サイ波動薬通信

" 病める人、打ちしおれた人、落胆した人、疾患に苦しむ人がいれば、まさにそこにあなたの奉仕の場があります " Sri Sathya Sai Baba
Hands Reaching Out

Vol 2 号 4
July 2011
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アガルヴァル博士の研究デスクより

サイ波動薬実践者の皆様

バガヴァンシュリサティアサイババ様は肉体の衣を脱がれましたが、霊性の道を目指す我々への慈愛は何ら変わることはありません。スワミは、何年もの間繰り返し、「カリユガ期において奉仕は霊的規律の最上の形である。」と教示されておられます。「人を勇気づけ、慰め、助け、奉仕するために、あなたの手を捧げることがあるなら、それはすなわち、神へ捧げものをしていることになります。あなた方一人一人に神が内在しているからです。」というスワミの御言葉に表れているように、スワミを礼拝する最良の方法は,内的には愛と平安のエネルギーでバガヴァンと繋がり、外的には厳格な規律を伴った奉仕に従事することです。

この3カ月は私たち一人一人にとって厳しく、新たな環境に対処するための難しい期間でもありました。極めて多くの甘美な思い出が心をよぎります。特に、スワミと波動薬にまつわるものはなおさらです。1994年、ブリンダバンのサイラメーシュホールにて、宇宙の主が波動薬ポーテンタイザー(波動薬製薬マシーン)を祝福して下さいました。(最初の6日間、スワミは何らの関心も示されなかったので、予期せぬ祝福に呆気にとられていた私は床に置かれたポーテンタイザーをすぐにお捧げすることができなかったほどです。)翌日、インタビューが与えられ、スワミは自ら、「OM7ハート」をスロットに入れて作動されました。

別のインタビューでは、無邪気にもスワミは、「この薬で糖尿病も治せるの?」とお聞きになりました。スワミは私に波動薬をサイの学生や帰依者に指導するようにおっしゃり、その後スーパースペシャリティホスピタルの医師へのご講話が続きました。全てが始まったのはそれからです。スワミは事あるごとにご指示を下さり、時には毎日指導を与えて下さいました。

過去17年間、波動薬に関してスワミから戴いた様々な御指示や祝福は波動薬実践者の全てのみなさんと分かち合わなければなりません。今後の波動薬通信の中でお伝えしていけたらと思います。

もし、スワミがセヴァの素晴らしい手段として、波動薬を私たちに与えて下さったと心に感じるものがあれば、今日この瞬間に、私たちの役割をもっと真剣に受け止め、全身全霊を持ってサイの使命に携わるよう奮闘努力すべきだと思います。

こちらの近況としましては、新しい実践者のための波動薬セミナーが現在進行中です。プラシャンティニラヤムでは小グループでの様々なレベルの養成セミナーが開かれています。今後はさらに頻度を多くし、多くの地域で有資格教師によって行われる予定です。偶然にも、スワミは常々、波動薬のセミナーは少人数で行いなさい、とおっしゃってこられました。量を追い求めるのではなく、質が大切であると説かれていたのです。また、セミナーの教師を養成するという目的のために、既に波動薬上級実践者訓練コースの道も開かれています。108コンボのセミナーを終了された方は、さらに、波動薬サイラムマシーンを用いたコースを受講することが可能です。このコースの終了資格をもって、実践者養成セミナーを開催する資格が得られます。

インドのみならず様々な国々の多くの地域でスワミの波動薬治癒システムの広がりを可能にするためには、より多くの教師が必要となります。このことをわたしは将来にわたる行動計画の中でも最優先順位の一つとして捉えております。従いまして、実践者養成セミナーの教師となることのできるこのコースに献身的な波動薬実践者のみなさんに是非ご参加戴きたいと願う次第です。申し込みにあたりましては直接、私宛([email protected])までお知らせください。その際には、この波動薬通信が送られてくる際に記載されている登録番号を付記してくださるようお願いいたします。

