質疑応答コーナー
Vol 7 号 3
May/June 2016
1. 質問:完治したように見えた慢性病が、いくつかのケースで、時間の経過とともに再発することがあるのですが、なぜでしょうか?
回答:この質問は、病気がいかに生じるかについて、また病気が、私達がそれを回避するために真の生活スタイルを回復する必要性に気づく機会を与えてくれるかを理解する上で、重要な質問です。病気は、それによって生じた痛みや不快に注目するよう要求する兆候です。それは、これまでの、生活スタイル、生活態度、食習慣、五感から入ってくる情報、運動、考え方などを変化・変容させなければならないという主要な物差しの役割を果たすことがあります。波動薬だけに完治を求めることは、長期的・持続的な解決ではありません。波動薬は全的な癒しの形式であるため、肉体・心・霊といったあらゆるレベルで、病気の根幹に目を見ける観点から患者さんに対応していくことが思慮深い治癒となります。患者さんの側で、必要な生活スタイルを確立するために意識的に努力してもらうことは、永久的な治癒をもたらす上で大切なこととなります。この観点から、実践者は、生活スタイルや日常生活の習慣の変容のための触媒として、お手本となりうる存在なのです。病気は、私達の日常生活の在り方の変容を促す、神からの恩寵として捉えることができます。
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2. 質問: 実践者が自分自身に対して処方したレメディが必ずしも効果を及ぼさないのはなぜでしょうか?
回答: 同一の症状で、自ら処方した波動薬が、患者さんには効果があって、自分自身には効果がないという場合、それにはいくつかの理由が考えられます。そのうちのいくつかは以下の通りです:
- 実践者の側で、早く良くなりたいという期待と不安に執着し、全託の精神で処方・服用をしていないかもしれないこと。
- 患者さんに対しては、処方前に、詳細で客観的な、症状に関する情報を把握する一方で、自分に対してはあまり無頓着で根本的な原因にいたるまでの包括的な洞察がなされていないかもしれないこと。
- 患者さんは実践者を医師のように見なし、それゆえ、指示についても誠実に従う傾向があるのに対して、実践者は、規定された服用回数や服用の際の注意事項について完全には遵守していないかもしれないこと。
- 真の癒しに対するカギは、前述の質問1にある通り、生活習慣の変容が必要であること
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3. 質問: 波動薬を信じていない患者さんにレメディを処方することはできますか?
回答:もし、患者さんが波動薬に信を置いていないのにも関わらず、実践者のもとに来て波動薬のレメディを求めてこられた場合であっても、私達は、常に愛を持ってレメディを処方すべきでしょう。しかしながら、一方で患者さんの側で、レメディを服用する意思がない場合、私達は、無理やりあるいは、説得してまで摂取させるべきではありません。自由意志は極めて重要で、尊重されるべきです。患者さんと実践者との間に信頼があり、実践者としてのあなたに信を置いているのである以上、患者さんとあなたの処方するレメディとの間には何らの障壁はありません。
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4. 質問:レメディの服用に関して、砂糖粒ではなく水を媒体とした方がより効果があるというのが私の体験ですが、もし、患者さんの側で砂糖粒の形での服用を好む場合、どのようにしたら良いでしょうか?
回答:新たな患者さんに対して行う最初の処方の際、水による服用で始めた場合(全てのケースでこの方法が望まれますが)の方が、砂糖粒で初めて水での服用に移行するよりも、より容易になることは間違いありません。既存の患者さんには、水による服用の大いなる効用についての気づきを促すことが可能です。水での服用を好まない既存の患者さんを無理強いすることは、患者さんの中で否定的な感情を抱えることになるため逆効果となります。
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5. 質問:浄化のレメディは10分おきに2時間、毎日服用してもよいでしょうか?
回答:いいえ、浄化のレメディは厳しい好転反応を引き起こす可能性があるため、規定通り、通常1日3回で行うのが最適です。
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6. 質問:サイラムヒーリングマシーンは否定的な波動を創り出すことがありますか?
回答:いいえ、そのようなことはありません。他の類似のマシーンについてはありえますが、スワミはインタビューの中で、サイラムヒーリングマシーンは神性の波動のみを生み出すと、確約されました。
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7. 質問:サイラムヒーリングマシーンのダイヤル部分は固定すべきでしょうか?
回答:決して固定してはなりません。それは必要でなく、移動中も不要です。
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8. 質問:患者さんの症状が知らず知らずの内に移ってしまうことがありますか?
回答: はい、それは十分ありうることです。実践者からは、実際にそうしたケースがあったとの報告もあります。患者さんへの治療の際、自らが行為者ではない、という実感認識が最も重要です。実践者個人は、患者さんを治癒する存在ではありません。神、あるいは、内なる真の自己に、患者さんに対して愛を持って奉仕させていただけるよう祈ることが最も望まれます。このような全託の祈りの状態では、患者さんの症状を受けるということはほぼあり得ないことであり、守られている状態にあります。
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9. 質問: もし、慢性の患者さんが、レメディ服用後数週間経ても症状に変化がないと、報告してきた場合、あと数か月、続けて服用するよう助言すべきでしょうか?
回答:それは症状によります。特定の急性症状に対応するレメディを用いてください。ワクチンから作製したノーソードはよりピンポイントに作用し、従って、より早い効果が期待できます。子供の病気に関連する高熱や他の症状には、CC9.4を、皮膚の症状であれば、セクション21、皮膚の項目から適切なものを選択し処方してください。