるということは何と恵まれていることでしょう。謹んで感謝いたします。オームサイラム

実践者プロフィール 02901...Italy

実践者0249による紹介:実践者02901はヴェローナのダッラーバコ音楽院でヴァイオリンを学び始めましたが、オペラ歌曲のコースを受講した後、自身の天職を見つけました。1983年に優等で卒業すると、1984年にはスポレートで開催されたクリストフ・ヴィリバルト・グルック(1714年7月2日 - 1787年11月15日)の歌劇《オルフェオとエウリディーチェOrfeo ed Euridice 》での主役を演じデビューを果たしました。25年続いたキャリアの中でイタリア国内外の一流の劇場で彼女は際立った成功を収めました。この実践者は現在ヴェローナのダッラーバコ音楽院で舞台に立ちながら、また声楽に関する講義も行い、イタリアや海外の国々(特に、日本、ザルツブルグ、オーストリア)で上級クラスを頻繁に受け持っています。1992年以来、彼女が師事していた教師をサポートしていますが、1996年には、彼女自身がヴェローナに、歌手・俳優・ダンサーのための芸術の教育機関(カイロス・ヴェローナ芸術アカデミー)を設立しました。そこでは、深遠な内なる探究を目的とした、音と身体の動きの関連性について包括的な気づきを促すような公開授業を開いています。

実践者02901…イタリア 本人によるコメント: 私が波動薬に出会ったのは10年以上も前のことで、親友であり同僚である実践者02494…イタリアが、共にチームとして活動している彼の奥さんとともに、この素晴らしい旅路へと導いてくれたのでした。波動薬を通じて、私は自分自身の体調を管理し、また家族の主だった病気も驚くべき結果を持って直すことができました。実践者になってからもう5年以上になります。

主が授けて下さったこの特別な癒しの可能性に感謝します。私はこの波動薬に対して完全に心を開いて、歓びを持ってそれを必要とする人に可能な限りの時間を捧げます。波動薬は肉体面のみならず、精神面においても重要な結果を生み出すために、この癒しの機会を得た患者さんは、生活の仕方などの面を含め、人柄の変容もしばしば目の当りにします。神は様々なやり方でその偉大さを示されますが、この波動薬もまた、明確なその一例です。

 

質疑応答コーナー

1.  質問: 定期的に活動報告書を提出していますが、その月の記録を見返して奉仕の時間と患者数を計算するのがいつも時間がかかってしまい面倒です。何か良い方法がありましたら教えて下さい。

     回答: 以下のように6つの項目について時系列的に記入していくと良いでしょう:

日付        時間数               新患                  旧患              動物           植物
1.4.15       2.5                     1                       3                    1                 6
3.4.15        0.5                    0                       1                    0                 6
.........         ........                .......                 .......                .......         .......
30.4.15      3.5                    2                       1                    0                 3
合計           31                   24                     15                   5                99

毎回の処方の際に、上記例のように適切な時間数や患者数を記録します。小数点0.5を基準に四捨五入をして、月末に、5項目の合計をそれぞれ出すことで活動報告書は完成です。

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 2.  質問: 時々、痛み止めの波動薬が痛みを和らげないように感じるのですが、何か代替策はありますか?

     回答: ジクロフェナックのような対症療法の強力な薬の波動を転写することのによって良い結果が得られています。しかしながら、患者さんの中には併せてその痛み止めの薬そのものを服用する人もいます。その後、順次服用量を減らしていくようにしていき、最終的にはゼロへとしていくのです。

更には、患者さんへの助言として、痛みについての見方を変えるようにすること、例えば、痛みが減っているとイメージすること、あるいは興味深い活動に従事することで痛みからマインドの焦点をずらすことなどです。また、肯定的な言葉(アファーメーション)、例えば、「痛みはありません。私には悪いところはありません。神の恩寵により、私には問題はありません」などを繰り返すことで大きな助けとなるでしょう。

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3.  質問: ノーソードを患者さんに処方するのと併せて、他の波動薬の服用も可能でしょうか?

