サイ波動薬通信

" 病める人、打ちしおれた人、落胆した人、疾患に苦しむ人がいれば、まさにそこにあなたの奉仕の場があります " Sri Sathya Sai Baba
Hands Reaching Out

Vol 3 号 1
January 2012
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アガルヴァル博士の研究デスクより

波動薬実践者の皆さま

ほとんどのみなさんがご存じのように初期の波動薬実践者の方の中にはサイラムヒーリング波動生成器とカードを用いておられる方がおられます。比較的新しい108コンボボックスは4年ほど前にスワミの恩寵をもとに開発されたものですが、その背景として、従来の生成器では、多くの患者さんに対応しなければならない医療キャンプや施設で、波動薬の生成が遅くもどかしく感じられていたことが挙げられます。そこで同類型の病状に包括的に対処できるよう既製のレメディを108セット作製し、人間の病状全般(のみならず植物や動物に対しても)対応できるようにいたしました。一つのレメディが多くの病状にいかに対応できるものかは驚くべきことかもしれません。例えば、CC21.2はアクネや白斑などあらゆる皮膚疾患に対応しています。これは、当該症状に対応する(コンボの中の特定の)レメディが機能する一方で、他の(その症状には無関係の)レメディは患者さんの身体を無害のうちに透過するからです。

この108のコモンコンボはバガヴァンから私たちに授けられた素晴らしい贈り物です。従来よりも簡単で素早く患者さんに対応でき、実践者養成の教育面でもずっと簡素なものとなりました。もし、初期の実践者のみなさんの中でこのコンボボックスを活用されたい方がおられましたら、是非こちらまでご連絡ください。また、現在108のコンボを積極的に使われている方で波動薬生成器を活用する必要性を感じておられる方は、上級コースの詳細をお知らせしますのでご連絡をお待ちしています。奉仕の道を選び、奉仕を実践されている方々のお役に立つことができれば大変うれしく思います。

108のコモンコンボのいくつかの新しい名称について多少の混乱があるように見受けられます。2011年版の新刊の中では、コンボの番号はそのままなのですが、従来の名称がコンボの本質的な役割を表していないと認められる若干のコンボのみ変更が行われました。これらのコンボはこれまでに対応していた病状の他にさらに多くの病状に対応できるようになったためです。適切なコンボの選択にあたって不確かである場合には巻末の索引を参照してください。

クリスマスから新年にかけて、我々のオフィスは新しいボックスを求める実践者のみなさんで溢れていました。ここで一つ申し上げておきたいことはみなさんが新しいボックスを購入する必要はないということです。次回プラシャンティニラヤムに来られるときに、今お使いのボックスを持参してくださるだけでいいのです。ババのマハサマディに安置されたマスターボックスからチャージを行います。その際、2011年度版である新刊の「108CC」をお求めいただけます。

新年を迎え、ここプラシャンティニラヤムでは、従来と変わらず、スワミの御臨在と愛のエネルギーが感じられ神聖な波動で満ちています。新たな年の初めに、本年のみならずこれから先の多くの年月にわたって、新たな熱意と無条件の愛を携えスワミの御仕事を成し遂げる決意を固めましょう。2012年が愛に溢れ、奉仕活動の盛んな1年でありますように!

サイへの愛の奉仕の中で

アガルヴァル ジット

記憶減退, 虚弱, 膝の痛み 02859...India

46歳女性が慢性の疲労・記憶減退及び膝の痛みを訴え、以下のコンボが処方されました。

CC12.1 Adult tonic(成人トニック)…TDS(一日3回)

1カ月経って彼女は一日を通して疲労感なく働くことができるようになり、膝の痛みも消え、記憶力は奇跡的に向上したとの報告がありました。服用回数はその後の15日間は一日2回とし、現在は一日一回となっています。

虚血性心疾患 02836...India

2001年から心臓疾患を患っていた61歳の男性は2006年と2009年に心臓発作に見舞われ、最近では散発的にめまい・ふらつき・意識の喪失があり、直近の2日前にはこうした症状が悪化したため波動薬実践者を訪ねました。この男性は心臓科及び神経科に通院し、MRIの検査を受け数日後にはその結果が判明することになっており、その間、以下のコンボが処方されました。

CC3.5 Arteriosclerosis(動脈硬化) + CC15.1 Mental & Emotional tonic 思考・感情トニック)+ CC18.7 Vertigo(めまい)…6TD(一日6回)