この波動薬通信の多くの読者のみなさんは際立った癒しの例をもっと知りたいという思いを持たれています。みなさんの処方例の中で特記すべきもの、あるいは印象に残っているものなどありましたら、直接私宛にメールをお送りください。こうした処方例は勇気と励ましを授けてくれるものであり、将来の通信に掲載してまいります。

長年スワミから降り注がれた神の愛に対して、私たちはどのようにしてお返しをしたらよいのでしょうか?スワミが身代わりになって引き受けて下さった痛みの代償が無駄になっていないことをどのように示したらよいでしょう?私たち一人一人が自らの裡にそして全ての人の中にスワミを見出し、スワミであればどのように思い、言葉にし、行動に移すかを心に反映して自らを律してまいりましょう。

親愛なる実践者のみなさん、調和・献身・一体感をもってこの波動薬という貴重な恩寵を携えスワミの教えである純粋な愛を広げてまいりましょう。スワミの人生・生活そのものが神の教えでした。今や私たちの人生・生活を神のメッセージとする時が到来しているのです。

サイの愛の奉仕の中で

アガルヴァル・ジット

透析(インド) 02640...India

​45歳男性がロスアンジェルスから電話でインドにいる実践者に連絡をとりました。彼の腎臓は極めて厳しい状況で高血圧をも患っていたため、波動薬の送付を依頼したのでした。腎臓移植が行われるのを待つ間、彼は一回5時間を要する腎臓透析を週に3回受けていたのでした。以下のレメディが送付されました。

CC3.3 High BP(高血圧) + CC13.4 Kidney Failure(腎不全) + CC15.1 Mental & Emotional Tonic(精神・感情の活性)一日4回、一回2錠

3カ月後、この男性の主治医はクレアチニン(筋肉・尿・血液中に含まれる白色結晶)のレベルが9から5に下がったことに驚きを隠せませんでした。この大幅な改善のために透析の時間は5時間から3時間に減少しました。医師はこの男性に、どのような食事療法によってこのような改善がなされたのかを聞いたほどです。6カ月後にはさらなる改善が見られ、透析の回数は週3回から2回へと減少し、時間も一時間のみとなりました。さらに2カ月後、医師はもはや透析の必要がないことをその男性に告げました。男性はこの奇跡的な癒しに感銘を受け、インド、ボンベイに住む実践者を訪づれ、感謝の意を伝えたのでした。実践者の助言に基づいて、この男性はしばらくの間一日に2回レメディの服用を継続しています。

胸部における皮膚感染(膿瘍)(米国) 01339...USA

69歳の女性が、3年間左胸上部に、ニキビを患っていました。医療処置は受けず、自ら定期的にそのニキビを押しつぶし、膿を出していました。ある日、その患部は悪化し、触ると痛いほどでした。睡眠中は、クッションとして胸の下に枕を当てる必要がありました。彼女は波動薬実践者に連絡を取り、その患部が癌ではないか心配だと告げました。実践者は、患部を清潔に保ち乾燥させるよう助言し、以下のレメディを処方しました。

CC2.1 Cancers(癌) + CC8.3 Breast abscess (胸部膿瘍)+CC21.11 Infections(感染)一日4回、一回2錠

2,3日経つと、痛みの広がりは止み、膿瘍も局所的なものに留まるようになりました。3週間後には感染患部の赤みも痛みも見られず、膿も無くなりました。睡眠中の枕の使用の必要もなくなり、レメディの服用回数はその後の2週間TDS(一日3回)となり、その後1週間はOD(一日1回)となりました。レメディを服用し始めてから6週間後には、患部はシミがかすかに残った程度となりました。彼女はインドへと飛びサティアサイババに感謝の意を表しました。

湿疹(米国) 02762...USA

51歳女性が実践者に面会を求めました。15年前、医師により左下肢および足部の湿疹が認められて以来、当患部のかゆみが絶えず続いていたのです。患部は常にひび割れを起こし、液体状の分泌もありました。こうした症状のために彼女は極度に苛立ち、靴下や靴を履くこともできないこともありました。沢山のクリームや軟膏が試されましたが、症状が緩和されることはなく、以下のレメディが処方されました。