回答: 患者さんにノーソードを処方する時は、ノーソードのみで、その他の波動薬は処方せず、あるいは別別々に処方するのが最善です。いくつかの特別な事例においては、両者は併用が可能ですが、個別にそれぞれそのメリットについて検討しなければなりません。我々の研究チーム([email protected])に問い合わせていただくことで専門家の助言を得ることがいつでも可能です。

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4.  質問: 患者さんの中には銅あるいは銀の水差しに入れて飲む人がいます。このことは波動薬のレメディを服用する際に問題となりますか?

      回答: 銅あるいは銀の水差しに入れた水を飲むことは健康によって良いこととなりえますが、良い知らせとして、この水は、服用されたレメディの波動を無くすことがない、ということです。波動薬レメディは別々に保管されなくてはなりません。レメディはいかなる種類の金属製の容器を用いて処方したり、保管したり、金属製器具に触れたりすべきではありません。金属は波動を追いやってしまうからです。

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5.  質問:  最近、注意されたことがあるのですが、レメディの容器のラベルに病名を記入すべきではない、ということでした。最も適切な形としてラベルには何を記入すべきでしょうか?

     回答: 記録という観点から見た場合、最も簡単なやり方は、最初の患者さんの訪問の際、その方の参照番号をそれぞれ割り当てるということです。この番号は容器上のラベルに記入することができます。患者さんの次回の訪問の際、それぞれの患者さんの記録が番号順に保管されていたとしたら処方歴などの全体の記録を容易に確認することができます。容器のラベルには病気や症状の名称を記入しないようにしてください。2つ以上の容器で処方される時には、例えば、「より良くなります」「痛みが無くなります」「平安」などといった何らかの肯定的な文言を、その状況に合わせて表記することもできるでしょう。これによって容器の区別を行うことができます。もし、同一家族で複数の患者さんがいる場合には、容器のラベルに患者さんのイニシャルを明記してもよいでしょう。

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6.  質問: 波動薬テキストには、一日に8杯から12杯の水を飲むように書かれています。ある患者さんが子宮筋腫を患い膀胱が圧迫され、排尿が妨げられていました。彼女の主張は、あまりにも沢山の水を飲むと、その症状が悪化するということでした。また別の患者さんからも、厳格に一日に8杯から12杯の水を飲むことが必要なことなのかどうか尋ねられました。できる限りの範囲で飲むことを助言する形でよいでしょうか?

     回答: 身体の機能を回復させるためには、毒素を対外に排出することが大切です。そのためには、十分な量の水を飲むことでより早い解毒のプロセスが可能となります。レメディの服用の際、一日2~3リットルの水を飲むことのもう一つの理由として、毒素の対外排出が進むため好転反応がより穏やかになるということが挙げられます。患者さんには無理なくできる範囲で、通常よりも少し多めに水を飲まれるよう伝えてください。患者さんにはいかなる状況にあっても罪悪感を抱かせないようにしてください。

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7.  質問: 患者さんの中には、仕事の関係で午後の服用が困難な方がおられます。コンピューターや携帯電話など、職場での様々な電磁波にさらさないよう、レメディの容器を持参したくないのです。

     回答: 容器全体をそのような電磁波から守るためには、一粒か二粒をティッシュに包んで職場に持っていくことも可能です。厚めのアルミホイルでレメディを電磁波から守る場合には、アルミホイルを直接、砂糖粒に接触させないようにしてください。

マスターヒーラーからの御言葉

今日、人は心配事の犠牲者になっています。心配とは何が原因で生じるのでしょう?それは満足していないことが原因です。お金持ちの人は多くの財産があるにもかかわらず満足していません。心配事は心の落ち着きを失わせ、この双方が合わさって病気を引き起こします。ですから心臓病の根本的な原因は、心配、慌てること、カレー(脂っこい食べ物)と言われるのです。心臓循環系の病は大量の油脂を食することが原因です。医師は、脂っこい食事が体重増加へと繋がり心臓病に陥りやすいとして、その摂取を節制するよう助言しています。毒素の存在もまた同様に体に損傷を与えます。ですから、正しい食物を適量で食するようにし、健康を損なうようなアルコール飲料を避けるべきです。50歳を過ぎたら食事の量は徐々に減らしていくのが良いのです。