MRIテストの結果、2006年及び2009年の発作の痕跡も確認され、また脳へ血液を送りこむ頸動脈が左側で77%、右側で48%の狭窄が見られることから直ちに手術を受けるよう勧告されました。スワミに完全な信を持つこの患者さんは上記のコンボを規則的に服用し病状もずっと良くなっていきました。しかしながら、彼の家族は手術を回避する危険を冒す心の準備はなく手術を受けるために彼をボンベイへと連れて行く手はずを整えました。ところがその出発前夜、彼はスワミの夢を見たのです。スワミは「心配しなくてよい。手術は受けなくて大丈夫。」と告げられました。こうして彼はスワミへ全てを託す意志を更に固め手術をキャンセルし、コンボだけを摂り続けたのです。スワミの恩寵により6カ月後、全ての心臓疾患は消えました。.

For サイラム波動生成器を使われている実践者の方は、次のレメディの組み合わせとなります: BR5 Heart(心臓) + BR18 Circulation(循環) + SM4 Stabilising(安定) + SM5 Peace & Love Alignment(愛と平安との整列) + SM15 Circulation(循環) + SR265 Aconite(アコナイト) (200C) + SR271 Arnica (アーニカ)(30C) + SR273 Aurum Met(アウルム・メト) + SR383 Cuprum Met(クプルム・メト)(30C) + SR413 Sumbul (サンバル)(200C) + SR415 Terebin(テレビン) (200C) + SR495 Heart (心臓)+ SR546 Baryta Carb(バーヤタ・カルブ)

聴力喪失 ・発作 02859...India

76歳女性が1年前に脳梗塞を患い、その結果右側の聴力を失い、左側では厄介な耳鳴りが起きるようになりました。耳鼻咽喉科の対症療法専門家は、こうした症状はバランスの失効によって起きているので手の施しようがない、との判断でした。波動薬実践者は以下のレメディを処方しました。

CC5.2 Deafness(聾) + CC5.3 Meniere’s disease(メニエール病) + CC18.4 Paralysis(痙攣)…TDS(一日3回)

2週間の服用の後、右側の聴力にかすかな回復が見られました。2か月後には、右側は完全に聞こえるようになり、左側の耳鳴りも無くなったと報告されました。彼女は現在も上記のコンボを一日2回摂り続けています。.

サイラム波動生成器での処方は以下の通りです: NM51 Earache(耳の痛み) + NM77 Ear Nerve(耳の神経) + OM10 Ear(耳) + BR19 Ear(耳) + SM19 Ears(耳) + SR375 Chinin Sulph(キニンスルフ) (30C) + SR380 Colchicum(コルチカム)+ SR415 Terebin (テレビン)(30C) + SR471 CN8: Auditory(聴覚) + SR490 Eustachian Tube(耳管).

糖尿病第二タイプ 02786...Russia

58歳の女性であるこの患者さんは9年間第二タイプの糖尿病を患っていました。感情的な彼女は気力が萎え、多くのストレスと肥満に悩まされ健康状態は良くありませんでした。糖尿病に関しては対症療法薬のバイエッタとグルコバンスが投与されていました。血糖値は、通常のレベルが5.5であるところ、10を示していました。彼女に処方されたレメディは次の通りです。

#1) CC12.1 Adult tonic(成人トニック) + CC15.4 Eating disorders(摂食障害 + CC18.1 Brain disabilities(脳障害)...TDS. (一日3回)

#2) CC6.3 Diabetes(糖尿病)…TDS. (一日3回)

2週間経過後、彼女の健康状態は良くなり気力も充実するようになりました。血糖値もわずかに下がりました。その10日後、血糖値は9レベルまで下落しました。

そこで、#2) のレメディはサイラム波動薬生成器で次のコンボに代えられました。

#3) SM17 Diabetes(糖尿病) + SM4 Stabilising(安定) + SM39 Tension(緊張)…OD for the 1st week, then TDS. (最初の1週間は一日1回、その後、一日3回)

1週間後、血糖値は通常値の5.5レベルまで下がり、患者さんは対症療法の薬の服用量を減らし始めました。更なる経過情報は、患者さんが帰国されたので入手できていませんが、患者さんの糖尿病が治癒され新たな人生がスタートしていることが期待されます。

