アガルヴァル博士の研究デスクより
Vol 7 号 5
September/October 2016
実践者の皆さま
大いなる歓びと感謝を込めて、ケララ州の実践者によって始められた、お手本となる奉仕活動について報告させていただくことを名誉に思います。今月は、ケララ州の人々にとって最も神聖で歓び溢れるオーナム祭であることもあって、特にケララ州が注目されます。オーナム祭は、ヴィシュヌ神の化身である小人の姿をしたアヴァター、ヴァーマナをお祝いするもので、また、黄泉の国(死者の国)から毎年1回、国民の生活の様子を見に訪れる偉大なる王、マハバリの来訪の時機でもあります。ケララの人々は、全ての人々のために、蓮華の御足への美しく豪華なオーナム祭のお祝いをいつももたらしてくれます。ケララは熱心な帰依者を擁する国であり、嬉しいことに、その中には、多くの献身的な波動薬実践者がおられます。
幾多の処方歴は言うに及ばず、本通信の中で紹介されている3名の実践者のセヴァについて感銘を受けない人はいないでしょう。ケララ州には、総勢106名の実践者がおられます。彼らの多くは、恵まれていない部族の方々や十分な医療施設のない貧困地区で活動されています。自宅での活動のみならず、定期的な医療キャンプを企画・運営し、過去7年間に、驚くべきことに、50万人もの患者さんにレメディが届けられました。彼らの奉仕活動は非常に必要とされており大いなる感謝を受けていいます。加えて、これらの熱心なケララの実践者は、108のコンボの全体の製作・準備も完全に行ってくれています。この作業は見た目以上に大変な仕事です。例えば、容器だけでも5つの部品からなっていて、それらを注意深く組み立てなくてはなりません。このような彼らの貢献に対して、在り難さと感謝の気持ちで私達の心は一杯になります。.
訓練の水準を継続的に高めるための努力の一環として、新たな工夫が過去数か月の内に導入されました。この新しい制度により、経験豊富な実践者が新規実践者一人一人の助言者として配置され、1対1のサポートを受けられるようになります。このプログラムは、アシスタント波動薬実践者が十分な訓練を受け経験を積み、次の段階の正式な実践者となって、自信を持って波動薬の処方をおこなうことができるまで続きます。.
これも、「全ての人を愛し、全ての人に奉仕する」ことを目指すささやかな一歩と言えるでしょう。
最後に、そしてとても大切なこととして、前号で取り上げました、「遠隔療法」ネットワークについてですが、現在、その準備が整い始動しています。本通信の「追加項目」のところで詳細が述べられています
最後になりますが、前回の通信にも申し上げましたが、私自身大いなる慎みを持って、この波動薬システムの拡大と発展において輝かしい前進を目の当りにしてまいりました。道を歩む同朋のために、そして全ての人の癒しのために時間とエネルギーを喜んで捧げてくださる全ての実践者に深い感謝とお祝いを申し上げます。
サイへの愛の奉仕の中で
アガルバル・ジット・K