… サティヤサイババ ご講話,   1994年1月21日

 

ハートの純粋さによって驚くべき仕事が達成されます。純粋なハートとともに始められた仕事は成功が約束されています。愛と犠牲で満たされた仕事にはお金が流れ込んできます。

…サティヤサイババ ご講話 1994年9月21日,

 http://www.sssbpt.info/ssspeaks/volume27/sss27-03.pdf

 

お知らせ

 フランス ツール: アシスタント実践者ワークショップ、2015年6月20-21日, 連絡先:ダニエル [email protected]

  米国ワイオミング州、シェパーズタウン : アシスタント波動薬実践者ワークショップ 2015年7月17-19日及び 9月11-13日、シニア波動薬実践者ワークショップ 2015年9月18-20日 連絡先:スーザン[email protected].

  インド、アナンタプール州 プッタパルティ : アシスタント波動薬実践者ワークショップ 2015年7月23-26日 連絡先:ヘム[email protected]

  英国 ロンドン: リフレシュ・セミナー2015年10月4日 コンヴェントリ:「気づき」セミナー 2015年7月12日 連絡先:ジェラム [email protected]   Tel)020-8551 3979 

 インド、プネ、マハ:: リフレッシュ&ジュニア波動薬実践者ワークショップ 2015年10月10-11日, 連絡先 パドマ: [email protected]

 イタリア、パドュア ヴェニス  : シニア実践者ワークショップ、2015年10月16-18日, 連絡先: モノリス [email protected]

 

さらに

2014年5月18日、英国エセックス郡イルフォードで行われた年次リフレッシャーコースからの抜粋です

1.0 出席者: 実践者25名、来賓3名、アガルヴァル博士

まず、アガルヴァル博士によって、実践者02822に英国のコーディネーターとしてまた2014年1月のサイ波動薬第1回国際会議開催にあたっての多大な貢献と努力に感謝の意が示されました。

1.1       108 のコンボボックス

コンボボックスは2年毎に再チャージをしなければなりません。時間の経過と共に波動が中和されてしまうからです。電磁波はコンボの効果に影響を与えます。高圧線や地下敷説電気回線、携帯電話、(最もよく見られるものとして)送信(発信)器に注意しなければなりません。周波数が高ければ、高いほど悪い影響があります。Wi-Fiは夜は切るようにしましょう。特に、ルーターやモデムが寝室にある場合にはなおさらです。

1.2      チャクラ

  • 私達の臓器の健康はチャクラ(7つの主要なチャクラ+2つの準主要チャクラ+身体全体にある300のチャクラ)に依存しています。
  • チャクラは臓器を健康に保つため、またバランスをとるためにエネルギーを受け取ります。チャクラが詰まっていたりバランスが崩れていたりすると、エーテル体に起因する病気が生じ、それが肉体の器官に現れてきます。チャクラには色がついていて、チャクラを見ることのできる人はその人の抱えている問題がわかります。この能力を身に着けることは波動薬の実践に役立つことでしょう。

マインドが病気の根本原因です。このことに関してスワミはごく簡単に「良いものを見、良いことをし、良き存在となりなさい」と、おっしゃっています。純粋なマインドは病気を遠ざけます。

私達の中に7つの敵、すなわち、嫉妬・怒り・憎しみ・貪欲・悪意・プライド・欲情があります。

スワミは、その教えの中で極めて平易にこれらを克服する方法をお話されています。それは、一つの敵(性向)を制御しなさい、残りは私が面倒を見ます、というものです。カリユガの時代、私達が何をしようとも、ある時点では病気は避けられません。