サイラム波動薬生成器では以下の通りです。: トニック(活力): NM63 Back-up(活力サポート) + NM75 Debility; for eating disorders(摂食障害): BR9 Digestion(消化) + SR280 Calc Carb(炭酸カルシウム) (30C) + SR319 Thyroid Gland(甲状腺) + SR341 Alfalfa(アルファルファ) + SR498 Hypothalamus(視床下部) + SR530 Stomach(胃) + SR572 Obesity(肥満); ストレス: NM6 Calming(平安) + NM37 Acidity(酸) + BR2 Blood Sugar(血糖) + BR4 Fear(恐れ)+ BR6 Hysteria(ヒステリー) + BR7 Stress(ストレス) + SM1 Removal of Entities(悪しきものの除去) + SM2 Divine Protection(聖なる加護) + SM4 Stabilising(安定) + SM5 Peace & Love Alignment(愛と平安への整列) + SM6 Stress (ストレス)+ SM39 Tension(緊張); 糖尿病: NM21 KBS + NM74 Diabetes(糖尿病) + OM8 Hypo & Hyperglycaemia(低・高糖症) + OM9 Digestive Psychosomatic心因性消化障害) + BR2 Blood Sugar(血糖) + SM41 Uplift (心の昂揚)+ SR302 Nux Vom(ポイズンナット) + SR305 Pancreatin(パンクリアティン) + SR319 Thyroid Gland(甲状腺) + SR320 Thyroidinum(サイロイディアム) + SR499 Insulin(インシュリン) + SR568 Hypothyroidism(甲状腺機能低下症).

白内障 02095...USA

12歳になる雄犬のデユークは白内障と診断され、以下のレメディが処方されました。: NM47 Cataract Compound[白内障混合] + NM48 Vitamin Eye Comp 目に必要なビタミン混合)+ NM68 Cataract Comp-B(白内障混合B)…BD(一日2回)

担当獣医はレメディの服用は知らされていなかったので、次回の診療時にはその担当医は首をかしげ、過去の処方箋を見直したり、デユークの目を何度も診察し直したりすることとなりました。白内障は通常であれば症状が悪化するのですが、デユークの場合にはずっと良くなっていたのです。眼レンズ内の白濁が消え去り視界がずっと透明になったのでした。

参考: CC7.2 Partial Vision(視力の一部喪失)でも同様の効果が得られるでしょう。 

質疑応答コーナー

質問: もし患者さんに関節炎の症状がある場合、CC20.3を処方すればよいでしょうか?あるいは他に考慮すべきコンボはありますか?

回答: 医師による診断によって関節炎とされた場合であっても、痛みが厳しい場合にはCC20.1(骨格・関節・筋肉の活性)もしくはCC20.2(骨格・関節・筋肉の痛み)を最初に処方すると良いでしょう。このレメディのいずれかによっても症状が改善されない場合にはCC20.3を処方してみてください。それでも緩和されない場合には、CC20.4を加えてください。このコンボは筋肉や支持細胞にも対応しているので、関節炎の進行状況によってはそれらの領域をカバーする必要があります。

 

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質問: 低ヘモグロビンにはどのコンボが有効でしょうか?多くの女性がこの問題に直面しています。

回答:  貧血もしくは低ヘモグロビンにはCC3.1 Heart tonic (心臓トニック)を処方してください。一方で、この症状の原因を見出す必要もあります。例えば、重い月経であればCC8.7 Menses heavy が、鉄分不足であれば、 CC4.2 Liver tonic(肝臓トニック)CC3.に加えられます。

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質問:  慢性病患者さんがその治療中にインフルエンザに罹ってしまいました。急性の症状に対してレメディを服用している期間は慢性症に対する治療は一旦ストップすべきでしょうか?

回答: こうした状況下での厳格な規定はありません。与えられた状況の中で適切な判断を下すことが実践者に委ねられています。もし、例えば、患者さんが癌の治療中に風邪に罹ってしまった場合には、癌の治療は止めずにそのまま続けていくことの方が望ましいでしょう。同じことが関節炎の患者さんにも当てはまります。もちろん、風邪を治すのにCC9.2を服用中の数日間、関節炎の服用を中断したとしても、問題ないでしょう。

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質問: レメディを他の異なったナラヤナグループのものと混合してもよいでしょうか?数種の波動薬の混合に際して何らかの規定がありますか?

