Vol 1 号 1
September 2010
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アガルヴァル博士の研究デスクより(
サイ波動薬実践者の皆様
こちらにEメールアドレスを登録させていただいている全ての治癒者の皆様に第一号のニュースレターをお送りいたします。このニュースレターにより、世界中に点在する治癒者のみなさんがお互いの絆を強め、継続的に有益な情報・知識・励まし、そして愛を分かち合う機会を共有することができればと思っています。そして、波動薬の奉仕活動を行う上での提案やアイデア、教訓が発信され、健康や生活様式に関わる有益な情報が共有され御質問にお答えする有用な場となることも期待されています。また、みなさんの実際の臨床の現場で役立つような最近の治療の結果を分かち合いたいと思います。それによりさらに奉仕活動への関心やスワミとのつながりが深まることになればありがたいです。
当レターの発行頻度はみなさまからの情報や回答により決定されます。実際のところ、このニュースレターはみなさんが主体となって運営されるものです。ですから、みなさんからの、(人・動物・植物)についての臨床治療例の詳細や、みなさんが参加された波動薬の奉仕活動(キャンプ・クリニックなど)についての情報を心待ちにしています。治癒、あるいは、波動薬を処方する上での様々な疑問がありましたら、また、他の実践者の方と分かち合えるようなニュースや情報がありましたら、HYPERLINK "mailto:[email protected]"[email protected]に御一報ください。
さしあたって、この新しい試みがみなさんにとって役立ち、関心を喚起するようなものであることを望んでいます。みなさんからの御意見や御感想などのフィードバックにより、当レターに携わるボランティアの方々が熱意をもって成功裏にこのプロジェクトを継続させていくことが期待されています。
サイの奉仕の中で
アガルヴァル・ジット
肺血栓塞栓症の事例 Missing...India
1.肺血栓塞栓症の事例
31歳の女性が、血栓により肺動脈の血液の流れが滞る症状に見舞われました。そのため
、呼吸が停止し、身体的活動が何もできない状況でした。救急治療のため病院に運ばれ、
医師の診断により手術が必要でしたが、その家族には手術代を支払う金銭的余裕がありま
せんでした。絶望的な状況の中で、波動薬の実践者に連絡をとったところ、すぐに以下の
レメディが処方されました。
CC2.3腫瘍・病的増殖+ CC3.1心臓活性化 + CC19.3 喘息 +CC19.4 喘息(救急)
一か月以内にこの女性は完全に良くなりました。担当医はX線血管造影写真を見て、静脈
・動脈ともにきれいな状態であることに驚きを隠しきれませんでした。血栓は跡形もなく
消えていたのです。
骨髄腫の完治 Missing...India
51歳の男性が医師に骨髄ガンと診断されました。彼はまた、一年間完全に寝たきりの状
態で、肩の関節骨折も患っていました。医師によれば回復の見込みは全くない状況の中、
波動薬実践者のもとで次のレメディの服用が始められました。
CC2.1 癌+CC2.2癌の痛み+CC2.3腫瘍・病的増殖+CC12.1活性化(成人)+CC20.2骨格の痛み
+CC20.3関節炎+CC20.4筋肉・支持細胞+CC20.5背骨+CC20.6骨粗しょう症+CC20.7骨折
一週間経たないうちに、彼の容態は改善し始めました。一年間の寝たきりであったにもか
かわらず、15日目にはベッドから起きて歩けるようになりました。数か月後、彼は職場
に復帰し、mBAND分析によっても癌の症状は認められませんでした。
喉頭麻痺 Missing...India
54歳の男性が麻痺性の発作に見舞われ、言語喪失と喉頭麻痺に陥りました。彼は糖尿病
ではなかったものの、医師は高血圧から来る症状の疑いがあるとの所見でした。胃に直接
管を通しての食事摂取も行われました。彼の息子さんが波動薬実践者と知り合い、次のレ
メディを受け取りました。