  • 私達は「黄金の時代」に向かっていると言われています。中には既にその時代が到来している人もいます。周りの全てが肯定的 になった時それは訪れます。

1.3      想念

  • 思いは健康と病気のどちらかを左右する基礎的要素です。健康は精妙なエネルギーに依存しています。
  • 思いは否定的な波動を創り出すことができ、それは、エネルギーが流れる基礎的構築物のようなものです。否定的な思いを持つとすぐにそれは世界へと送られ、それを止めることは難しくなります。
  • 私達は常に肯定的な思いを創り出すべきで、そのためには、赦しが最も大切です。アガルヴァル博士は、私達はみな自分自身を傷つけた人を持っている、と述べています。博士は、全ての人にそのような状況を考え、肯定的にその人の行動は赦されたと宣言し、その人に愛を送るよう要請しています。その人に愛を送ることによって、否定的な面を覆すことになります。数日のうちに、その反応が返ってくることと思いますが、そうした個々の反応について、アガルヴァル博士にメールをお送りください。博士のコメントをご紹介します:フィードバックは大変素晴らしいもので、実践者のみなさんはこのプロセスの成果を実感していました。ある実践者は、自身の人生が180度変わった、とまで言っています。
  • 「人を赦せば、あなた自身が赦されます」、傷つけられたことを忘れてしまえば、あなた自身が赦されるのです。行為は神の意志によるものであり、人の意志はそれほど強力ではないということを忘れないでください。
  • 他人をコントロールしたり変えたりするために私達はこの地上にいるのではありません。変えられるのは私達自身です。神の意志が反映することを神に祈りましょう。変えなくてはならないのは私達の視点・姿勢です。

  • 「私達のハートは一人掛けのソファで、それは神だけのために予約されています」

  •  良い、前向きな思いを持つようにしましょう。

  • 究極の目的は、病気を治療するための処置をとることではなく、病気を防ぐための事前の措置をとることです。

1.4    波動薬に影響を及ぼす思いの力

患者さんの中には、レメディの効果が初期に限定されその後は効かない、と感じている方々がいます。その背景には以下のようなことが考えらます:                                                                                                          

  • 人々が波動薬に早期の治癒を求めていること、しばしば、波動薬は「魔法の粒」として見なされてしまいます。
  • 治癒にかかる時間については次のことが考慮されなければなりません:どのくらい長く他の治療法を受けていたか?慢性の病気は習慣、もしくは身体に深く根を張っている大木のようなもので、チャクラのバランスが崩れています。そうした背景がありながら、人は非現実的な期待、例えば5日間で完治する、などと言った期待を持ってやってきます。それが失望の原因です。
  • 患者さんが規則や注意に従わない時
  • 患者さんの思いが回復を阻害することがあります。往々にして人はせっかちで、(すぐに結果が出なけば)回復に向かっていないと考えます。そう思うことで、その思いが障害となります。そのような場合には、治療により長い時間がかかることになります。
  • もし、強固な信念を持ち合わせていたならば、それは肯定的なオーラとエネルギーを醸しだし、治癒は早急に生じることでしょう。

初見の患者さんに対する対応の仕方、キーポイント:

  • 多くを語る必要はありません。波動薬について手短に話します。波動薬はシンプルなメソッドであること、副作用がないこと、無料であること、化学薬品を使っていないこと、神の恩寵に基づくものであること、などです。
  • 自身の症状に関連する記事に関心があるようであれば、ウエッブサイト(www.vibrionics.org or news.vibrionics.org)を見て過去の波動薬通信を読むように勧めます。
  • 症状について記録を取ります。まずは最も古い病歴から確認します。また心の交流を良い状態に保ちます。決してあなた自身を医師として見做さないようにします。
  • 治癒の起こる時期については言及を避けます。全ては神次第です。実際に治癒を生じさせるのはレメディではなく、神です。患者さんには、「辛抱強くあってください。癒しが起こるためには忍耐が大切です」と話してください。
  • 好転症状について適切な説明をします。
  • 最後のまとめとして、波動は私達の日常生活に影響を与えること、否定的想念はチャクラを乱し、チャクラの乱れが関連する器官に影響を与え、病気を引き起こすこと、建設的な想念を持つことでゆっくりと変化が生じること、などです。

1.5 質問

1.5.1 質問: 例えば、結婚式の宴会で、アルコールや非菜食の食事が出され、人々が歓びの中で踊るなど、自らになじまない状況に置かれた時には、どうすべきでしょうか?