CC21.6  Eczema (湿疹) 最初の3日間は水に溶かして一日6回、その後錠剤でTDS(一日3回)

3週間後、かゆみが若干おさまった程度でしたが、その後1カ月ではさらに10%の改善が見られました。この時点で通常の舌下への服用とともに、レメディを軟膏(オイル)の形状として処方し外部湿布として用いることが勧められました。

1カ月後、CC15.6 Sleep disorder(睡眠障害)が上記のレメディに加えられました。その女性は夜、熟睡することができなかったのです。3か月後、かゆみと分泌液は30%減少しました。症状の改善はその後数カ月続き、当初のレメディ服用から起算して10カ月目には湿疹は消え去り、下肢と足部は通常の状態に回復したのでした。

(注)この処方例はスワミの108のコンボの優れた適用事例ですが、一点だけ付記しておきたいと思います。上記のような湿疹や皮膚アレルギー、乾癬などの皮膚の症状にはレメディの口内服用と共に、オイル状のあるいは、ビブーティや米ぬかといったアレルギーを生じさせない粉末を用いて、レメディを外用湿布薬として当初から処方するのが良いでしょう。特に菌腫や湿疹のように患部が乾いていないケースではその効用は高く、回復を早め、症状の緩和が速やかです。

 

気管支喘息(英国) 02799...UK

20歳の時から気管支喘息を患っている65歳の男性が波動薬による治癒を求めました。それまで喘息の発作が起こる都度、対症療法の薬によりその場その場での症状の緩和は見られたものの、根本的な治癒には至りませんでした。彼の日常生活もまたストレスに満ちていて身体の厳しい状況に拍車をかけていました。以下のレメディが処方されました。

NM6 Calming(平安・落ち着き)+ BR7 Stress (ストレス)…. TDS (一日3回)

NM8 Chest() + NM9Chest TS (胸TS)+ NM62Allergy-B (アレルギーB)+ NM70CB8 + NM71CCA + BR13Allergy (アレルギー)+ BR14Lung (肺)+ BR15Sinus (鼻)+ OM2Respiratory (呼吸)+ SR272Arsen Alb(30c) + SR297Ipecac(30c) + SR451ACTH Hormone…..TDS(一日3回)

当初しばらくは、対症療法の薬も同時に併用されました。2週間後、30%の改善が見られ、さらに2週間同じレメディの服用が継続されました。同時に一日3回摂っていた対症療法の薬を徐々に減らしていく旨の助言が与えられました。それから4週間後、75%の改善が見られ、対症療法の薬は一日1回となりました。さらに4週間経って、今度は波動薬の服用回数も減少しました。さらに6週間後、喘息の症状は完全に無くなったため、対症療法の薬の服用は無くなり、現状維持と再発防止のため、一日一回のレメディ服用が継続されました。

45年も続いた身体の苦悩に終止符が打たれたことは大変素晴らしいことです。108のコンボを用いて同様の効果を得るためには、ストレスや緊張に対してはCC15.1、気管支喘息に対しては、CC19.3となります。また、対症療法の薬を服用している場合で、その服用量や回数を減らす、あるいは中止する場合、かかりつけの医師に相談することが望まれます。

 

足の筋肉痛、ストレス、エネルギーの低下(インド) 02804...India

39歳女性が1年間患っていた足部筋肉痛の治療を波動薬に求めてました。彼女はまた、ストレスに満ちた職場環境やエネルギーの低下といった問題も抱えていました。それまでは足の筋肉痛には痛み止めが、ストレスやエネルギー低下に対して、対症療法の治療が行われましたが、改善は見られませんでした。処方されたレメディは以下の通りです。

CC12.1 Adult Tonic (心身の活性:成人)+ CC15.1 Mental &Emotional Tonic (精神・感情の活性)CC20.4 Muscles & Supportive Tissues(筋肉・支持細胞)…..TDS(一日3回)

2週間後、90%の改善が見られ、この女性は波動薬に感銘を受けたことを実践者に告げました。

 

