サイ波動薬通信

" 病める人、打ちしおれた人、落胆した人、疾患に苦しむ人がいれば、まさにそこにあなたの奉仕の場があります " Sri Sathya Sai Baba
Hands Reaching Out

アガルヴァル博士の研究デスクより

Vol 6 号 4
July/August 2015


実践者の皆様、

グルプルーニマ祭になると、主、永遠なる聖なる御者の数えきれないほどの良き思い出がよみがえってきます。私達は、サイ波動薬プログラムに対する無限の恩寵と慈悲を授かる機会をどれほどいただいたことでしょう。

この吉祥の日には、毎年、2008年から2010年にかけて、バガヴァンご自身によって、サイ波動薬チームによるケーキにナイフを入れていただきました。このケーキの奉納は、聖なる癒やし手であるバガヴァンに完全に帰依することを象徴しています。それは、神の愛すべき道具として、悩める人、悲しみ悩む人、気力を失っている人、苦しむ人に奉仕をすることを誓った私達全員からの愛の贈りものです。ケーキのカットをされることで、スワミが私達からの奉納を受け取ってくださる姿は、歓びと幸せで私達を満たし、鼓舞してくださいました。その実なる理由は、何といっても、私達がサイの仕事を続けることを祝福してくださっていることが確認されるからです。神からのこうした祝福へのお返しとして、私たちは揺らぐことのない決意を抱くことが求められます。行動としての愛を実践すること、患者さんへの卓越した奉仕に携わるという決意です。それは波動薬実践者にとってハートの奥底からの決意です。このグル・プルーニマ祭に際して、私達が愛と奉仕の道を歩めますよう、親愛と光と着実さを祝福下さいますよう主にお祈りいたします。

祝福された魂の門出

みなさんに悲報をお伝えいたします。サイの姉妹であるイオナ01213...ポーランドさんが今月の初めにスワミと融合されました。サイ波動薬の家族にとって彼女はお手本としての存在であり、ポーランドでのワークショップ開催にあたっての主要な役割を担われました。彼女は自身の病を勇気と忍耐をもって受け入れていただけでなく、最期の瞬間まで最高位の水準で患者さんへの奉仕を継続していました。彼女は常に私達のハートの中に在って、サイ波動薬コミュニティー全体にとっての永遠の英知の源であり続けることでしょう。

波動薬の新たなるページ

広範囲にわたるサイ波動薬実践者のコミュニティーをもっと身近に感じていただくために、そしてまた、サイ波動薬が進化し続けていくために、私たちはデジタルテクノロジーをより一層活用していくことを決意いたしました。

こうした技術の活用は、私たちがどこにいようとも、より簡単にお互いの連絡や交流を可能とし、また、世界中の波動薬実践者の経験や知識を蓄積していくことにも役立つことでしょう。さらには、世界中から集められた体験や知識の宝庫から、私たち実践者が日々の奉仕活動を行う上でより効果的なサポートを引き出すことができます。

実践者相互のより良いコミュニケーションと波動薬に関する情報へのより平易なアクセスが可能となることにはもう一つの利点があります。それは、サイ波動薬そのものが、ヘルスケアの一形態として進化を遂げて行く支えとなることです。必要としている全ての人、特に、伝統的な医療制度を受けることができない人やそれによっては治癒されない人々に波動薬を届けるというスワミの目標を達成するためには、このことは必須なのです。

こうした拡大の動きは、単により便利になるというよりも、人類全体というより大きな視点で何かより大きな意味を持つことになると感じています。各々の体験をより広範囲で分かち合うことによって私たちが変容していくことの支えとなると思うのです。それにより、兄弟姉妹であるサイ波動薬の実践者相互の心が開かれ、様々な場所で医療制度に与ることができずに苦しんでいる人を思いやる気持ちや愛が広がっていくことを望んでいます。こうした流れは、過去数か月間に送られてきた、著しく増大した処方例や、実践者プロフィール、改善案や優れたアイデアなどが契機となっています。

実践者のみなさんへのお願い

送られてきた提案の中で、複数からの要望として、オンラインでもっと処方例を掲載したらどうかというものがあります。特に、「奇跡的」な症法例に限ることなく、全体としての視野をさらに広げて行こう、ということです。すなわち、実践者が日常的に出会うありふれた「普通」の処方例でさえも含めて、オンラインの処方例ライブラリーを創っていくということです。つまり、「特別」な事例に加えて「一般」の堅実な事例を集めて掲載し始めていくということで、実践者や患者さん、その他波動薬の探究に興味を持っている人などあらゆる人にとって入手可能なものとしていくのです。

みなさんにはこの導入の価値がすぐに実感していただけると思っています。またこのプロジェクトは全ての実践者が貢献できるものです。そこで、私は、公式に、みなさんお一人おひとりが、患者さんのカルテ記録を参照しそのような処方例を送って戴けるよう依頼いたします。送って戴いた処方例は波動薬通信のデータベースに追加され、検索可能なものとします。また、同時に、以前送付された特別な処方例で未だに通信に掲載されていないものがあるかどうか見直していただき、必要な詳細事項を追記して[email protected].までお送りください。

奉仕に対する感謝

様々な奉仕活動(管理、テクニカルサポート、通信の編集・出版、執筆など)への呼びかけに対して好意的な反応を受け大変うれしく思っています。より多くの実践者のみなさんが前に進み出てくださることを望んでいますし、どのような奉仕の申し出でも歓迎いたします。

今回、特に、日本のチームのみなさんに御礼を申し上げたいと思います。この吉祥のグルプルーニマ祭に発行される波動薬通信第4号にグループプロフィールを載せていただいたことに感謝いたします。

実践者のみなさん、みなさんの家族、そして全ての人にグルプルーニマの祝福がありますように。

サイへの愛の奉仕の中で

アガルヴァル・ジット