サイ波動薬通信

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月経中期の排卵に伴う下腹部の違和感や痛み、痛みを伴う生理、月経前症候群(PMS) 03520...USA


2015年3月21日、28歳女性が月経中期の排卵に伴う下腹部の痛み、痛みを伴う生理、そして月経前症候群(PMS)の治療を求めて実践者を訪ねました。この3つの症状が重なり、患者さんの苦しみは大きいものでした。月経中期の排卵に伴う下腹部の痛みは、過去6,7年間患っていたもので、他の症状として、吐き気、腹部膨満、胃痙攣、骨盤痛もあり、またこの2,3年は、排卵日に数回の出血もありました。全ての症状は2014年以来悪化しており、痛みが耐えられないような時には、腹部に熱パッドを当てたり、抗炎症剤緩和ナプロキセンの処方を受けたりしました。

痛みを伴う生理と月経前症候群(PMS)は初潮以来、ずっと続いており、生理の2,3日前、PMSの症状が出て、腹部膨満、悪寒と暑気の交互の発生、階段を上がるなどの身体活動時の心拍数の増加、息切れなども伴います。こうした症状は3,4日続き、痛みを伴う生理期間と重なるのです。

生理の前日には、胃痙攣が起き、生理初日には、吐き気、腹部膨満、にきび、乳房の膨張などの症状が加わり耐えがたいものとなり、歩くこともできないほどです。そうした場合の対処として、ほとんどが、痛み止めの薬の服用で、3時間ほどで痛みが無くなるのを待ち続けていました。2014年の夏以来、この、生理第一日目の痛みが4日目にも再発し続けていました。以下の処方が行われました:

月経中期の排卵に伴う下腹部の痛みに対して:

#1. CC8.4 Ovaries & Uterus + CC8.7 Menses frequent + CC10.1 Emergencies + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC20.2 SMJ pain…一日3回、9日目から開始、(排卵の日も含め)排卵の日まで

痛みを伴う生理、月経前症候群に対して:

#2. CC8.6 Menopause + CC8.7 Menses frequent + CC12.1 Adult tonic + CC15.1 Mental & Emotional tonic...TDS, 生理の4日前から開始、生理の5日目まで、症状が現れたら、10分毎に1時間から2時間かけて

患者さんは、9日目、(月経中期の)排卵日のおよそ4、5日前、「月経中期の排卵に伴う下腹部の痛み」へのレメディの服用を開始しました。今回は、極端な吐き気や腹部膨張の症状はありませんでした。13日目、(月経中期の)排卵日に出血が一度見られましたが、骨盤痛や胃痙攣などはありませんでした。これはめざましいかつ急速な改善でした。14日目、彼女は#1の最後の服用を終えました。#2のレメディを服用する前に、実践者は#1と#2を組み合わせ、#3としました。

#3. #1 + #2...水で一日3回

この治療の効果もまた同様に著しいものがありました。2015年6月4日、患者さんは2回目の生理のサイクルを経過しましたが、悪寒と暑気の交互の発生、階段を上がるなどの身体活動時の心拍数の増加、息切れ、乳房の膨張を経験することはありませんでした。ほんのわずかの症状としては、にきび、吐き気(95%改善)、胃痙攣(90%改善)、生理痛があった程度でした。

症状の緩和の少ないものには、生理日初日と2日目の腹部膨張(10%改善)があるくらいでした。

#3のレメディを服用している時に、月経中期の排卵がありましたが、胃痙攣も骨盤痛(90%改善)も患うことはありませんでした。

吐き気はほぼ完治したと言っていいほどで(95%改善)他の症状も大幅に改善されました。波動薬服用以前は数回あった出血も、1,2回となり、腹部膨張も14日目に1、2間だけ感じた程度でした。

レメディの効力が試される一つの機会として、彼女がこの時期多くの移動をしていたことでした。移動は一般的に症状を悪化させますが、患者さんからの報告によると、レメディの助けは甚大であったとのことです。患者さんはまた、クルミを食してPMSや胃痙攣の症状の緩和に努め、腹部膨張にはバナナを食しました。

2015年10月9日の定期面談の際には、症状は更に改善を示していました。「月経中期の排卵に伴う下腹部の痛み」の最新の症状改善は、腹部膨張(90%)、出血(95%)、骨盤痛・胃痙攣(98%)、吐き気(100%)となりました。PMSと生理痛についての症状改善としては腹部膨張(90%)、胃痙攣(95%)、その他の症状(100%)となりました。

2015年11月現在、服用回数を一日2回(1か月間)に減らし、その後は、実践者が、患者さんの様子を見ながら、適宜考慮していく予定です。

患者さんコメント:

2013年の後半のいずれかの時期に、生理にまつわる症状の悪化に気づきました。最も悩まされた症状は月経中期の出血と腹部の激しい痛みでした。超音波と細胞診検査(Pap test)を受けましたが、結果は異常を示すことはありませんでした。担当の産婦人科医は「月経中期症候群」(月経中期の排卵に伴う下腹部の痛み)と診断し、ナプロキセン鎮痛剤を処方しましたが、1年間の服用の後、鎮痛剤の過剰摂取の懸念に気づきました。波動薬のことを知り、実践者に連絡をとったのはこの時のことです。私自身、自然治癒、ホリスティックな治療法を固く信じており、この波動薬による治療を決意しました。今現在で服用を始めてから6か月となり、(実践者に勧められた通りの)健康的な生活スタイルを維持しており、症状もまた95%まで改善されました。私の痛々しかった症状をこれほどまでに改善していただいた波動薬と実践者にとても感謝しています。痛ましい病状を抱えている方々にはどなたにとっても、人工的で非自然な治療法を受ける前にこの波動薬を是非お勧めしたいと思います。