呼吸アレルギーと慢性の咳(インド) 01352...India

5年前に呼吸アレルギーと医師により診断された56歳男性は、毎朝幾度となく続くくしゃみや目の疲れ、また時には顔のむくみを患っていました。その他にも、20年間続いている咳と共に黄色と灰色の痰に悩まされていました。数年にわたり対症療法と代替療法が試されましたが、症状が改善されるまでには至りませんでした。こうした状況の中、次のレメディが処方されました。

CC19.2 Respiratory Allergy (呼吸アレルギー)+ CC19.6 Cough-chronic(慢性の咳)…TDS(一日3回)

7日以内に、この2つの症状は無くなり、この男性は予期せぬ完治にただ驚くばかりでした。

質問コーナー

質問:電池の入っている目覚まし時計の横にレメディの容器を置いてもかまいませんか?

回答:はい、大丈夫です。電池は何らレメディに影響を与えることはありません。しかし、テレビやコンピューター、電子レンジ、携帯電話などの強い電磁波を出す機器からは少なくとも1メートルは離して保管して下さい。

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質問:なぜ、砂糖粒は舌下に置く必要があるのですか?

回答:ほとんどの神経の末端が舌下に集まっていて波動の吸収がより効率的に行われるからです。

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質問:患者さんの症状が良くなった際には、レメディの服用を直ちに止めるべきでしょうか?

回答:レメディの服用は患者さんが完全に回復するまで続けられるべきです。その際、服用回数は長期間にわたってゆっくりと減らしていきます。例えば、一日3回から一日1回へ、その後週3回から週2回へ、そして最終的には週1回へと減らしていくのです。この服用回数を減らしていく期間は治癒にかかった期間の3分の1程度を目安にするとよいかもしれません。症状が良くなったからと言ってすぐに服用を止めてしまうと、再びその症状が現れる可能性もあります。患者さんの中には予防・再発防止手段として、服用回数の少ないレメディの摂取を好む人もいます。その後には、免疫機能や他の適切なトニックのレメディを1カ月程度服用すると良いでしょう。

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質問:容器は再利用が可能ですか?

回答:はい、きれいな水で容器を洗い流すことで再利用が可能です。砂糖粒の粉が容器に残っている場合には容器を一晩水に漬けておくと良いでしょう。容器の内側の洗浄に当たっては、石鹸や洗剤を使ってはいけません。水洗いの後は、ふたをする前に十分に乾かすようにします。

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質問:例えば、甲状腺などの機能が低下した場合、腺自体を回復、あるいは復活させることは可能でしょうか?

回答:はい、どのような腺であっても回復や活性の可能性があります。波動薬が細胞自体の活性化に働きかけることがあるからです

治癒者の中の治癒者である神からの御言葉集

 

あなたの動機が純粋である時、神はその恩寵を拡大します。あなたがどのような奉仕に携わっているとしても、その根底にある動機に汚れがあってはなりません。行動の形式は重要ではありません。純粋な衝動を源としない限り、そこから湧き出る行動は汚れたものとなってしまいます。   

 サティアサイババ SSS 第17巻

 

行動を起こすには、手が必要です。行動は他を助け、神聖で純粋な目的を持ったものでなければなりません。手はこうした行動によって神聖なものとなります。従って最初に行われるべきことは手を純粋で神聖なものとすることです。純粋な行動によって心は浄化されます。

ティアサイババBSSB第3巻

お知らせ

ワークショップ開催予定

ポーランド、Wroclaw で 11月11-12日の期間、波動薬実践者及びジュニア波動薬実践者向けリフレッシュワークショップが開催され興味深い治癒事例を取り上げます。連絡先: Dariusz Hebisz 電話: 071-349 5010 、もしくはemail: [email protected].まで。

Eメールアドレスが将来変わる方はできるだけ早くお知らせください。また波動薬実践者の方でこのニュースレターに興味を示されそうな方がおられましたら、[email protected]まで御連絡くださるようにお伝えください。御協力ありがとうございます。

この波動薬通信は患者のみなさんとも分かち合っていただいてかまいません。患者のみなさんからの質問がみなさんの研究や求めている答えのヒントとなるかもしれません。ご協力ありがとうございます。

ウェブサイトは現在工事中です。記事によってはまだ新規記載されていないものもあります。

ウエッブサイトwww.vibrionics.org にてご確認ください。

ジェイサイラム!

