サイ波動薬通信

" 病める人、打ちしおれた人、落胆した人、疾患に苦しむ人がいれば、まさにそこにあなたの奉仕の場があります " Sri Sathya Sai Baba
Hands Reaching Out

右すねの骨髄炎(インド、プラシャンティニラヤム) 02786...Russia


アゼルバイジャンからの59歳の女性が右すねの骨髄炎(通常は感染によって生じる、骨や髄の炎症)を患い、痛みが続いていました。本件では患部(すね)は青みがかった灰色で中央には壊死したような斑点がありました。骨の内側に沿って3つのフィステル(異常導管)があり、そこから膿がにじみ出ているのが見られました。曲がった足指への血液の循環はとても悪く、歩行にはかなりの痛みを伴いました。

この病状の過去の経緯は以下の通りです:彼女は幼少時、孤児院で育てられそこでの扱いが極めてひどくとても不幸に感じていました。10歳の時、彼女は高い所から飛びおりて、右足をひどく損傷してしまいました。手術によって治療を試みましたが、ジストロフィーを誘発するのみで、すねの筋肉は衰弱していくのでした。こうした病状に対する対症療法の医師の診断は灰白髄炎(小児麻痺)というものでした。30歳の時、止むことのない脚の痛みを和らげたいという一心で対症療法の治療および手術を受けましたが、何らの改善もみられず、医師の診断も変更され骨髄炎となりました。この5年後、波動薬に出会うまで、病状はさらに悪化し、医師は脚の切断を勧めていたのでした。

以下のレメディが処方されました。

#1. CC15.1 Mental & Emotional tonic + CC18.1 Brain & Memory tonic….TDS

#2. CC20.6 Osteoporosis…..6TD

3週間後、痛みを全く感じることなく彼女は歩行が可能となりましたが、つま先にはいまだに痛みがありましたので、#2のレメディが以下のものに変更となりました。

#3. CC20.3 Arthritis + CC20.4 Muscles & Supportive tissue + CC20.6 Osteoporosis…..TDS

#4. CC21.11Woumds & Abrasions….TDS(膿の出ている足の患部への湿布薬としてオイルで作製)

3週間後、患部の色が通常に戻りましたが、まだ膿が少し出ていたので、以下のレメディが加えられました。

#5. 異常導管からの膿のノーソード….6TD

2か月後、すねの色は通常に戻ったままで、3つの異常導管のうち2つ導管は治り、もう一つからは膿は出ていませんでしたが、無色の液体の涌出が若干見られました。その後は#3と #5を継続して服用されました。この時点で患者さんは長年患った症状の大幅な変容を体験してアシュラムをとても幸せな気分で後にしました。