 回答: [何の表示がなければアガルバル博士が回答を行っています] 他人の欲することを私達は受け入れる必要があり、またそうした人々に愛を送るべきです。他人を変えることはできません。私達ができることは自分自身を変え、人々のお手本となることです。

1.5.2 質問: 患者さんの中には、レメディは最初は効果があるもののその後はあまり効かないようだ、と感じる人がいます。こうしたコメントを受けるのはなぜでしょうか?またどのように対処したらよいでしょうか?

回答: 要点として、人は結果をすぐに求めるということです。人はレメディが魔法の粒であると考える傾向にあります。例えば、20年間背中の痛みを患っていた方が波動薬の治療を紹介されたとします。彼はおそらくそれまでに多くの様々な治療法や薬を試したものの、効果がありませんでした。こうした背景では早急な治癒を期待する理由はありません。もし、症状の初期段階で波動薬の処方を受けていれば、治療は容易であったでしょう。しかし、20年以上もその症状が深く根付いた状況では治療はずっと困難になります。小さな苗木であった時に比べ、大きく育った木を根こそぎにすることと同じように、尋常でない努力が必要となります。

  • 患者さんが指示に従っている場合に、考えられる他の理由としては患者さんの想念です。「私は良くなっていない」という思いは否定的なエネルギーを生み出し、癒しにとっての障壁となります。それゆえ、レメディが効果を発揮するのに時間がより多くかかるかもしれません。
  • 実践者と患者さんが共に肯定的な思いを持つなら、適切なエネルギーが喚起され、癒しのプロセスが速められることになります。
  • 波動薬について患者さんに話す時には注意を必要とします。少しの時間を取りながら短めに話を切り上げます。治療システムについて多くの詳細を話す必要はありませんが、専門家としての自覚を持ってください(医師としてではなく専門知識を有する奉仕者として)。
  • 医師から処方されている薬や治療と併用が可能であることを伝えてください。そしてまた、波動薬には、化学成分や麻薬などが一切含まれていないこと、副作用がないことも話してください(好転反応はありますが)。ウエッブサイト上の波動薬通信や類似の症状の処方例などを参考にすることも伝えてください。
  • いつまでに治癒されるかについては、我々自身が知りえることではないので、言及しません。治癒の時期については多くの要素、当該症状の発症期間、患者さんの年齢・生活習慣・生活環境などが関わってきます。ある処方例では、15年間続いた症状が1回の服用で完治したり、また別の例では、ずっと長くかかったりするケースもあります。全ては神次第です。レメディの効果が表れるまで、忍耐強くなければなりません。
  • 急性の症状についてはそれほど問題とはなりません。短期間に解決されることが多いからです。慢性の症状は通常、治療はより長くかかり、患者さんの側での忍耐力が必要とされます。
  • 患者さんとの最初の会合の際に肯定的な雰囲気を作り出すことが重要です。

1.5.3  質問: 当初の症状よりもさらに多くの問題が噴出する好転反応に苦しむ患者さんについてはいかがでしょうか?

回答: 好転反応は、病気(の波動)が身体に浸透して、他のチャクラや器官に影響を与え,それが異なった症状を引き起こす時に起こります。好転反応の起こる前の潜在的な状況は患者さん自身認識していないか関心の外にあるかもしれません。それゆえ、患者さんはそのことを口にすることはありません。

同じ例えを用いるのならば、大きく成長した大木が引き抜かれながらも、根っこ(病気)が地中(身体)に残ってしまう場合です。好転反応は波動薬による反応ではなく、(身体の)自発的な働きです。好転反応は肯定的な働きであり、毒素が身体から排泄されるプロセスです。患者さんを勇気づけてください。好転反応の種類によって服用量を調節する必要があるかもしれません。

1.5.4 質問: 複数の症状が併発し、肉体的にも精神的にも厳しい状況にある患者さんで、対症療法の様々な種類の薬を服用して副作用を患っている場合、どのように対応すればよいでしょうか?