しかも

携帯電話が健康に及ぼす害

モバイルあるいはセルフォンともよばれる携帯電話は我々の日常生活の一部となりました。そのためこの機器が我々の健康に及ぼす害について知ることはとても重要なことです。特に一日24時間肌身離さず携帯電話を利用している人には、以下に挙げる事柄に留意して戴きたいと思います。

モバイルは実際、双方向のマイクロ波無線通信であり、スイッチが入れられると、2方向対称のアンテナによって信号を絶えず送受信しています。モバイルを使用している、あるいは持ち歩いている時、身体の方向に向いているアンテナは無線信号が私たちの身体を通して送受信し最も近い電波塔を媒介して相手の電話と繋がっています。このことは私たちの身体が絶えず電磁波にさらされていることを意味しています。また、モバイルを耳に当てて利用する際には、脳の活動に無視できない変化がもたらされます。研究者はこのことが脳に害を与えると言明しないことがありますが、それと同時に彼らは、脳には害が与えられないと言明することも避け曖昧な表現を使ってきました。

こうした中、2011年5月、世界保健機構(WHO)の31人の専門家アドバイザーはほぼ全会一致で上記の害を認識し、5百万人のセルフォン利用者を警告を発しました。無線周波数と電磁波の輻射が脳腫瘍癌の原因となっている可能性があると宣言したのです。セルフォンからのマイクロ波輻射は、これまでにわかっている癌発生原因のリストー排気ガスや特定の殺虫剤、鉛、コーヒーといった癌を生じさせる要因―に加わることになります。(編集者:電磁波が波動薬錠剤の波動を中和してしまうことはみなさんご存じのとおりです。)

以下にモバイルを使用する際の注意事項を記しておきます。

  • モバイルの使用方法の最も安全なものは電話ではなく、メール(テキスト)を送ること。
  • 電話の送受信に当たっては、イヤフォンやマイクロフォンを用いること。
  • 電話の時間を短くすること。長電話は固定電話やコードのついた電話機を使うこと。
  • コードレスフォンからの電磁波リスクはモバイルのそれに勝るとも劣らないので、コードレスフォンを使わないこと。

携帯電話に関する更に詳しい情報に関しては環境健康基金のウェブサイト(www.ehtrust.org.)をご覧ください。

健康のためのジュースやスムージー(その2)

前号でお伝えした通り、本通信でもジュースとスムージーのレシピを続けてご紹介します。暑い国に住まわれている人向けにまずは旬真っ盛りのおいしい果物、マンゴーから始めてみましょう。

メロンとマンゴーのタンゴ(Melon and Mango Tango

芯を取り除いた、皮むきのマンゴー1つと、種を取り除いた、皮むきのカンタロープメロン、マスクメロンもしくはオーゲンメロンのいずれか半分を混ぜミキサーにかけます。

朝一番のこのジュースの素晴らしい香りによって眠い目は大きく開き、脳は目覚め、血行がよくなります。このジュースで一日に必要とされる以上のビタミンAとCを摂ることができます。何世紀もの間インドでは、メロンの利尿効果が着目され重宝されてきましたが、朝の身体のむくみを取るのを助けてくれます。さらにこのジュースにはアデノシン(血液の粘りをなくし、血塊や心臓発作のリスクを減らす物質)も含まれています。また、マンゴーはエネルギーを素早く吸収するための栄養豊かな果物として400年以上も前から栽培され食されてきました。このマンゴーもメロンも双方が免疫機能を高めます。簡単に素早くおいしく作れる、エネルギー豊かなこのジュースは代謝を高め、早朝の心身のまどろみを一掃してくれます。朝一杯のこのジュースは一日を全力で駆け抜けることを助けてくれるでしょう。