回答: いかなるレメディであっても他のレメディやミクスチャーと混合して差し支えありません。混合の際に念頭におくことは、患者さんができるだけ早く回復するという点だけです。実際、あるレメディに他のレメディを加えるということは当該病状のあらゆる側面に対応するということを意図しています。例えば、風邪の症状として、熱、頭が重い、鼻づまり、のどの痛み、咳、消化不良などがあるとします。この場合には次のようなコンボとなるでしょう。NM11 Cold(風邪) + NM18 General Fever (熱一般)+ SM35 Sinus(鼻) + SM40 Throat (のど)+ NM8 Chest(胸) + NM80 Gastro(消化)

上記のような急性の症状にはこのコンボを一日6回一両日服用してください。その後1日3回とします。

治癒者の中の治癒者である神の御言葉

「もし、今日、人が悲しみや苦しみの渦の中にいるのであれば、それは人のこころに責任があります。人が体験する幸福と悲しみ、愛情と憎しみ、感覚の悦楽はこころを起因としています。2元性の意識に囚われたこころではこうした感情に悩まされることは避けられません。こころが、創造された全てのものの中に唯一性を見るよう訓練されるなら、いかなる感情の起伏に左右されることはありません。人生で出会うあらゆる出来事を微笑みを持って迎えるべきです。この2元性の世界では喜びと悲しみ、獲得と喪失が交互に起こることは自然なことです。それは避けることができません。逆境に出会っても悲嘆に暮れることなく、また幸運が訪れても有頂天になるべきではありません。逆境は永遠の至福への踏み石です。

-…サティアサイババ、「今日の御言葉」プラシャンティニラヤム

 

あなたの奉仕の受け手としてふさわしいかどうかの判断をしてはいけません。人が困窮しているかどうかを見出しなさい。それだけで充分な資格です。他人に対してどのような振る舞いをしているかをチェックしなくてよいのです。人は愛によって確実に変わりえます。奉仕はあなたにとって極めて神聖なもので、それは神への誓いをもとに霊性の道を歩む立派な霊性修養なのです。それは息吹そのものです。奉仕の活動はあなたが最後の息を引き取るまで続きます。

…サティアサイババ、ご講話、1970年2月19日     

 

雨が降ったという証拠は地面が濡れていることです。同様に、真に帰依しているかどうかは熱願者が心の平安を獲得しているかという点にあります。この平安は数々の過去の過ちからあなたを守り、損失や不名誉によっても揺るぐことがありません。

サティアサイババ, サティアサイスピークス, 第5巻, p308

お知らせ

ワークショップ開催予定

  • ポーランド、Wroclaw 3月24-25日 – ジュニア波動薬実践者向けワークショップ。 お問い合わせContact Dariusz Hebisz 宛 :電話071349 5010、  email: [email protected].       

ワークショップ講師のみなさん、開催の予定がある場合にはこちらまでお知らせください。[email protected]

健康へのヒント

熱を怖がらず、熱の恩恵を受け止めるようにしましょう

今日、健康管理の上で最も大きな勘違いの一つに熱の役割があります。熱は誤解され恐れられていますが、実際には熱は歓迎され尊重されるべきものです。身体の癒しのプロセスにおいて、熱は最も複雑で特別な存在の一つです。それはオーケストラによって演奏される交響曲のようなものです。免疫の反応を刺激し、体内に侵入した細菌を破壊し、健康を回復するのに必要な時にそれが起こります。米国小児科学会は2011年の研究発表において、熱そのものは子供の健康を危険にさらすものではないことを親が理解すべきだと、訴えました。実際には、その逆で熱は身体にとって有益なものであって、医学的な処置の主要な目的は体温を下げることよりもむしろ身体内部の正常な状態を回復させることであるということです。.

伝統的には、熱は本来の意義が理解され重んじられていました。人々は熱が岸にぶつかる波のように、隆起し崩壊するものであると知っていました。しかしながら、今日では、このプロセスが理解されることも知られることもなく、たいていの場合体温が上がるとすぐさまアスピリンやイブプロフェン、アセタミノフェンのような解熱剤を使って(自然な機能である)体温の上昇を抑制しようとするのです。こうした薬は一般に解熱剤と呼ばれています。この解熱剤は体温を急速に下げるかもしれませんが、実は、そうすることで身体の正常な反応を沈黙させ、免疫機能の発達を妨げ、体内への異物・侵入者をのさばらせ、潜在的に慢性の病気を招くことになっています。

解熱剤はしばしば誤用され、不正確な量が服用され、あるいは過剰に摂取されています。半数の親は華氏100.4度(摂氏38度)以下であっても熱があると判断し、実際に体温が上がり高熱と呼ばれる状態になる前に25%の保護者が解熱剤を子供に飲ませています。さらに困ったことには、85%の親が、(身体を休め回復途上の)睡眠中の子を起こしてまで解熱剤を服用させています。8割の小児科医はこうした対応に同意していません。睡眠中に起こる生理的な癒しはただ単に熱を下げることよりもはるかに重要です。

