サイ波動薬通信

" 病める人、打ちしおれた人、落胆した人、疾患に苦しむ人がいれば、まさにそこにあなたの奉仕の場があります " Sri Sathya Sai Baba
Hands Reaching Out

健康へのヒント

Vol 3 号 1
January 2012


熱を怖がらず、熱の恩恵を受け止めるようにしましょう

今日、健康管理の上で最も大きな勘違いの一つに熱の役割があります。熱は誤解され恐れられていますが、実際には熱は歓迎され尊重されるべきものです。身体の癒しのプロセスにおいて、熱は最も複雑で特別な存在の一つです。それはオーケストラによって演奏される交響曲のようなものです。免疫の反応を刺激し、体内に侵入した細菌を破壊し、健康を回復するのに必要な時にそれが起こります。米国小児科学会は2011年の研究発表において、熱そのものは子供の健康を危険にさらすものではないことを親が理解すべきだと、訴えました。実際には、その逆で熱は身体にとって有益なものであって、医学的な処置の主要な目的は体温を下げることよりもむしろ身体内部の正常な状態を回復させることであるということです。.

伝統的には、熱は本来の意義が理解され重んじられていました。人々は熱が岸にぶつかる波のように、隆起し崩壊するものであると知っていました。しかしながら、今日では、このプロセスが理解されることも知られることもなく、たいていの場合体温が上がるとすぐさまアスピリンやイブプロフェン、アセタミノフェンのような解熱剤を使って(自然な機能である)体温の上昇を抑制しようとするのです。こうした薬は一般に解熱剤と呼ばれています。この解熱剤は体温を急速に下げるかもしれませんが、実は、そうすることで身体の正常な反応を沈黙させ、免疫機能の発達を妨げ、体内への異物・侵入者をのさばらせ、潜在的に慢性の病気を招くことになっています。

解熱剤はしばしば誤用され、不正確な量が服用され、あるいは過剰に摂取されています。半数の親は華氏100.4度(摂氏38度)以下であっても熱があると判断し、実際に体温が上がり高熱と呼ばれる状態になる前に25%の保護者が解熱剤を子供に飲ませています。さらに困ったことには、85%の親が、(身体を休め回復途上の)睡眠中の子を起こしてまで解熱剤を服用させています。8割の小児科医はこうした対応に同意していません。睡眠中に起こる生理的な癒しはただ単に熱を下げることよりもはるかに重要です。

親が愛する子を心配するのはもっともなことですが、現代の医薬品は私たちが自らの身体の声を聞くことを遠避けてしまいました。現代の薬は対症療法であるがために患者さんは即効を期待します。また、病気の原因に焦点を当てることなく症状だけを治すというのは、家が火事で焼け落ちている中、火災報知器の電池を抜き取るようなものです。単に症状を無くすことに焦点をおくのではなく身体から発せられる信号を聴き理解することの大切さを親や子供に教育することはとても大切です。.

高熱の定義は口内の温度が華氏100.4度(摂氏38度)を超えることです。通常、熱は自己限定的で長く続くことはありません。熱が病状をさらに悪化させたり、慢性の神経的合併症を引き起こすといった証拠もありません。熱自体は病気ではなく体内の不調和を知らせるサインであることが理解されなければなりません。.

人間として私たちは生命を営んでいます。あらゆるレベル、精神的、肉体的、生理的、生物的に生命を紡ぐ存在として機能しているのです。このことが一旦理解されると熱は肉体が感染を防ぎ、更には生存し続けるために必要な生理上のプロセスとして理解することが容易になります。身体への侵入者(ウイルス・バクテリアなど)が身体に入ると、信号が脳へと送られ、視床下部にある防御システムが作動します。信号はシトキン、化学的媒体、大食細胞、抗体などのバクテリア毒素や侵入者への身体の反応によって発せられます。体温の上昇もまた免疫機能を強化して、症状部位を守るために炎症が生じ、感染が広がらないようにして、癒しの過程が始まります。

もっとも、華氏102度(摂氏38.9度)を超える高熱、あるいはこれを下回る熱であったとしても3日以上続く場合には常に医師に相談してください。アイスノンや氷枕も役立ちます。また、熱によって不快感や呼吸困難、首の張り、痙攣が生じる時あるいは病状が心配な時も相談すべきです。適切な発汗と塩分の補給が身体を支える上で大切となります。…L. Chimileski for http://www.naturalnews.com

 ( 熱や熱に関連する症状に対する適切なレメディはレメディの本を参照してください。)

 

聴力喪失
 

家族や友人と楽しくおしゃべりをしている時に良く耳が聞こえないというのはイライラするものです。(聾は音が全く聞こえない状態ですが)聴力障害は聞くことが全く不可能ということではなく、聞く力が妨げられている状態ですので対策はあります。.

聴力の減退の原因は何でしょうか。いくつかの原因として以下のものが挙げられます。

  •  

  • 遺伝
  • 髄膜炎、耳の感染症などの病気
  • トラウマ
  • 特定の薬物
  • 長期間に亘って騒音に晒されていたこと
  • 加齢

聴力喪失には主に2つのタイプがあります。一つは内耳や聴覚神経が損傷した場合。このタイプは症状が永続します。もう一つは音波が内耳まで到達しないケースです。耳あかがたまったり、鼓膜の破裂や水が溜まった状態の時に起きます。そのまま放置しておくと症状が悪化してしまいます。もし、耳が遠くなったと感じたら、対策を講じましょう。例えば、補聴器、渦巻管移植、特殊訓練、特定の医薬品あるいは手術などです。 

                                                                                                                 ...NIH: National Institute on Deafness and Other Communication Disorders

(Checkコモンコンボの本、第五章の「耳」、もしくは波動薬2004年刊  バイブロニクス 2004 book - SRHVP 3.5(第3章5節))

 

前立腺の病気

前立腺は分泌活動を行い、精子を含む液体である精液の生成を助けます。膀胱から尿を体外へ運び出す管を前立腺が取り巻いています。若い男性の前立腺はクルミ程度の大きさですが、加齢と共にゆっくりと大きくなりますが、あまり大きすぎると問題が生じます。50歳を過ぎるとよく見られる症状で、年をとればとるほど、前立腺の問題を抱えやすくなります。よく見られる症状としては以下のものがあります。

前立腺炎―バクテリアによって通常生じる感染

前立腺肥大症– 残尿感や夜の頻尿の原因となります

前立腺がんー早期発見により最も適切な治療が可能です

                                                                                                               ...National Institute of Diabetes and Digestive and Kidney Diseases

(108のコモンコンボの本14章「男性器官」もしくは2004年刊バイブロニクス 第3章14節 参照)