サイ波動薬通信

" 病める人、打ちしおれた人、落胆した人、疾患に苦しむ人がいれば、まさにそこにあなたの奉仕の場があります " Sri Sathya Sai Baba
Hands Reaching Out

扁平苔癬(へんぺいたいせん) 03507...UK


62歳男性が、20年以上にわたって悩ましい皮膚の症状を患っていました。2015年11月15日に実践者を訪れた時点では、患者さんはその症状は乾癬であると思っていました。彼の手足は、皮膚組織の新旧の障害による傷で覆われていました。髪の生え際近くの額にも傷がありました。頭部もまたその影響を受け、おびただしい量のフケが髪や肩に付着していました。皮膚患部は痒みを伴い、彼は対症療法、アユールヴェーダ、ホメオパシーの治療を試しましたが、どれも効き目はなく、以下のコンボの処方がなされました:

乾癬:
#1. CC21.1 Skin tonic + CC21.2 Skin infections + CC21.3 Skin allergies + CC21.6 Eczema + CC21.10 Psoriasis, エキストラヴァージンオリーブオイル1リットルに2滴、皮膚患部に、1日3回湿布

#2. CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + #1…1日4回

1週間後、生々しかった患部の一部が剥がれてきましたが、特に夜、逆に痒みは増してきたため、眠りが妨げられました。患者さんは、オリーブオイルによる患部への湿布は午前中のみで夜は行わないよう、指示されました。3週間後、激しい痒みが続き、また、庭作業の後にも、腕、背中、足全体に赤い炎症の斑点が広がっていました。そこで、#1の湿布は中止し、皮膚科の専門医に相談するよう実践者より伝えられました。検査の結果、実際の症状は、乾癬ではなく、扁平苔癬(へんぺいたいせん)であることがわかりました。特定の植物や植物由来製品との接触によって、皮膚が過敏に反応していたのでした。過敏性反応が治まるまで、ステロイドクリームを湿布するよう医師に言われましたが、患者さんは、ステロイドクリームの使用を望まず、実践者の元へと戻りました。2016年1月10日、処方は以下のように代わりました:

扁平苔癬(へんぺいたいせん):
#3. CC21.1 Skin tonic + CC21.2 Skin infections + CC21.3 Skin allergies + CC21.6 Eczema, 香料を含まない保湿クリーム200gに2滴、患部に湿布、1日3回:6

#4. CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + #3…1日4回

週間後、痒みは完全に治まり、赤く腫れていた症状も完治し、残存している症状もまた治りかけている様子で、全体として60%の改善となりました。症状は、患者さんが夜遅くまでテレビを見てる時や、ストレスがある日などに時々、再発しました。実践者より早寝の習慣をするよう助言を受けた後、数週間後、両手の症状は完治しました。背中と足の広範囲にわたる症状は、爪で引っ掻いた、いくつかの小さな腫れを除いてほとんど治癒されました。患部を掻かないよう助言され、6週間後の2016年3月7日には、全体の症状が完治したとの報告が患者さんからありました。新たな皮膚炎の生成はなく、古いものは乾燥しました。喜ばしいことに、フケも完全に止まり、常に肩に見られた「白い塵」は見られなくなりました。患者さんは#4を2か月間続けるよう助言され、その後、服用回数は1日3回へと減りました。保湿剤の湿布についても継続するよう指示されました。