サイ波動薬通信

" 病める人、打ちしおれた人、落胆した人、疾患に苦しむ人がいれば、まさにそこにあなたの奉仕の場があります " Sri Sathya Sai Baba
Hands Reaching Out

壊疽、 瘢痕 01616...Croatia


熟達した実践者(59歳)が、年配の女性実践者の壊疽の症状に関しての相談を受けました。2014年10月に犬に噛まれた際、彼女の右手は大きな損傷を受け、小指には酷い傷が残りました。小指の骨には骨髄炎が発症し、壊疽が手に広がりました。この感染に対して抗生物質は効果を発揮せず、1か月の治療の後、医師は、手全体に感染が広がるのを防ぐために小指の切断を勧告しました。彼女の治療は、患者の友人でもある同じ病院の別の医師によって引き継がれ、彼女はその医師に指の切断を回避してもらえるよう依頼しました。骨の治療と消毒が2014年11月22日に行われ、骨の一部が検査用サンプルとして切除され、その結果黄色ブドウ球菌がまだ存在することが判明しました。

この時点で、服用していたレメディは以下の通りです:

#1. CC20.6 Osteoporosis + NM36 War + OM3 Bone Irregularity + SM28 Injury + SR315 Staphysagria…一日6回

抗生物質のノーソードを加えることも検討され、波動薬研究チームのリーダー00002…英国に相談をするよう助言を受けました。その結果、以下の服用が開始されました:

#2. CC20.2 SMJ pain + CC20.3 + CC20.4 Muscles & Supportive tissue + CC20.6 Osteoporosis + CC20.7 Fractures + CC21.11 Wounds & Abrasions + NM36 War…0.5リットルの水に6粒を溶かし、一時間毎に舌下に服用、それを2日間継続、その後、改善が見られた場合には一日6回とする

#3. 抗生物質のノーソード一日3回, 上記のコンボとは時間を空けて服用すること

#4. 血液ノーソード一日2回, 朝起床時と夜睡眠前に

5週間後に感染は完全に無くなり、指の切断は免れ、実践者は手の機能を回復するための訓練セラピーを始めました。手は3か月間、動かないままで、関節は癒着と瘢痕組織によって固まったままでした。

そこで、以下のレメディが処方されました:

#5. CC21.1 Skin tonic + NM96 Scar Tissue + NM113 Inflammation…一日6回

2015年3月時点で、彼女は手と指の動きに関して70%の回復が見られました。

(本件の患者でもある)実践者のコメント

 担当医は私の回復に関して困惑するほど驚いていました。病院の診断は、症状が進行しすぎていて指の切断は免れないというものでした。お二人の実践者のおかげで素晴らしい結果となりましたが、何よりもスワミの恩寵に感謝いたします。波動薬チームの一員であることを大変幸せに思い大いなる感謝を感じています。1999年以来、この波動薬を多くの方々と分かち合うことによって素晴らしい出来事が起こるのを私自身見てきました。本件では完治までに長い期間がかかりましたが、その背景について私なりの考えを申し上げたいと思います。15年間にわたって私は実践者でありましたが、しばしば、患者さんの忍耐の無さに向き合ってきました。彼らはレメディの服用後直ちに効果がないと、もうそれであきらめてしまうのです。私は彼らに、一貫性を持った姿勢が大切であること、症状の状況を共に見つめながらレメディの組み合わせについても最善のものを追及していくことを話してきました。そういう背景があったために、今度は私個人に対しての忍耐に対する試しの機会であったと思うのです。病状が急速に悪化していく中、私は確固たる思いで自分で行っていることを信じ、何日も何か月もその信を頑なに持ち続けていました。常にスワミが私と共にいて下さり、スワミのみが私の唯一の避け所であると私は知っていましたし、今もそれは変わっていません。