回答: 精神的な病を制御する薬のほとんどは副作用を引き起こします。これに対しては、特定のレメディ(ノーソード)を準備する必要があります。ノーソードの処方に関しては、シニア実践者に連絡してください。まず初めに、薬の副作用に対処するため、シニア実践者に、当該薬のサンプルを渡す必要があります。患者さんは対症療法の薬の服用を継続しなければなりません。

以上の方法とは異なり、 CC17.2 Cleansingを用いて治療を始めることもできます。その際には、患者さんは大量の水を飲む必要があります。この方法では好転反応の可能性について注意を促してください。

このレメディの服用を始めてから患者さんが身体の痛みを訴えていないかどうか気をつけてください。痛みがある場合には好転反応である可能性があります。好転反応の生じる可能性について患者さんと良く話をしておいてください。

1.5.5  質問:  慢性の痛風を患っていた50歳男性のケースで、波動薬を服用して好転反応が立て続けに起こり症状が悪化していたのですが、対症療法の薬の服用で症状が緩和されたように見えることがありました。この方は痛風を15年間患っていて、特別な食事制限も課されていました。厳しい好転反応を嫌がって波動薬は断続的にしか服用しませんでした。

回答: 好転反応への怖れを抱いていたために、患者さんはおそらく精神的な障壁を築いてしまったのかもしれません。怖れは愛とは逆のエネルギーです。レメディを有効に活用されるためには(霊性のレベルでのワークを通じて)この怖れを克服することが必要となるかもしれません。

1.5.6 質問: 一つのボトルに何種類のレメディを入れることができますか?

 回答: 上限はありませんが、新しく実践者になられた方は以下の原則に従ってください:

急性の症状だけの場合、症状は基本的には短期間に留まるため、全てのレメディを一緒にしてかまいません。慢性の症状の場合、訓練の一環として、それぞれの症状に一つ一つ対応し、好転反応が生じた際には、どのレメディによるものかを特定できるようにします。

多くのレメディを混合する場合には、砂糖粒がアルコール原液に浸り過ぎないようにします。

1.5.7  質問: 同時にいくつの症状に対応できますか?

 回答:もし、症状が同じ範疇のものであるなら、同時にそれらに対処することができます。一方、それぞれの症状に関連がない時には、例えば―目の病気と関節炎など―、患者さんはおそらく対症療法の薬として、目に対するものを受け取っているはずですが、関節炎に関しては一時的な痛み止め以外には特別なものは手にしていないでしょう。このような場合には、関節炎のみに対処して目に関するものは加えないようにします。患者さんの症状に関して、優先順位を設けることが最重要な点です。もちろん、同時に処方しても構わないのですが、治癒が前者に比べて遅くなるでしょう。私達には自然治癒力というものがあります。一つの問題に集中してみましょう。関節炎のケースでは、痛みがどれほど酷いかを見極め、他の症状とともに処置すべきかを決めていきます。

1.5.8  質問: もし、治療に際しての患者さんの信頼を確立することを重要視するなら、初めに、症状(痛み)を取り除いたうえで、その原因に取り掛かるという順序かと思いますが、これでは時間がかかってしまいませんか?

回答: もし、痛みが耐えられるほどであるなら、最初から原因に対応します。ただ、好転反応が厳しくなるかもしれません。患者さんの年齢も考慮して本人にとって最も良い方向で対応してください。浄化のレメディは好転反応を引き起こす可能性がありますので、毎日、規則的にチェックする必要があります。

優秀な実践者は、患者さんに対して好転反応の起こり得ることを説明し、患者さんの心の準備を怠らないようにしているので、患者さんからは好転反応に対する不満や苦情が表明されることがありません。

好転反応に対するホメオパシーの用語は「癒しの危機」というものですが、否定的な響きがあるので、私達は用いていません。

1.5.9  質問: 教本には、皮膚への外用薬としてワセリンを媒体として用いることが可能とされていますが、コンボをどのようにワセリンに混合したらよいでしょうか?