ブルーパッション

パッションフルーツ3つ、皮をむいた、中ぐらいのカンタロープメロン1つ、芯をとった、皮むきのマンゴー1つ、ブルーベリー100グラム、これらをミキサーにかけます。

このジュースは極めて活力を与えてくれるもので、ビタミンA、C、B,E、カリウム、カルシウム、のほかカロチンも豊富に含み、癌や変性の病気に対しての予防となるばかりでなく、

目も活性化します。見た目も味もよく、栄養満点です。

究極のスタミナスーパージュース

よく洗い、芯をとりそれぞれ4つに切った皮付きのリンゴ2つ(有機無農薬でなければ皮をむくこと)、両端の先端を切った皮付きの大き目のニンジン(有機無農薬でなければ皮をむくこと)、中ぐらいのトマト2つ、皮をむいたキューイフルーツ1つ、よく洗った一つかみのクレソンとほうれんそう、以上をミキサーにかけます。

このジュースは、週に1,2回定期的に摂ることで理想的な活力の源とすることができます。ストレス時の身体と脳をサポートするだけでなくスタミナの必要となる時にはぴったりです。ビタミンCが極めて豊富で、ビタミンA、カロチン、カリウム、マグネシウム、亜鉛、鉄、カルシウムも豊富に含まれています。リンゴとクレソンは風邪やインフルエンザの予防にもなります。

果糖の懸念をお持ちですか?

みなさんの懸念には正しい理由があります。新しい研究発表が示す通り、現在よく使われている甘味料が癌の発生を促すからです。UCLA(カリフォルニア大学ロスアンジェルス校)の科学者によって行われた調査によれば果糖を与えられた場合に膵臓癌細胞の成長が速められたことがわかりました。当該研究主査のUCLAの癌センター、アンソニーヒーニー神経外科・内科準教授は、他の癌もまた果糖によってその増殖が促進される可能性が高いと指摘しています。

「結局、現代社会の食事は、果糖を初めとする精製された砂糖を多く含んでいるということなのです。このことは現代病である肥満・糖尿病・脂肪肝などを誘発する隠れた危険性が日常生活に根付いているということです。」とヒーニー氏は記しています。この研究成果は2010年8月1日付けの「癌研究」誌に発表されました。

ヒーニー氏は、果糖成分の高いコーンシロップ(HFCS:西洋に於ける果糖の主要な消費源)の米国内消費を減らすよう政府に政策を求めました。果糖は果物や野菜そして伝統的な卓上砂糖にも含まれています。「この研究発表は国民全体に影響を及ぼす大切な意義を持っていると考えています。願わくば、連邦政府レベルで日常生活におけるHFCSの消費量を減らしていく努力がなされると良いのですが。」と氏は訴えています。

しかしながら、トウモロコシのロビー団体(果糖はトウモロコシから精製されています)は、この研究発表を受け苦い気分を味わっています。「この研究は、人体の内部ではなく実験室の中で行われたものに過ぎず、実際に果糖が日常生活の中で消費される局面をとらえているものではない。」という声明をだしたトウモロコシ精製組合は、膵臓癌の生成要因は複雑であり、詳しく解明されてはいないと結論付けています。

癌研究者によれば、1970年から1990年までの20年間で果糖を主成分としたコーンシロップの消費量は1000%増加しています。この甘味料―グルコースと果糖の混合―はあらゆる種類の食物や飲み物の中に使われ、ソフトドリンクに最もよく用いられることでも知られています。

トウモロコシ精製組合は、砂糖がアメリカ人の食事で最もよく消費される甘味料であることに変わりがなく、(トウモロコシから精製された)果糖を一人悪者と非難すべきではなく、砂糖製品自体にも果糖が含まれていることを忘れてはならないと反論しています。   出典:www.cbsnews.com

(編集者:飲み物やパッケージフードの成分表示に今後留意してみて下さい。多くの国で生産者は果糖を使用しています。)

Om Sai Ram