CC18.1脳・記憶活性+CC18.4発作+CC19.7喉
息子さんが父親の口にレメディを入れ、3日間の服用の後、その父親は食物が飲み込める
ようになり、また話すことすらも可能となりました。患者さんは現在まだ若干の記憶喪失
を患っていますが、引き続き波動薬を服用しながら、身体のリハビリ療法とともに完全な
回復を目指しています。
肝臓癌患者の治療 Missing...India
67歳の女性が肝臓癌およびその合併症(腹部に水が溜まる等)と診断され、そのため、
腹部からは常に水を抜かなければならない状態が続いていました。膝には浮腫みが、また
胆嚢の肥大も所見されました。彼女は糖尿病・高血圧、および便秘・不眠症にも悩まされ
ていました。医師からは3カ月の余命と宣告されていましたが、波動薬実践者より次のレ
メディを受け取り、服用し始めました。
CC2.1 癌+CC2.2癌の痛み+CC2.3腫瘍・病的増殖+CC4.2肝臓・胆嚢活性+CC6.3糖尿病+CC12.1
活性+CC19.3喘息+CC19.4喘息(救急) +CC20.3 関節炎+CC20.6骨粗そう症
上記レメディ服用後、一週間で逆症療法(医師から)の薬をほとんど手放すことができ
、9カ月後、彼女の健康は改善し、胸膜滲出がおさまり、血糖値も通常の範囲に戻りまし
た。かつては寝たきり状態であった女性が、その後は日常的な活動にも支障をきたすこと
がなくなりました。医師からの余命3カ月の診断の後、彼女は2年間の活動的な人生を生
き、平安の中で息を引き取りました。
質問コーナー
質問:現在、何名の波動薬実践者がいますか?
回答:81カ国で4000人以上の実践者がいます。
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質問:慢性の患者さんの治療中、その方がインフルエンザにかかってしまいました。急性のイ
ンフルエンザを先に治療する間、慢性の症状に対する治療は一時的にストップすべきでしょう
か?
回答:急性の症状の治療のため、慢性治療のレメディ服用を一日か二日止めることで、急性の
治癒プロセスが早まる可能性があります。しかし、数日間の急性の症状に対するレメディの服
用と同時に慢性の治療をそのまま続けても構わないのです。患者さんの中にはそちらを好む人
もいます。
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質問:「カルマ」に係るように見える病状に関してどのようなレメディの処方を行えばよいで
しょうか?
回答:患者さんとは、その病状に関してカルマについての議論をすることはあまり好ましいこ
とではありません。カルマに関することは当該患者さんと神との間の専任事項として放ってお
きなさい。私たちにできることはカルマについて判断することではなく、愛を持って患者さん
の治療奉仕にベストを尽くすことです。従って、通常の処方をしてください。
治癒者の中の治癒者である神からの御言葉集
食事の中庸を心がけ、長寿を全うしなさい。このことは過去の預言者によって幾世紀にも亘っ
て与えられてきた教えです。しかし、この教えが顧みられることはめったにありません。人は
沢山の食物で体を一杯にして、食卓から立ちあがることすら困難なほどです。こってりとした
美食によって消化システムを蝕みながら、裕福な人々は高価な食事会を催すことを誇りにして
います。健康こそが最大の資産であることを知る人は、サトヴィック(清浄)な食物のみを摂
ることに最大限の注意を払います。
(サティア サイババ、サティアサイスピークスXI)
人は3つのフォース(力・エネルギー)の組み合わせによって機能しています。すなわち、放
射(魂)、振動(マインド)、物質(肉体)です。物質はプラクリティという物質原理の顕れ
です。プラナシャクティ(生命エネルギー)がそれを振動させ、英知のシャクティが振動を方
向付けます。それが意識(気づき)と呼ばれるものです。従って、人は意識・生命エネルギ
ー・物質の3つの組み合わせからなっています。このことを理解せずに、人は、肉体のみが全
