サイ波動薬通信

" 病める人、打ちしおれた人、落胆した人、疾患に苦しむ人がいれば、まさにそこにあなたの奉仕の場があります " Sri Sathya Sai Baba
Hands Reaching Out

質疑応答コーナー

Vol 3 号 1
January 2012


質問: もし患者さんに関節炎の症状がある場合、CC20.3を処方すればよいでしょうか?あるいは他に考慮すべきコンボはありますか?

回答: 医師による診断によって関節炎とされた場合であっても、痛みが厳しい場合にはCC20.1(骨格・関節・筋肉の活性)もしくはCC20.2(骨格・関節・筋肉の痛み)を最初に処方すると良いでしょう。このレメディのいずれかによっても症状が改善されない場合にはCC20.3を処方してみてください。それでも緩和されない場合には、CC20.4を加えてください。このコンボは筋肉や支持細胞にも対応しているので、関節炎の進行状況によってはそれらの領域をカバーする必要があります。

 

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質問: 低ヘモグロビンにはどのコンボが有効でしょうか?多くの女性がこの問題に直面しています。

回答:  貧血もしくは低ヘモグロビンにはCC3.1 Heart tonic (心臓トニック)を処方してください。一方で、この症状の原因を見出す必要もあります。例えば、重い月経であればCC8.7 Menses heavy が、鉄分不足であれば、 CC4.2 Liver tonic(肝臓トニック)CC3.に加えられます。

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質問:  慢性病患者さんがその治療中にインフルエンザに罹ってしまいました。急性の症状に対してレメディを服用している期間は慢性症に対する治療は一旦ストップすべきでしょうか?

回答: こうした状況下での厳格な規定はありません。与えられた状況の中で適切な判断を下すことが実践者に委ねられています。もし、例えば、患者さんが癌の治療中に風邪に罹ってしまった場合には、癌の治療は止めずにそのまま続けていくことの方が望ましいでしょう。同じことが関節炎の患者さんにも当てはまります。もちろん、風邪を治すのにCC9.2を服用中の数日間、関節炎の服用を中断したとしても、問題ないでしょう。

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質問: レメディを他の異なったナラヤナグループのものと混合してもよいでしょうか?数種の波動薬の混合に際して何らかの規定がありますか?

回答: いかなるレメディであっても他のレメディやミクスチャーと混合して差し支えありません。混合の際に念頭におくことは、患者さんができるだけ早く回復するという点だけです。実際、あるレメディに他のレメディを加えるということは当該病状のあらゆる側面に対応するということを意図しています。例えば、風邪の症状として、熱、頭が重い、鼻づまり、のどの痛み、咳、消化不良などがあるとします。この場合には次のようなコンボとなるでしょう。NM11 Cold(風邪) + NM18 General Fever (熱一般)+ SM35 Sinus(鼻) + SM40 Throat (のど)+ NM8 Chest(胸) + NM80 Gastro(消化)

上記のような急性の症状にはこのコンボを一日6回一両日服用してください。その後1日3回とします。