 回答: 皮膚の治療には2重の処方をするのが最良です。レメディを軟膏あるいは水に含めて直接皮膚に湿布することと経口からの服用です。

  • ワセリンとの混合の仕方について:ワセリンにレメディの原液を一滴たらし、非金属製の撹拌棒を使って3分間十分に混ぜ合わせます。この作業をさらに2回繰り返します。この一連の作業でおよそ、10分間が経過していることになりますが、これで十分です。ワセリンはこの時点で色が変わっているでしょう。香水のついたワセリンを用いないようにし、自然の無香料のワセリンだけを使います。

   エキストラ・ヴァージン・オイルはこれまで長年推奨されてきましたが、最近になって、ココナ       ッツオイルの方がさらに優れている可能性に気づきました。冷却圧縮による有機栽培の一番搾り    ココナッツオイルが最良です。ココナッツオイルがコレステロール値を下げる助けにもなります。

  • 波動薬外用薬を肌に付ける際には、患者さんの手で行っていただいて結構です。
  • 水との混合の仕方ですが、200mlの水にレメディの原液を1滴たらして、綿棒もしくは患者さんの手で患部につけてください。

1.6.0  質問: 60歳を過ぎた方々の多くは、お腹が緩くなる症状のためになかなか家から出ることができないでいます。これに対するレメディはありますでしょうか?過去数か月、7名の高齢の方からこの件での波動薬治療を依頼されました。「外出をするときは、帰宅を早めなくてはならないのです。下痢の症状で、トイレを探したり大人用おむつを着用しなくてはならないなど、煩雑なことが多くあります」と彼らは話します。こうした状況を背景に、彼らの自尊心は低くなってしまい、社会に出て行くことが億劫になり、家に留まるようになってしまいます。

回答: アガルヴァル博士の助言としては、筋肉のレメディ NM7 CB7 (サイラムヒーリングマシーンを使って処方)を用いて、必要な筋肉部分を強化すること、もしくは、コンボでの次の処方となります。

CC4.6 Diarrhoea +  CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC204 Muscles & Supportive tissue.

回答: ある医師によると、こうした症状は60歳から70歳の年齢層に生じるとのことです。彼の助言としては、初期症状の際には、患者さんには、朝晩、必要な筋肉(括約筋)を引き締めと緩める運動を9回づつ行うことです。さらには、外出時には常に18回行うようにし、外出前には、腸を刺激してしまうので飲食を控えること大切になります。同様に、尿道における筋肉も同時に行うことができ、これにより、失禁の症状を克服することができるでしょう。指圧やカパルバティ・ヨガによっても効果があるでしょう。

1.6.1 質問:肥満に対するレメディはありますでしょうか?全てのケースで甲状腺機能低下症が見られるわけではないので、 CC6.2 Hypothyroidを処方することはできないでいます。この点について御説明をお願いいたします。

回答: この症状に対するコンボは CC6.2 Hypothyroid + CC15.4 Eating disordersです。この処方で本件に関わる症状はカバーされます。体重を減らすには、患者さんは精神的な面に働きかけて、適切な心構えを持つようにしなくてはなりません。鏡の前に立って、体重を減らすために何かをしなければならないことを決意しなくてはなりません。生活習慣に対する教育が大切です。肥満の方は低い自尊心を持つ傾向にあります。健全な食生活と運動について患者さんに伝え示すことは私達の義務です。食事の30分前に水を飲み、最初の食事はサラダからにすることを勧めてください。食事は意識して時間をかけてよく噛むようにします。アユールベーダによれば1口に32回噛むこととされています。

1.6.2 質問: 手根管症候群のコンボとしてCC20.3 Arthritisがあります。手根管症候群とは、手首の手のひら側にある骨と靭帯に囲まれた手根管というトンネルのなかを、正中神経と9本の指を曲げる筋肉の腱がとおっています。このトンネルのなかで神経が慢性的な圧迫を受けて、しびれや痛み、運動障害を起こす病気です。手根管症候群に対するレメディが正中神経への圧迫を和らげるのはどのようにしてでしょうか?