親が愛する子を心配するのはもっともなことですが、現代の医薬品は私たちが自らの身体の声を聞くことを遠避けてしまいました。現代の薬は対症療法であるがために患者さんは即効を期待します。また、病気の原因に焦点を当てることなく症状だけを治すというのは、家が火事で焼け落ちている中、火災報知器の電池を抜き取るようなものです。単に症状を無くすことに焦点をおくのではなく身体から発せられる信号を聴き理解することの大切さを親や子供に教育することはとても大切です。.

高熱の定義は口内の温度が華氏100.4度(摂氏38度)を超えることです。通常、熱は自己限定的で長く続くことはありません。熱が病状をさらに悪化させたり、慢性の神経的合併症を引き起こすといった証拠もありません。熱自体は病気ではなく体内の不調和を知らせるサインであることが理解されなければなりません。.

人間として私たちは生命を営んでいます。あらゆるレベル、精神的、肉体的、生理的、生物的に生命を紡ぐ存在として機能しているのです。このことが一旦理解されると熱は肉体が感染を防ぎ、更には生存し続けるために必要な生理上のプロセスとして理解することが容易になります。身体への侵入者(ウイルス・バクテリアなど)が身体に入ると、信号が脳へと送られ、視床下部にある防御システムが作動します。信号はシトキン、化学的媒体、大食細胞、抗体などのバクテリア毒素や侵入者への身体の反応によって発せられます。体温の上昇もまた免疫機能を強化して、症状部位を守るために炎症が生じ、感染が広がらないようにして、癒しの過程が始まります。

もっとも、華氏102度(摂氏38.9度)を超える高熱、あるいはこれを下回る熱であったとしても3日以上続く場合には常に医師に相談してください。アイスノンや氷枕も役立ちます。また、熱によって不快感や呼吸困難、首の張り、痙攣が生じる時あるいは病状が心配な時も相談すべきです。適切な発汗と塩分の補給が身体を支える上で大切となります。…L. Chimileski for http://www.naturalnews.com

 ( 熱や熱に関連する症状に対する適切なレメディはレメディの本を参照してください。)

 

聴力喪失
 

家族や友人と楽しくおしゃべりをしている時に良く耳が聞こえないというのはイライラするものです。(聾は音が全く聞こえない状態ですが)聴力障害は聞くことが全く不可能ということではなく、聞く力が妨げられている状態ですので対策はあります。.

聴力の減退の原因は何でしょうか。いくつかの原因として以下のものが挙げられます。

  •  

  • 遺伝
  • 髄膜炎、耳の感染症などの病気
  • トラウマ
  • 特定の薬物
  • 長期間に亘って騒音に晒されていたこと
  • 加齢

聴力喪失には主に2つのタイプがあります。一つは内耳や聴覚神経が損傷した場合。このタイプは症状が永続します。もう一つは音波が内耳まで到達しないケースです。耳あかがたまったり、鼓膜の破裂や水が溜まった状態の時に起きます。そのまま放置しておくと症状が悪化してしまいます。もし、耳が遠くなったと感じたら、対策を講じましょう。例えば、補聴器、渦巻管移植、特殊訓練、特定の医薬品あるいは手術などです。 

                                                                                                                 ...NIH: National Institute on Deafness and Other Communication Disorders

(Checkコモンコンボの本、第五章の「耳」、もしくは波動薬2004年刊  バイブロニクス 2004 book - SRHVP 3.5(第3章5節))

 

前立腺の病気

前立腺は分泌活動を行い、精子を含む液体である精液の生成を助けます。膀胱から尿を体外へ運び出す管を前立腺が取り巻いています。若い男性の前立腺はクルミ程度の大きさですが、加齢と共にゆっくりと大きくなりますが、あまり大きすぎると問題が生じます。50歳を過ぎるとよく見られる症状で、年をとればとるほど、前立腺の問題を抱えやすくなります。よく見られる症状としては以下のものがあります。

前立腺炎―バクテリアによって通常生じる感染

前立腺肥大症– 残尿感や夜の頻尿の原因となります

前立腺がんー早期発見により最も適切な治療が可能です

                                                                                                               ...National Institute of Diabetes and Digestive and Kidney Diseases

(108のコモンコンボの本14章「男性器官」もしくは2004年刊バイブロニクス 第3章14節 参照)