能であると思いこみ、肉体だけを常に気にかけているのです。
みなさんが御存じのとおり、アメリカ合衆国は食物の不足の見られない豊かな国であると考え
られています。人々はよく食べ、物質的快楽を楽しんでいます。過剰な食物が消費され贅沢な
暮しが営まれていますが、心臓病による死亡例は他の国よりも多いのです。
スウェーデンは欧州にある非常に豊かな国で、政府もまた国民の福祉に注力し、あらゆる快適
さを供給しています。そうした繁栄にもかかわらず、自殺者はどの国よりも多く、離婚件数も
多数に上っています。これらの原因は何でしょうか? 原因は明らかに、肉体的、物質的なケ
アの欠如ではなく、霊的な理解が欠けていることに在ります。人は自らを、一時的でいつかは
朽ち果てる肉体と同一視し、永遠で普遍的な「内なる真の自己」を理解せず、不自然な生活を
営んでいます。
(サティア サイババ、サティアサイスピークスXXVI)
人と社会との関係はミツバチと花との関係に例えられます。子が母親の母乳で滋養され、ミツ
バチが花の蜜から栄養を得ているのと同じように、人は大自然からの恵みを享受する存在です
。太古の昔から人は否定的な考えに蝕まれてきました。おとぎ話にも、金の卵を産むにわとり
の話があります。ある貪欲な男がにわとりの中にある(と思って)金の卵をひとまとめに取ろ
うとしてついにはにわとりを殺してしまうお話です。これと同じような愚かな行為が科学者に
よって無制限に行われています。大自然からの贈り物を際限なく搾取し破滅的な不均衡を招い
て、地震などの惨禍を引き起こし、危機的な状況に人類を追い込んでいるのです。非難すべき
対象は科学そのものではなく、識別心なく科学を実際に応用する人々です。彼らは熟慮や慎重
さを欠き、天然資源の行き過ぎた消費の影響を深く考察すことがありません。
(サティア サイババ、サティアサイスピークスXXVI)
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健康に関するアドバイス
しかも
健康に関するアドバイス
食事の最中に冷たい飲み物を飲んでいませんか?食中・食後の冷たい水やジュースは快適なものかもしれませんが、身体的にはかなりの負担をかけることになります。冷えた液体は胃の中の脂っこい食物を凝固させ、消化を遅らせます。この「活性汚泥」が胃液に反応するやいなや、それは分解され、他の固形物よりも早く、腸によって吸収されます。さらにその吸収された「活性汚泥」は急速に腸を膨らませ、脂肪となって癌にもなりうるのです。食中・食後は温かいスープや白湯を飲むのが良いでしょう。中国や日本ではそれが習慣になっています。他の国々でもこのことを見習う時期が来ています。
心臓発作に関する重要事項:心臓発作がおしなべて左腕の痛みにつながるものではないことに注意してください。最初の発作の最中には胸の痛みは全く感じられないかもしれません。吐き気とひどい発汗が通常所見されます。下あごの輪郭部分の激しい痛みに注意してください。就寝中、心臓発作が起きても60%の人は目を覚ましません。あごの痛みによって熟睡から目覚めることがあります。このことに留意してください。有益な知識が増えれば増えるほど、生存の確率も増してきます。
スワミが波動薬チームのケーキを祝福されました
2010年7月25日、グルプルーニマ祭
3年連続して、グルプルーニマの吉祥の日に、神の化身であられるバガヴァン・シュリ・サティア・サイババ様の蓮華の御足にケーキとプラサーダムを御捧げするという黄金の機会が与えられ、波動薬に携わる実践者チーム全体に溢れんばかりの祝福が注がれました。
7月上旬に、日本からの波動薬チームがパルティに到着し、グルプルーニマのための準備が始められました。地元のボランティアの皆様の協力も得られ、15000ものプラサードが作製され袋詰めが行われました。また、ギリシャのチームによって、サイ波動薬実践者全体のケーキが見事に用意されました。グルプルーニマの前日、スワミが、サイクルワントホールの全ての人に当日このプラサードをお配りするように、との指示が出た時、チーム内にはこの上ない喜びの声が上がりました。