回答:  手首には9つの骨があります。波動によって関連するチャクラのバランスが整えられます。それにより神経への圧迫がとれ、問題が無くなります。同様に、CC20.5 Spine もまた、椎間板ヘルニアの症状に対しても効果があり、通常、対症療法からの観点からは仰向けに横になることが良いとされていますが、レメディはたったの1粒でもこの症状を改善したとの報告がなされています。これは神の御業でしょう。

1.6.3 質問: 副甲状腺機能亢進症に対するレメディは何ですか?この病気は血液中のカルシウム濃度を必要以上に高くするために、さまざまな症状を引き起こします。

回答: SR517 Parathyroidが該当しますがCC6.1 Hyperthyroidの中に含まれています。しかしながら、よりより方法は、実際に患者さんの血液からノーソードを準備することです。患者さんの心に働きかけてください。患者さんとともに座り、症状について時間をかけて話し合ってください。神に祈りましょう。

ハワイに古来より伝わる、ホ・オポノポノと呼ばれる教えに従うのも良いでしょう。その内容とは、1.ごめんなさい、2.愛しています。3.赦して下さい、4.ありがとう(ございます)の4つを繰り返すというものです。ハートの中に、あなたが傷つけてしまったと思う人、もしくは、あなたが怒りを感じている人、敵、あなたを傷つけた人をイメージして、唱えるのです。(声に出しても出さなくてもOKです)

1.6.4  質問:39歳男性の難しいケースに携わっています。彼自身何の病気もないと考えていますが、心配している母親によって紹介されました。本人は会話中このことについてずっとはぐらかせて話題を避けるのです。

回答: 患者さんは精神的な病を潜在的に有しているのかもしれないので、CC15.2 Psychiatric disorders を長期間にわたって服用すべきです。CC18.1 Brain disabilitiesを加えても良いかもしれません

コメント:母親がこの症状の原因になっている可能性もあります。その場合には、レメディによっては効果がないかもしれません。妊娠中の女性は胎児に対する影響を考え、自らの思いを見つめる 必要があります。

回答: [アガルヴァル博士による回答]  ババは病気の源は心の在り方にあると言われました。このことは1970年代の米国で、心と身体の研究調査を行ったスワミラーマによって、明確に裏付けられています。

スワミラーマは米国のスタンフォード大学の満員の講堂で、このことを示しました。観客の中からのボランティアの手の体温を10度の差を創りだしました。彼はまた、10秒間で、ゴルフボールの大きさの包嚢を創り出したかと思うと、それを消し去ったりもしました。ここでのポイントは私達はみな繋がっていて、全ては一つである、ということです。

一日中、私達は思いを抱いています。その多くが否定的なものです。その思いを止めようとするのではなく、積極的な思いと置き換えるようにしましょう。

1.6.5 質問: 患者さんのノーソードのサンプルを保管する通常の方法とはどんなものですか?

回答: もし、ノーソードが砂糖粒の形で処方されるなら、それは半年間、効能を保つことが可能です。別の容器に数粒をとっておき、それらを半年毎に更新し続けます。患者さんがこうしたサンプルのレメディを保持していることが望ましいです。

1.7.  アガルヴァル博士からの助言:

  • 200mlの水を媒体にレメディを作成し、5mlの服用量で処方したとしても、7日ごとに、容器を洗浄してから水を取り換えるべきです。患者さんには、レメディ水の様子をよくチェックするよう伝えてください。水が曇ったり、色が変わったりしていないかを確認して、もしそうであれば、4,5日で水を替えるようにします。
  • コンボの容器から直接レメディ原液を患者さんの舌下に垂らさないことが推奨されます。
  • 目と耳の症状については、点眼・点耳液を作成することもできます。目に関しては蒸留水200mlを作成し、(通常30ml)の点眼・点耳容器に移し替えます。もし必要であれば、残りは処分してもかまいません。
  • 容器は熱湯で洗い、そのまま乾燥するだけで十分です。洗剤は使わないようにします。
  • 波動薬実践者全員が常に、緊急用波動薬キットを携帯するようにしてください。アガルヴァル博士は全ての実践者がいつも9つのコンボを携帯すべきことを強調されています(内容については、2011年版テキスト「108のコモンコンボ」2ページ目、ウエルネスキットを参照してください。
  • (注意:ワークショップで扱われた特殊処方例については2015年6月7月の波動薬通信で発表いたします。)