翌、グルプルーニマ当日、午後のダルシャンのみ、スワミはお住まいのヤジュールマンディールからお出でになりました。スワミが入場されホールを進む中、サイの学生と帰依者による美しいグルバジャンが響き渡りました。スワミがベランダに近づき進まれると、波動薬チームはささやかな一輪のバラをお捧げしました。献花の祝福の後、花の形をした蝋燭(イタリア人実践者によって作製)にスワミは燈火され、美しい笑みをたたえられながら、スワミはケーキをカットされました。グルプルーニマ祭の音楽プログラムが終了すると、スワミはさらにプラサードを祝福して下さいました。さらに歓喜あふれることには、スワミが自らの手でプラサードを当該アーティストのみなさんに渡してくださったことでした。
波動薬処方の成功の秘訣
患者さんからの波動薬への反応はおおむね良好なのですが、時折、困惑する事態に出会うことがあります。同一の症状を訴える患者さんのケースであっても(複数の実践者によって処方された)同種のレメディへの反応が異なるのです。また、ある実践者によるレメディの処方が別の実践者による処方よりも効果が認められるといった事例も見られます。これには、様々な要因が考えられますが、その中でも筆頭に挙げられるものは確信(信念)の度合いです。すなわち、実践者が一つ一つのレメディの癒しの力、あるいは、最愛の主が108の全てのコンボに注いでくださった神性シャクティを確信しているかどうかということです。セヴァの一手段としてこの波動薬が私たちに祝福され与えられた当初から、スワミは(肉体としての御姿で、)この波動薬システムにずっと恩寵を注がれてこられました。同時にスワミは、治癒の背後にあるのは主の力であること、したがって我々実践者は主の道具に過ぎないことを事ある毎に確認させてくださいました。スワミこそが治癒者であり、スワミの手によって108のコンボが生まれたのです。ですからスワミのみがその処方の導き手です。全ての実践者がつねに同胞に手を差し伸べるための用意があり、スワミの意思と慈愛が流れる導管であるという確信を持たなくてはなりません。このことと同じように大切なことは、患者さんに、自分は確実に治るのだ、という信念を持ってもらうように働きかけることです。かつて、イエス様が、治癒を懇願する人に対して、“さあ行きなさい、あなたの信念によってあなたはすでに完治したのだから”、と諭されたようにです。治癒者と患者双方にこのような信念がある時、不可能なことはありません。
治癒の過程において、次に最も強力な要因は愛です。信念を持った治癒者が特定のレメディを処方する時、治癒者のハートは愛と慈悲によって満たされていなければなりません。スワミ御自身が数多くの御講話の中で繰り返し説かれていることは、治癒者が愛を持って接することで、癒しのプロセスが加速されるということです。実際のところ、処方されるレメディよりも、この愛の方が癒しという点においてより多くの効力が認められ得るのです。治癒者一人一人が患者さんに愛の祈りを捧げるべきです。利己的あるいは尊大な思いを少しも持つことなく純粋な愛を放射するよう最大限の努力をしなければなりません。
三番目の要因は信頼です。患者さんにとって最適のレメディが神によって与えられるのだという信頼を実践者は持たなければなりません。患者さんによっては与えられたコンボで良好な結果が出ているケースもあれば、また、レメディの完全な効力が感じられない患者さんもおられるかもしれません。我々人間としての実践者の目に入るものは、患者さんの肉体レベル上での症状とその治癒に限定されてしまいます。我々のできることは主を信頼し、患者さんに最も必要なものが与えられると信じることです。さらにはその治癒が完全なものであること、肉体レベルのみならず、心や精神においても完治されることを信じることです。
スワミはいつもおっしゃいます。「最善の仕事をしなさい。そして、あとのことは私に任せなさい」と。私たちがすべきことは、スワミから託されたこのかけがえのないセヴァに確信と愛と信頼をもって全力を尽くし、結果はスワミに全託することです。